アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2020年02月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
ヨリちゃんさんの画像
ヨリちゃん
プロフィール

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2020年02月20日

大坪審議官がクルーズ船内業務に 「国会説明回避」と野党




  大坪審議官がクルーズ船内業務に

 「国会説明回避」と野党


      コピーライトマーク一般社団法人共同通信社 2020/2/20 13:03 (JST)2/20 19:00 (JST)updated〜


              2-20-119.jpg 

                厚生労働省の大坪寛子官房審議官

 加藤勝信厚生労働相は20日の衆院予算委員会で、和泉洋人首相補佐官との海外出張を野党が問題視して居る厚生労働省の大坪寛子官房審議官に付いて、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内業務に当たらせて居ると明らかにした。野党は、海外出張を巡り国会での説明を回避しようとして居ると批判。
 加藤氏は否定した。大坪氏は医師免許を持って居る。国民民主党の後藤祐一氏等が「予算委に呼ばれるのが嫌で、船に入って居るのでは」等と指摘。加藤氏は、大坪氏が14日以降、午前7時半から午後10時迄業務に当たって居ると言及。


                     以上









 首相補佐官「圧力音声」流出 不倫相手の大坪氏はクルーズ船勤務

             〜まぐまぐニュース! 2/20(木) 18:21配信〜

 厚生労働省大臣官房審議官の大坪寛子氏(52)との不倫京都旅行や海外出張でのコネクティングルーム宿泊に付いて国会で追及を受けて居る首相補佐官の和泉洋人氏(66)週刊文春は、和泉氏の公私混同とも云える音声を入手したと報じた。

 人事権と権力で圧力を掛けた和泉氏

 週刊文春が入手し公開された音声は、昨年7月5日(金)のもの。和泉氏は、大坪氏と関係が悪化して居たAMED・国立研究開発法人日本医療研究開発機構の幹部3人を首相官邸に呼び出した。

 「大坪次長もサ、激しくて皆さんと上手く行って居ないかも知れないけど、彼女は健康・医療戦略室次長に残すし、AMED担当室長に為るから」と大坪氏を昇進させる旨を話し「そう云う積りでチャンと付き合って貰わないと困る」と要請。
 又「AMEDの組織を見直す」と人事権をチラつかせ「財務省が全面的に協力する」「貴方方がどう云う積りか知ら無いけど、そんな生易しい話じゃ無い」等と予算にも介入すると圧力を掛けて居た。

 税金でラブラブ旅行

 立憲民主党の辻元清美氏は、国会で「桜を見る会」を巡る問題に付いて安倍首相の公私混同や税金の私物化と言われて居る事に付いて触れ「色々な官僚に迄蔓延して居るのではないか」と指摘。その中で、和泉氏と大坪氏に付いても言及した。「ミャンマー、インド、中国、フィリピン、コネクティングルームに泊まって居る」とし、安倍首相に「適切な海外出張だと思うか」と問い質した。

 安倍首相は「注意」

 これに対して菅義偉官房長官は、安倍首相が和泉氏に「国民に疑念を持たれ無い行動をする様」注意した事を明かした。又「必要な手続きを取って適切に対応し、公私は分けて居ると云う事だ」と回答し、昨年12月12日と同じく、問題無いとの認識を示した。

 Twitterの声

 大坪氏は現在、新型ウイルスの集団感染が問題視されて居る「ダイヤモンド・プリンセス」の船内業務に当たって居る。野党は「国会に呼ばれるのが嫌で船に入って居るのでは」と批判、加藤勝信厚生労働相はコレを否定した。
 日本のネット上には、20日に橋本岳厚労副大臣が船内の様子を画像付きでツイートし「清潔ルート」「不潔ルート」と云う貼り紙画像で「ゾーニングの不十分さ」を明らかにした件と絡め、コネクティングルームをネタにした投稿が数多く有る様だ。


