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FREE経済学入門 感想

本書は苫米地氏が
少し前に話題になったFREEの概念について書いている本

この人の本は最近はとんでもないのがあるが
本書は普通にいい本だと思う。

本書では結構「フリーはない」ということを言っている。
要はとられているのがお金の対価とは限らないということ。

本書ではパノプティコンという概念から
ネットは一種の権力になっていると書いている。
これに関係するのは頻繁に起こる「ツイッターの失言による炎上」
というものだと思う。

最近では「ツイッターはバカ発見器」とか言って
違法ダウンロードをした人や失言をした人などの個人情報を暴いて
追い詰めるということが結構起きていると思う。

個人的にはこれは本書で言っている
自由な表現が無意識的に奪われている状況だと思う。

犯罪をしていなくても、最近では紅白の歌手の悪口を言っただけで
炎上が起こったりするので、誰でも起こりうることだと思う。

ちなみに違法ダウンロードについては
アメリカとかだったらゆるい状態らしい。
フェイスブックなど個人情報を晒すサービスが
あるのもそのせいかもしれない。




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