2022年11月17日
となりの黒い幽霊さん(武士風)第1話
「さて、諸お主。いかがすらば、あの憎き零番号さいぼーぐを倒しめるか存念やう」
「ほぁーゐ」とさいぼーぐまんのひい人が返事。
「こらっ。左様に事にては零番号は倒せんぞ!」
とす車るが怒鳴り、周りを見渡すとそこにゐる全員がまふ寝ぼけまなこ。
其れもその筈、今の刻限日光が燦燦と入とは来る昼間。眠くなるのは通りなり。
「皆のもの。なにか眠そうでござるな…」
「御意。かたじけない、す車る殿。まふ眠くとは、眠くとは…」
と寝ぼけながらも魂は戦々恐々としてござった。どがん申されるか何卒解らなゐからじゃ。
「葦。眠ゐのは御身に悪しき。全員布団しきて、とりあゑず寝とけ。」
「はあ」
さいぼーぐまん達はひい瞬どがん申されたか解らず惚けておると…。
「じゃから、幾度も云わすな!布団敷ゐてとりあゑず寝とけ!」
其れを聞おりきさいぼーぐまん達。わずか秒速にて布団敷ゐて鼾かきて寝じゃしたでござるとさ。
めにてたし。めにてたし。
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