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2018年02月25日
二足歩行 コミュニケーション ロボット パルミー
家庭用コミュニケーションロボットは色々ありますが、
最初から、高級な二足歩行のコミュニケーションロボットがほしいと言う人には
パルミーが良さそうですね。
家族、ビジネスマン、おじいちゃんの各動画を視ると、どれもそれぞれピッタリのロボットという感じがします。
子供用に買うと、パルミーは子供の成長にとっていい影響を与えそうだし、家族全体で盛り上がりそうです。
また独り身のサラリーマンにとって、パルミーは友達、恋人、ペット等として色々な役割をはたしてくれそうです。朝寝坊してると「時間ですよ起きて下さい」とか「お帰りなさい、今日は遅かったですね」とか言っててくれるとたまりませんね。
特におじいちゃんの動画は最初は何か切ないが、最後は友達になれてよかったなという気分になりますね。
子どもたちが親孝行したい、何かプレゼントしたいと思ってても、何がいいか分からない人には良さそうですね。補聴器は片耳何十万円としますから、その前に贈るという考えもあると思います。
<動画>
サイトに入って、左端のアイコン群の一番下が動画のアイコンで、以下の3つの動画があります。
(スマホで見れない場合はPCで見て下さい)
2.palmi 2(家族が増える編)おじいちゃんとのコミュニケーション
左端のアイコン群の一番下が動画のアイコンから入って下さい。
3.palmi 3 (カスタマイズ編)ビジネスマンも進化
左端のアイコン群の一番下が動画のアイコンから入る。
1.palmi 1 (私とpalmi編) 子供、家族とのコミュニケーション
左端のアイコン群の一番下が動画のアイコンから入る。
Palmi(パルミー) 二足歩行 コミュニケーション ロボット
最初から、高級な二足歩行のコミュニケーションロボットがほしいと言う人には
パルミーが良さそうですね。
家族、ビジネスマン、おじいちゃんの各動画を視ると、どれもそれぞれピッタリのロボットという感じがします。
子供用に買うと、パルミーは子供の成長にとっていい影響を与えそうだし、家族全体で盛り上がりそうです。
また独り身のサラリーマンにとって、パルミーは友達、恋人、ペット等として色々な役割をはたしてくれそうです。朝寝坊してると「時間ですよ起きて下さい」とか「お帰りなさい、今日は遅かったですね」とか言っててくれるとたまりませんね。
特におじいちゃんの動画は最初は何か切ないが、最後は友達になれてよかったなという気分になりますね。
子どもたちが親孝行したい、何かプレゼントしたいと思ってても、何がいいか分からない人には良さそうですね。補聴器は片耳何十万円としますから、その前に贈るという考えもあると思います。
<動画>
サイトに入って、左端のアイコン群の一番下が動画のアイコンで、以下の3つの動画があります。
(スマホで見れない場合はPCで見て下さい)
2.palmi 2(家族が増える編)おじいちゃんとのコミュニケーション
左端のアイコン群の一番下が動画のアイコンから入って下さい。
3.palmi 3 (カスタマイズ編)ビジネスマンも進化
左端のアイコン群の一番下が動画のアイコンから入る。
1.palmi 1 (私とpalmi編) 子供、家族とのコミュニケーション
左端のアイコン群の一番下が動画のアイコンから入る。
Palmi(パルミー) 二足歩行 コミュニケーション ロボット
2017年12月21日
2017国際ロボット展に行って来ました
2017/11/29〜12/2まで東京ビッグサイトで開催された『2017 国際ロボット展(主催:日本ロボット工業会と日刊工業新聞社)に行ってきた。
(開催概要)
その一部の様子を写真およびサイトにアップされた動画で紹介します。
この国際ロボット展は2年に一度で、今年は特に多くのロボットにAIが使われているそうです。。
機能・外観的には双腕ロボットの展示が多いように感じた。
今回動画は撮らなかったが、サイトに沢山の動画がアップされていたので、
そのなかから面白そうな物をピックアップして以下ご紹介します。
◯各種の展示ロボット
臭いを嗅ぐ犬ロボットや野菜収穫ロボットや弁当詰めロボット等々
◯非常に可愛らしいロビライド実演その他(ロビくんの購入はここから)
◯トヨタのブースは観客が多くよく見れなかった。
そのロボットT-HR3はその動きが滑らかでバランスが素晴らしい。
以下日本を代表するロボットメーカーの展示動画を列挙。
◯FANUC
機械をIoTで結んで生産性を向上させるシステム。
◯川崎重工業(新型ヒューマノイドのデモ)
熟練技術者の動きをロボットで再現するシステム。
◯安川電機
AIでロボットに「様々な掴み方」を学習させる。
その他にこんなのも有りました。
他とは異なる一寸特殊なブース、伝統芸能への応用?
