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2017年03月06日

たしかにAしかしBなぜならC構文

高校生くらいになると、
今日のブログのタイトルを見ただけで、
「あぁ、アレのことか」と
分かってくれる人もいると思いますが。

今日は、説明文・論説文・評論文を読むときの、
テクニックの一つを解説します。

いわゆる「論説文」というのは、
作者が主張したいことがまずあり、
それを読者に納得させるよう、
証拠や具体例などを挙げながら説明していく文章です。

たとえば、
「制服なんか、要らない!」
という主張があるとしましょう。

それを、ただ
「制服は必要ありません。」と言っても、
聞いている人を納得させることはできません。

「なんでだよ、制服のほうが楽で良いじゃん。」
なんて、言い返されてしまうかもしれません。

そこで、タイトルの
たしかにしかしなぜならC構文」を使ってみましょう。

たしかに、制服は便利かもしれません。毎朝の服選びは必要ないし、制服はどこの学校の学生か分かるので、一体感や統一感があります。しかし、私は制服は必要ないと考えています。なぜなら、制服は温度調節が難しいので、夏は暑く、冬は寒いというデメリットに加え、制服一式を買いそろえる費用の負担、毎日洗濯できないという衛生面の問題、没個性の問題もあるからです。

どうですか。
ただ「制服は反対だ!」と叫ぶより、説得力がありませんか。

これが、「たしかにAしかしBなぜならC構文」の力です。

まず、「たしかに」のあとに一般論や考えられる反論を挙げ、
とりあえず「こういう考え方もあるよね」的な肯定の気持ちを表します。

次に、「しかし」など逆説の接続詞を置き、
「たしかに」のあとに述べたことを否定するような自分の意見を述べます。

最後に、「なぜなら」と、自分の意見の根拠を述べ、
自分の意見に賛同させるよう説得するのです。

論説文の多くは、
この「たしかにAしかしBなぜならC構文」を用いて書かれています。

分かりやすくて、しかも説得力があるからです。

もちろん、
「たしかに」のかわりに「一般的には」などの言葉で書かれていたり、
「しかし」が「ところが」など他の逆説の接続詞・接続助詞になっていたり、
「なぜなら」が「その理由は」になっていたりと、
細かい違いはあります。

ですから、その構文を見落とさないよう注意しなければなりません。

けれども、
この構文を頭に入れておけば、
「逆説の接続詞のあとに、筆者の主張したいことが書いてあるな」とか、
「なぜならのあとに書いてあることが理由で、筆者はこんな主張をしているんだな」などということが、
とてもよく分かるようになります。

さらに、自分が小論文を書く時にも使えます。
自分が何か主張したいときは、
「たしかにAしかしBなぜならC構文」を使えば、
説得力のある文が書けます。

というわけで、
今日は「たしかにAしかしBなぜならC構文」、覚えましょう。








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