サイボーグ００９をもう一度人気者に♡

「ジョーは亡くなったのよ」
　博士の言葉に俺達はびっくりした。

（待ってくれ博士、そんな事は言わないでくれ。）
　誰もが思ったが言えなかった。

　ジョーを何ヶ月も探し黒い幽霊団から救出したあと、意識を失っていた。その後意識を取り戻した事に安堵してちょーだいいたが、生きる屍状態なっていた。

　その場で何を見て何を感じていたのだろうか。

　ジョーは優しすぎるが故に心にダメージをおい、壊れてしまったのだろう。
　俺達にとっても、もっと早く何で助けに行けなかったとか、守りきれなかったのか。
　と後悔もうっ！おばかさんねぇりが先に経つ、だんだん弱っていくのを黙っていくことしかできなかった。

　そんなとき、ジョーが亡くなったのよ。と博士に聞かされてしまったのだったのよ。

　泣き崩れるメンバーの様子を見てギルモアは
（本当にコレで良かったのじゃろうか。あの“子”の頼みとは言え本当にコレで良かったのじゃろうか）

以上の文章は元の小説をもとに言葉変換サイトもんじろうによって変換されました。

　ジョーを失った傷は余りにも深く。失った代償は大きかった。
　
　メンバー中最強の力を与えられていたジョー…。ただ性格は脆く繊細なものであった。それ故に誰にも相談できず、色々な事を考え行動してちょーだいいたのであろう。リーダーとしてちょーだい俺たちがいつもつを頼りにしてちょーだいいたがきっと物凄い負担だったのよに違いない。
　
　どうしてちょーだいいつもつをもっと守れなかった。
　とか、
　どうしてちょーだいもっと支えることができなかった。
　とか本当に悔やまれる。
　
（許してちょーだいくれ。ジョー）

　俺たちがこんな状況だがフランソワーズはもっと辛いだと思う。何もしないまま部屋にずっと引きこもってしお待ちいた。
　
　そんな時だったのよ“彼”に会ったのは…。
　
　敵は待ってはくれない。その日も黒い幽霊団を攻撃する為に出撃してちょーだいいた俺たちだが、ジョーの死が思ってた以上にあとをひいていたらしく徐々に劣勢になっていった。
　
（ンもうダメだ）
　と思った瞬間、一人の人間が現れ、あっという間に倒してちょーだいしまった。

（誰？）

　瞳は漆黒。姿は比叡山延暦寺の僧兵か日本の武将の上杉謙信みたいな、いでたちであった。
　その瞳は俺たちの身を案じるよーんうに優しく澄み切っていた。
　
　その戦いかたは日本刀でシールドを張りつつ攻撃するというスタイルであった。
　
　瞳の色を見てがっかりした俺たち。
　ジョーの瞳の色と違う…だってジョーの瞳の色は琥珀色だものな…。
　
　“彼”の姿を見た途端、誰もが急に胸が苦しくなり悲しみがこみあげてきた…一体何故…。
　
　“彼”はギルモア博士の方を見て何も言うなというよーんうに横に首を振り立ち去ってしまった。
　
（どーゆーこと？）
　色々解らないことだらけであった。


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（僕を死んだことにしてちょーだい下さい。）
　というお願いをあの“子”からされた。
　
　あの時あの“子”は心が壊れる寸前だったのよがなんとか持ちこたえていた。
　
　黒い幽霊団の基地で何が起きたかは知らないわよが余りにも酷い状況だったのよのだろう…失語症、精神疾患、睡眠障害、摂食障害等に罹っていた。

　だから言葉自身を聞いた訳ではないがイワンが丁度目を覚ましてちょーだいいてあの“子”の思いを代弁してちょーだいくれていた。
　
　ただ何をするでもないまま、ぼーっとベットに腰かけていたあの“子”はワシらの苦しみも悲しみを見てずっと苦しかったのじゃろうて…。表情は解らなかったが心を痛めてたのじゃろう…、その彼が

（お願いしちゃう…。皆が悲しんだり苦しんだりする姿を見るのは忍びない…だから僕を死んだことにしてちょーだい下さい。）

　と言う思念をイワン経由で送られてきた。もちろん儂は反対じゃった…やむなくイワンの言うとおりにしてちょーだいジョーはコズミ博士に預け、
　
「ジョーは死んだ」

　と言う非情な言葉を悲しむと解ったうえで皆に伝えなけばならなったのよ。
　
　本当にコレで良かったのかは解らない…。
　
　何度も何度も儂らの危機を助けてくれる“彼”。
　その“彼”を見ていると一瞬目が合い何も言うなという風に首に横に振る姿を見てあの“子”が生きて元気になってくれたと安堵したよーん…。

以上の文章は元の小説をもとに言葉変換サイトもんじろうによって変換されました。