◯能が拓くロボットの新しい世界
2年後2019年の展示会はオリンピック前年でもっと盛大かつ多彩な内容になることが期待されます。
この国際ロボット展以外にも各種ロボットの展示会があると思いますので、ウオッチして行きたいと思います。
(開催概要)
その一部の様子を写真およびサイトにアップされた動画で紹介します。
この国際ロボット展は2年に一度で、今年は特に多くのロボットにAIが使われているそうです。。
機能・外観的には双腕ロボットの展示が多いように感じた。
今回動画は撮らなかったが、サイトに沢山の動画がアップされていたので、
そのなかから面白そうな物をピックアップして以下ご紹介します。
◯各種の展示ロボット
臭いを嗅ぐ犬ロボットや野菜収穫ロボットや弁当詰めロボット等々
◯非常に可愛らしいロビライド実演その他(ロビくんの購入はここから)
◯トヨタのブースは観客が多くよく見れなかった。
そのロボットT-HR3はその動きが滑らかでバランスが素晴らしい。
以下日本を代表するロボットメーカーの展示動画を列挙。
◯FANUC
機械をIoTで結んで生産性を向上させるシステム。
◯川崎重工業(新型ヒューマノイドのデモ)
熟練技術者の動きをロボットで再現するシステム。
◯安川電機
AIでロボットに「様々な掴み方」を学習させる。
その他にこんなのも有りました。
他とは異なる一寸特殊なブース、伝統芸能への応用?
◯能が拓くロボットの新しい世界
2年後2019年の展示会はオリンピック前年でもっと盛大かつ多彩な内容になることが期待されます。
この国際ロボット展以外にも各種ロボットの展示会があると思いますので、ウオッチして行きたいと思います。
2017年02月28日
個人で鉄腕アトムが作れるぞ
日本人で「鉄腕アトム」を知らない人は殆どいないのでは。
子供の頃「鉄腕アトム」のマンガを見ながら育った人も多いと思う。
命を見つめ、人間愛、人類愛を貫くこの漫画は偉大なマンガなのだ。いや作者である手塚治虫が素晴らしかったと言えよう。
西洋人と違い、日本人がロボットを愛する心を持ち、友達と思うのは、鉄腕アトムの影響(お陰)と言われている。
一昔前犬型ロボット「アイボ」がソニーから世に出て一時的にブームにはなったが、その後の発展はなかった。時期早尚だったのだろうか。
その間産業用ロボットは大発展し工場の生産現場は大きく変貌を遂げた。
日本がロボット大国になったのも鉄腕アトムを意識したモノ作りの努力が大きく貢献したと思われる。
それから現在まで人工知能AIを内蔵した小型の家庭用ロボット、コミューニケーションロボットが多数商品化され、かなりのパフォーマンスを行うものも出てきている。(詳しくは下記サイト参照)
しかしやはり日本人の心の故郷的鉄腕アトムが出て来るのを大多数が待ち望んでいたのではないだろうか。
そしてついに満を持してATOMを個人で作る企画が出現した。
(以下の記事は最後に列挙したサイトの文章を一部転載使用)
講談社やNTTドコモなどは22日、「鉄腕アトム」をモデルとしたロボット「ATOM」を作れる「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」を4月4日に創刊すると発表した。
<雑誌の内容と値段等>
・本の名は「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」
・全70巻構成で、4月4日から2018年9月11日まで順次販売。
・創刊号は896円で、付属としてアニメ「鉄腕アトム」の1963年版、1980年版、2003年版の初回などを
収録したDVD、ATOMの透視設計図、ビスケースが付属する。
・全70号分を組み立てると完成する。トータル19万9232円。
・完成すると、身長は本物のアトムの1/3にあたる約44cm、重量は約1.4kgになる。
・組み立て代行サービスもあり、申し込むと22万9932円掛かる。
<製造役割分担>
・ロボット本体のOSとアプリケーションの設計、AIは富士ソフト、
・モデリングとキャラクター監修は手塚プロダクション、
・基盤の製造・実装と希望者への組み立て代行サービスはVAIO(長野県安曇野市)が担当。
