2022年07月02日
不測の事態に備えておきたいデジタル資産 - Digital Keeper -
ご紹介 |
子供達が大きくなるにつれ、自分も年齢と共に体力の衰えを感じる今日この頃いつか交通事故に遭うんじゃないかとか、体調が急変して思うように体が動かせない状態になるんじゃないかと想像しては、まだ親として子供達に伝えきれていない事がありそうな気がして、焦燥感を覚えたり不安は尽きないものです
「終活」という言葉が世間に広まってから結構な時間が経っている気がするのですが、デジタル資産についてはどうなんでしょう…どうやって遺族に伝えていけば良いのやら
株式会社デジタル金庫が手掛ける個人・企業経営者向けデジタル資産終活支援サービス「Digital Keeper」が、2022年6月30日から稼働しているようです。サービス会員はデジタル資産継承者を1名決めて連絡先を登録し、デジタル資産の保管場所と鍵(パスワード)をそれぞれ登録しておきます。(アカウント情報については、エンディングノートなどユーザーが個別に保管) 会員には定期的に「お元気ですかメール」が配信され生存確認を実施、一定期間のうちに返信が行われなかった場合にデジタル資産継承者へメール通知がされる仕組みとなっているようです。機密情報をユーザーとDigital Keeper側の双方で分散し保管する「多要素分散保管(R)」というセキュリティ対策をとっており、安全性の配慮もされています。サービス利用料は月会費が330円(税込)、年会費が3,300円(税込)とのこと。将来的には富裕層向けデータ削除プランや、法人向けに社内継承を目的とするサービスも展開していくようです。
国内でも「デジタル遺品問題」に対する具体的な法整備やルール化が行われておらず、社会が変化するまでには時間がかかることを想像すると、自ら対策するほかデジタル資産を守る術はなさそうですこういったサービスがあるだけでも、個人の負担はだいぶ軽減されるような気がします。しかし…有事の際にデジタル資産継承者に通知される「デジタル資産継承通知書」メール…メッセージを添えることができ、それを読んだ相手はどんな想いで受け取るのか。想像するだけでも切なくなりますね一日一日を大切に過ごしていきたいと、改めて思います。
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