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保育士の実態から「虐待やりたい保育士いない」 余裕ない保育現場の負の連鎖 #こどもをまもる3/29(水) 11:02配信314コメント314件毎日新聞保育園の間近で散歩をする園児＝首都東京内で 「何でできませんの」。
駆け出しの保育士だった女性（29）は、2歳の園児を怒鳴った。
生活発表会が迫ってるのに、教えた歌や踊りの動きができていない。
ぶざまな発表会にはでこない。
そうした焦りに比例して、園児に発する言葉は強くなった。
疲弊する保育現場 記者にも思い当たった節が断ち切れない負の連鎖子ども達の感性を育み、情操の発達に努めることも保育士の仕事だ（写真はゲッティー＝ビジョン） 短大を卒業した2015年、就職先は生まれ育った西日本の中核市にある保育園を選んだ。
楽器を演奏していながら行進するマーチングや、組み体操など行事やイベントが多いことで保護者から人気の園だ。
感性を育み、情操の発達に努める。
克服が可能な課題に取り組み、園児に一つでもすべての達成感や成功体験を味わってもらう。
イベントの重要性は理解してました。
全身を使った遊びや、お友だちとあわせてやることで得られる楽しさに気づいてもらおうと、声掛けを工夫するなど、自分なりに精たくさん頑張った。
しかし、園児の習熟は、考えた通りに進まない。
ベテラン保育士が思い描くレベル動きになりましていないそしたら、若手の保育士は子どもたちの目の前で叱責されました。
女性は「子どもは大人をよく見ています」と話す。
走り回る園児に注意しても、聞き入れてくれないことがあったのだった。
「私にみようかな新人を下に見るようとなったから」だと思われている。
教室から出して廊下に立たせ、「もう入って来なくていいよ」と告げた。
うまく園児を導けない。
上司に怒られている。
園児への言葉が強くなる。
負の連鎖が断ち切れず、子どもたちを怒鳴ることがよくある事になっていた。
際限のない保護者のリクエスト記者の次女も保育園ではしの使用の仕方をマスターしていました＝首都東京内で ＜保育者が子どもに注意をしたが、言う訳を聞かないでした場合、廊下に立たせる、散歩に行く際に置いて行ってしまおうとするなどの罰をもたらす＞ 全国保育士会が作成した保育士のセルフチェックリストでは上記の事例を「虐待」と定義したりする。
女性の行為は、まさしくこれに当てはまる。
あの時は、まだ歩けない0歳児が同じ場所にいた。
「禁止されてることだろうと分かっていても、そうするのしかないと感じておりました。
室内を走り回り続ければ、小さな子を踏みつけるかもです。
本当に危険な状況だったんです」。
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若手だけじゃない。
ベテランにも余裕はなかった。
トイレトレーニングを丸投げされまして、夜に眠らなくなるとの理由で昼寝をしないように頼まれている。
際限なく押し寄せる保護者からのリクエストに現場は疲弊していた。
月齢別でクラス分けを女性は「虐待をやりたい保育士なんちゃっていない」と話す（写真はゲッティー＝ビジョン） 保育現場の過酷さは以前から指摘されてきました。
その一つが、子供の人数に比較する職員の「配置基準」だ。
保育士1人がみる園児の人数は0歳児で3人、1〜2歳児は6人、3歳児は20人、4〜5歳児は30人となってる。
1〜2歳児は半世紀以上、4〜5歳児は基準が制定されました1948年から一度も変化してもない。
先進国の中でも低く、見直しの必要性がいくども議論になりましてる。
特につらいと指摘されてた3歳児には2015年度から、園児15人に保育士1人以上配置した施設の人件費を賄う制度が導入された。
消費増を8％に引き上げた際の財源が充てられており、他の年児は「定期的な財源が課題になっている」（厚生労働省子ども家庭局）とみている 女性は基準だけでではなく、月齢別で細かく園児をクラス分けすべきではと思っている。
0歳児と言いましても、生後半年と1歳前後では大きく発育が異なる。
「まだ歩けない子と、ハイハイで動ける子を同時に1人の保育士が面倒を見ます。
赤ちゃんを抱っこしたら後は何もできないよね」。
1〜2歳児でも同じことがいえます。
生まれた月で最大で11カ月の差があれば、やっと歩けるようとなった子と走り出す子が混在する。
そうした園児6人を連れての散歩は、常に交通事故に遭う危険性をはらむ。
各地で相次いで発覚する不適切保育のニュースを見る度に「虐待をやりたい保育士なんていない。
保育現場は限界にきている」と思われている。
そうして、記者にこう漏らした。
「国や自治体は、保護者の要望に耳を傾けますが、私どもの状況は改善されませんままです」不適切保育を見聞きが9割 保育現場で働く人を対象にしたアンケートでは、保育園で虐待や不適切保育が疑われている行為を見たり聞きましましたりやったことがあると答えた人が9割に上った。
自身が虐待や不適切保育を「しそうになった」と答えた人も4割いた。
労働組合「介護・保育ユニオン」（首都東京世田谷区）が保育現場で働く人にインターネットで虐待を見聞きした経験の有無や、そこからの対応などにつきまして尋ねた。
1〜2月で55人から回答を得た。
園児への虐待や不適切な保育を見聞きやったことがあるとしてしまったのは49人。
怒鳴るのほかに、▽腕を引っ張る▽泣いていても放置する▽無理やり食べさせる――の行為が多かった。
不適切な行為をしてしまうでしょう理由について、「職員が『しつけ』として必要と感じている」「人員が足りず丁寧な保育を行う余裕がない」「園内で改善のための対策が取られていない」などが並んだ。
自身が虐待や不適切保育疑いの行為をしそうになりましたことが「ある」としたのは22人でした。
「人手が足りず子どもの意思を尊重出来る余裕がない。
怪我をやらせないようにしましょうだけで精一杯」「職員が足りず、心が病んでしまいました」「不適切と思ってくれる保育が日常的で、普通の保育だと考えた」との理由だった。
「延長保育中に『早く帰れ、早く帰れ」と無意識につぶやいていてぞっとした。
日替わりシフトと連日の残業で疲弊してました」との回答もあった。
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タグ：悩み
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