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【場面緘黙症】資格ゼロ!

私は

何も資格を持ち合わせてはいない
普通のおばさんですが

持っている資格を言うなら


”豊富な人生経験・体験”が唯一の資格です。


その体験したことを語ることによって
少しでもみなさんのお役に立てたら


嬉しいなぁ・・・という思いから
情報を発信しています。


私も多くの人に
支えていただいたおかげで
現在の自分が存在しているからです。


そういった経験を活かした情報なので
発信する内容は様々になりますが


日々生活する中で少しでもお役にたてる
内容を提供していきたいと心がけています。



私は18年前、娘の体験を元に

「負けたらあかん!」を出版しました。


この本の内容は場面緘黙症で
11年間闘った娘と、親としてその時の
心境などを書き上げた本です。


特にこの本で訴えたかったことは


場面緘黙児にとって一番辛いと感じる時って
やはり”いじめ”なんです。


娘もいじめによって自殺を考える時期があり
この本を出版するきっかけになったのも、
当時、若年自殺が多発し


どんな理由があるにしても
尊い子供たちの命を


私たち大人が守ってあげなければ・・・との
思いから出版したのです。


今はこのようにメールやブログなどで
子どもたちを守る手助けの情報を
発信できることが嬉しいです。







【入園、入学を迎える緘黙児に安心のひと工夫を!】

〜緘黙症は必ず克服できますよ♪〜

春いよいよ自立の一歩を踏みだす
入園、入学を控えた子どもたち。学校


嬉しい喜びの中でちょっと緊張していたり、
不安を抱えていたりしているのでは?


また子ども以上に保護者の方は
今まで親の目の行き届くところで過ごしていた
わが子が巣立っていく嬉しさと、その反面


「うちの子、お友だちとうまくやっていけるだろうか」

「先生の話、ちゃんと聞けるだろうか」

「トイレ一人でいけるかなぁ」など


心配しかけたらキリがないほど
色々なことが頭をよぎっていませんか?


第一子を初めて送り出すお母さんは
特にそのような心配がつき物のようですね。


まして
緘黙児となるとお母さんの心配は
計り知れない不安と緊張で心が
カチカチに固まっているのではないでしょうか?


お母さん、少し肩の力を抜きましょう。


♪緘黙症は必ず克服できますよ〜♪♪♪


お母さん。らないでね。

そして
おうちに帰ってきたときいっぱい
話を聞いてあげましょうね。


少々字が汚くても叱らないでね。

算数が少しくらい解らなくても
ゆっくり教えてあげてください。


お母さんのお手伝いを
いっぱいさせてあげてください。


それが唯一のスキンシップになりますよ。拍手


そしていっぱい褒めてあげましょう。まる





<場面緘黙症 まりちゃんの園での様子>

〜お買い物ごっごしたよ〜

お買い物ごっこ したよ

まりちゃんは サイフやさん

だれも 買いにきてくれないの・・

一人ぼっちで 売ってたの・・・

やっと お客さん きたよ

となりの組のせんせいが サイフ買って くれたよ

まりちゃんの せんせいは いないの

どこへ行ったのかなぁ

わたしも お買い物 したいなぁ・・・


じぶんの お店 ほっといて

わたしも ほかのお店 見に行ったよ 

一人ぼっちで・・・

せんせいは どこにいるのかなぁ・・・


レストランがあったの 

レストランにはいって 一人でシュークリームとヤクルト たべたよ

みんなは おともだちと たべてたよ

かなこちゃん(年子の妹)も お友だちと たべてたよ

”ケラ ケラ”わらって とても たのしそう・・・

うらやましいなぁ〜 

まりちゃんは いつも 一人ぼっち!

場面緘黙の娘も家に帰るととてもおしゃべりで
このように園であったことをいっぱい話してくれました。

<場面緘黙 緘黙という扉の向こうで・・・>

緘黙 〜 まりの叫び!が聞こえます〜

おかあさん!

お部屋のカギ 無くしたの!

おかあさん!

お部屋のドアが 開かないよ〜

おかあさん! 

お部屋のカギ さがしてね

早く 早く さがしてね

一人ぼっちで  まりちゃん  さみしいよぉ〜!



緘黙 〜まりちゃん! 一人ぼっちじゃないよ〜
 

まりちゃん!

困ったことがあったら

大声で叫ぶのよ!

まりちゃん!

ドアを 力いっぱい 叩くのよ

さぁ! 勇気だして

まりちゃん!

何も 怖がらなくて いいからね

いつも おかあさん ついているから!

お部屋の前に いるからね  

いつも いつも 守っているからね


<娘が場面緘黙小学1年の時 せんせい「あのね・・・」>

○月○日

先生あのね

きょう きゅうしょく のこしたよ

先生 お休みしていたから しらない先生きたよ

こわいかおして おこったよ

ぜんぶたべなさい!って


べんきょうの時も

「へんじ できるまで 立っていなさい!」って

おこったよ、こわかったなぁー


○月○日

先生あのね

きょうの 写生大会 たのしかったよ

でもね 先生は わたしの絵を見て 

チューリップ?っていったけど

ほんとは わたし さくらのはなびら かいたんだよ

先生のまちがいだね



○月○日

先生あのね

わたし きゅうしょく きらいなの

いつも ぎゅうにゅう ついてるから

きょうも のめなかった! 

