アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

完全教祖マニュアル 感想

正直、本書は軽くネタみたいな感じで書いているが個人的には
ある意味宗教の本質を突いているように思えた。

「宗教は人をハッピーにするもの」ということを
本書では繰り返しかかれているが
最近はそういうものが宗教のなかから抜け落ちている感じがする。

ただ、本書では信者の勧誘は社会的社会的な弱者を狙え
みたいなことを書いているが、いろいろなことが起こった現在では
宗教にハマる人が増えてしまうのだろうか?

読み物としても面白いが、一応実践的な本になってるのか?

12月に読んだ本のまとめ(読書メーター)

2011年12月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:5612ページ
ナイス数:103ナイス

■ビッグガンガン 2012 Vol.01 1/22号
今回からユーベルの連載再開。 ワーキングの付録が個人的には豪華とはおもったが、正直雑誌そのものに読むものは少ないように思った。
読了日:12月27日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15402409

■養老孟司の“逆さメガネ” (PHP新書)
本書は一般の視点とは違うようなことについて書かれている本だと思う。 「逆さメガネ」というのはもちろん違う視点ということだろうが、 結構納得したところがある。ただ、大学紛争のことなどからしっかりと問題を見ていると思う。ただ、オウム事件の信者を若者の一般化しているような感じがしたりするところは少し違和感を感じた。それほどオウムの事件は影響が強かったということか
読了日:12月26日 著者:養老 孟司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15382408

■3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)
本書に書いている昭和的な価値観のいくつかは、未だに残っているし リーマンショックが起こったことで強固になっているものもあるように思う。本書のような昭和的な価値観を打破するには、本書に書いているように「若者がわがまま」になるべきというのは、ある意味で納得できるが やはりメディアでは「最近の若者は」という論調は強いように思う。
読了日:12月25日 著者:城 繁幸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15367344

■自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)
本書は自由のことについて書いている本。 これを読んで思ったのが、日本人は基本的に以外と自由なことができるのに 自分からある程度制限をしているということを思った。 ある意味、日本人はある程度支配されているほうが快適に感じる人間なんだろうか? 後半は少し、自己啓発書みたいな感じがしたが本人はそれを意識して書いてはいないのだろうな。
読了日:12月24日 著者:森 博嗣
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15349679

■日本の難点 (幻冬舎新書)
いろいろ書いていて個人的には難しいと思ったが 日本の防衛の話については、結構同意した。 「環境問題は政治問題」というところでは、確かにそうだと思うが 国民が実際の事実を知らないことで困るのは、原発事故でも明らかなので 政治問題でも「科学的事実」を知らせるべきだと思う。 ただ、「感染ができる人間」とか「地アタマがよい人間」とか 教育とか個人ことに関しては結局は才能ということになってしまう感じが して、なんともならないと思ってしまった。
読了日:12月22日 著者:宮台 真司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15309233

■日本を滅ぼす「自分バカ」 (PHP新書)
今の日本の不満について著者がぐだぐた書いている印象がある。 今は本書のようにわかりやすい「自分バカ」はいないかもしれないが メディアの報道とかでの方向性はまったく変わっていないと思う。 最後のほうの昔の経営者とかのことを書いて、 「昔の日本人は良かった」ということにしているのは少し違和感があるが、 ある程度本書に同意できるところもあった。
読了日:12月21日 著者:勢古 浩爾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15283860

■デストロイアンドレボリューション 2 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:12月20日 著者:森 恒二
http://book.akahoshitakuya.com/b/4088792378

■賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(2) (KCデラックス)
読了日:12月20日 著者:福本 伸行
http://book.akahoshitakuya.com/b/406376172X

■はじめの一歩(98) (講談社コミックス)
読了日:12月20日 著者:森川 ジョージ
http://book.akahoshitakuya.com/b/406384594X

■「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか (角川oneテーマ21)
日本の漫画の歴史とかから日本の漫画やアニメはディズニーの影響を大きく受けているということがわかった。現在は漫画やアニメの国策はなくなっているように思うが、大掛かりに「日本のアニメ、漫画は素晴らしい」という宣伝を行うということが裏があるというのは納得。ただ、現在のようにある程度ジャパニメーションの知名度が上がっているとしても、賃金や労働環境とかの問題がまったく解決してないのでやはり宣伝だけかな
読了日:12月17日 著者:大塚 英志,大澤 信亮
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15215749

