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2017年11月18日

合格できる全商簿記検定(会計)勉強法

ここでは、簿記実務検定1級(会計)に合格できる勉強法をお伝えします。

全商簿記(会計)合格への3つのポイント

【1】 まずは、仕訳が解けるようにせよ!

簿記の学習で最も基本となるのは、仕訳です。それに、全商簿記の会計で出題される仕訳のパターンはそんなに多くありません。

まずは、仕訳(大問1)の勉強から始めましょう。仕訳が分かるようになれば、他の問題も解きやすくなります。


【2】 勘定科目の分類を覚えよ!

大問2(分析・計算問題)と大問4(決算問題)を解くには、勘定科目がどのグループに属するか覚えておく必要があります。

例えば、流動比率を導くためには、そもそも流動資産がどれか分からないといけません。貸借対照表や損益計算書に転記するときも、どの欄に勘定科目を書けばよいか分かりません。

勘定科目一覧と分類は教科書に載っていると思うので、そこを問題を解く前に見ておきましょう。

以下にも簡単にグループ分けの基準を載せておきます。


○ 貸借対照表

資産
流動資産(売掛金や受取手形、および1年以内に現金化する資産)
固定資産(1年を超えて現金化する資産)
繰延資産(費用であるが、特別に資産として計上することが認められたもの)

負債
流動負債(買掛金や支払手形、および1年以内に支払期限が到来する負債)
固定負債(1年を超えて支払期限が到来する負債)

純資産
資本金
資本剰余金(株主からの払込金額のうち資本金以外のもの)
利益剰余金(会社の利益から生じたもの)


○ 損益計算書

販売費および一般管理費(商品の販売に要した費用)
営業外収益(主な営業活動以外の活動から生じた収益)
営業外費用(主な営業活動以外の活動から生じた費用)
特別利益(会社の活動で臨時的に生じた利益)
特別損失(会社の活動で臨時的に生じた損失)




【3】 決算問題は仕訳ができれば解ける!

決算問題(大問4)は解法までに4つのステップがあります。

1.付記事項の仕訳をする。

まずは、付記事項の仕訳を行います。問題用紙の空白のところに書いておいて、元勘定残高に勘定科目が既にある場合は、修正します。ここで、金額を修正していなかったら、決算整理事項の金額も変わってくるので、注意しましょう。


2.決算整理事項の仕訳をする。

決算整理事項の問題パターンは決まっています。ですが、特に「期末商品棚卸高」のところでつまずく人が多いようです。棚卸消耗費や商品評価損についてもう一度復習しましょう。また、貸借対照表の「商品」は実地棚卸数量と正味売却価格を掛けた金額になります。この仕訳も問題用紙の空白のところに書いておいて、元勘定残高に勘定科目が既にある場合は、修正しておきましょう。


3.仕分後の勘定科目と金額を損益計算書および貸借対照表に転記する。

仕訳をしたら、勘定科目と金額を転記します。転記場所を間違えないようにしましょう。


4.金額欄で空白のままのところは、計算して求める。

利益や資産・負債の合計金額などは、回答用紙を見て計算して求めます。単純な足し算、引き算なので簡単です。


以上から分かるように、決算問題も結局は仕訳の問題です。

いきなり財務諸表を完成させることを目指すのではなく、まずは付記事項と決算整理事項がきちんと仕分けられるかに重点をおきましょう。最初のうちは、仕訳だけを解いたあと、すぐに解説を見てあっているかどうか確認してください。

まとめ

簿記は仕訳が最重要です。まずは、仕訳の学習から取り掛かりましょう。




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公立商業高校(情報処理科)を卒業しています。 商業高校生の先輩として全商検定や学校生活についてアドバイスします!
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