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2017年09月21日

オノマトペ

中学三年生の生徒さんから、
「擬声語と擬態語の違いが分かりません」と言われたので、
少し説明をしておきますね。

擬声語というのは、
「擬音語」とも言いますが、
その音をそのまま聞き取って表記したものです。

雨がザーザー降る。
猫がニャーニャー鳴く。
窓ガラスがガシャンと割れる。
どれも、そういう音が聞こえるので、そう表現しています。
だから、人によっては、
「あの猫の鳴き声はミューミューだ」という人もいるでしょうね。

これに対して擬態語は、
様子を表現しただけで、そういう音が出ているわけではありません。

星がキラキラ光る。
熊がのそのそと歩く。
先生のギャグが寒いので教室がシーンとした。

星は「キラキラ」と音を立てないし、
熊がゆっくり歩く時に「のそのそ」という音を出すわけじゃないし、
教室に「シーン」という音が聞こえるわけではありません。

というわけで、
実際にそういう音がすると思えば「擬声語(擬音語)」、
様子を表す言葉なら「擬態語」です。

ちなみに、擬声語も擬態語も、
品詞は副詞です。





2017年05月13日

一文

100記事書いたところで、
力尽きた……訳ではありません( 笑 )

そろそろアレの時期なので、
アレを作成中なのです。

まだ50点分くらいしか出来ていませんが。

さて、今日のタイトルは「一文」。
といっても、早稲田の話じゃありません。

言葉の単位の「文章→段落→文→文節→単語」の
「文」のことです。

今日は土曜日です。

↑ これが一文なのは、分かりますね。

今日はせっかくの土曜日だから自転車でどこかへ出かけたかったのに、雨が降っているので外出をあきらめた。

↑ これも、長いけど一文。

皆さん、母の日がいつだか覚えていますか?

↑ 文末が「。」でなくて、「?」や「!」でも、一文です。

「明日、母の日なんだって!」
「え、そうなの? 知らなかった!」

↑ これは、三文。会話の「 」がありますが、
内容は独立しているからです。

私が「もうすぐテストだね。」と言うと、彼は「そうだね。」と満面の笑みを浮かべた。

↑ これは、いくつの文から出来ているか、分かりますか?
基本的には、文の数=「。」の数、と言いますが、
これは三文ではなく、一文です。

この例文は、「主語+修飾部+述語、主語+修飾部+述部」という重文です。
「もうすぐテストだね。」や「そうだね。」は、
単体で出てくれば、それぞれ一文なのですが、
この場合はあくまでも修飾部として出てくる、文の一部分なのです。

ですから、
文を数えるときは、
文の中に出てくる会話文の「。」「!」「?」は、数えない!
と覚えておいてください。


2017年05月09日

「答え」と「答」

記念すべき100記事目(広告や雑感記事含む)!

コメントに中学二年生の方が
「答え」と「答」の違いを教えてほしいと書き込んでくださいましたので、
今回は、そのネタで書きますね。

みなさんは、
「はなし」の送り仮名について、
動詞「話す」は「話」が語幹で、
語尾「さ・し・す・せ・そ」を送り仮名として書き、
名詞で「話を聞く」などのように使うときは、
送り仮名が要らない、
ということを知っていますよね。

だから、
「答えなさい」というときは動詞だから送り仮名が必要だけど、
「答を書きなさい」というときは名詞だから送り仮名は要らない、
と思っていませんか。

実は、「一般の社会生活において現代の国語を書き表すための送り仮名の付け方のよりどころを、次のように定める。なお、昭和34年内閣公示第一号は、廃止する。(昭和48年6月18日)」というルールが、私が生まれるより前にできていました。

それによると、

通則4

本則  活用のある語から転じた名詞及び活用のある語に「さ」,「み」,「げ」などの
    接尾語が付いて名詞になったものは,もとの語の送り仮名の付け方によって
    送る。
 
  〔例〕 (1) 活用のある語から転じたもの。
       動き 仰せ 恐れ 薫り 曇り 調べ 届け 願い 晴れ
       当たり 代わり 向かい
       狩り 答え 問い 祭り 群れ
       憩い 愁い 憂い 香り 極み 初め
       近く 遠く

      (2) 「さ」,「み」,「げ」などの接尾語が付いたもの。
        暑さ 大きさ 正しさ 確かさ
        明るみ 重み 憎しみ
        惜しげ

