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2017年05月09日

「答え」と「答」

記念すべき100記事目(広告や雑感記事含む)!

コメントに中学二年生の方が
「答え」と「答」の違いを教えてほしいと書き込んでくださいましたので、
今回は、そのネタで書きますね。

みなさんは、
「はなし」の送り仮名について、
動詞「話す」は「話」が語幹で、
語尾「さ・し・す・せ・そ」を送り仮名として書き、
名詞で「話を聞く」などのように使うときは、
送り仮名が要らない、
ということを知っていますよね。

だから、
「答えなさい」というときは動詞だから送り仮名が必要だけど、
「答を書きなさい」というときは名詞だから送り仮名は要らない、
と思っていませんか。

実は、「一般の社会生活において現代の国語を書き表すための送り仮名の付け方のよりどころを、次のように定める。なお、昭和34年内閣公示第一号は、廃止する。(昭和48年6月18日)」というルールが、私が生まれるより前にできていました。

それによると、

通則4

本則  活用のある語から転じた名詞及び活用のある語に「さ」,「み」,「げ」などの
    接尾語が付いて名詞になったものは,もとの語の送り仮名の付け方によって
    送る。
 
  〔例〕 (1) 活用のある語から転じたもの。
       動き 仰せ 恐れ 薫り 曇り 調べ 届け 願い 晴れ
       当たり 代わり 向かい
       狩り 答え 問い 祭り 群れ
       憩い 愁い 憂い 香り 極み 初め
       近く 遠く

      (2) 「さ」,「み」,「げ」などの接尾語が付いたもの。
        暑さ 大きさ 正しさ 確かさ
        明るみ 重み 憎しみ
        惜しげ

例外  次の語は,送り仮名を付けない。
      謡 虜 趣 氷 印 頂 帯 畳
      卸 煙 恋 志 次 隣 富 恥 話 光 舞
      折 係 掛(かかり) 組 肥 並(なみ) 巻 割
 
        -----〈 略 〉-------


許容   読み間違えるおそれのない場合は,次の( )の中に示すように,
      送り仮名を省くことができる。

     〔例〕 曇り(曇) 届け(届) 願い(願) 晴れ(晴)
        当たり(当り) 代わり(代り) 向かい (向い)
        狩り(狩) 答え(答) 問い(問) 祭り(祭) 群れ(群)
        憩い(憩)

つまり、正式には「答え」、ただし「答」という表記も許容する、ということです。

言葉のルールは、少しずつ変わっていきますから、
昭和48年より前に教育を受けた人は、
「答」が正しいと習っていたと思いますが、
現在は「答え」のほうが正しいことになっています。

まぎらわしいですが、
自信がないものは調べてみると良いですね。

私も、勉強になりました。




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