2017年12月27日
株主優待が欲しい!でも具体的にはどうやるの?
「株主優待が欲しい!でも具体的にはどうやるの?」
やり方は・・・
1.標準的な獲得方法
2.信用取引を活用した獲得方法
この二通りがあります。それぞれについて解説していきます。
1.標準的な獲得方法
欲しい株主優待の株を、遅くとも権利確定日に保有して、
翌日まで持ち越すことが必要です。
【例】2018年1月の権利確定日の1月26日(金)までに購入し、
29日(月)まで持ち越す。
極論すると1月26日(金)の15時の引け成行買いで購入し、
29日(月)の9時の寄付き成行売りで売却しても権利確定
しています。まさしく一瞬しか保有していませんが、
これでもOKなんです(笑)もちろん、ずっと持っていても
構いません。僕は株価が下がっていて安値で購入できる
場合は、売らずにずっと持つことにしています。
2.信用取引を活用した獲得方法
「クロス取引」または「つなぎ売り」を活用した手法です。
両者はほぼ同じ意味です。
これによって株価が下落しても全く損をすることなく安心
して売買ができるのです。
標準的な手法は下記の通りですが、手数料や信用取引の
種類、その他いろいろなことを考慮すると、ちょっとだけ
複雑になります。それはまた後日解説します。
手順@権利確定日の「寄付き成行」または「引け成行」で、
「現物買い」「信用取引売り(空売り)」の両方を発注
します。そして約定した「現物買い」「信用取引売り(空
売り)」を相殺せず二本立てのまま翌営業日まで持ち越し
ます。
ポイントは「ザラバ(取引時間内)」で約定させない
ことです。なので「寄付き」か「引け」での約定となるよ
うに発注します。ザラバでは「売り」と「買い」を同時に
発注しても、ほぼ同じ株価での約定はできません。売りと
買いの約定株価が異なっていると損失が出る可能性があり
ます。
しかし一日の取引時間の中で4回だけ必ず同じ株価で約定
できるタイミングがあるのです。それが「前場寄付き」
「前場引け」「後場寄付き」「後場引け」での約定です。
手順A後場が終わって16時頃になったら、翌日扱い
で「買った株」と「売った株」を相殺(つなぐ)する作業
をします。15時直後に作業すると当日扱いとなってしまう
ようです。
証券会社によって呼称は違いますがやることは一緒です。
SMBC日興證券「現渡」、カブドットコム証券「品渡」。
以上、完了です!
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