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新・資本論 感想

本書は、ホリエモンがライブドア事件のあとに書いた本。
本書のなかでは「お金の正体は、信用だ」と書いている。
要は、信用があればお金をまともに借りられるということらしいが
個人的には、他人からまとまったお金が借りられるような信用は
普通の人はなかなか持つことができないと思う。

そして、「お金は信用」ということになれば
結局「コミュニケーション能力が高い人がいい」ということになるから
なんか違和感がある。

ただ、繰り返し「日本人はお金の教育がされてなさすぎる」
というのは同意する。
どこかでお金のことについて、しっかり学ばないといけないと思う。
しかし、誰が何について教えるかが一番の問題
銀行の人が教えると、未来のカモにするために教えるかもしれないので
そこらへんも考えないといけないと思う。

でも、小中学生が会社を作って
それが世の中に知られるとネットとかで
「親が実務をやってるんだろう」とか必要以上に嫉妬される
可能性があるだろうが、起業について教えるのは賛成する。

ただ、「貯金はいらない」というのは少し反対
確かにある程度まとまったお金を借りられる人は少ないし
そのときにはある程度貯めておく必要はあると思う。

ここまで書くと「ホリエモンは新自由主義者で弱者に厳しい人間だ」
とか思われそうだが、ベーシックインカムに賛成しているので
短絡的に決め付けれない。
が、「日本で飢えることがない」というのは少し違和感を感じる
たぶん「飢えることがない」という前提に恥をすてる、ということをしなければならないと思う。





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