例外  次の語は,送り仮名を付けない。
      謡 虜 趣 氷 印 頂 帯 畳
      卸 煙 恋 志 次 隣 富 恥 話 光 舞
      折 係 掛(かかり) 組 肥 並(なみ) 巻 割
 
        -----〈 略 〉-------


許容   読み間違えるおそれのない場合は,次の( )の中に示すように,
      送り仮名を省くことができる。

     〔例〕 曇り(曇) 届け(届) 願い(願) 晴れ(晴)
        当たり(当り) 代わり(代り) 向かい (向い)
        狩り(狩) 答え(答) 問い(問) 祭り(祭) 群れ(群)
        憩い(憩)

つまり、正式には「答え」、ただし「答」という表記も許容する、ということです。

言葉のルールは、少しずつ変わっていきますから、
昭和48年より前に教育を受けた人は、
「答」が正しいと習っていたと思いますが、
現在は「答え」のほうが正しいことになっています。

まぎらわしいですが、
自信がないものは調べてみると良いですね。

私も、勉強になりました。




2017年05月08日

いよいよ付属語

まずは、
復習として、
自立語と付属語の説明をしますね。

言葉の単位の最小は、
「単語」です。

それを働き別に10種類に分けたものを、
「品詞」と言います。

その品詞のうちで、
一単語で文節を作れるものを「自立語」、
他の単語にくっつかないと文節を作れないものを「付属語」
と呼んでいます。

動詞・形容詞・形容動詞・名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞→自立語
助詞・助動詞→付属語

まずは、これをしっかり覚えてください。

付属語が一単語で文節を作れないということの意味が分からない人は、
この文を文節に区切ってみてください。

付属語が/一単語で/文節を/作れないと/いう/ことの/意味が/分からない/人は、/
この/文を/文節に/区切って/みて/ください。

一文節は、自立語単体か、自立語+付属語(くっつく付属語が複数になる場合もある)でできています。

ですから、
きちんと文節に区切れるというのは、
自立語・付属語をよく理解していないとできないことなので、
しっかり練習しましょう。




2017年05月01日

補助動詞

ゴールデンウィーク中ですが、
平日なので学校は休みではありません。

名古屋市の小学校は、
ゴールデンウィーク中の平日に
子どもが「家庭の事情」と称して
学校を休むのを避けるために、
遠足や校外学習など
楽しい行事を入れているところが多いのですが、
中学は通常授業。

というわけで、
今日は私が教えている中学の2年生が習っている
補助動詞について
説明します。

実は、
補助動詞に関する記事は、
既に2月16日に書いたのですが、
2か月半も記事を遡るのは大変なので、
ここにもう一度。

文節で区切る問題を解くときに、

「僕は今テスト勉強をしている。」を
「僕は/今/テスト勉強を/している。」と
区切ってしまう人は、いませんか。

「して」と「いる」は、それぞれ一文節です。

でも、「いる」単独では意味が分かりませんよね。

それは、直前の文節「して」を詳しくするための、
「して」を【補助】する動詞だからです。

「する」でも意味は通じますが、
「している」にすることで、
「する」という動作が継続しているというニュアンスを
持たせることができます。

このような、前の文節を補助する働きの動詞を、
「補助動詞」といいます。

「補・助動詞」ではなく、「補助・動詞」ですよ。

さて、この補助動詞ですが、
そんなに多くはありません。

以下に例を挙げておきますので、
「こういうのが補助動詞なんだな」と
感覚的につかんでください。

@ 学校の備品なのに個人の名前が書いてある
A 校庭の桜が咲いている
B テスト前に先生に分からないところを質問しておく
C 試供品をもらってくる
D 両親のラブシーンを見てしまう
E なんでも自分でやってみる
F 野菜嫌いの友だちの代わりに食べてやる
G 校庭の桜が散ってゆく

分かりやすいように、全て文末・終止形の例を挙げましたが、
実際は文の途中に出てくることも多いので、
活用していても見落とさないように気を付けてください。

直前に接続助詞の「て」があるのが、
最大のヒントになります。

「て」がないものとしては、
「吾輩は猫である。」のように
「で(断定の助動詞の連用形)+ある(補助動詞)」の形をとるものが、
よく出てきます。







2017年04月28日

活用表の覚え方(動詞のカ行変格活用・サ行変格活用)

昨日の続きです。

カ行変格活用の動詞は、「来る」のみです。
もちろん、「くる」と平仮名で書かれていても、
「〜てくる」と補助動詞になっていても、
カ行変格活用とみなしますが、
覚えるのは「来る」1語と思っておいて良いでしょう。

