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2017年05月31日

教育実習生による授業の受け方

教育実習生が来る季節となりました。

私が働く中学校は、
国語の教育実習生は1人ですが、
「実習生は1人もいないよ」
「実習生が何十人もいるよ」
と、学校によって様々だと思います。

ちなみに、私自身が実習した高校は、
実習生60人でした!

私は高校3年生を担当しましたが、
普通は受験生の授業を教育実習生が受け持つことは、
あまりありません。

「受験に差し障る」と、
親からクレームがくるからです。

教育実習生の特徴は、
生徒のみんなと年が近い!

実習生と友だちみたいに仲良くなれるケースもありますね。

でも、親しみやすいからといって、
授業中に授業に関係ない話をしてはいけません。

実習生は「指導案」というのを授業する前に書いています。
メモ程度のものではなく、
50分授業の中で、
開始5分でこれを話す、
開始15分でこれに取り組ませる、
開始20分で班にして意見交換……など、
分刻みで予定を表にして、
そこで起こりうる会話も全て予想して書き込んでいます。

〇〇について生徒に発問(質問のこと)→生徒が〇〇と答える→確認して進む
→生徒が△△と答える→ヒントを与えてもう一度発問
→生徒が答えに詰まる→〇〇について板書(黒板に書くこと)で説明

のような感じです。
指導教官(教育実習生を指導する先生)は、
このような指導案を見ながら実習生の授業を観察します。
実習生が指導案から外れたことをしたり話したりしたら、
「指導案どおりに進めなさい」ということになります。

だから、
いつもの先生ならいきなり授業が始まり、きりが悪くてもチャイムで授業が終わる、
という場合でも、
実習生の授業は「今日は〇〇について学習します」と前置きがあり、
「今日は〇〇について学習しました。次回は△△について学びます」とまとめがあります。

生徒とのやりとりは、
あらゆる可能性を想定していますが、
授業はライブなので、
想定外の質問や反応が生徒から出る場合もあります。

そんな場合、
実習生は内心、心臓バクバクでしょうが、
指導教官は、それへの対処法が適切かどうかを見ています。

実習生は、自分が中学生だった頃のことはコロッと忘れて、
授業の予習はみんながしてくるものだと想定していることもあります。

で、発問してみると「分かりません」「知りません」が続いてしまって、
困ることも。

逆に、〇〇について知らないだろうとたかをくくっていたら、
みんな知っていて説明の必要がなかった、ということも。

実習生にとっては、全てが経験です。

生徒の皆さんがしっかり予習をして、
実習生にその場で即答出来ない質問をし、
実習生にも勉強になるというやりとりができれば、
生徒の皆さんには国語力がつき、
実習生には指導力がつくという、
win-winの関係になれますよ。

実習生の授業はつまらない、
と思わずに、
今日は何を質問してやろうか、
くらいの意気込みで、
実習生を育てましょう。





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