■まじめの崩壊 (ちくま新書)
今の日本の「まじめの崩壊」はまじめな人間をないがしろにしてきたというありふれた理屈だと思うがこれを深く掘り下げているのがいいと思う。 今の未成年の飲酒とかは昔にもあったと思うが、これをある程度許容してきたのが前の日本だと思う。ただ、今の日本は建前があまりにも強くなりすぎていると思う。しかも、今のネット社会とかではあまり建前が通用しないのでこれが加速しているように感じる。要はいまのマスコミが、まじめであることが悪いような報道を続けているのでそれが大きな原因になっているのだろう。
読了日:12月17日 著者:和田 秀樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15212814

■アフタヌーン新書 007 漫画描き方入門じゃありません
この人の漫画はあまり読んでないが、 最初の絵とかなり変わっていると思った。 ただ、漫画の作り方とかのページについては 正直、理屈の後付のように思えた。 まあ、漫画は理屈で描くものではないと思うので そこらへんはいいかもしれないが、 すこし物足りない。
読了日:12月15日 著者:藤島 康介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15184273

■少年ガンガン 2012年 01月号
テンペストが看板になっているのか? あとばのてんが地味に今回で終わりなのか。
読了日:12月14日 著者:デビッド・D・バーンズ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15169626

日本の難点 感想

宮台真司氏が日本の論点について、いろいろ書いているような本。
いろいろ書いているので、個人的にはけっこう難しいところもあった。

本書に書いていることは、国防などのことによっては同意できることもあるが
個人のことや教育のことについては「感染させることのできる大人」や
「地アタマのよい人間」など結局は個人の才能に大きく左右されるものが
多いと思う。

ただ、「ゆとり教育の理念が理解されなかった」というのは
同意するがそのためにどのようなことが具体的ではなかったように思う。

本書では秋葉原事件のことを取り上げて
この事件を「誰かなんとかいってやれよ問題」と書いている。
要は加藤容疑者が「いい学校・いい会社・いい人生」の
レールはもう壊れていることを誰かがいってやれ、ということらしい。
(「イケメンでないともてない」という勘違いもこれに当てはまるらしい)

ただ、正直こういうことは学生時代のことならともかく
派遣社員で働いて25歳になった人が勘違いしたままだというは
ないと思うので、これには少し違和感がある。
そもそも、「だれかなんとかいってやれ」といっても
「誰が何を言えば」事件を防げたのか正直わからない。

ネットの言葉はおそらく、ネガティブなものばかりだから
ネットのことばでは事件を防ぐことは難しいと思う。
ここでも、力をもつのは「感染させることのできる大人」
という才能に左右されるのか?

個人的にはこの事件は本書の最後のほうに書いているように
「わかっているけど仕方ない」というので追い込まれてしまい、
精神的にも経済的にもどうにもならなくなった結果だと思う。
これは政府や企業にも言えることだと思う。

余談だが、本書は2009年ごろに出たものだが
このときと同じようなときに出た本は、理由はよくわからないが
麻生元総理をとにかく叩いているように思う。

もちろん本書でも叩いている、しかも「売国総理」とまで書いている
理由としては「漢字の間違いで国際的に大恥をさらした」とか
「国会質問でニヤニヤ笑いをしている」というを書いているが、
これらは正直、政治の手腕にどれだけ影響を与えたのか
「売国総理」という厳しい言葉を使うなら詳しく書くべきだと思う。

「心理戦」で絶対に負けない本 感想

本書は心理的な詐欺とかに良く使われるテクニックなどを書いている。
まあ、本書に書いていることを使いこなせたら、確かに心理戦で絶対負けない
ということになるかもしれないが、
なかなか使いこなすのは難しいし、少し状況的に良心が痛む人も
いるように思うので実用書というわけではないと思う。

ただ、本書は結構面白いが
テクニックの名前とか長ったらしいカタカナが多いが
これも心理的なテクニックなのかと思ってしまう。

個人的には、最初の合成洗剤をあわ立てるために
余計なものをいれたというエピソードが面白かったのし、
身近なところで心理的に仕掛けられていると思う。

欲を言えばネット社会なので、
それに対応したような話も書いて欲しかったと思う。

「通貨」を知れば世界が読める 感想

最近はユーロの問題が現在進行形で
続いているようなので本書を読んでみた。

とりあえず、本書の副題である「1ドル50円時代」というのがくるということを
著者は言いたいらしい。

本書の構成は前半が通貨の歴史を書いており
後半は今の時代の通貨の問題と日本の通貨について書いていると思う。

個人的に前半は面白く通貨の歴史を知ることができたので
自分のように経済に詳しくない人でもスラスラ読めたと思う。

ただ、後半については日本の円の価値が高く
それでリーマンショックも原因も日本円に一因があるとまで書いている。
そこらへんは個人的におもしろかったが
個人的に仮に1ドル50円が理想としても
今からすぐその為替レートにシフトするには難しいと思う。

