夏のある日。

ハーブの花が咲きました。
赤にピンク、白、紫・・・
どの花にしようかな

ハチたちは、蜜をあつめに、とびまわります。

ミーンミンミンミ〜
ミｰンミンミンミ〜

ぎらぎらと脂ののった　いい声で
セミが歌います。

「いい声だねえ」
ハチが耳をすましました。

ツクツク　ゥイーヨ　　ツクツク　ゥイーヨ

時間によって歌い手は変わります。

ハチは、また耳をすましました。

夕方になりました。そろそろ帰る時間です。
ハチは家に帰ってから
羽をふるわせ、歌ってみました。

ぶ〜んぶんぶんぶ〜
ぶ〜んぶんぶんぶ〜

なかなかセミの声のように歌えません。

次の日。
セミは、今日もいい声で歌っています。

「いい声だね。どうしたら、そんなにうまく歌えるの？」
ハチがたずねました。

「さあね。そんなに長くは歌えないから。
思いっきり、今を歌ってるだけだよ」
セミは、ニヤリとわらいました。

「きみの羽をふるわす技（わざ）、なかなか真似できないぜ」
セミはそう言い残すとさっと飛びたちました。

ハチは、少しおどろき、ゆっくりと羽をふるわせてみました。

「なかなか真似できないって・・・」
ハチは、自分の羽音を聞きながら、
くすっと小さく笑いました。

One day in Summer.

The flower of herb broomed.
Red,pink,white,purple...
I wonder what flower I choose!

The bee fly around the flowers.

The cicada sings...mi~n minminmi~
mi~n minminmi~

Cicada sings
with glaring　warm up nice voice.

'How nice your voice is!'
Bee listen to the voice.

The another type cicada sings in other time zone.
'tukutuku wi~yo tukutuku wi~yo'

Bee listen to the voice again.

In the evening,It's time to go home.
When Bee come home,
he shake and sounds his feather.

Bu〜n　bun　bun　bun~
Bu〜n　bun　bun　bun~

He can't sing like a cicada.

The next day!
Cicada sing by his nice voice!

'Hey! you are nice singer!
Why do you sing well?'
Bee asked.

'I don't know why.
I won't be able to sing for a long time.
I just sing 'now'
Cicada smile　and grin.

'your shaking and sound feather is great!
I can't to imitate　you!'
Cicada said and flew away.

Bee are sueprised a little and
shake her voice.

'Meraly imitating'...
He smile a little　with listening .

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