 ※本記事内のツイートに突きましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させて頂いて居ります。

  source:週刊文春 北海道新聞 朝日新聞 MAG2 NEWS
     以上










     ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
         自然派スキンケア《アルファピニ28》初回限定お試し!
     ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

   アルファピニ 28 は、太古の島、奄美の植物「クマタケラン」の「クマタケラン芳香蒸留水」ベースのスキンケアです。
     植物の力で、あなたの肌のもつポテンシャルを引き出し、透明感・ハリ弾力ある肌へ。
              使うたびにうるおい、香りでやすらぐ。
         天然原料だからこその、心に届く心地よさを感じてください。

   「初回限定 トライアルセット」はお一人様1回限りの3日分 1480円! 送料無料!

 詳しくは⇒ https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZEWPE+B0IPO2+2Y0E+5YRHF





永田町大混乱!「新型コロナvs安倍vs菅」最後に勝つのは誰だ!




 永田町大混乱! 「新型コロナvs安倍vs菅」最後に勝つのは誰だ!


           〜プレジデントオンライン 2/20(木) 17:15配信〜


           2-20-16.jpg


 不手際連発!  ポスト安倍に影響大

 世界中で感染拡大して居る新型コロナウイルスを巡り、安倍晋三政権の後手後手な対応が批判を浴びて居る。現在は、中国・湖北省に滞在した外国人の入国を拒否する様に為ったが、当初は「震源地」である武漢市からチャーター機で帰国した日本人全員を検査する事が出来ず、感染症法に基づく「指定感染症」の政令施行日や搭乗者負担として居たチャーター機費用も、土壇場で方針転換する等不手際振りが浮き彫りに為って居る。

 「危機管理」の強さを売りにして来た筈の安倍政権に今、何が起きて居るのか。野党が繰り返し追及して来た森友・加計問題や財務省の文書改ざん問題など「普通為らば内閣が吹っ飛ぶ」(閣僚経験者)とされたテーマでも乗り切り、史上最長政権と為った安倍内閣だが、新型コロナウイルスを巡る対応は余りに遅くお粗末さが目立つ。

 中国・湖北省では2019年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発生が確認されて居たが、日本政府が関係閣僚会議で対応方針を決定したのは20年1月21日。その方針も感染リスクが高い地域からの帰国者・入国者に対する健康状態の確認や情報収集・情報提供等4項目で、この時点で安倍首相は「持続的なヒトからヒトへの感染が確認されて居る状況では無いが、一層の警戒が必要と為る。感染症の発生状況等情報収集の徹底に万全を期して欲しい」との認識だった。

 安倍首相には危機管理能力が欠如して居る

 中国人旅行者が多い東京都は、20年1月24日に危機管理対策会議を開き、大阪府も同日に対策本部を設置して居たが、政府が対策本部を立ち上げたのは武漢市から29日に帰国した3人に陽性反応が確認された後の30日だ。一連の甘い対応には、安倍政権の支持層からも「安倍首相には危機管理能力が欠如して居る」等と厳しい声が相次いで居る。

 安倍政権は首相官邸が危機管理を強力に担って来たが、今回は官邸内に温度差が有り機能して居るとは言えず、感染症対策の「指揮官」である加藤勝信厚生労働相も一歩前に出た対応をして居るとは言い難い。
 その結果、省庁間や政府・与党間の調整が思う様に行かず「指定感染症」の政令施行日を急遽前倒ししたり、チャーター機の搭乗者負担方針を土壇場で撤回したりする迷走振りを露呈して居る。こうした稚拙さの背景には何が有るのか。首相官邸を取材する全国紙政治部の記者はこう声を潜める。

 「安倍首相と菅義偉官房長官の意思疎通が、上手く行か無く為って居る事が要因の1つではないか」 

          2-20-17.jpg

             不倫公費出張の悪徳・首相補佐官

 解説によれば、危機管理の要である菅官房長官は、先の内閣改造で自らに近い菅原一秀経済産業相・河井克行法務相(何れも当時)を入閣させたが公職選挙法違反疑惑で2人とも失脚。未だ疑惑に対する説明らしい説明もさせられず、菅氏の側近として力を蓄えた和泉洋人首相補佐官も女性問題が浮上し批判されて居る。
 安倍首相は相次ぐ失態に苛立って居るとされ、官邸関係者からは「2019年の人事で生じた亀裂は残り、今政権内には『チーム安倍』と『チーム菅』の2つがある」との声が漏れる。

