はじめて農家をテーマに、有田ミカンの栽培で成功した
秋竹さんをモデルにしました。
農業をテーマにしたゲームにしようとしたきっかは
情報雑誌「東京ウォーカー」です。
KADOKAWAのエリア情報誌「東京ウォーカー」が休刊になります。
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創刊が1990年3月ですから
ほぼ30年間にわたり出版されてきたことになります。
1990年といえば、あのバブル経済が崩壊する直前で
不動産価格がピークをつけた年です。
翌年の1991年にはバブル経済が崩壊しました。
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「東京ウォーカー」の出版が
30年間だったということから一つの言葉を思い出します。
「企業寿命30年説」です。
「日経ビジネス」が20年前、明治以来100年間で総資産額上位100社に
入っていた企業を分析した結果、企業の寿命が30年であるとした説です。
市場は常に流動的で、30年間の変化に対応して
存続していく難しさがあります。
「東京ウォーカー」の歴史を見ても
寿命が30年で終わる原因になった出来事が2つあります。
一つは、インターネット時代の到来であり
1995年に発売されたパソコンソフト「ウィンドウズ95」の登場です。
「ウィンドウズ95」の発売によりパソコンの時代が始まります。
情報の入手が、雑誌媒体からネット情報にかわっていきます。
雑誌「東京ウォーカー」に掲載されている情報は
パソコンを通じネットで簡単に収集できるようになりました。
雑誌媒体の存在価値が、大幅に低下し始めました。
2つ目は、スマホの普及です。
2007年のアイフオン発売により、世界中にスマホが普及しました。
スマホ=モバイルパソコンです。
どこにいても、最新のネット情報を入手できます。
「東京ウォーカー」=紙媒体の情報は時間的に遅れたものになり
その価値が大幅に低下してきました。
市場は常に変化しています。
その変化に、企業は翻弄されます。
コロナウイルスといった予期せぬことも起きます。
いかに、変化に対応して存続していくかになります。
どのようにすれば、30年以上に渡り一つの仕事で
働き続けるケースについて調べたくなりました。
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」において、30年以上の変化にたいして
粘り強く生き抜いてきた、働いてきた人をモデルに取り上げたくなりました。
すると、面白テーマが見つかりました。
農業、有田ミカンの栽培で生き残ってきた人です。
ミカン栽培も、生産過剰による価格の大暴落、オレンのジ輸入自由化
消費者のミカン離れなどいくつもの大きなピンチにおそわれました。
生存の危機を、農業の法人化、農業の6次産業化で
乗り越えてきています。
その経緯について、「日本のおいしいみかんの秘密
農業の6次産業化による奇跡の復活」という本が出版されています。
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リーダー役を果たした人が今回のモデル
椛§a果樹園の会長・秋竹さんです。
彼の働き方を学べば、30年以上にわたり同じ仕事を続け
見事に成功していく働き方がわかります。
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」35弾・秋竹さん編はまもなく完成です。
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