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2010年10月26日 Posted by ゆべ at 20:23 | 芸術 | この記事のURL
『眠れる』部屋の・・・
芸術の都として有名なフランス・パリ。美術館が立ち並び、世界的に有名な作品も多く集まるこの街で、いま、埋もれていた名画が発見されたと話題を呼んでいる。
先日、70年近く閉ざされていたパリ中心部にあるアパートの一室から、19世紀に活躍したイタリア人画家の絵を発見。競売に出したところ、210万ユーロ(約2億4,000万円)で落札されたという。

英紙デイリー・テレグラフや仏通信社AFP通信によると、絵が見つかったのはオペラ座にほど近い、パリ9区にあるアパートの一室。
1900年ごろに建てられたというアパートの部屋を借りていたのは最近亡くなった91歳の女性で、財産目録の作成を任された専門家がこの部屋へ足を踏み入れた。
実はこの女性、第二次世界大戦が起きる前に南フランスへ移住。それ以降はアパートには全く戻らず、家賃を払い続けながらも、70年近く鍵が掛けられたまま閉ざされた一室となっていたらしい。

時が止まったままとなっていた部屋を見た専門家は、そのときの印象を「古いほこりのニオイがした」「“眠れる美女の城”に転がり込んだようだった」と話している。
大きな鏡やしゃれたテーブルなど、品のある家具が並ぶと同時に、汚れたミッキーマウスやダチョウの人形が置かれているなど、どこか若い女性らしさも感じさせる室内。
その中で作業を行っていた専門家は、ある絵に目が留まった。

彼が見つけたのはピンクのドレスに身を包んだ美しい女性の絵。専門家は絵を見て、それが19世紀に活躍したイタリア人画家、ジォバンニ・ボルディーニの作品だと思ったという。
1842年生まれのボルディーニは1871年にパリへ移住。パリで当時人気だった女優のマルト・デ・フローリアンと交際していたとされている。

そしてこの部屋の所有者はフローリアンの孫娘にあたるそうで、絵は大事に受け継がれていたものらしい。
アパートからは愛をささやくメモが書かれたボルディーニの名刺や、政財界の重鎮らがフローリアンに送り、しっかり束ねられたラブレターも発見された。

専門家は絵が本当にボルディーニの作品なのか調査を依頼。その結果、ボルディーニの妻によって書かれた本(1951年に出版)の中に、絵に関する記述があることが明らかになった。
それによると、見つかった絵はフローリアンが24歳のとき、1898年に描かれたものだという。

絵は競売に出品され、30万ユーロ(約3,460万円)から始まった値段は、10人のバイヤーによってみるみる上昇。
結局、ボルディーニの作品の中で一番高い210万ユーロで落札されたそうだ。70年もの間ひっそりと部屋にしまわれていた女優の絵は、まさに“眠れる森の美女”だったのかもしれない。


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