 安倍首相が公的行事「桜を見る会」に後援会関係者を多く招いて居た問題等でも連日の様に記者会見で批判の矢面に立たされて居る菅氏は「モウ官房長官の職に辟易して居る様だ」(自民党中堅)と見る向きも有るが、別の自民党担当記者は「もしも官房長官を外れたら『無役』に為るだろう」と語る。
 それだけ政権の「屋台骨」である菅氏と「チーム安倍」の間には深い溝が出来て居る様だ。「桜を見る会」を巡るチグハグな対応でも見て取れる。

 安倍首相の自民党総裁任期満了が1年半後に迫り、岸田文雄自民党政調会長への「禅譲」を視野に入れる首相サイドと、それ以外の選択肢を目指す菅官房長官による「ポスト安倍」を睨んだ綱引きも激化して居り、「安倍―菅」の二枚看板で築いて来た超長期政権にも脆弱性が現れて来て居る。今政権が為すべき事は何か。或る民放政治記者の1人はこう苦言を呈した。


 「政局は別にして、クレグレモ国民の生命を脅かす様な脅威の前には団結して欲しいものだ」

                   以上









 安倍よ、只で済むと思うな 菅官房長官「最後の逆襲」が始まった             

              〜現代ビジネス 2/20(木) 10:01配信〜

 政権の終わりが見えて来たと思ったら、一枚岩だった筈の政権幹部達の関係が異様な迄に軋み始めて居る。自分が死ぬか相手が死ぬか・・・五輪迄半年、永田町で本格抗争の号砲が鳴った。

 総理に呼ばれ無く為った

 「 モウ、あの人も終わりだよナ」

 或る自民党のベテラン議員が言う。官房長官・菅義偉の事である。官邸の守護神と言われたのも今は昔。定例の記者会見では、記者の質問にもマルで上の空。「スミマセン、もう一回言って?」を繰り返すシーンは、毎度の事。回答に窮し事務方からペーパーを差し込まれる事も増えた。
 この4ヵ月、菅は散々だった。菅原一秀や河井克行と云った「側近」を無理矢理入閣させたものの、一気にスキャンダルに見舞われた。重用して来た官僚が不倫騒動に追い込まれ、自分が肩入れして来たIR問題でも、10年振りの国会議員逮捕と云う騒動に巻き込まれた。全て菅の周りで醜聞が出た事から「菅潰し」の声が囁かれた。総理候補等夢のまた夢、スキャンダル処理にホトホト疲れた菅は「このママ、焼け糞で辞任するんじゃナイか?」と噂を立てられる始末だ。

 安倍総理との関係も決定的に軋み出した。昨年末から、菅が安倍に呼ばれる機会が減った。勿論、朝、官邸で顔は合わせるものの、安倍は視線を合わせ無い。要人との同席回数や接触時間は、予てから菅との不仲が囁かれる今井尚哉秘書官の方が格段に多く為った。
 安倍に嫌われたのか。自分を嵌めたのは、今井では無くて安倍なのでは無いか・・・疑心暗鬼が、菅の胸中を交錯して居る。

 官邸に2つ在った危機管理ラインの下、菅と今井は修復不能な関係に陥った。今井「菅さんは信用出来無いよ。総理の寝首を掻く男だしね」と公言し、菅も「総理にブラ下がり会見ナンて遣らせて、本当にあのバカ」と今井を批判。だが、安倍は今井を選んだ。

 「今井が官僚だからですよ。政治家と違って、主君に取って代わろうとする事は在り得ない。総理に取って菅さんは不気味だが、今井は安心して使える。その結果、安倍総理と菅さんは『官邸内別居』状態に為ってしまった」(安倍側近)
 
