30代女子のリアルティ

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髪の毛の大部分はケラチンタンパク質でできている。傷んだ髪の内部はケラチンタンパク質が流れ出て、スカスカの状態。そのスカスカのところにヘナから水へ抽出したローソンという成分がケラチンと反応し絡みつくことで、髪内部の密度を上げる。傷んでいない部分はヘナの成分が入り込めない。傷み具合にもよるが、ヘナをトリートメントとして塗るなら毛先１０ｃｍ程度がめやすだ。


原理を知った上でトリートメント剤を作ろう。粉は髪に入り込まない。成分を水に抽出して髪に浸透させる。粉１に対して水（４０℃のぬるま湯）５の割合で溶きよく混ぜる。成分を抽出するため２４時間寝かせる。硬さのめやすは、ゆるめのマヨネーズ。髪に塗布して垂れてこない程度がほどよく髪にとどまり浸透が良く扱いやすい。毛先１０ｃｍのトリートメントで使うのめやす量はハナヘナが３０ｇで水が１５０ｇ。私は肩下１０ｃｍのロングで毛先１０ｃｍにハナヘナトリートメントを塗布するのに１回で使う量は２５ｇ。１００ｇのハナヘナをキレイに使い切れるため切りよくしている。


毛先１０ｃｍ程度にヘナトリートメント剤を塗る。おだんごなどで髪をまとめる。ラップで頭を巻き、その上からタオルで巻く。余裕があったら温めると良い。１時間放置して洗い流し、髪を乾かす。私は脱シャンプーしたため、湯シャンのみ。


ヘナショックという言葉があるが、ハナヘナのトリートメント直後の手触りはザラザラ。これはヘナの成分がスカスカの髪の内部に入り込み隙間を埋めて、さらに髪の表面にも付着しているからだ。この表面に付いた余分なものは次の日の洗髪くらいで落ちる。そうすると手触りが格段に上がる。ハナヘナ以外のヘナで染料が配合されているものなどはトリートメントの効果が薄いなど、単純に髪が傷みギシギシするケースもある。


初めてハナヘナを使うときは、最初の１ヶ月間は週１回、２ヶ月目からは月１回のペースがおすすめ。初めて使用するときハナヘナの成分が定着しづらいため、最初だけ週１回頑張れると良い。




＜＜　黒髪にヘナトリートメントをすると　＞＞
カラーリングとしても使われるハナヘナは赤色（オレンジ）色素を持っている。黒髪にハナヘナトリートメントをすると薄っすら赤っぽくなる。赤は艶出しの色だと美容師の友達に聞いた。カラーリング目的でハナヘナを使用していないが、赤色に染まると艶が出て髪がキレイに見える。手触りがよくなることに加えて、トリートメントとして相乗効果だ。

＜＜　ハナヘナトリートメントをして良かったこと　＞＞
◎髪がきれいになった
手触りがつるつるに、ゴワゴワの質感が柔らかくなった。くせ毛で傷んで広がりやすかった髪がまとまった。
◎オーガニックで自分に優しい
ケミカルトリートメントは髪にとどまる時間が短く、毎日トリートメントをしていた。毎度シャンプーでトリートメントを落として再度トリートメントを塗ることもバカらしくなった。天然成分は髪にとどまる時間が長くて持ちが良い。
◎トリートメント代が安くなった
サロン取扱品のトリートメント等を買い漁っていたころに比べると、断然安い。シャンプーを辞めたからなおさらだ。今は３週間に１度ヘナトリートメントをしている。３か月で１６００円のホームケア代に落ち着いた。



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