・人間との対話を担い、ATOMと会話すればするほど成長していく「自然対話プラットフォーム」は
NTTドコモが提供。
<機能の分担>
・ATOMは頭部に搭載されたカメラで子供、成人男性、成人女性、高齢者の4属性を判断。
・それぞれの属性に応じた会話内容や、丁寧語の使い分けを行い、友達登録も12人まで対応する。
・また胸部に搭載した2.4インチの液晶ディスプレイに画像を映しながら、絵本の読み聞かせも可能。
・さらになぞなぞやラップの歌唱、人間の年齢当てゲームなどの遊びも行なう。
・AI(人工知能)を搭載しており、目の前の人を認識しながら簡単な会話ができるため
絵本の読み聞かせや、ラジオ体操も可能だ。
1952年に生まれた「鉄腕アトム」が最新技術を基に現代に蘇る。
<言語、会話等について>
・言語学習にはNTTドコモが開発した「自然対話プラットフォーム」の技術を用いる。
・知らない言葉を受けとるとクラウド上のデータベースにアクセスし言葉の目的や意図を解釈して返答する。
・会話を重ねる中で知識を増やしていく。話しかけた人を認識し、
一人ひとりが興味ありそうな話題を使い分ける。
動画1.「2017年、ATOMと家族になろう」
動画2.2017年「ATOMプロジェクト始動」
サイト:ロボスタ、ロボット情報WEBマガジン
現国内で在発表されているロボットはこのロボット情報WEBマガジン「ロボスタ」にほぼ全部まとめられて
いるようだ。
まさにこのサイトはコミューニケーションロボットのエンサイクロペディアとも言えそう。
動画3.「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」創刊
動画4.ATOM『手塚治虫 生誕90周年記念映像』
サイト: 「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」魅力はこれだ。(分かり易いサイト)
雑誌購入はこちら
子供の頃「鉄腕アトム」のマンガを見ながら育った人も多いと思う。
命を見つめ、人間愛、人類愛を貫くこの漫画は偉大なマンガなのだ。いや作者である手塚治虫が素晴らしかったと言えよう。
西洋人と違い、日本人がロボットを愛する心を持ち、友達と思うのは、鉄腕アトムの影響(お陰)と言われている。
一昔前犬型ロボット「アイボ」がソニーから世に出て一時的にブームにはなったが、その後の発展はなかった。時期早尚だったのだろうか。
その間産業用ロボットは大発展し工場の生産現場は大きく変貌を遂げた。
日本がロボット大国になったのも鉄腕アトムを意識したモノ作りの努力が大きく貢献したと思われる。
それから現在まで人工知能AIを内蔵した小型の家庭用ロボット、コミューニケーションロボットが多数商品化され、かなりのパフォーマンスを行うものも出てきている。(詳しくは下記サイト参照)
しかしやはり日本人の心の故郷的鉄腕アトムが出て来るのを大多数が待ち望んでいたのではないだろうか。
そしてついに満を持してATOMを個人で作る企画が出現した。
(以下の記事は最後に列挙したサイトの文章を一部転載使用)
講談社やNTTドコモなどは22日、「鉄腕アトム」をモデルとしたロボット「ATOM」を作れる「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」を4月4日に創刊すると発表した。
<雑誌の内容と値段等>
・本の名は「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」
・全70巻構成で、4月4日から2018年9月11日まで順次販売。
・創刊号は896円で、付属としてアニメ「鉄腕アトム」の1963年版、1980年版、2003年版の初回などを
収録したDVD、ATOMの透視設計図、ビスケースが付属する。
・全70号分を組み立てると完成する。トータル19万9232円。
・完成すると、身長は本物のアトムの1/3にあたる約44cm、重量は約1.4kgになる。
・組み立て代行サービスもあり、申し込むと22万9932円掛かる。
<製造役割分担>
・ロボット本体のOSとアプリケーションの設計、AIは富士ソフト、
