街で、自販機のお茶や缶コーヒーを買いながら
とても不思議に思うことがあります。
どこにいって、日本コカ・コーラの商品が一番高いような気がします。
そのような印象を与える最大の原因が
100円自販機の増加です。
550mlの「緑茶・スポーツ飲料・ジュース類」が
100円で売られています。
ところが、その近くにあるコカ・コーラの自販機の大半は
「綾鷹や爽健美茶」が160円近い値段です。
一番目立つ、場所のいいところに
日本コカ・コーラの自販機は設置されています。
だから、値段に関係なくうれるのでしょうか?
しかし、少し立地の悪い眼と鼻の先に
100円自販機が設置されています。
売上に影響しないのでしょうか?
日本コカ・コーラは
自社の販売価格についてどう考えているのでしょうか?
全国に清涼飲料水の自販機は、284万台あるとされています。
日本コカ・コーラは、自動販売機の数が83万台で
1台当たりの売上高が約380,000円という資料があります。
この数字で計算すると、自販機売上は3,154億円になります。
コカ・コーラから缶コーヒージョージアまでを販売している
コカ・コーラグループの年間売上金額は約1兆円です。
仮に、自販機の価格を1本あたり10円安くしても
200〜300億円近い売り上げの減少になるのかもしれません。
20~30円安くすれば、売上に非常に大きな影響が出るのでしょう。
そうすると、なかなか販売価格を安くできないかもしれません。
ただ、今のままでは
100円自販機の人気はますますたかまるのでは・・・?
売上への影響はさらに大きくなるのでは・・・?
ブランド力があるので
たいした影響を受けないと考えているのでしょうか?
そんな心配をしていると、東京・高円寺でスマートフォンと連動した
コカ・コーラの自販機を目にしました。
スマートフォンで購入記録を管理し
15個購入で1本無料サービスする仕組みのようです。
スマートフォント連動するなら
もっと面白い仕掛けはできないのでしょうか?
ゲームアプリと連動したような売り方はできないのでしょうか?
たとえば、日本コカ・コーラで
スマートフォン用ゲームアプリを開発します。
そのゲームアイテムが、日本コカ・コーラの商品を購入することで
手に入るといったようなことができないのでしょうか?
そうすれば、商品の値段に関係なく売れると思うのですが?
100円自販機より10円・20円高い値段で売るのなら
価格差を補うなにか新しいサービスが必要に思うのですが?
自販機の改良が大変でしょうが、スマートフォンと連動した
何か新しい仕掛けも必要かと思います。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image