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2015年05月31日
Zenfone5よりpriori2LTEの方が高性能?!
諸般の事情により、液晶パネルの割れてしまったZenfone5を使えることになったため、しばらくの間メイン端末としてZenfone5を使ってみようかと思います。
「液晶パネルが割れた」とは言っても、割れたパネルの上から液晶保護シートを張ったら普通に使えているので、まぁ、多少ガラスにひびが入っていることに目をつむれば、普段使いには支障はなさそうです。
さて、まだ使い始めたばかりなのですが、とりあえずPriori2LTEとZenfone5のAnTuTu Benchmarkをとってみました。
Zenfone5の結果。
そしてこちらはpriori2LTEの結果。
※AnTuTuのバージョンが異なりますが、priori2LTEの方はちょっと前に測定していたものなのでご了承ください。
結果は予想通りと言いますか、
・Zenfone5が19000程度
・priori2LTEが20000を超えたくらい。
でした。
Zenfone5は16GBモデルで26800円(税抜)、priori2LTEは17800円(税抜)ですので、なんとなく「Zenfone5の方が高性能!」って思っている方もいたかもしれません。
まぁ、「高性能」の定義もいろいろあると思いますし、Zeonfone5はいろいろな意味で高性能な端末であることに変わりはないのですが、AnTuTu Benchmarkの結果では、数値的にはpriori2LTEの方が良い結果となっています。
ではなぜ、priori2LTEの方が結果が良いのか、また、なぜ「予想通り」なのかを簡単に説明します。
1点目:CPU
Zenfone5に搭載されているCPU、MSM8926はARMのA7と言うCPUコアで、priori2LTEのCPU、MSM8916はARMのA53と言うCPUコアを搭載しています。
「A7」と「A53」って数値が全然違うので関係が分かりにくいですが、簡単に言えばどちらも省電力高効率を目指したCPUコアで、「絶対性能はそれほど高くないがコアが小さく省電力な割りには性能が(そこそこ)良い。」って事で、値段の安いSIMフリー端末では良く利用されているCPUです。
そして「A7」の後継が「A53」。
なので、単純に同じ動作周波数であれば「A53」CPUコアのMSM8916の方が高性能ってことになります。
では「どれほど性能に差があるの?」と言うと正確なところはよくわかりません。
「1割程度」って記載もあれば、2割程度値の高いグラフを見たこともあります。
まぁ、いずれにしても1〜2割程度の差だと思いますので、「MSM8916の方がちょっと良いのね。」程度かと。
そんなわけで、劇的ではないのですが、priori2LTEのCPUの方がちょっとだけ良い訳ですね。
2点目:画面解像度
Zenfone5は720x1280ピクセル。priori2LTEは480x854ピクセルです。
一般的に、画面のピクセル数が多い方が「性能は高い」と言いますが、ピクセル数が少ない方が画面を描画する時に要求するCPUやGPUの性能は少ないことになります。
つまり、同じCPUやGPUであればピクセル数の少ない方が高速に描画できることになるのです。
と言うわけで、ピクセル数の少ないpriori2LTEの方が、ベンチマークの結果が良い方向に働いたわけです。
以上、2つの観点から、priori2の方がBenchmarkの結果は良くなるのではないかな?と思っていたわけです。
では、Zenfone5よりもpriori2LTEの方が「安くて高性能だからおすすめ」なのかと言うとそうとは限りません。
その辺については、次回に記載したいと思います。
「液晶パネルが割れた」とは言っても、割れたパネルの上から液晶保護シートを張ったら普通に使えているので、まぁ、多少ガラスにひびが入っていることに目をつむれば、普段使いには支障はなさそうです。
さて、まだ使い始めたばかりなのですが、とりあえずPriori2LTEとZenfone5のAnTuTu Benchmarkをとってみました。
Zenfone5の結果。
そしてこちらはpriori2LTEの結果。