しかも現在は、震災復興という大きな課題があるので
それを阻害するならば1ドル50円が理想としても
先送りはやむ終えないとおもう。

本書は震災復興についてはほとんど触れていなかったので
そこらへんをもっと書いて欲しかったと思う。

また、最後に「共通通貨をつくることが理想」
ということを書いているが、新しく作るにはやはり軍事などのパワーバランスとかで
日本は押し切られる可能性があるので
通貨だけみれば理想かもしれないが、それを作る土壌が日本にあるとは思えない。

本書では「日本の外交ベタが武器になる」と書いているが
今の外交は「外交べた」といわれるとそうではないと思う。
おそらく、外交ベタというのは外交が苦手でも
一応国益のことを考えている前提だろうが
TPPのこと1つとっても、その理念が抜けているように思う。



日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか 感想

本書は子どもの自尊感情の低いことを
データなどの数値も含めて書いている本。

今までは、「日本の子どもは自信がない」ということは
基本的に言われていたと思うが、本書みたいに数値のデータを
書いている本は少ないように思う。

今までは、インターネットやゲームなどをやり玉にあげて
「今の子どもはコミュ力がない」とか犯人を決め付けることも多く、
むしろ子どもを攻め立てるようなことを言っている人も多いと思う。

ただ、本書は基本的に原因をいろいろ挙げていると思う。
さらに自尊感情の低い子どもの親も自尊感情が低いと書いているので
このような問題はこどもだけの問題にならないと思う。

ただ、こどもについては世間では
「子どもは元気」という先入観があると思うので
子どもの自尊感情については問題にされないと思う。

要は、本書では子どものことを中心に書いているが
基本的に現在の日本は、とりわけ子どもを含む若年層が
自信を持ちにくい社会になっていると思う。
そして、自信を失った人に「もっと頑張れ」とか的外れの言葉を
浴びせて萎縮させているように思う。

脳に悪い7つの習慣 感想

本書は脳に悪いことをあげて、どのように改善するのか書いた本。

ただ、脳に関する本については書いている人によって
かなり内容にムラがある感じがするが、本書は
「ゲームは脳に悪い」とか趣味とか生活習慣に関するものや
「計算で脳を活性化する」という特別なトレーニングをするものではなく、
考え方を変えることを中心として書いている。

本書は自己啓発の本に書かれていることも結構あると思うが
本書のなかで一番特殊だと思うのが
「コツコツやるのは、脳に良くない」ということ。

こういうのは世間では、いいこという常識になっているので
なかなか変えることはできないと思うが、
意識するだけの問題なので、ある意味誰でもできるということか


11月に読んだ本(読書メーター)

2011年11月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:6799ページ
ナイス数:125ナイス

■僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54)
今回はネットビジネスとか著作権のことについている本。 著作権については、違法ダウンロードをアメリカで取り締まっても まったく意味がなかったと書いているので、 必要以上に違法ダウンロードに敏感になるのはどうかなと思う。 個人的にはアフィリエイトのスパムサイトのことを触れているので 2ちゃんねるのまとめサイトについてもっと書いて欲しいと思った。 まあ、本書は著者が2ちゃんねるの管理人をやめたあとに 書いたものなのだが、手放した理由も結構面白いと思った。
読了日:11月30日 著者:ひろゆき
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14916245

■2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)
著者のインターネットに対する視点はすごく面白いと思った。 ただ、インターネットというのは基本的に、技術的にあまり変わっていないよう書いていた。個人的には小飼弾氏との対談が面白かった。 本書ではインターネットの未来は携帯電話にある、みたいなことを書かれているが現在スマートフォンが流行っているみたいなので一応予想は当たっていると思う。
読了日:11月29日 著者:西村 博之
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14887503

■鬱の力 (幻冬舎新書)
鬱は必ずしも病気ではなく、今の日本の状態によって 発生した新しい感情として見ていると思う。 鬱は病気とか限らないということに同意するが、 鬱が出てきたということは世の中が変わってきたということだから 今までの同じ考え方は通用しない、という風なことを書いていると思う。 余談だが、香山氏は対談者にちょくちょく 「最近の若者はこんなにダメ」という意見を言って それに同調して欲しい感じがしたのは気のせいだろうか?
読了日:11月28日 著者:五木 寛之,香山 リカ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14879720

