アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog


2017年12月19日

全商検定2級以下は取得してもあまり意味ない?

皆さんは全商検定1級取得を目標としていると思いますが、全商検定2級・3級・4級も受けることがあると思います。では、実際のところ何かメリットがあるのでしょうか?

高校、進学、高校から就職、大学から就職の4つのアングルから見てみましょう。

高校内


受けるように先生に言われた検定は2級以下であっても、できるだけ合格した方がいいです。

でも、自ら2級以下の検定を取得しても特にメリットはないです。1級を目指しましょう。
高校では学習の目安として、2級や3級も受けるように言われると思います。商業科目の授業は、全商検定を取得することが最重要として進んでいると言っても過言ではありません。私も、簿記検定は1年次に3級、2年次に2級、3年次に1級といった感じで取得しました。

2級や3級を受ける目的というのが、合格か不合格かで生徒の理解度を計るというものです。理解度を見る点では、定期テストよりも全商検定の方が重視されています。

合格したかどうかで今後の授業での扱いが異なることもよくあります。2級が不合格だった人は引き続き2級の問題集を取り組み、受かった人は1級に進むといった感じです。別れて授業を受けることもあります。

全商検定3級2級の取得でも、成績にある程度反映されるところが多いと思います。ただ、授業の一環として受けるように強制された場合に限ります。

2級や3級はあくまで学習の途中地点です。1級を取得するまでの、ステップとして受験するのがいいと思います。

成績に関しては、定期テストの出来の方が検定の合否より重視されているみたいです。

あくまで、学習の理解度を計るツールと考えた方がよいと思います。




進学


進学で全商検定2級以下が考慮されることはあまりないです。

専門学校の場合、全商検定を持っていてもいなくても、ほとんどの人が受かります。全商検定は合否には関係ないです。

私立大学の中には、「全商協会特別推薦入試」というものを採用している大学もあります。 簡単に言えば「全商検定を多く取得した人が全国から全商協会に出願し、その上位の生徒を全商協会が選び、大学側に推薦する」入試形式です。しかし、全商検定1級からが評価の対象で、2級以下は基本的に反映されないようです。

他の推薦入試に関しても、同じことが言えると思います。

国立大学に行きたい場合、商業高校生はほとんど推薦入試を受けます。試験は書類審査、小論文、面接の3つが多いようです。まあ、書類選考で2級以下のものも書くと思いますが、国立大学では全商2級はアピールポイントとして厳しいでしょう。


高校から就職


全商検定2級でもある程度考慮されると思います。


企業や業種にもよりますが、何も無いよりはあった方がいいです。高卒を採用する企業の場合、どこでどう評価されるかわかりません。履歴書に書けるだけ書いときましょう。 でも、正直なところ2級でアピールするよりは、部活とか協調性とかを重視した方がいいでしょう。

大学から就職


全商検定は基本的に評価の対象外です。

全商検定は全国商業高等学校協会が主催している高校生のための検定です。

大学に進学しているのに、高校生用の検定をアピールするのは可笑しいと思いませんか? 実際、全商検定の社会的認知度は低いです。

全商簿記なら日商簿記、
全商英検なら実用英語技能検定やTOEIC
全商情報処理検定なら、ITパスポートや基本情報技術者試験
といったように、認知度の高く、全商検定の代替が可能な検定はいっぱいあります。




まとめ


全商検定2級以下はあくまで自分の理解度を計るツールです。

それを持っているだけで、特にメリットがあるものではありません

全商検定1級や認知度の高い検定の取得を目標にしましょう。


全商検定 会計と原価計算の違い どっちが難しい?

全商簿記検定1級を取得するには、会計と原価計算の両方合格する必要があります。

このページでは会計と原価計算にはどういう違いがあるのか? どちらが難しいのか? お伝えします。

どういう違いがあるの?

○ 会計

商品売買業で用いられる簿記です。いままでにも習った全商簿記2級の範囲がさらに発展した内容となっています。日商では商業簿記の範囲となります。

○ 原価計算

製造業で用いられる簿記です。製品の製造に要した金額(原価)の計算をします。日商では工業簿記の範囲となります。

つまり、原価計算は商品の製造過程を記録し、
会計はすでに完成した商品の販売活動を記録します。

このように、視点がかなり異なるので、原価計算に取り掛かる際は、いままでの簿記とはまた別物として新たな気持ちで勉強した方が良いでしょう。



どちらが難しいのか?

一概には言えませんが、会計のほうが難しいと思います。

原価計算は一連の流れが理解できれば、問題が解けるようになります。問題パターンも会計に比べ少ないです。新しい分野なので最初は慣れないかもしれないですが、仕組みは意外と単純です。

現に、合格率は原価計算のほうが高くなっています。


カテゴリーアーカイブ
タグクラウド
プロフィール
Daichiさんの画像
Daichi
公立商業高校(情報処理科)を卒業しています。 商業高校生の先輩として全商検定や学校生活についてアドバイスします!
プロフィール
最新記事
検索
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。