※AnTuTuのバージョンが異なりますが、priori2LTEの方はちょっと前に測定していたものなのでご了承ください。
結果は予想通りと言いますか、
・Zenfone5が19000程度
・priori2LTEが20000を超えたくらい。
でした。
Zenfone5は16GBモデルで26800円(税抜)、priori2LTEは17800円(税抜)ですので、なんとなく「Zenfone5の方が高性能!」って思っている方もいたかもしれません。
まぁ、「高性能」の定義もいろいろあると思いますし、Zeonfone5はいろいろな意味で高性能な端末であることに変わりはないのですが、AnTuTu Benchmarkの結果では、数値的にはpriori2LTEの方が良い結果となっています。
ではなぜ、priori2LTEの方が結果が良いのか、また、なぜ「予想通り」なのかを簡単に説明します。
1点目:CPU
Zenfone5に搭載されているCPU、MSM8926はARMのA7と言うCPUコアで、priori2LTEのCPU、MSM8916はARMのA53と言うCPUコアを搭載しています。
「A7」と「A53」って数値が全然違うので関係が分かりにくいですが、簡単に言えばどちらも省電力高効率を目指したCPUコアで、「絶対性能はそれほど高くないがコアが小さく省電力な割りには性能が(そこそこ)良い。」って事で、値段の安いSIMフリー端末では良く利用されているCPUです。
そして「A7」の後継が「A53」。
なので、単純に同じ動作周波数であれば「A53」CPUコアのMSM8916の方が高性能ってことになります。
では「どれほど性能に差があるの?」と言うと正確なところはよくわかりません。
「1割程度」って記載もあれば、2割程度値の高いグラフを見たこともあります。
まぁ、いずれにしても1〜2割程度の差だと思いますので、「MSM8916の方がちょっと良いのね。」程度かと。
そんなわけで、劇的ではないのですが、priori2LTEのCPUの方がちょっとだけ良い訳ですね。
2点目:画面解像度
Zenfone5は720x1280ピクセル。priori2LTEは480x854ピクセルです。
一般的に、画面のピクセル数が多い方が「性能は高い」と言いますが、ピクセル数が少ない方が画面を描画する時に要求するCPUやGPUの性能は少ないことになります。
つまり、同じCPUやGPUであればピクセル数の少ない方が高速に描画できることになるのです。
と言うわけで、ピクセル数の少ないpriori2LTEの方が、ベンチマークの結果が良い方向に働いたわけです。
以上、2つの観点から、priori2の方がBenchmarkの結果は良くなるのではないかな?と思っていたわけです。
では、Zenfone5よりもpriori2LTEの方が「安くて高性能だからおすすめ」なのかと言うとそうとは限りません。
その辺については、次回に記載したいと思います。
2015年05月22日
6割の人は3000円未満
MMD研究所が、格安スマホ利用者の満足度調査結果を発表しました。
記事はこちら。
この調査は、
・NTTコミュニケーションズ(OCNモバイルONE)
・インターネットイニシアティブ(IIJ mio)
・ビッグローブ(BIGLOBE LTE 3G)
・フュージョンコミュニケーションズ(楽天モバイル)
・日本通信(b-mobile)
のSIMをスマートフォンで利用している人1250人分のデータを集計してものです。
この結果を見ると、
・約6割の人は月の料金が3000円未満である。
・約6割の人は3GBのデータ通信量で足りている。
と言うことが分かります。
つまり、
・データ通信量3GBのプランで、音声通話を少し使う程度
と言う使い方の人が多いのではないか?と想像できますね。
3大キャリアプランでは、音声通話のかけ放題プランにデータ通信のプランを付けても、データ通信定額のプランに音声通話(基本料)を付けても、月額の料金は6000円以上かかるのが普通ですから、「格安SIMにしたらスマホの月の料金が半額になった。」と言う人が多いのも納得です。
この調査では、上記5つの(利用している)MVNOの満足度評価も載っています。