■スーパーロボット大戦A PORTABLEザ・コンプリートガイ
PSPのスパロボAのために買った攻略本。 まあ、普通の攻略本だが難敵を撃墜の方法もある程度書かれているので そこらへんはよかった
読了日:11月27日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14860936

■精神力 強くなる迷い方 (青春新書INTELLIGENCE)
著者が、いろいろな質問に答えている本。 なかなか本書に書いているように生きるのは難しい。
読了日:11月27日 著者:桜井 章一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14857968

■心理学者が教える 思いどおりに人を動かすブラック文章術
文章の書き方のテクニックが載っている本。 心理学的にみて、どのようなテクニックが有効なのか書いている。 ただ、本書でちょくちょく外国の大学の教授の名前がでてくるので 「ほんとにこんな教授がこんなことを言っているのか?」 と読んでて疑問が出てきたが、最後の参考文献があったので おそらく本当なのだろうと思う。
読了日:11月27日 著者:内藤 誼人
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14849639

■新・資本論 僕はお金の正体がわかった (宝島社新書)
ホリエモンがライブドア事件のあとに出した本。 本書ではホリエモンが「お金は信用だ」と書いていて、 その信用のためには結局コミュ力になってしまって 普通の人は、他人からまとまった金を借りることは難しいと思う。 ただ、日本ではあまりにお金による教育がされてないのは 同意するが、「日本では餓死しないから」とばっさり断言するのは 個人的に納得できない。しかし、本書でベーシックインカムに 賛成しているので「ホリエモンは庶民の敵」みたいな認識は 短絡的だと思う。
読了日:11月25日 著者:堀江 貴文
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14820463

■恥の殿堂 (小学館101新書 58)
恥の側面から、日本や世界の問題を書いた本。 日本とアメリカの批判を中心にやっている。 だいたいのことに同意できるが、個人的に本書の違和感があるところが 草食系男子のことを批判して「セックスでオスの本能を磨け」と書いているのに、クリントン元大統領のスキャンダルを恥をしているのは少し変だと思う。 あと、麻生元総理は「何もしなかった」というのは 言いすぎであると思うし、マスコミの批判でアメリカの大統領の政治以外の 致命的な批判をやめ、大統領の誇りを守るのはいいと書いているので少し厳しすぎると思う。
読了日:11月25日 著者:落合 信彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14813398

■超「時間脳」で人生を10倍にする
正直、理屈はわかるがあまり普通の人ができる内容に思えない。 ただ、本書に書いている理論は基本的に人間の脳を コンピューターみたいな扱いをしている感じがするので 内容をみて「そこまでうまくいくか?」と思ってしまう。 最後に書いている日本のビジネスに無駄が多いというのは 納得できる部分もあるが、著者の言っているように生産性を高めたら 3、4時間で仕事が終わるというのはいきすぎではないかと思う。
読了日:11月24日 著者:苫米地 英人
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14798013

■これで世の中わかる! ニュースの基礎の基礎
内容としては、現代史の教科書っぽい内容。 ただ、本書に書いていることは著者の主観が入っているので 鵜呑みにはできないが数年前のできごとを例に わかりやすく書いていると思う。
読了日:11月24日 著者:池上 彰
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14797960

■法人税がわかれば、会社にお金が残る (アスコムBOOKS)
正直、内容としては普通の人には難しめだと思う。 ただ、企業は基本的に法人税をコストとしているので かなり節税に熱心になりがちになると思う。 今の日本の税制は、企業にとって悩ましいものだから このような本が出ると思う。 本書で、企業に営業するときのセールスの方法というものも 載っているが、これは使えるのだろうか?
読了日:11月23日 著者:奥村佳史
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14779416

■おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)
本書で基本的に若者批判をする論者を批判した本。 個人的には本書の批判の方法は「思い込みでものを言っている」 というものが多く画一的と思ったが、今の若者論は「インターネット」や「ニート」などの言葉を上手く使うと簡単に語ることができてしまうのが問題だと思う。そして、本書にでてくるような論者が語ったことは現在でも影響がでているし多くの問題が世代論が終わってしまうの問題も同意できる。
読了日:11月21日 著者:後藤 和智
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14751092