・モデリングとキャラクター監修は手塚プロダクション、
・基盤の製造・実装と希望者への組み立て代行サービスはVAIO(長野県安曇野市)が担当。
・人間との対話を担い、ATOMと会話すればするほど成長していく「自然対話プラットフォーム」は
NTTドコモが提供。
<機能の分担>
・ATOMは頭部に搭載されたカメラで子供、成人男性、成人女性、高齢者の4属性を判断。
・それぞれの属性に応じた会話内容や、丁寧語の使い分けを行い、友達登録も12人まで対応する。
・また胸部に搭載した2.4インチの液晶ディスプレイに画像を映しながら、絵本の読み聞かせも可能。
・さらになぞなぞやラップの歌唱、人間の年齢当てゲームなどの遊びも行なう。
・AI(人工知能)を搭載しており、目の前の人を認識しながら簡単な会話ができるため
絵本の読み聞かせや、ラジオ体操も可能だ。
1952年に生まれた「鉄腕アトム」が最新技術を基に現代に蘇る。
<言語、会話等について>
・言語学習にはNTTドコモが開発した「自然対話プラットフォーム」の技術を用いる。
・知らない言葉を受けとるとクラウド上のデータベースにアクセスし言葉の目的や意図を解釈して返答する。
・会話を重ねる中で知識を増やしていく。話しかけた人を認識し、
一人ひとりが興味ありそうな話題を使い分ける。
動画1.「2017年、ATOMと家族になろう」
動画2.2017年「ATOMプロジェクト始動」
サイト:ロボスタ、ロボット情報WEBマガジン
現国内で在発表されているロボットはこのロボット情報WEBマガジン「ロボスタ」にほぼ全部まとめられて
いるようだ。
まさにこのサイトはコミューニケーションロボットのエンサイクロペディアとも言えそう。
動画3.「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」創刊
動画4.ATOM『手塚治虫 生誕90周年記念映像』
サイト: 「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」魅力はこれだ。(分かり易いサイト)
雑誌購入はこちら
2017年01月31日
ハウステンボスがロボット活用の世界的会社になる?
ハウステンボスが、ロボ設計・活用の新会社を設立したとのニュースを見てやはりそうだったのかと思った。
これまでハウステンボスは、これまで敷地内で「六つの王国」(*)を築きその敷地内で数々の実験的とも思える事業を展開して来た。
今回の発表はこれまで「ロボット王国」で営業してきたロボットの運営ノウハウを今後のロボットによる設計から運用サービズ業を対象としたコンサルティングを目指すもののようだ。
ハウステンボス内は現在の東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた広さをもち、その広大な敷地は私有地であるため、初めて行う様なことにも何ら申請手続きの必要は無いし、規制も掛からない。
ロボット等出荷メーカー側も実験的に使ってくれるハウステンボスとは「渡りに船」というか「相思相愛」的な相互関係を築いてきた。
そしてロボット王国を考えた当初からの狙いであったろう内容を現実化する今回の新会社の発表で明らかになった。
やはり澤田社長はこれまでの経緯からも時代を切り開いてゆく凄い経営者だ。
ドイツの学生時代にアルバイトで資金をため世界中を旅行し、その後いろいろ会社を設立してきたが
旅行業のHISで成功した。
航空会社は、いまでこそ国内で格安航空(LCC」が何社も営業しているが、その昔高値止まりの日本航空、全日空の国内2航空会社に果敢に挑戦してスカイマークを起こし大手2社に対抗したのはあまりに有名な話だ。
そしてホテル(ウオーターマーク)事業や金融・証券会社(HIS証券)、そしてハウステンボスの再生。
そもそもハウステンボスは2200億円もの金を掛けて1992年開演したが、バブル崩壊の影響を受けたとはいえ、一度も黒字を出すこともなく、2003年に経営破綻。これを沢田社長が引き受けた。
そしてなんと1年で黒字化を達成している。勿論セロベースからの出発、佐世保市の優遇等はあったがやはり並の経営者では出来なかったのはそれまでのハウステンボスの経緯が物語る。