元々、今回調査対象になっているMVNO(格安SIM)自体が、市場でも人気のある所なので、いずれもそれなりに評価は高くなるだろうと想像できますが、その中でもIIJmioとOCNモバイルONEは評価が高いようですね。
先日の記事で、「OCNとIIJの2強時代」と記載しましたが、いろいろな調査やWeb記事なんかを見ていても、この2つのどちらかを選んでおけば良いのかなぁ。と思います。
記事はこちら。
この調査は、
・NTTコミュニケーションズ(OCNモバイルONE)
・インターネットイニシアティブ(IIJ mio)
・ビッグローブ(BIGLOBE LTE 3G)
・フュージョンコミュニケーションズ(楽天モバイル)
・日本通信(b-mobile)
のSIMをスマートフォンで利用している人1250人分のデータを集計してものです。
この結果を見ると、
・約6割の人は月の料金が3000円未満である。
・約6割の人は3GBのデータ通信量で足りている。
と言うことが分かります。
つまり、
・データ通信量3GBのプランで、音声通話を少し使う程度
と言う使い方の人が多いのではないか?と想像できますね。
3大キャリアプランでは、音声通話のかけ放題プランにデータ通信のプランを付けても、データ通信定額のプランに音声通話(基本料)を付けても、月額の料金は6000円以上かかるのが普通ですから、「格安SIMにしたらスマホの月の料金が半額になった。」と言う人が多いのも納得です。
この調査では、上記5つの(利用している)MVNOの満足度評価も載っています。
元々、今回調査対象になっているMVNO(格安SIM)自体が、市場でも人気のある所なので、いずれもそれなりに評価は高くなるだろうと想像できますが、その中でもIIJmioとOCNモバイルONEは評価が高いようですね。
先日の記事で、「OCNとIIJの2強時代」と記載しましたが、いろいろな調査やWeb記事なんかを見ていても、この2つのどちらかを選んでおけば良いのかなぁ。と思います。
2015年05月17日
IIJmioの安心感
こんな記事を見つけました。
IIJ決算会見:“接続料誤算”の影響で14年度は減益、好調「IIJmio」の契約数は43万に。
見出しは、「14年度は減収」なんて記載もありますが、私が注目したのはこちらの資料。
IIJmioの契約者数は
15年3月末で43万回線、
12月末のMVNO全体の目標回線数は100万超とのこと。
IIJmioやMVNEなど、IIJのMVNO関連の好調さを表した、非常に素晴らしい結果と目標だと思います。
契約回線数が増えると、回線速度が遅くなることを懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、状況としては逆で、契約回線数が増えるということは、よりライトユーザーへの裾野が広がっているということになりますので、回線速度はより安定した速度になっていくと考えられます。
現在、MVNO市場は、群雄割拠の状態でありながら、OCNモバイルoneとIIJmioの2強時代になりつつあると思っていますが、IIJmioはますます強くなっていきそうですね。
IIJ決算会見:“接続料誤算”の影響で14年度は減益、好調「IIJmio」の契約数は43万に。
見出しは、「14年度は減収」なんて記載もありますが、私が注目したのはこちらの資料。
IIJmioの契約者数は
15年3月末で43万回線、
12月末のMVNO全体の目標回線数は100万超とのこと。
IIJmioやMVNEなど、IIJのMVNO関連の好調さを表した、非常に素晴らしい結果と目標だと思います。
契約回線数が増えると、回線速度が遅くなることを懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、状況としては逆で、契約回線数が増えるということは、よりライトユーザーへの裾野が広がっているということになりますので、回線速度はより安定した速度になっていくと考えられます。
現在、MVNO市場は、群雄割拠の状態でありながら、OCNモバイルoneとIIJmioの2強時代になりつつあると思っていますが、IIJmioはますます強くなっていきそうですね。
2015年05月01日
【freetel priori2LTE】 その実力にびっくり!
