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2017年04月24日
語幹がないとは
中学二年生に動詞の活用を教えていたら、
上一段活用・下一段活用のところで
「語幹がない動詞」が出てきて、
「語幹がないという意味が分からない」
と言う生徒が続出でした。
たとえば
「試みる」という動詞は、
「試」が語幹で、
未然形から順に「み・み・みる・みる・みれ・みろ(みよ)」
と活用します。
マ行上一段活用ですね。
ところが
「見る」という動詞は、
活用させると「み・み・みる・みる・みれ・みろ(みよ)」
となり、「試みる」と同じ活用になるのですが、
語幹がありません。
各活用形に共通する「み」を語幹にしてしまうと、
未然形と連用形の活用語尾がなくなってしまうからです。
語幹がない単語は、五段活用以外の活用すべてにみられます。
【上一段活用】
いる(必要という意味のいるではなく、存在するほうのいる)
着る(切るは五段活用)
似る
煮る
見る(漢字の違う観る、診る、看るなども含む) など
【下一段活用】
得る
寝る(練るは五段活用)
経る(減るは五段活用)など
【サ行変格活用】
する
【カ行変格活用】
来る
数は多くないので、
覚えてしまっても良いですね。
オススメの文法参考書はこちら↓
上一段活用・下一段活用のところで
「語幹がない動詞」が出てきて、
「語幹がないという意味が分からない」
と言う生徒が続出でした。
たとえば
「試みる」という動詞は、
「試」が語幹で、
未然形から順に「み・み・みる・みる・みれ・みろ(みよ)」
と活用します。
マ行上一段活用ですね。
ところが
「見る」という動詞は、
活用させると「み・み・みる・みる・みれ・みろ(みよ)」
となり、「試みる」と同じ活用になるのですが、
語幹がありません。
各活用形に共通する「み」を語幹にしてしまうと、
未然形と連用形の活用語尾がなくなってしまうからです。
語幹がない単語は、五段活用以外の活用すべてにみられます。
【上一段活用】
いる(必要という意味のいるではなく、存在するほうのいる)
着る(切るは五段活用)
似る
煮る
見る(漢字の違う観る、診る、看るなども含む) など
【下一段活用】
得る
寝る(練るは五段活用)
経る(減るは五段活用)など
【サ行変格活用】
する
【カ行変格活用】
来る
数は多くないので、
覚えてしまっても良いですね。
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