 このママでは、菅の政治家生命は終わる・・・頻繁に行って居た夜の会合も鳴りを潜め、菅の側近議員も「全く誘われ無く為ったネ。何をして居るんだろう」と言う。表情も乏しく為り抜け殻の様だ・・・だが、これは演技だ。
 『仮名手本忠臣蔵』に出て来る大星由良之助の一力茶屋のシーンを覚えて居るだろうか。連日酒を飲み、昼行灯そのものの大星は、此処で敵を油断させ、討ち入りのタイミングを見計らう。慎重に五感を働かせて居れば、どんな時にも運は巡って来る・・・
 後ろ盾も無い横浜市議から出発した叩き上げの菅は、それが判って居るのだ。俺をバカにして、只で済むと思うなよ。「逆襲」への兆しは微かに出て来て居る。

 1月21日、廃棄して居た筈の「桜を見る会」の3年分の資料が突然見付かった。会場設営の契約書等が、内閣府総務課に残って居たと云うのだ。これ迄の説明とは全く異なるが、これは菅を後押しする官僚の「反乱」だった可能性が高い。官邸職員の証言。

 「桜の件は、結局安倍さん自身の問題な訳です。安倍後援会が850人も招待され、昭恵枠迄膨大に有った。全て『廃棄』でウヤムヤにする積りが、此処でワザワザ資料が出て来ると云うのは、菅さんに世話に為った官僚が、菅復権の為に敢えて出したとしか考えられ無い」

 全部、俺の所為か?

 最近の「菅潰し」は、人事権を握って来た菅に恨みを持つ官僚が荷担して来たと云う見方が有る。一方で、アメとムチを使い分ける菅に「人事で世話に為った」と感謝の感情を持って居る官僚も多い。前出の職員が言う。

 「菅さんに取っては、資料が突然出て来たのは大きな援軍でしょう。総理が追及される切っ掛けに為るし『桜』対応を振り付けて来た今井氏に取っても失点と為ります」
 
 菅が入閣させた前法相・河井克行と妻の案里に付いてはどうか。既に広島地検は家宅捜索だけで無く秘書を初め30名以上の事情聴取迄行って居る。しかし、元々、河井夫妻は安倍総理との関係が深い。

 「河井氏は『菅銘柄』と言われて来ましたが、実際には河井さんは『安倍派』と言って好い。案里氏の出馬も、対立候補の溝手顕正元参院議員を安倍総理が大嫌いだった事からゴリ押ししたもの。菅さんは後から従っただけ」(自民党代議士)
 
 だが河井が法務大臣を辞任する段に為ると安倍は「菅さんが大丈夫と云ったから」「菅さん自身が何度も選挙区に入ったでしょう。だから問題無いと思って居た」と菅に責任転嫁して居る。
 その様な事情が有るからコソ、週刊文春が報じた「参院選前、1億5000万円が自民党から河井陣営に振り込まれて居た」と云う事実は菅に取っては有利に働く。カネの主体は党なのだ。官房長官である菅には関係無い。寧ろ安倍銘柄である事がクローズアップされて行くだろう。

 二階とのタッグ

 「更に、次期検事総長と目されて来た東京高検検事長の黒川弘務氏が、2月8日の誕生日を以て定年退官する可能性が高まって来たのが菅氏に取って追い風です。『官邸の門番』として様々な政治案件を握り潰して来た黒川氏が消えれば、菅氏も『黒川が居無ければ、私も手を出せません』と堂々と安倍総理に言える。
 稲田(伸夫)検事総長は『黒川が辞めれば、8月の任期までバンバン事件を遣る』と語って居る為、河井夫妻の立件は確定的に為るでしょう」(政治部デスク)

 
 大臣経験者の逮捕と為れば、政権への打撃は大きい。菅と安倍のドチラがダメージを受けるか? 安倍の方だろう。IR問題に付いても、実は安倍の中では危ない時限爆弾がある。逮捕された秋元司が、細田派の有力議員の名前を具体的に挙げ、カジノ企業との癒着を検察に話して居ると云う。