----- 2015/7/27 追記 -----
priori2 LTE だけのスピンオフブログも作っています。
FREETEL priori2LTEで大満足の格安スマホ
ぜひ、こちらもご覧ください。
----- 追記ここまで -----
これまで使用していた”富士通F-02E”が、あまりにも「遅い、熱い、リセットする」と言うことで、とうとう我慢しきれずに新しいスマホを買ってしまいました。
購入機種は、いろいろと考えた結果、Freetelのpriori2LTEです。
さんざん悩んだ挙句、結局勢いで購入してしまったのですが、結果的には初日の使用感としてはかなり満足しています。
priori2、この端末については、このブログでは取り上げていませんでしたが、以下のようなスペックです。
Priori2 LTE
・ディスプレイ:4.5インチ(854x480ピクセル)
・CPU:クアルコム MSM8916(1.2GHz、クアッドコア)
・RAM:1GB
・ROM:8GB
・カメラ:500万画素(背面)、200万画素(前面)
・価格:17800円(購入価格、ポイント10%付、税抜)
私のこれまでの観点から、
・RAMが1GBしかない
と言う点が一番の懸念材料で、Zenfone5にするかかなり悩みました。
ですが、先日、子どもの端末をZenfone5にしたので、別の端末にしたいと言う個人的欲求と、値段的にもできるだけ安くしたいと考えていたため、この機種となりました。
(実はZenfone2を狙っていまして、OSアップデートが実施されて、その後問題が無いようであれば購入すると思います。)
さて、実際の使用感について、良い点、悪い点を記載したいと思います。
悪い点も記載しますが、全体で言ったら「なんでもっと早く購入しなかったのだろう」と後悔するぐらい良い端末だと思います。
では、
〇良い点
・速い
1.2GHzのCPU、1GBのRAMとは思えないくらい速いです。
購入して帰宅後、それまで使用していたF-02Eにインストールしていたアプリを一つずつインストールして、ほとんどF-02Eと同じアプリが入った状態まで戻しました。
その後、1時間ほど、Ingressしに歩いてみたのですが、Ingressのアニメーションが「こんなに速かったんだ」と思うくらい速いです。
それ以外に処理速度を感じる操作はしていませんが、ブラウザの表示も少し早いかもしれません。(回線速度もあるのでこの辺は何とも言えない部分もありますが。)
・画面解像度も気にならない
これ、良い点かどうかわかりませんが、画面の解像度が低い割りには、私はそれほど低解像度が気になりません。
ただ、解像度が低いので、アプリなどによっては1画面に表示できる情報量が少なくなるようです。
(その分、文字などは大きめになる。)
画面が4.5インチといまどきにしては少し小さめですから、このくらいでちょうど良いです。
こうやって、良い点をあげようとすると、あまり挙がらないですね。
ですが、現時点では満足度は非常に高くて、下記に「悪い点」をたくさん記載しますが、逆に下記に記載した以外は不満が無いのです。
「当たり前に普通に使える」状態になっているので、全体に良くできているのだと思います。
〇悪い点
・日本語とアルファベット入力の起動時のキーボードパターンを設定できない?
設定が見つけられていないだけかもしれませんが、私は、
・日本語入力時 :テンキー入力(フリック入力)
・アルファベット入力:QWERTYキーボード
・数字入力 :QWERTYキーボード(みたいな表示)
を入力開始時に表示されるキーボードにしたいのですが、このように設定はできていません。
まぁ、入力開始直後に1キータップするだけなのですが、この辺が日本のキャリア向けを作っているメーカーとは違いを感じます。
----- 2015/7/1 追記 -----
文字種ごとにキーボードを設定する方法がわかりました。
priori2LTEにプリインされている日本語入力ソフト「FSKAREN」の設定から文字種ごとのキーボードを指定できます。
設定方法については、priori2LTEサイトのこちらの記事をご参照ください。
----- 追記ここまで -----
・液晶は2点タッチのみ。反応もいまいち
液晶画面は2点タッチのみのようです。(どこかのホームページで見た記憶ですが)
マップアプリなどで、2本の指でマップを拡大したり縮小したりの操作が苦手です。
縮小しているつもりが、指を話した瞬間に拡大されたりします。
あと、日本の指で、マップをぐるっと回すような操作も苦手のようです。
なんとなく、2点が両方動く操作が苦手のように思います。
2点タッチしている動作でも、どちらか一方の指を固定して、もう一方の指だけで拡大縮小したり回転したりの操作をすると、それなりにうまくいくように感じています。
・マナーモードがない
「マナーモード」と言うのはなく、音量を最小にすると、「バイブのみ」、さらに音量を下げると、「音なし、バイブ無し」の状態になるようです。
最初、設定が無いので探してしまいましたが、このような動作になっているようでした。
これは、慣れの問題かもしれませんね。
・タップエリアが狭い?
画面の隅(縁)の方の部分のタップが反応しないことがあります。
付属の説明書でも、「タッチスクリーン」と記載されているエリアは非常に狭いのですが、まぁ、説明書の「絵」はあくまで説明だと思っていますので...。
・連絡帳が使いにくい
これ、Androidオリジナルなんでしょうね。慣れの問題もありますが、どうも使いにくいです。
・Ingressでコンパスが使えない?