「ゲッーッ」ってなるの

先生 ごめんなさい


○月○日

先生あのね

きょう ぎゅうにゅう ちょっとだけ のめたよ

だって おうちで のむれんしゅう したんだよ

えらいでしょ!
 

担任の先生との「あのね日記」の交換は毎日つづきました。
学校では話せなくても文章ならとても素直に表現することができたので
先生との信頼関係も大変良好だったと思います。

そして、あれから30年。その担任と世間話でもりあがっている娘の姿をみると
何とも不思議な思いになりますが・・・それでいいんです・・よねぇ、先生。

<場面緘黙児にとって居心地のいい環境って?A>

緘黙児が安心できて緊張がほぐれる環境とは
緘黙をしっかり理解してくれている大好きな先生がいつも傍で見守って
くれていることのようです。

やむを得ず緘黙児の視野から離れなければならない時は、その理由を
伝えてあげることが大切です。

「ちょっと職員室に行って用事してくるね」「すぐ戻ってくるよ」
「心配いらないよ」と声かけがあれば安心します。

また、少し時間がかかりそうな時や本人が不安な表情を見せたときは
一緒に連れて行き他の先生や校長先生などその子どもが安心できる方に
預けるなどの工夫が大事かと思います。

パッと見たとき先生が居なくなっていると急に不安になります。
その不安を取り除くためにはまた時間がかかってしまいますし、
いつまた消えてしまうかと思わせてしまったら、せっかく築きあげた
お互いの信頼感が崩れてしまいます。

”建設は死闘 破壊は一瞬”です。


「特別扱い」とか「わがままを容認」していると言った声を時々耳にすることがあります。
他の子どもたちが「あの人だけずるい!」そう言っているということも聞きますが、
子どもたちには緘黙の事をキチンと話せば判ってくれると思います。

緘黙児が緊張と恐怖心から開放される環境、場面とは
よく緘黙のことを理解している先生が常時傍に居てくれている時だそうです。

心の中の絡みついた緊張や恐怖の糸が解き放されていくのがわかるそうで
いつの間にか顔のこわばりや、手足のこわばりもなくなり、体が軽くなるそうです。

心の叫び!

先生!私を一人ぼっちにしないで!

<場面緘黙児にとって居心地のいい環境って?@>

場面緘黙児は集団生活の中でいつも緊張と恐怖心で落ち着かない
環境に居ることが多いようです。

ではどのような環境なら緊張から解放され落ち着くのでしょう。

・いつも自分の視野の中に信頼のできる先生がさりげなく居てくれる。

・時には傍に来て「お天気いいね〜、外に行ってみる?一緒に行こうか」と
 話しかけてくれる。
・表情から気持ちを汲み取ってくれる先生が常に居てくれる。

緘黙児は同級生からのいたずらや悪口「アホ・ボケ」などの暴言を
即”いじめ”と捉えているわけではありません。
また、そういったことが即、緊張感や恐怖心に結びついている訳でもありません。

単純ないたずらなども継続的になった場合は「嫌だなぁ〜」って
悲しくなったりするのは当然です。
緘黙児に限らずそれは子どもなら当然の気持ちでしょう。

声を出さない、話さないのであれば「声だしてみてぇ〜」「自分の名前言ってみてぇ」
そう言って感黙児に話しかけることがあります。でも緘黙児はそれに答えることは
できませんが、だからといって”辛い、苦るしい”とは思っていません。

逆に自分の存在を意識してもらっているという安心感に変わるようです。
あまりしつこいとちょっと嫌になることはあります。

また、わざわざ”コチョコチョ”などをして笑う声を出させようと試みることもあります。

こそばいので顔の表情がゆるみ、歯を見せて、はにかんだだけで周りの子どもは
”笑った笑った”と大喜びしてくれることもあります。
悪気のない子どもたちの表情は見ていてわかるものです。
緘黙児も相手に悪気があるのかそうでないのかはわかるみたいです。

低学年の、このような子どもたちのやり取りは緘黙児にとっては居心地のいい
環境なのかも知れません。そっと見守ってあげるのもいいかも知れませんね。

<緘黙児が”辛い!”と感じるのは”いじめ”られている時です>

緘黙児のほとんどは喋れない事を辛いとは思っていないようです。

極度の恐怖心から緊張が増して声が出せない、体が硬直するなどの症状はありますが
それが”辛さ”につながってはいないのです。

しかし本当に辛い思いをしているとしたら、それはいじめによる不本意な言葉
「アホ・ボケ」などを投げかけられ、背中を押されたり蹴られたりしてその場から
逃げることができない悔しさや惨めさから”辛く””悲しい”という気持ちに
なっているのです。