 「具体的に、安倍に近い現職大臣の名前と、その人物が受け取った2000万円と云う金額も話して居る」と云う噂で永田町は持ち切りだ。これ迄挙げて来た「追い風」は、今の処、静かなサザ波に過ぎない。どう活かすかは菅次第。しかも、先手を打たれるかも知れない。

 「総理には、年内に内閣改造を行って、菅さんを閣外に出すと云う思いも有る様だ。後任には甘利明氏の名前が上がって来て居る」(安倍側近)

 実際には「菅以外に、安倍さんの防波堤が勤まる政治家は居ない。安倍さんとしては、菅に内閣を守らせつつ、力だけは着実に削いで行くと云う戦略だ」(閣僚経験者)と云う見方が強い。
 何れにせよ、菅は座して死を待つ事は出来ない。チャンスが来れば、官房長官を辞任し、派閥を立ち上げるだろう。援軍は多い。何せ、睡眠時間迄削って会合を行い、飼い慣らして来た「隠れ菅派」の議員は優に50人を超える。今の菅を支えるのは、幹事長の二階俊博である。

 「二階さんは今年に為っても、何かに付けて菅さんの携帯に電話を入れて、労ったりアドバイスをしたりして居ます。総理は、去年9月の人事で、一旦本気で二階幹事長更迭を計画しましたから、二階さんは安倍への警戒心を募らせて居るのです」(自民党幹部)
 
 安倍に切られそうに為った実力者2人が、タッグを組み始めて居るのだ。目下、安倍が4選を狙わ無い限り、岸田文雄への総理禅譲はホボ確定的だとされる。

 「岸田さんと犬猿の仲である菅さんは、遂に『タダの人』に為る。そう為る位なら、自分が総裁選に出馬するか、或は同じ神奈川選出の河野太郎か小泉進次郎を担いで政権を造り、幹事長に就き『キングメーカー』として生きながらえるしか無い」(菅派議員) 

 隠れ菅派に加え、二階派は勿論、岸田を見捨てた古賀誠率いる宏池会の古賀グループ、更に竹下派や石破派も戦列に加わる・・・人数的には不可能では無い。針に糸を通す様な繊細な遣り方で最後の一手を下す。裏切られたなら裏切り返すだけ。菅は今、牙を研ぎ続けて居る。
 (文中敬称略)

 「週刊現代」2020年2月1日・8日合併号より 週刊現代 講談社     以上









     ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・…★
     ┗★ 
格安で旅行に行くならJ-TRIP(ジェイトリップ)
     ┏━┓┏━┓☆━┓┏━┓┏━┓┏━┓☆━┓┏━┓┏━┓
     ┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃
     ☆━┛┗━┛┗━┛┗━┛☆━┛┗━┛┗━┛┗━┛☆━┛

 行き先は北海道から沖縄まで、目的はスキーやゴルフなど 旬の旅行やおすすめの特集を幅広くご紹介しています。

      https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZEWPE+B43BAQ+40T2+6FHC3












乗客下船も「本当に大丈夫?」と米紙は懐疑的 日本の対応はどの様に報道されたか





 乗客下船も 「本当に大丈夫?」と米紙は懐疑的
 
 日本の対応はどの様に報道されたか



            2-20-9.jpg

    〜安部かすみ ニューヨーク在住ジャーナリスト・編集者 2/20(木) 10:49〜


         2-20-8.jpg

    下船客を待ちわびる、山の様な数の報道陣(2月19日)(写真 ロイター アフロ)

 2月19日、横浜港に停泊中の大型クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセスの乗客の下船が始まった。2週間の検疫を終え、下船が許されたのは陰性判定だった乗客443人とされて居る。しかしアメリカのメディアは、この「佳きニュース」に水を差すムードだ。