Ingressをやらないひとには関係ない話ですが、個人的には結構重要。
Google「マップ」では、ちゃんと端末の向きに従って画面の向きが変わりますが、Ingressのコンパスを「動的」に設定しても、画面の上が北のままです。なぜでしょう・・・。
以上、「悪い点」で記載した内容は、実際、手にして使ってみないとわかりにくい部分かと思います。
また、これらの「悪い点」も個人的には「購入は失敗」と思わせるほどの事象ではありません。
1GBのRAM、1.2GHzのCPUでこれだけ動いてくれるのであれば、今までのF-02Eはなんだったのだろうと思ってしまいます。
私は、メイン機としてガンガン使っていくことになりますが、「お子さんに持たせる端末を安く」と言う場合にも、十分に対応できるのではないかと思います。
補足
私自身は、認識して購入しているので上記の「悪い点」に記載していませんが、
・おさいふケータイは使えない。
・防水、防塵対応ではない。
と言う、個人的に重視したい部分に、priori2は対応していません。
まぁ、SIMフリースマホのほとんどは対応していないので、今のところは仕方なしです。
−−−5/1追記−−−
「悪い点」の追記です。
・充電、通知のLEDが無い
充電中やメール受信などの通知LEDがありません。
・ホーム、Backなどのキーのバックライトが無い
暗い所で操作するとき、「Back」が分からないです。
追記の2点はちょっと不便なところです。
「格安スマホ」だと仕方ないのでしょうか。
細かいところですが、こういうところも頑張って欲しいですね。
priori2 LTE だけのスピンオフブログも作っています。
FREETEL priori2LTEで大満足の格安スマホ
ぜひ、こちらもご覧ください。
----- 追記ここまで -----
これまで使用していた”富士通F-02E”が、あまりにも「遅い、熱い、リセットする」と言うことで、とうとう我慢しきれずに新しいスマホを買ってしまいました。
購入機種は、いろいろと考えた結果、Freetelのpriori2LTEです。
さんざん悩んだ挙句、結局勢いで購入してしまったのですが、結果的には初日の使用感としてはかなり満足しています。
priori2、この端末については、このブログでは取り上げていませんでしたが、以下のようなスペックです。
Priori2 LTE
・ディスプレイ:4.5インチ(854x480ピクセル)
・CPU:クアルコム MSM8916(1.2GHz、クアッドコア)
・RAM:1GB
・ROM:8GB
・カメラ:500万画素(背面)、200万画素(前面)
・価格:17800円(購入価格、ポイント10%付、税抜)
私のこれまでの観点から、
・RAMが1GBしかない
と言う点が一番の懸念材料で、Zenfone5にするかかなり悩みました。
ですが、先日、子どもの端末をZenfone5にしたので、別の端末にしたいと言う個人的欲求と、値段的にもできるだけ安くしたいと考えていたため、この機種となりました。
(実はZenfone2を狙っていまして、OSアップデートが実施されて、その後問題が無いようであれば購入すると思います。)
さて、実際の使用感について、良い点、悪い点を記載したいと思います。
悪い点も記載しますが、全体で言ったら「なんでもっと早く購入しなかったのだろう」と後悔するぐらい良い端末だと思います。
では、
〇良い点
・速い
1.2GHzのCPU、1GBのRAMとは思えないくらい速いです。
購入して帰宅後、それまで使用していたF-02Eにインストールしていたアプリを一つずつインストールして、ほとんどF-02Eと同じアプリが入った状態まで戻しました。
その後、1時間ほど、Ingressしに歩いてみたのですが、Ingressのアニメーションが「こんなに速かったんだ」と思うくらい速いです。
それ以外に処理速度を感じる操作はしていませんが、ブラウザの表示も少し早いかもしれません。(回線速度もあるのでこの辺は何とも言えない部分もありますが。)
・画面解像度も気にならない
これ、良い点かどうかわかりませんが、画面の解像度が低い割りには、私はそれほど低解像度が気になりません。
ただ、解像度が低いので、アプリなどによっては1画面に表示できる情報量が少なくなるようです。
(その分、文字などは大きめになる。)
画面が4.5インチといまどきにしては少し小さめですから、このくらいでちょうど良いです。
こうやって、良い点をあげようとすると、あまり挙がらないですね。
ですが、現時点では満足度は非常に高くて、下記に「悪い点」をたくさん記載しますが、逆に下記に記載した以外は不満が無いのです。
「当たり前に普通に使える」状態になっているので、全体に良くできているのだと思います。
〇悪い点
・日本語とアルファベット入力の起動時のキーボードパターンを設定できない?