■アフタヌーン新書 011 ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークする
会社などで仕事をしながら、漫画家とかクリエイティブな仕事をする ということを本書でハイブリッドワーカーでの成功者を例に出しながら 書いている本。個人的に本書のような方法は賛成する。 ただ、会社によっては不況とかによって労働環境が悪くなるということも ありうるので勤めているところによっては本書のような生活が難しくなる 可能性もあるのでワークライフバランスが日本では状況で左右されると思う
読了日:11月20日 著者:ヨシナガ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14722774

■iP ! (アイピー) 2011年 12月号 [雑誌]
ツイッターで炎上の話が載っていたが、対策というのはなかったな。 個人的にはツイッターで炎上したのは確かに犯罪だが ネットで大きく拡散するほどの犯罪でもないと思う。 ここら辺はネットユーザーの心がけか
読了日:11月20日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14722712

■若者はなぜ正社員になれないのか (ちくま新書)
タイトルは若者について書いているようなものだが、中身は著者の就職活動を書いている。最終的に就職はしなかったみたいだが、個人的に著者は自分のことを一般人の無職みたいに書いているが文章とかに才能があると思うし、本を出して食べていくから就職活動をやめたのではないかと思う。
読了日:11月18日 著者:川崎 昌平
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14689370

新・資本論 感想

本書は、ホリエモンがライブドア事件のあとに書いた本。
本書のなかでは「お金の正体は、信用だ」と書いている。
要は、信用があればお金をまともに借りられるということらしいが
個人的には、他人からまとまったお金が借りられるような信用は
普通の人はなかなか持つことができないと思う。

そして、「お金は信用」ということになれば
結局「コミュニケーション能力が高い人がいい」ということになるから
なんか違和感がある。

ただ、繰り返し「日本人はお金の教育がされてなさすぎる」
というのは同意する。
どこかでお金のことについて、しっかり学ばないといけないと思う。
しかし、誰が何について教えるかが一番の問題
銀行の人が教えると、未来のカモにするために教えるかもしれないので
そこらへんも考えないといけないと思う。

でも、小中学生が会社を作って
それが世の中に知られるとネットとかで
「親が実務をやってるんだろう」とか必要以上に嫉妬される
可能性があるだろうが、起業について教えるのは賛成する。

ただ、「貯金はいらない」というのは少し反対
確かにある程度まとまったお金を借りられる人は少ないし
そのときにはある程度貯めておく必要はあると思う。

ここまで書くと「ホリエモンは新自由主義者で弱者に厳しい人間だ」
とか思われそうだが、ベーシックインカムに賛成しているので
短絡的に決め付けれない。
が、「日本で飢えることがない」というのは少し違和感を感じる
たぶん「飢えることがない」という前提に恥をすてる、ということをしなければならないと思う。




ニートって言うな! 感想

本書は、いまや世間の常識みたいになっているニート論について
マクロ的にみて批判している。

まず、本書ではニートという意味で
「失業者」という意味が抜け落ちていて、
意味としては軽蔑的な感じが強調されている。

しかも、それが今日まで修正されずに続いてきた。
本書は2006年ごろに発行されたが
5年ほどたった今でも、ニートの軽蔑的な意味は変わっていない。

最近では「若者はひ弱になった」「若者の凶悪犯罪が多い」
というのが常識になり、これに反対する人が少なくなったばかりか
知識人がこの「常識」とメディアで流すことによって
強くなったように思う。
もちろん、これの根拠はないと本書ではかいている。
しかも、凶悪犯罪は昔からあったし現在のほうが犯罪は減っているらしい。

現在までつづいているニート論は
失業者や劣悪な労働環境にほとんど注目せず
「若者のこころの問題」としているのが大きな問題であると思う。

しかし、最近ではニートのネガティブキャンペーンは
大成功したと思うが、少し下火になっていると思う。

しかし、続いて「草食系男子」や「ゆとり世代」といった言葉によって
「若者ネガティブキャンペーン」は続いているし、
最近では「生活保護をもらっている人」や「公務員」に対しても
「あいつは楽をしている」という怒りもあって
ネガティブキャンペーンを起こしていると思う。

これに共通するのが
「ニートは家から追い出せ」とか
「ニートは強制労働させろ」や「生活保護は現物支給にしろ」、
「公務員の給料は大幅カットだ」とかいう意見を
感情だけで言ってしまい、本来は人権とかを考えないといけない部分まで
「攻撃」してしまうように思う。

本書は基本的にニートについての本になっているが
あとがきに書いているように、社会の根本的な欠陥について
うまく書いていると思う。

<< 前へ     >>次へ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。