 同日付けのニューヨークタイムズ紙は「Japan Lets Cruise Passengers Walk Free. Is That Safe?」(日本はクルーズ船の乗客を解放。これは安全なのか?)と云う見出しの記事を発表。下船に付いて「世界の大部分は、安心して居るとは到底思え無い」と報じた。
 陰性判定を受けたダイヤモンド・プリンセスの乗客の下船に付いて、日本政府の見解はこうだ・・・2週間の検疫を終え、今回下船が許された乗客は、最終的な検査で陰性判定が出て居るのだから、下船は問題無い。公共交通機関で帰宅しても良い・・・しかし、アメリカのメディアの見解はこうだ。

 ウイルス検査が何時行われたかが明らかに為って居ない。例えば、週末に検査を受けた人も居るが、これは更に3日間感染に晒された可能性が有る事を意味する。

 東京のアメリカ大使館でも16日、ダイアモンドプリンセス内の感染拡大に付いて「米保健社会福祉省は、乗客と乗組員は感染して居る可能性が高いと見て居る」とする書簡を出し、警告して居た。楽観的な日本政府に反し、石橋を叩くアメリカの懐疑心。アナタはこれをどう捉えるだろうか。

 アメリカ当局は下船開始に先駆け、2日前の17日、チャーター2機で米国籍者を本土に移送させ、更に14日間、米軍基地内で「完全隔離」して居る。
 14日もの間、船内に隔離された乗客は、大切な仕事が思う様に出来なかったり、家族や愛する人と会えずに辛い思いをして来た事だろう。又狭い船内で精神的にも肉体的にもストレス数値は相当のものだったろうと察する。

 だからと言ってアメリカ当局は容赦しない。更なる14日間(合計約1ヵ月間)の隔離を、実質的に強制で決定した。ウイルス感染が最早コントロール出来ない位蔓延する事を思えば、一部の人に犠牲を払って貰う方がマシだと考えての事だ。
 そもそもダイヤモンド・プリンセスは、中国に続く震源地だ。感染拡大を助長した何等かの間違い(隔離法、船内オペレーション、空調設備ナど?)の有る、閉ざされた特殊な空間なのだから。 だからこそアメリカ当局は、激震地から解放された乗客を更なる追加検疫下に置くと云う苦渋の決断をしたのだ。

 そしてこれは、アメリカだけでは無い事を忘れては為ら無い。同様にチャーター機を派遣したオーストラリア、カナダ、韓国も、陰性の乗客を、更なる14日間の検疫下に置くとして居る。詰まり「陰性判定で下船した人も、後日陽性判定に為り得る可能性は否定出来ない」事を意味するのではないだろうか。

 「感染対策は無茶苦茶」岩田教授のコメント

 又ニューヨークタイムズ紙は、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授が、前日18日にダイヤモンド・プリンセス内に調査で入り、その後YouTubeに投稿したコメントを引用して居る。(現在動画は削除されている。岩田氏は家族から自らを隔離した状態で生活中の様だ)

 「厚生労働省の職員、乗組員、精神科医等が同じスペースに集まり食事を執る等、感染対策は無茶苦茶。完全なるカオスだ」 「ドコが感染され・されて居ないか明確な区別が無い状態で(専門家である)自分でさえ怖い空間だった」

 又岩田教授は同紙のインタビューで「日本の厚生労働省は、感染防止の為に『半分の措置』しか講じ無かった。19日に下船した人が今後感染を広めても驚か無い。問題は、感染症の専門知識を持た無い公務員が検疫期間の措置を行った事だ」とコメントして居る。

 同紙は「政府が運営する疾病管理の専門機関が日本には無い。官僚が作成して仕組みに基づいてケースを処理し、それに従って行きたいのだ。具体的な目標を設定する事無く、今後感染が拡大したとしても政府が十分な努力をして来た事を見せたいだけ」と、辛辣に報じて居る。