サ行変格活用の動詞は、「する」のみです。
ただし、こちらは「名詞+する」の複合動詞も全て含むので、
数は相当ありますが、
「帰宅する」「説明する」「スタートする」など、
見慣れてしまえば、
サ行変格活用とすぐに判別できます。
気をつけなければならないのは、
「名詞+する」の間に「を」などが入っている場合。
「帰宅をする」「説明をする」「スタートをする」のように、
間に「を」が入ると、
それはもう「名詞+助詞+サ行変格活用動詞」と
3単語になるので、
複合動詞にはなりません。
「する」が単独でサ行変格活用動詞になります。

さて、
活用表の覚え方ですが、
カ行変格活用は、
「ない・う・た・て・ます・。・とき・の・こと・ば・!」が使えます。
名前の通り「変」な活用をするので、
「こ・き・くる・くる・くれ・こい」と
丸覚えするほうが確実ですけどね。

しかし、
サ行変格活用は、
「ない・う・た・て・ます・。・とき・の・こと・ば・!」ではちょっと足りません。
【未然形】
し(ない)
し(よう)
せ(ず・ぬ)
さ(れる)
さ(せる)
【連用形】
し(た)
し(て)
し(ます)
【終止形】
する(。)
【連体形】
する(とき)
する(の)
する(こと)
【仮定形】
すれ(ば)
【命令形】
しろ
せよ

未然形が3つもあるのです。
だから、サ行変格活用は、
「し・さ・せ・し・する・する・すれ・しろ・せよ」
と丸覚えした方が、
ミスを防げると思います。

ここからは、
名古屋弁話者への注意喚起。
「宿題なんかしずに、すぐこればいいじゃん」
を標準語に直してください。

「は?これのどこが名古屋弁?」と思った人、
気をつけてね。

正解は、
「宿題なんかせずに、すぐくればいいじゃん」
でした。
打消しの助動詞「ず」の上のサ行変格活用動詞は未然形の「せ」で、
仮定を表す助詞「ば」の上のカ行変格活用動詞は仮定形の「くれ」だからです。

ちなみに「じゃん」は三河弁ですが、
横浜に輸出され、
カッコイイ若者言葉として全国区になった感があるので、
標準語として扱います。




2017年04月27日

活用表の覚え方(動詞の上一段活用・下一段活用)

昨日の続きです。

上一段活用と下一段活用の活用の仕方は、
とても似ています。

上一段活用は、
未然形から順に、
未然形I
連用形I
終止形IRU
連体形IRU
仮定系IRE
命令形IRO・IYO
という母音で並んでいます。

「似る」なら、
に(ない)
に(ます)
にる(。)
にる(とき)
にれ(ば)
にろ・によ(!)

「着る」なら、
き(ない)
き(ます)
きる(。)
きる(とき)
きれ(ば)
きろ・きよ(!)

ですね。


下一段活用は、
未然形から順に、
未然形E
連用形E
終止形ERU
連体形ERU
仮定系ERE
命令形ERO・EYO
という母音で並んでいます。

「受ける」なら、
け(ない)
け(ます)
ける(。)
ける(とき)
けれ(ば)
けろ・けよ(!)

「学べる」なら、
べ(ない)
べ(ます)
べる(。)
べる(とき)
べれ(ば)
命令形はなし。

となります。

ここで一つ、注意点。

可能動詞、と呼ばれる動詞があります。
字の通り、「可能」の意味を含む動詞で、
上の例の「学べる」、
「読める」「書ける」「話せる」「飛べる」「飲める」……
など、五段活用動詞に可能の助動詞「れる」がくっついたものです。

この可能動詞には、
命令形がありません。

なぜかというと、
「〇〇できる」という状態を表す言葉で、
命令することができないからです。
形容詞・形容動詞に命令形がないのも、同じ理由です。

可能動詞については、
2月15日の「可能動詞」というタイトルの記事に
詳し〜く書いているので、
読みたい方は、そちらをどうぞ。





2017年04月26日

活用表の覚え方(動詞の五段活用)

中学二年生は、
国文法を品詞別に習うので、
どうしても暗記する項目が多くなります。

その中でも、
意味もなくお経のように唱えて覚えるのが、
用言の活用表と助詞ではないでしょうか。

今日は、
動詞の五段活用の覚え方を
紹介します。

未然形から順に、
未然形A
連用形I
終止形U
連体形U
仮定系E
命令形E
未然形O
連用形(音便のい・ん・っ)
という母音で並んでいます。

「書く」なら、
か(ない)
き(ます)
く(。)
く(とき)
け(ば)
け(!)
こ(う)
い(た)

