当たらない競馬よろず屋リノ

本日はパドックについて書きたいと思います。
2020年6月5日大井１２Rで私はウインハピネスに◉を打ちました。

なぜ◉を打ったかというと、私の予想するうえでのファクターの一つ「パドック、返し」の評価がすこぶるよかったと感じたからです。


パドック？返し？　なにそれという方にお話ししますと、
パドックとはレース前の準備期間ととらえてもらうとわかりやすいかと思います。
出走する馬がパドックという場所で厩務員と一緒に周回して落ち着かせたり、観客に状態を見てもらう場って感じですね。
返しとは本馬場（レースで走る馬場）に入場して同じく試走する事ととらえてもらったらと思います（返しをしないで足早にスタート地点でくるくる騎手が落ち着かせている馬等もいます）


さて、
今回は返しはおいといて、パドックについて触れたいと思います。一流騎手に言わせるとパドックで予想なんて「俺たちでもわかんねえよ」との事。実際地方競馬を予想した中央競馬の騎手がパドック買いした時に見事にはずしていました。

じゃあこの記事の意味なんてなんもないじゃん・・・って思った方。。


その通りかもしれませんが、こういうファクターで予想して当たると気持ちがいいもんですよ笑


馬の調子がよさそうだ！　

汗めちゃくちゃかいてる・・・割引しよ・・



ボロ（うん〇）がなんか水っぽい・・おなかが痛いのかな


なんて感じでお医者さんになった気分でみることができます。



私は地方競馬も中央競馬もこのパドック・返しを最重視していて、見ることが可能であればずーっとみてます。



こんなパドックなんですが、私の見方は以下の通りで・・・





馬体重・・・前走から増えたか減ったかが公表されるのですが、私はあまりきにしていません。遠征で減る馬もいれば、ムシャムシャ食べて大きくなる馬もいるからです。体重が＋１５だったとしても、成長分かもしれません。逆に−１５でも前走に比べて体がシェイプアップされてキレが増しているかもしれません。見るべきは体重の増減の大小ではなく、体の仕上がり具合だと私は思います。


どこでそれをみるかといえば、腹回りがわかりやすいかもしれません。ゼッケンのあたりがさみしく映ったり、逆にパンパンでぽちゃぽちゃしてるような馬はわりびいたりしてみています。感覚ですが・・


次に首がつる首みたいになっているかどうかをみます。
長い首を鶴のように曲げていることを指すのですが、これが気合の現れと私はとらえています。とはすべての鶴首がいいというわけではなく、私がいいかなと思えるつる首とは、滑らかなしなやかな鶴首です。表現が難しいですが、パドックをずーっと見てるとわかってくるかと思います笑


入れ込みすぎているかどうかも注目してみます。
入れ込みとはレースがはじまる！って馬が感づいて興奮しちゃう事ですね。首を上下に激しく上げ下げしたり、厩務員のいう事をきかずにひっぱったり。自分はこのパターンで距離が前走に比べ短縮される馬であったり短距離であれば買いに入れていいと思っていますが、長距離であればマイナスにとらえます。すべてが悪いという感じではみていないですね



あとは歩様ですね。
後ろ足が前足に当たるくらい踏み込んでくる馬はやる気に満ち溢れているなと思っています。
逆にちょぼちょぼ歩いているように見える馬は、お疲れかな・・・と思ったり。


ほかにもトモの張り具合や足元のつなぎ、馬具の効果といった部分もみるようにはしますが、あまりパドックをみない、またはこれから見ていこうとされる方は、上記の部分から注目してみるといいかもしれません。


いよいよ6月から「新馬戦」がはじまります。2歳の若馬たちが走ります。将来のアーモンドアイちゃんになるような仔から、生涯一勝もできない仔も残念ながらおり、そんな仔達が一緒に走ります。落ち着いている仔、今から何があるのかすらわかっていない仔、びくびくしちゃって落ち着かない仔等いろんなタイプを見れると思います。まずは東京と阪神から。6月6日は各場1レースずつなので、これを機会に一度パドックをみてみると今後の馬券の参考になるかもしれませんよ