今回の新会社設立については、日経産業新聞1月31日の記事をそのままご紹介。
「旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社のハウステンボス(長崎県佐世保市、沢田秀雄社長)は
30日、ロボット設計や活用のコンサルティングを手がける新会社を設立したと発表した。
新会社の会長に就いた沢田氏は「5〜10年かけて世界的ロボット会社を目指したい」と話した。
新会社「hapi−robo (ハピロボ)st」(東京・港)は2016年7月に準備会社を設立していた。17年から事業展開を本格化させる。ハウステンボス取締役の富田直美氏が社長に就任する。
新会社の社員は14人。シャープでロボット型携帯電話「ロボホン」を開発した技術者4人も入社した。
すでにロボホンによる演奏を楽しむシステム「ハピロボ楽団21」を開発し、30日に開いた会見で披露した。
新会社では人のそばでサービスを提供する「サービスロボット」を中心に設計や運用システムを開発し他社に売り込む。メーカーが開発中のロボットに実証実験の場も提供する。
ロボット活用のコンサルティングにも乗り出す。
ハウステンボスのロボットが働く「変なホテル」で培ったノウハウやサービスロボットの効率的な運用を他業種に指南する。以下省略」
(*)ハウステンボスの6つの王国
1)花の王国:一年中街に咲き誇る季節の花々。
2)光の王国:三六五夜、光きらめく夜景日本一の街。
3)ゲームの王国:子供も大人も楽しめる。
4)音楽とショーの王国:美しい音色が響く街。
5)健康と美の王国:「より健やかに美しく」新しい滞在スタイルを。
6)ロボットの王国:驚きと楽しさあふれる最先端の世界。
特に6)のロボットの王国については東洋経済がまとめた記事「澤田秀雄が「ロボット王国」で描く世界一の夢」がお勧め。
澤田社長の次の大きな挑戦は「植物工場」だそうだ。
日本の得意とするロボットやその他のハード&ソフトを含む産業技術を農業に活かし、
日本の野菜や果物が世界中で生産出来るようになるといいですね。
これまでハウステンボスは、これまで敷地内で「六つの王国」(*)を築きその敷地内で数々の実験的とも思える事業を展開して来た。
今回の発表はこれまで「ロボット王国」で営業してきたロボットの運営ノウハウを今後のロボットによる設計から運用サービズ業を対象としたコンサルティングを目指すもののようだ。
ハウステンボス内は現在の東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた広さをもち、その広大な敷地は私有地であるため、初めて行う様なことにも何ら申請手続きの必要は無いし、規制も掛からない。
ロボット等出荷メーカー側も実験的に使ってくれるハウステンボスとは「渡りに船」というか「相思相愛」的な相互関係を築いてきた。
そしてロボット王国を考えた当初からの狙いであったろう内容を現実化する今回の新会社の発表で明らかになった。
やはり澤田社長はこれまでの経緯からも時代を切り開いてゆく凄い経営者だ。
ドイツの学生時代にアルバイトで資金をため世界中を旅行し、その後いろいろ会社を設立してきたが
旅行業のHISで成功した。
航空会社は、いまでこそ国内で格安航空(LCC」が何社も営業しているが、その昔高値止まりの日本航空、全日空の国内2航空会社に果敢に挑戦してスカイマークを起こし大手2社に対抗したのはあまりに有名な話だ。
そしてホテル(ウオーターマーク)事業や金融・証券会社(HIS証券)、そしてハウステンボスの再生。
そもそもハウステンボスは2200億円もの金を掛けて1992年開演したが、バブル崩壊の影響を受けたとはいえ、一度も黒字を出すこともなく、2003年に経営破綻。これを沢田社長が引き受けた。
そしてなんと1年で黒字化を達成している。勿論セロベースからの出発、佐世保市の優遇等はあったがやはり並の経営者では出来なかったのはそれまでのハウステンボスの経緯が物語る。
今回の新会社設立については、日経産業新聞1月31日の記事をそのままご紹介。
「旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社のハウステンボス(長崎県佐世保市、沢田秀雄社長)は
