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上田靖子さん(仮名・52歳)
身長144.2センチ
体重72.5+2 66.14(6.4`減)
BMI: 34.9→ 31.8(3.1 ポイント減)
体脂肪率:61.0% +46.1%(14.9%減)
出産後に徐々に体重が増え、脂肪肝で近所の病院に通院中だった上田
さん。
あるとき検査で首の動脈に異常が見つかり、その後に精密検査をしたところ、甲状腺がんと診断されたそうです。
手術の安全性を高めるためにはやせる必要があったため、肥満外来を受診されました。
話を聞くと、夜な夜なポテトチップスを食べており、ご主人と2人で週に3回ほど外食でランチを楽しんでいるとのこと。
こうした生活を続けていく中、毎日少しずつ摂取カロリーがオーバー
して太ってしまったようです。
当然、お腹もポッコリと出ていました。
そこで、上田さんには、「間食は2週間に一度、半量にする」「外食は主食を半分残す」というヤセ行動を選んでもらい、毎日の食事記録をお願いしました。
しかし、3カ月後に上田さんにお会いしたところ、夜食はやめられていましたが外食で主食を控えるのは難しかったようで、減量もあまり進みませんでした。
外食がダイエットの妨げになっていることは明らかでしたが、上田さんご自身は活動量の低下が太った原因で、外食は影響がないと思われていたようで、そもそも外食で食べる量を減らすこと自体、意欲的になれないようでした。
そこで、外食ランチで量を減らすことを一旦やめて、外食した日の夜の食事量を調節してもらうことにしました。
すると、その後はたった1カ月で、体重が一気に3・7` ダウン。これにより、外食が太る原因であったことにようやく気がついた上田さんは、その後は自主的に外食の頻度を減らすなど、明らかに行動に変化が見られました。
こうして太る原因が改善された結果、半年で6.4`の減量に成功し、おなかもかなりへこみました。
上田さんの場合、毎日の食事と体重を記録していたため、太る原因が活動量の少なさではなく外食にあることを日々の振り返りによって認知・修正できたことが、成功の要因といえるでしょう
のことからも、セルフモニタリングがダイエットには非常に有効であることがおわかりいただけるかと思います。
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