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2017年06月08日
アウトナンバー
【アウトナンバー】
ディフェンスよりもオフェンスの人数が多いときに表現される用語。
主にインターセプトや速攻のときに用いられる。
アウトナンバー(=数的有利)なのでディフェンスもマンツーマンでは守れない。
その分、ディフェンスが成功したときにはチームに大きな「流れ」を作ることが出来る。
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アイソレーション
【アイソレーション】
オフェンス時、1人を残して全員がスペースを開けて攻めやすくするフォーメーションのこと。
オフェンス能力(1対1)が高い選手がいるときに多く使われる。
もしくはミス・マッチとなっている場合も使われる。
主なエリアとしては45度と呼ばれる位置から始まり、シュートまで持っていくのが一連の流れ。
バスケは基本的にはチームプレーになるが、このように特化した選手を生かすのも戦術の1つといえる。
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2017年06月07日
フローターシュート
【フローターシュート】
一時期からものすごく流行した「フローターシュート」
元々は「ティアドロップ」という名称でNBAでは長く使われてきたシュートテクニック。
・踏み切り位置を少し下げて跳び、頂点に達する前にオーバーハンドで「ふわっ」と放つ。
・通常のレイアップシュート時に1歩目で跳びあがり放つ。
これにより、通常のリズムよりも1テンポ早くシュートが打たれるので、センタープレイヤーなどからブロックされるのを防ぐことができる。
また、フローターシュートは一度相手に認識させると、通常のステップでのシュートが相手にとってはフェイクになることがある。
要は、ディフェンスしにくいシュートであるといえる。
また、通常のシュートよりも外れたシュートは遠くには行かず、ゴール下付近に落ちることが多いので
リバウンドに入りにくいという点も気を付けなければいけない。
小さいプレイヤーは戦ううえで充分に武器となるので是非練習しておこう。
※「スクープ・シュート」との違い
はっきりとした違いは無いのだが、筆者の認識では、
オーバーハンドでシュート → フローター(ティアドロップ)
下からすくい上げるようにしてシュート → スクープ・シュート と認識している。
つまり、距離のあるところから高く放つレイアップ・シュート、といったところだろうか。
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ゴールテンディング
【ゴールテンディング】
放ったシュートが放物線を描き、頂点に達してからリングの高さより上にある地点でボールに触れてはいけない。
もし触れてしまった場合は入ったとされ得点となる。
ただし、一度リングに当たり、上に跳ねた場合は適用されないので触れても良い。
(リングより高い位置でのリバウンドは可)
そして意外と知られていないことだが、実は放ったシュートがボードに当たってからリングより上にある状態でボールに触れてしまうこともゴールテンディングとなり得点とされる。
これは頂点に達していなくても、放った後にボールがボードに当たってからが適用とされる。
また少し前までは放ったシュートが頂点に達してからリングの上にある状態で、「ゴールネットに触れる」のもゴールテンディングとされる時代があった。(今から20年以上も昔)
ちなみにこのルールだと、「アリ・ウープ」はどうなるの?というのがよくあるが
前述したように「放ったシュートが」という前提があるので、
審判が「パス」と判断した場合に関してはOKとなる。
※たまにアリ・ウープ・パスがそのまま入ってしまうことは珍プレー
このゴールテンディングがルールとして存在しなかった場合、
日本ではなかなか見られないが、NBAでは無得点などザラにあるだろう......。
なぜならリングに自分の手でフタをしてしまえばいいのだから......。
ありがとうゴールテンディング。
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2017年06月05日
レッグ・スルー
【レッグ・スルー】
ドリブルのテクニックの1つ。
ドリブル時に自分の足と足の間を通して左右をチェンジすること。
相手にカットされにくく使いどころが多々あるので是非とも覚えたいテクニックだ。
左右どちらの手でもできるように、また前から後ろに通すパターンと逆のパターンができるようになると
攻めのレパートリーが増えてチームへの貢献度も大きくなる。
また、「出来た方がいい」と勧める理由としては、自分ができることであれば相手にされたとしても対応ができるという点だ。
オフェンスの練習をしているようで、実際はディフェンスの練習にもなっている。
何より、かっこいい。
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ルーズボール
【ルーズボール】
リバウンドや相手のチップによりボールが宙ぶらりんの状態になった状態のこと。
オフェンスにはピンチだがディフェンスにはチャンスと言えよう。
また、このルーズボールを制するかどうかで試合の勝敗に大きく影響されるといっても過言ではない。
有名なシーンでいうと、漫画「SLAM DUNK」の30巻で、宮城リョータが深津にボールを弾かれ、
それを桜木花道がコートの外に飛び込んでまで追いかけたのがルーズボールだ。※三井寿もルーズボールを必死に追っている。それほど大事ということ。
結局、背中を痛めてしまうのだが、その姿勢や小さな積み重ねが仲間や観客、そして自分を鼓舞するものとなり勝利へ近づけるのだ。
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ヘルドボール
【ヘルドボール】
ボールがどちらのチームの保持か分からないボールのこと。
主にリバウンドなどで両チームの選手が奪い合いとなったときにコールされる。
基本的には交互にボールの保持権が渡る。
最初のジャンプボールにてボールを保持したチームは、次のヘルドボールの時には保持権を得られない。
だがその次のヘルドボールでは自チームの保持となる。
審判のハンドサインは両手の親指のみを立ててコールする。
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ミドル・ポスト
【ミドル・ポスト】
フリースロー・レーン上のおおよそ真ん中あたりのエリアのこと。
特にここからここまでという決まりは無い。
一般的には「ミドル」と呼ばれる。
※「ミドル・シュート」とは別物
主にセンタープレイヤーがミドルでもらうことが多い。
トップからはハイ・ポストで受けることが多く、
0度(ゴール正面が90度なのでボードがほぼ使えない位置・コートの角あたり)からはロー・ポスト、
ミドルはその中間で受ける。
ゴールへの距離が中途半端なので攻めのパターンが変わる。
ただし、「ゴール下シュート」というよりは「ミドルシュート」に近い感覚になるためディフェンスの守り方も変わるので駆け引きが見られやすい。
※「センターはハイ・ポストからよりはゴール下で打つ」という心理状況から、ディフェンスはあまりくっついて守らずに少し離れることがある。
逆にゴール下では離れずにピッタリとくっついて守る。
ミドルはそのどちらともいえる距離なので駆け引きが発生する。
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マンツーマン・ディフェンス
【マンツーマン・ディフェンス】
ディフェンスの1種。
全員がマークマンを決めて1対1で守る方法。
逆が「ゾーン・ディフェンス」となる。
チームによって方針があり、身長・機動力・点差などから判断して決めることが多い。
また「オールコート」「3クオーター」「ハーフ」のどこから始めるかも勝敗に大きく関わってくる。
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マークマン
【マークマン】
「自分が担当する相手」といった意味。
主にマンツーマンディフェンス時に重要となる。
似た用語で「ボールマン」があるが、これは自分の担当かどうかは関係なく、
「ボールを保持している人」が対象となる。
したがってボールマンは激しく入れ替わる。
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