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2016年07月29日

ゲームのネーミングは、商標権があるので難しい?制作中の『ビジネス成功者の仕事ゲーム』も、『《ソフトバンク》スゴロク』といたネーミングはダメなようです。

ゲームのネーミングで苦戦しています。

苦戦しているのは、キャリア学習ゲームとして制作中の
『ビジネス成功者の仕事ゲーム』です。

ゲーム学習を通じて、自分の生涯の仕事計画を
30〜40年の長期視点から考えてもらいます。


この仕事ゲームのネーミングで右往左往しています。

玩具売り場には、「どこでもドラえもん 日本旅行」ゲーム
「アナと雪の女王」ゲームといったように、キャラクター名を
ゲーム名にした商品が目立ちます。

この印象があったもので、仕事ゲームのネーミングは
「《ソフトバンク》スゴロク」「《ユニクロ》スゴロク」
にしようかと考えていました。
P1000434.JPG
ところが、どうもこれでは商標権に引っかかるようです。

固有名詞の使用は制限があります。

商標の本を読んでも、権利関係の話しは難しそうです。

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ゲームに「ドラえもん」といったネーミングができるのは
そのキャラクターの商標権をもっているからです。

商標権をもたない第3者は、使用料を払わない限り「ドラえもん」
といった名称をかってに利用できません。


『ビジネス成功者の仕事ゲーム』などのネーミングでは
本のタイトルに準ずる表現なら問題ないようです。

たとえば、孫に関する本では、タイトルが
「孫正義 世界20億人 覇権の野望」になっています。

ユニクロの柳井さんの本は、「ユニクロ 世界一をつかむ経営」です。

個人名や企業名は、このような文章的な使い方にしないとダメなようです。

そこで、孫さんのゲームのタイトルは、
「”情報革命で人々を幸せに”の理念を追求」にとしました。
P1000435.JPG
ユニクロ柳井さんは、
「カジュアル衣料のSPAを実現」とするつもりです。


スゴロクのなかに参考文献とした本の写真も入れておきました。
孫さんの本.png
すると、これもアウトのようです。

本の表紙は、出版社の権利になるそうです。

宣伝をしてあげる善意の気持でも
勝手に本の写真は使用できないようです。


今回ネーミングについていろいろ調べていると、日刊工業新聞による
読者が選ぶ「ネーミング大賞」がありました。

ちなみに、2015年の大賞は「北陸新幹線 かがやき」です。

ビジネスですから、最終的には売れるかどうかです。

売れれば、どんなネーミングもよく聞こえるようです。
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