2009年09月27日
施設実習を終わって
久しぶりにブログを書きます。なかなか時間もとれなく、やっと一息です。
実は9月19日〜24日まで、高齢者の施設へ実習に行って来ました。
具体的には、認知症高齢者が生活しているグループホームです。
ワンフロア9名と人数が決まっており、対応する職員も夜以外常時3名となってます。
私は、介護職ではなく社会福祉士という資格を目指してますので、介護の実習は
一切ありませんでした。
では何をするのか?・・・・・・・私は、初めての世界に飛び込んでいます。
施設の担当部長は、「実習目標は自分で決めて実施する事」と言って具体的に指示は
なく、私の頭の中は真っ白に・・・・・どうしたらいいのか?
医療・福祉専門学校の担当教師に救いを求めるも、彼も困った様子で明確な答えは
ないまま実習に突入・・・・・・・・・。
兎に角、私は自分から各個人に話しかける事から始めました。
皆さんの年齢は76歳〜92歳までで、平均すると85,5歳。私の母と同年代だけに
親近感が涌きました。
「どこから来られたの?」と聞かれたので福岡市内です。と答えると・・・暫くして又
「どこから来られたの?」と同じ質問がきます。やはり、自分の言った事を覚えて
いない様子。
ある人に、昨日娘さんが面談に来られてましたね?と聞くと「いえ、そうでしたか?」
と全然記憶に無い様子・・・・・・・。
本で知ってる事を実際に遭遇すると、その衝撃は測り知れないものがありました。
皆さんのんびりして和やかな雰囲気・・・・・・・。
食事は8時、12時、18時で10時、15時にお茶の時間になってました。
ほとんどボーと食卓のイスに座って無言の時間が流れていきます。
職員さんも声をかけ、何らかの刺激を与えようとしてます。
私も、出来るだけお話をして廻りました・・・・・。
個人、個人のフェイスシート(カルテみたいなもの)を参照しながら、
色んな事が分かってきました。
私の顔は覚えてくれたみたいで、皆さん笑顔で応対してくれました。
私の事を、ある日は「先生」、ある日は「息子さんの友人」と思い違いされる
高齢者もいました・・・・。
部屋に電子オルガンがある高齢者は「埴生の宿」が好きみたいで、口ずさみ
ながら弾いていました・・・・・。
この電子オルガンを借りてリビングで皆一緒に色んな唄を歌えば心が和む
のではないか?・・・・・これが、社会福祉士の援助業務なんです。
塗り絵もしてもらいましたが、お一人だけ飛びぬけてお上手な方いましたが
ほとんどの方は、集中力がなく直ぐ飽きるみたいでした。
最後の日、お一人ずつに「お元気で」と挨拶していきましたが、胸痛く涙を堪えるのが
精一杯でした・・・・何故なら、情も移りますが二度と生きてお会いする事が無い事実。
切なく、寂しく、もの悲しい・・・・そんな気持で施設をあとにしました。
実は9月19日〜24日まで、高齢者の施設へ実習に行って来ました。
具体的には、認知症高齢者が生活しているグループホームです。
ワンフロア9名と人数が決まっており、対応する職員も夜以外常時3名となってます。
私は、介護職ではなく社会福祉士という資格を目指してますので、介護の実習は
一切ありませんでした。
では何をするのか?・・・・・・・私は、初めての世界に飛び込んでいます。
施設の担当部長は、「実習目標は自分で決めて実施する事」と言って具体的に指示は
なく、私の頭の中は真っ白に・・・・・どうしたらいいのか?
医療・福祉専門学校の担当教師に救いを求めるも、彼も困った様子で明確な答えは
ないまま実習に突入・・・・・・・・・。
兎に角、私は自分から各個人に話しかける事から始めました。
皆さんの年齢は76歳〜92歳までで、平均すると85,5歳。私の母と同年代だけに
親近感が涌きました。
「どこから来られたの?」と聞かれたので福岡市内です。と答えると・・・暫くして又
「どこから来られたの?」と同じ質問がきます。やはり、自分の言った事を覚えて
いない様子。
ある人に、昨日娘さんが面談に来られてましたね?と聞くと「いえ、そうでしたか?」
と全然記憶に無い様子・・・・・・・。
本で知ってる事を実際に遭遇すると、その衝撃は測り知れないものがありました。
皆さんのんびりして和やかな雰囲気・・・・・・・。
食事は8時、12時、18時で10時、15時にお茶の時間になってました。
ほとんどボーと食卓のイスに座って無言の時間が流れていきます。
職員さんも声をかけ、何らかの刺激を与えようとしてます。
私も、出来るだけお話をして廻りました・・・・・。
個人、個人のフェイスシート(カルテみたいなもの)を参照しながら、
色んな事が分かってきました。
私の顔は覚えてくれたみたいで、皆さん笑顔で応対してくれました。
私の事を、ある日は「先生」、ある日は「息子さんの友人」と思い違いされる
高齢者もいました・・・・。
部屋に電子オルガンがある高齢者は「埴生の宿」が好きみたいで、口ずさみ
ながら弾いていました・・・・・。
この電子オルガンを借りてリビングで皆一緒に色んな唄を歌えば心が和む
のではないか?・・・・・これが、社会福祉士の援助業務なんです。
塗り絵もしてもらいましたが、お一人だけ飛びぬけてお上手な方いましたが
ほとんどの方は、集中力がなく直ぐ飽きるみたいでした。
最後の日、お一人ずつに「お元気で」と挨拶していきましたが、胸痛く涙を堪えるのが
精一杯でした・・・・何故なら、情も移りますが二度と生きてお会いする事が無い事実。
切なく、寂しく、もの悲しい・・・・そんな気持で施設をあとにしました。
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