設定が見つけられていないだけかもしれませんが、私は、
・日本語入力時 :テンキー入力(フリック入力)
・アルファベット入力:QWERTYキーボード
・数字入力 :QWERTYキーボード(みたいな表示)
を入力開始時に表示されるキーボードにしたいのですが、このように設定はできていません。
まぁ、入力開始直後に1キータップするだけなのですが、この辺が日本のキャリア向けを作っているメーカーとは違いを感じます。
----- 2015/7/1 追記 -----
文字種ごとにキーボードを設定する方法がわかりました。
priori2LTEにプリインされている日本語入力ソフト「FSKAREN」の設定から文字種ごとのキーボードを指定できます。
設定方法については、priori2LTEサイトのこちらの記事をご参照ください。
----- 追記ここまで -----
・液晶は2点タッチのみ。反応もいまいち
液晶画面は2点タッチのみのようです。(どこかのホームページで見た記憶ですが)
マップアプリなどで、2本の指でマップを拡大したり縮小したりの操作が苦手です。
縮小しているつもりが、指を話した瞬間に拡大されたりします。
あと、日本の指で、マップをぐるっと回すような操作も苦手のようです。
なんとなく、2点が両方動く操作が苦手のように思います。
2点タッチしている動作でも、どちらか一方の指を固定して、もう一方の指だけで拡大縮小したり回転したりの操作をすると、それなりにうまくいくように感じています。
・マナーモードがない
「マナーモード」と言うのはなく、音量を最小にすると、「バイブのみ」、さらに音量を下げると、「音なし、バイブ無し」の状態になるようです。
最初、設定が無いので探してしまいましたが、このような動作になっているようでした。
これは、慣れの問題かもしれませんね。
・タップエリアが狭い?
画面の隅(縁)の方の部分のタップが反応しないことがあります。
付属の説明書でも、「タッチスクリーン」と記載されているエリアは非常に狭いのですが、まぁ、説明書の「絵」はあくまで説明だと思っていますので...。
・連絡帳が使いにくい
これ、Androidオリジナルなんでしょうね。慣れの問題もありますが、どうも使いにくいです。
・Ingressでコンパスが使えない?
Ingressをやらないひとには関係ない話ですが、個人的には結構重要。
Google「マップ」では、ちゃんと端末の向きに従って画面の向きが変わりますが、Ingressのコンパスを「動的」に設定しても、画面の上が北のままです。なぜでしょう・・・。
以上、「悪い点」で記載した内容は、実際、手にして使ってみないとわかりにくい部分かと思います。
また、これらの「悪い点」も個人的には「購入は失敗」と思わせるほどの事象ではありません。
1GBのRAM、1.2GHzのCPUでこれだけ動いてくれるのであれば、今までのF-02Eはなんだったのだろうと思ってしまいます。
私は、メイン機としてガンガン使っていくことになりますが、「お子さんに持たせる端末を安く」と言う場合にも、十分に対応できるのではないかと思います。
補足
私自身は、認識して購入しているので上記の「悪い点」に記載していませんが、
・おさいふケータイは使えない。
・防水、防塵対応ではない。
と言う、個人的に重視したい部分に、priori2は対応していません。
まぁ、SIMフリースマホのほとんどは対応していないので、今のところは仕方なしです。
−−−5/1追記−−−
「悪い点」の追記です。
・充電、通知のLEDが無い
充電中やメール受信などの通知LEDがありません。
・ホーム、Backなどのキーのバックライトが無い
暗い所で操作するとき、「Back」が分からないです。
追記の2点はちょっと不便なところです。
「格安スマホ」だと仕方ないのでしょうか。
細かいところですが、こういうところも頑張って欲しいですね。