というメモをつけてある小冊子が送られてきました。
「第13回IPA ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」
の受賞作品を紹介しています。
「IPA」は、主催者の略称で
正式名は「情報処理推進機構」となっています。
たしかに、中学生などに関して、スマホの使用方法が問題になっています。
中学生の「スマホ免許」といった本もでています。
家庭でマスター!中学生のスマホ免許: 依存・いじめ・炎上・犯罪…SNSのトラブルを防ぐ新・必修スキル 新品価格 |
スマホとくればLINEになりますので
その安全な使い方に関する本が出ています。
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この団体は独立行政法人で、「情報セキュリティ」
「情報処理システムの信頼性向上」「IT人材育成」を目的にしています。
「情報セキュリティ」とは、サイバー攻撃などの
セキュリティリスクへの対応策です。
リスクへの対応として「情報処理システムの信頼性向上」が重要となり
そのためのIT人材の育成(情報処理技術者試験)を実施しています。
この冊子を送っていただいた方は、コンクールの受賞作品を参考にして
「スマホの使い方やセキュリティ」カルタを制作したらということです。
この小冊子で、注意すべきセキュリティのポイントがわかります。
ある程度、カルタの全体像が明らかになります。
コンクールの内容を確認していきました。
よく見ていくと、実にユニークです。
主な作品部門が、「標語部門」「ポスター部門」
「4コマ漫画部門」「書写」などになっています。
いまの時代、コンクールの分野に「4コマ漫画部門」があるようです。
さらに、驚いたのが「書写」部門です。
「書写」という言葉は、普段めったに耳にしません。
その意味を調べてみました。
すると、小中学校で「書写=文字を正しく整えて書くこと」が
国語の正式授業になっています。
コンクールでは、課題の標語があって
「それをいかに正しく書くか」が賞の対象になっています。
この場合の正しくは、美しくの意味を含んでいるみたいです。
ITというデジタル世界の団体が、アナログ文化といえる
「文字を正しく書く」ということを
賞の対象にしていることを面白く感じます。
実際に、「標語部門」「ポスター部門」をみていくと
カルタにできそうです。
すぐに使えそうな標語と絵札に使えそうなポスターがあります。
見ているうちに、この「情報処理推進機構」自身が
制作したらと思えてきました。
今回のコンクールでも、各県の教育委員会や
関連する団体が協力しています。
推進機構で制作して、各協力団体で
活用するようにするのが一番効果的です。
小冊子を送ってくれた方には、カルタが必要なら機構の方に
カルタ制作の話を提案したらどうでしょうかと連絡しました。
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