30日、ロボット設計や活用のコンサルティングを手がける新会社を設立したと発表した。
新会社の会長に就いた沢田氏は「5〜10年かけて世界的ロボット会社を目指したい」と話した。
新会社「hapi−robo (ハピロボ)st」(東京・港)は2016年7月に準備会社を設立していた。17年から事業展開を本格化させる。ハウステンボス取締役の富田直美氏が社長に就任する。
新会社の社員は14人。シャープでロボット型携帯電話「ロボホン」を開発した技術者4人も入社した。
すでにロボホンによる演奏を楽しむシステム「ハピロボ楽団21」を開発し、30日に開いた会見で披露した。
新会社では人のそばでサービスを提供する「サービスロボット」を中心に設計や運用システムを開発し他社に売り込む。メーカーが開発中のロボットに実証実験の場も提供する。
ロボット活用のコンサルティングにも乗り出す。
ハウステンボスのロボットが働く「変なホテル」で培ったノウハウやサービスロボットの効率的な運用を他業種に指南する。以下省略」
(*)ハウステンボスの6つの王国
1)花の王国:一年中街に咲き誇る季節の花々。
2)光の王国:三六五夜、光きらめく夜景日本一の街。
3)ゲームの王国:子供も大人も楽しめる。
4)音楽とショーの王国:美しい音色が響く街。
5)健康と美の王国:「より健やかに美しく」新しい滞在スタイルを。
6)ロボットの王国:驚きと楽しさあふれる最先端の世界。
特に6)のロボットの王国については東洋経済がまとめた記事「澤田秀雄が「ロボット王国」で描く世界一の夢」がお勧め。
澤田社長の次の大きな挑戦は「植物工場」だそうだ。
日本の得意とするロボットやその他のハード&ソフトを含む産業技術を農業に活かし、
日本の野菜や果物が世界中で生産出来るようになるといいですね。
2017年01月23日
第一回 ロボデックス 見学
近年各種ロボットに関する記事や話題が多くなりロボットそのものも身近に見る機会も増えて来た。昨年新宿の伊勢丹で家庭用、コミュニケーションロボットが多数紹介される展示会なども開かれた。
今年1月18日から20日迄エレクトロニクスの総合技術展示会「ネプコンジャパン2017」が東京有明の東京ビッグサイトで開かれた。
この展示会は6部門の展示会で構成され46回となる日本最大級のエレクトロニクスの展示会だ。
この中に今回初開催となる各種ロボット開発・活用の展示会「第1回ロボデックス」があった。
ロボットの活用は産業用だけでなく、介護や清掃、警備といったサービス分野でも普及が始まった。これらの両分野のロボットを一堂に会した展示会である。初回にも拘らず137社が参加した。
この展示会は技術相談や商談を主目的としたものなので関連ビジネスマンが対象ではあるが、
一般人としての入場も出来るとのことで事前登録し無料で入場し見学した。
展示されるロボットは物流向けに自律走行出来るもの、福祉介護現場でのサポートタイプ、受付ロボット、人との協働作業を行うロボット、玩具ロボット等実に様々であった。
産業用ロボットは腕型のものも多くその動作は完成の域にあるが
人対応ロボットにはセンサー技術や駆動技術の更なる向上が必要と思われた。
いずれも今年大いに話題になったAI(人工知能)が組み込まれ更に発展して行くものと思われる。
一方受付に用いられているアンドロイドロボットは思わずハットする位の生々しさがあった。
ただし、顔や動作はいいのだが、喋る言葉と口の不一致がまだまだと思われた。
主催者のサイトで見る今回の会場の状況。(他の展示会の内容も見ることができます)
以下撮った一部のピックアップ写真と動画をご紹介。
会場でスマホで撮った動画もご参考まで。
●
●
●
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自在に操縦出来る(AIは入っていない?)
●
以下はロボットの公式サイトまたはいいと思われた非公式サイトをご紹介。
★NAO
★パペロ アイ
★ ロボホン
★パルロの会話もいいが、歌いながら踊っているのもいいですね。
PALRO
パルロって何
更に
ALDEBARAN社のNAO動画