「話す」なら、
さ(ない)
し(ます)
す(。)
す(とき)
せ(ば)
せ(!)
音便はありません

「読む」なら、
ま(ない)
み(ます)
む(。)
む(とき)
め(ば)
め(!)
も(う)
ん(だ)

というふうです。

母音で配列を覚えてしまえば、
あとは子音をくっつけるだけなので、
とても簡単です。

もっと論理的に覚えたい人は、
接続で覚えましょう。

上の例で( )に入っている単語がありますね。
ない→打消しの助動詞
う・よう→意志の助動詞
た→過去の助動詞
て→接続助詞
ます→丁寧の助動詞
。→文末を示す句点
とき→形式名詞の代表
の→格助詞
こと→形式名詞の代表
ば→接続助詞

動詞の下にはいろんな語がつきますから、
これはほんの一例に過ぎませんが、
その活用形が何になるかを判断するには、
これだけで充分です。

これを丸覚えしておけば、
応用ききますね。
「ない・う・た・て・ます・。・とき・の・こと・ば・!」

さぁ、唱えましょう…

何かの宗教みたいですが(笑)







2017年04月24日

語幹がないとは

中学二年生に動詞の活用を教えていたら、
上一段活用・下一段活用のところで
「語幹がない動詞」が出てきて、
「語幹がないという意味が分からない」
と言う生徒が続出でした。

たとえば
「試みる」という動詞は、
「試」が語幹で、
未然形から順に「み・み・みる・みる・みれ・みろ(みよ)」
と活用します。
マ行上一段活用ですね。

ところが
「見る」という動詞は、
活用させると「み・み・みる・みる・みれ・みろ(みよ)」
となり、「試みる」と同じ活用になるのですが、
語幹がありません。
各活用形に共通する「み」を語幹にしてしまうと、
未然形と連用形の活用語尾がなくなってしまうからです。

語幹がない単語は、五段活用以外の活用すべてにみられます。

【上一段活用】
いる(必要という意味のいるではなく、存在するほうのいる)
着る(切るは五段活用)
似る
煮る
見る(漢字の違う観る、診る、看るなども含む) など

【下一段活用】
得る
寝る(練るは五段活用)
経る(減るは五段活用)など

【サ行変格活用】
する

【カ行変格活用】
来る

数は多くないので、
覚えてしまっても良いですね。
オススメの文法参考書はこちら↓




2017年04月20日

動詞の活用の種類と活用形

今日、学校の帰りに久しぶりに、
前任校の学区のうどん屋さんに行きました。

たまたま下校時間に当たったようで、
前任校の生徒たち何人かに会い、
ちょっと話しました。

みんな、元気そうでなによりです。

さて、私は中学2年生の授業で、
動詞の活用の種類と活用形について、
教えました。

活用の種類というのは、
五段活用、上一段活用、下一段活用、カ行変格活用、サ行変格活用
の五種類のことです。

そう説明されれば「あぁ、それか」と思うものでも、
「活用の種類を答えよ」といわれると、
「何を答えればいいんだっけ」となる人がいますね。

せっかく分かっていても、
何を訊かれているのか分からないのでは、
テストで得点できません。

しっかり覚えておきましょう。

活用形は、
未然形、連用形、終止形、連体形、仮定形、命令形
の六種類です。

活用する品詞は、
動詞、形容詞、形容動詞、助動詞の四種類ありますが、
どれも活用表を書くときは
未然形、連用形、終止形、連体形、仮定形、命令形
の順番で出てくるので、
この順番どおりに丸覚えする必要があります。

今日教えた生徒たちは、
授業が3分早く終わったので、
その時間で
「未然形、連用形、終止形、連体形、仮定形、命令形」
と呪文のように唱えて暗記していました。

そういえば、
「未然形は、まだそうなっていないということだから、
打消しの語や意志の語の前にあるよ」
みたいな説明をひととおりしたのですが、
それをきちんとノートに書き込んでいる人もいれば、
ぼーっと聞き流して問題の答えだけを空欄に書き込んでいる人もいました。

来月のテストの結果を、
すでに見てしまったような気がしました。

授業を真面目に受けていると、
きっと力がつきますよ。
がんばってくださいね。
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