いずれにしても外出自粛です。
気晴らしに、街に出かけたくなります。
今一番行きたいところは競輪場です。
数十年前から競輪のファンです。
競輪は選手の駆け引きを読む、奥の深いギャンブルです。
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ファンになった理由は、選手の闘争心です。
初めて競輪を見に行った時、レース中の接触事故で選手が転倒しました。
ゴール前ですので、トップスピードでの転倒です。
タンカーが運ばれてきました。
選手は意識を失っているようで
周りの人たちに担がれてタンカーに乗せられます。
タンカーの上で、選手の足が動いています。
無意識のうちに、選手がペダルをこいでいたようにみえました。
選手の闘争心に驚きました。
この事故を機会に、競輪ファンになりました。
車検を買いますので、金銭的にかなり痛い目にあいました。
子供の教育費にお金がかかるようになりギャンブラーを辞めました。
今では、健康マージャンみたいに、競輪場にいっても
車検を買わずにレースを見て楽しんでいます。
楽しみは、競輪場のＢ級グルメです。
どこの競輪場も、煮込み・焼き鳥・焼きそばがあります。
いずれも安い単価です。
Ｂ級グルメをあてにビールを飲むのが楽しみです。
実に、安いレジャーです。
レースを見ながら考えます。
ギャンブルとして、どうして競輪が競艇に負けたかです。
今レースの年間売り上げは､中央競馬2兆8千億円
競艇が年間1兆4千億円、競輪が7千億円です。
いまは、競艇が競輪の売上を多く上回っています。
その理由は、ギャンブルとしての興奮性だと思われます。
競艇はスタートまでの爆音と緊張感で
ギャンブルの雰囲気にあふれます。
一方、競輪は音もなく勝負が決まります。
五感で感じる刺激がありません。
競輪場に行って、ビールを飲みながら考えています。
「チームラボ」とコラボして、最先端のデジタル技術による音と光を
駆使した競輪にしてほしくなります？
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走路が光輝き、自転車の速度があがれば光が激しく点滅したり
スピードに合わせ音が響くようなレース演出ができないのでしょうか？
トップスピードで風を切る音を、視覚化できないのでしょうか？
風圧をビジュアル化できないのでしょうか？
ギャンブルだからこそ見せる要素が重要になります。
勝負が決まるとき、五感の刺激を受けたくなります。
光とサウンドで演出された競輪が見たくなっています。
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