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posted by fanblog

2017年03月09日

状態の副詞

副詞には、
「状態の副詞」「程度の副詞」「陳述の副詞」
の3種類あります。

副詞は、言葉を詳しくする働きをしますが、
連体詞のように「体言(名詞)だけを詳しくします」というのではなく、
動詞、形容詞、形容動詞、名詞、副詞など色々な語を詳しくするので、
「主語にならない」「活用しない」という観点から見つける必要があります。

さて、「状態の副詞」ですが、
これは「動作・作用の状態を詳しくする」ものです。

突然ですが、ここで問題です。
次の@〜Dまでの修飾語で、副詞はどれでしょう。

@ 家庭の事情を、詳しく話した。
A 家庭の事情を、事細かに話した。
B 家庭の事情を、誇張して話した。
C 家庭の事情を、大部分話した。
D 家庭の事情を、うっかり話した。

どれも、「話した」にかかる修飾語です。

正解は、Dでした。

@「詳しく」は「詳しい」という形容詞の連用形。
A「事細かに」は「事細かだ」という形容動詞の連用形。
B「誇張して」は「誇張する」というサ行変格活用動詞の連用形+接続助詞の「て」。
C「大部分」は、名詞。
D「うっかり」が、副詞です。

見分けられましたか?

この「うっかり」ですが、
これを副えることによって、
話したのは、本意ではなく、ついぼうっとして話してしまった、
ということが分かりますね。

突然話した」「そっと話した」「やがて話した」「また話した」…

これらは全て、状態の副詞です。
どのように話したのかを詳しくしています。

ガミガミ話した」「こそこそ話した」「はきはきと話した」…

これらオノマトペ(擬態語・擬音語)も、
「話した」様子を詳しくする言葉なので、
状態の副詞です。

副詞を見分けるには、
他の品詞の見分け方も分かっていないと、
難しいと思います。

品詞分解の練習をして、慣れましょう。
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