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2017年04月06日

名古屋市では、
今日は公立小学校の入学式でした。

フォーマルな衣服に身を包んだ、
小さな紳士淑女が、
満開の桜の木の下、
親御さんに連れられて歩く姿を、
見かけました。

中学校の入学式は、
明日です。
(今日は始業式でしたね。)

日本では、
「卒業式&入学式を盛り上げる花=桜」
みたいになっていますが、
これ、世界の動きに合わせて9月に新年度が始まったら、
どうなるんでしょう。

残暑真っ只中、ひぐらしのなく頃に、
冷房の効かない体育館で、
汗を拭きながら入学式参列……

想像しただけでも嫌ですが、
本当にそんな日が来るかもしれません。
「昔は、桜の咲く季節に入学式をしたのよ」
なんて、孫に語っていたりして。

さて、この「桜」ですが、
菊と並んで日本の国花とされています。
ですから、「花といえば桜」と言われるし、
花にそれほど思い入れがなくても、
お花見シーズンにはレジャーシートとお酒を片手に桜の下へ繰り出す人は多いでしょう。

桜の名所も全国各地にあります。
名古屋ですと、
名城公園、鶴舞公園、山崎川あたりが、
毎年賑わいます。

実は、平安時代から「桜の名所」と呼ばれるところがあります。
それは、奈良県の吉野。
「吉野の桜」とフレーズで覚えている人も、いるかもしれませんね。

吉野の桜は、ヤマザクラです。
今みなさんが入学式から連想する桜といえば、
ソメイヨシノですよね。
ソメイヨシノは、
葉っぱが出てくる前に、花が咲いて散るのが、特徴です。

中学1年生の光村図書の国語の教科書に、
「桜守三代」というタイトルの説明文が掲載されています。

その中で、
「ソメイヨシノは病気に強い品種として改良されたクローンみたいなものだから、全国どこでも同じで、おもしろくない。土地に根ざしたヒガンザクラやヤマザクラに引かれる。」
というような文が出てきます。

みなさんの中には、
「ソメイヨシノこそ桜の代表!校庭の桜といえば、ほとんどがソメイヨシノだし」と
思う人もいるかもしれませんが、
ソメイヨシノの歴史は、意外に新しいのです。

というわけで、
日本では花=桜ですが、
これは、平安時代以降の話です。

奈良時代以前は、
中国の影響を受けて、
「花=梅」でした。

私は香り豊かな梅が大好きですが、
みなさんは梅と桜、
どちらが好きですか?





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