緘黙児だけでなく誰でも言葉の暴力や身体的暴力などの”いじめ”に遭うと”辛い”
”苦しい””悲しい”でしょう。

言葉の暴力も含め”いじめ”によって”辛さ”イコール”恐怖心”がますます強く
なり緘黙は悪化していきます。

そうなると克服できるチャンスが遠のいてしまいます。

現場で携わる先生方は喋れないと”いじめ”にあったりするから。と思って
自分の口でイエス、ノーがはっきり言えるようにしてあげなくてはと発語の訓練を
試みるようですが、イエス・ノーが言えないから辛いのではないのです。
またイエス・ノーが言えても”いじめ”はなくなりません。

その前にとにかくその子が抱いている”怖さ”が一体何なのかを探りその怖さから
開放してあげられる方法を見つけ安心できる環境作りを検討していくことが
克服への重要なカギのような気がします。

何度も繰り返しますが”いじめ”られるから辛くなるのです。

場面緘黙児に限らず全ての子どもたちが園や学校という場面で”辛い”という思いを
することなく安心して学び成長できる”いじめ”のない学校教育の場面環境を造るのは
私たち大人の責務ではないでしょうか。

つづく

<大津いじめ条例、いじめ対策を「いじめられている子ども」に委ねるなんて言語道断!>

最近、大津いじめ自殺事件を受けて”いじめ”について全国的に議論が
展開されていますが

「いつの時代も、”いじめ”は絶対なくならない」また「いじめは発見しにくい」と
発言している方が結構多いように思います。

本当に”いじめ”はなくならないのでしょうか?
いじめは発見しにくいのでしょうか?

大津市ではいじめられている子が「いじめられている」と先生や家の人に
言わなければいけません。といった意味合いの条例を検討しているそうですが
私は何と言っていいのか今、言葉を失っています。

条例に定められているからと「いじめられている子」が言いたくないのに
義務だからといって言わざるを得なかったとしたら、それは自殺を覚悟しての訴えに
なるような気がします。

なぜなら訴えたその瞬間から自分はどのように過ごしたらいいか分からないからです。
仕返しが怖いからです。世間の風評が怖いからです。

いじめによる自殺を何としても食い止めたいと強く願っている私としては
いじめられている子からいじめの実態を掴もうとしているのは、教育委員会のエゴであり
いじめられている子にすべての責任を押し付けている条例だと言わざるを得ません。

そしてその子どもの生命にかかるとても危険な条例だと思います。

もしその条例を通すとしたら、訴えた子どもの、その瞬間からの保護の方法も
条例にしっかり明確に組み込む必要があるのではないでしょうか。

いじめによる犠牲者をこれ以上出さないで!

<緘黙症は極度の恐怖心を取りのぞいてあげることを最優先に!>

二歳児の子どもが「場面緘黙症と言われた」という話を、若いママから聞きました。
風邪で2週間ほど入院したのがキッカケだったそうです。

家の中でママと一緒にいる時は入院前も退院後も変わりなくニコニコよく笑うし
やかましいくらい、よくママに話しかけてもくる。気に入らなかったりすると
泣くことも当たり前のようにできます。

しかし保育園に行くと急に顔の表情が硬くなり先生が話しかけてもニコッと
することもなく、無表情で一日過ごすようになってしまったそうです。

入院前はみんなと一緒にお遊戯したり、ふざけて先生の言うことも聞かず
逃げ回ったりと、とても活発に動き回ってよく笑いよく泣き元気いっぱいの
とても明るい子だったということです。

「この子はどうなってしまったのでしょう」とその若いママは戸惑いを隠しきれず
これからどのようにその子に接していけばいいのか大変悩んでいらっしゃいました。

この話を聞いて初めて気がついたんです。
場面緘黙症になる原因はただただ”恐怖心”なのではないかと。

病院で入院した時、お医者さんや看護士さんは治療のためにやむを得ず痛いことも
しなければなりません。が、その子にとってはとても痛くて怖いことを他人に
されるのですからママ以外の人を信頼できなくなって当然でしょう。

他の大人の人はいつ何をするかわからないと。その極度の怖さで緊張して体が
硬くなってしまっているように思います。

”治療のため”と言う理屈は幼い子には通じていないでしょうから。

この話を聞いて今更ながらですが場面緘黙症の子どもに対する接し方は
とりあえず”怖さを取り除く”ことを最優先することだと感じました。

この子の場合は、可能な限りママ以外の人が、その子が望む限り一日中でも抱っこ
してあげ、話かけをいっぱいしてあげるのが一番なのではないでしょうか。

その子からちょっと離れなければならない時は、理由をちゃんと話して
待っててもらうようにしましょう。

不安にだけはさせないように心がけることが大切です。

病院以外の場面では他人は私に危害を加えないんだという安心感が生まれれば
大人の人を信頼できるようになり話しかけにニコッとするように思います。

そうなれば占めたものです。小さいだけに克服はきっと早いような気がします。

私のモットー

”焦らず 急がず 諦めず”です。

つづく
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プロフィール

ゆりママ
1995年著書 負けたらあかん!を出版しました。 場面緘黙症を乗り越えた娘の体験をもとに いじめによる自殺を何としても食い止めたいという思いで書きあげた本です。 大津いじめ事件に、心が傷み”死に急がないで!” と訴えたくてブログを立ち上げました。
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