 「福島原発メルトダウンと類似」クリーブランド教授のコメント

 同紙は、福島原発メルトダウンに対する日本の対応を研究するテンプル大学の社会学、カイル・クリーブランド教授のコメントも掲載した。

 「福島原発メルトダウンと、ダイヤモンド・プリンセスの感染騒動には類似性がある。日本の複雑な官僚組織に於ける危機管理に大きな問題あり。その道の専門家が意思決定すると云う対応が欠如し、これが一番の問題」

 これ等識者のコメントを引用した上で「日本は、何事も機能的で高度に構造化された機能的な社会だ。しかし、物事がレールから食み出した時・非常事態時に於いても、これ迄のプロセスで十分だと考える節がある。しかし例外的な状況では、例外的な対応が必要である」と同紙は結論づけた。

 日本に居たら見え無い事でも、海外旅行をしたり、少しでも海外に住んだ経験の有る人なら、いかに日本が律儀で整然とした良い国と云う事を思い知るだろう。しかし同時に日本は、前例が無い事に弱く、どうでも好い事に細かく厳しく、武漢チャーター便の一部の帰国者の帰宅を許可する等、ココゾと云う時の決断が驚く程緩かったりもする。
 ルールブックに固執し過ぎる余りに考える力に欠け、応用が効か無かったり、例外的で創造的な対応が出来無いと云う弱点も持って居る。海外に住んで居る立場として、同紙の日本政府への批評は、妙に納得する内容だった。


             2-20-12.jpg

 安部かすみ ニューヨーク在住ジャーナリスト・編集者 日本の出版社で編集者&メジャーミュージシャンのインタビュアー、ガイドブック編集長を経て、2002年活動の拠点をニューヨークに移す。 
 2007年より在NY出版社でシニアエディター、2014年独立。雑誌やニュースサイトで、ライフスタイル、働き方、社会問題、グルメ、文化、テック&スタートアップなど、現地発の最新情報を発信。cross fmレギュラー出演中。著書:『NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ 旅のヒントBOOK』(イカロス出版)。所属団体:在外ジャーナリスト協会 Global Press、米政府機関の在外プレス組織 NY Foreign Press Center


美容院kasumilny official sitea. kasumi  以上







  神戸大教授 「告発動画」第三者の専門家に見解を聞く 

 「言って居る事は妥当」 ポイントを解説


             〜J-CASTニュース 2/19(水) 21:39配信〜


         2-20-13.jpg  岩田健太郎氏

 神戸大学医学研究科感染症内科教授の岩田健太郎氏が2020年2月18日、新型コロナウイルスによる肺炎・COVID-19の集団感染が広がるクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗船したとして「中は物凄い悲惨な状態で、心の底から怖いと思いました」等と船内の感染対策の杜撰さを動画を通じて指摘し、衝撃が広がって居る。
 岩田氏が伝えた船内の管理体制の是非に付いて、関西福祉大学教授で感染症に詳しい医師の勝田吉彰氏に、J-CASTニュースが「セカンドオピニオン」を求めた処「言って居る内容は妥当です」との見解を示した。

        2-20-14.jpg 勝田吉彰氏

 「グリーンゾーンもレッドゾーンもグチャグチャ」

 岩田氏はダイヤモンド・プリンセス(DP)号に乗船したと云う18日にYouTubeで約14分の動画を公開。
「今からお話しする内容は神戸大学等所属する機関とは一切関係無く私個人の見解です」と断った上でレポートした。
 動画によると、日に日に感染者が増えるDP内の感染対策体制を懸念して居た岩田氏は、厚生労働省で働く人物を通じ、DMAT・災害派遣医療チームのメンバーとして乗船。「DPの中は物凄く悲惨な状態で、心の底から怖いと思いました。これはCOVID-19に感染してもしょうが無いんじゃ無いかと本気で思いました」との感触を覚えたと云う。

 理由の1点目は、船内をウイルスが居るかも知れない「レッドゾーン」と、ウイルスが全く無い安全な「グリーンゾーン」とに分けると云う「鉄則」が守られて居ない事だとして居る。

 「DPの中はグリーンもレッドもグチャグチャに為って居て、ドコが危なくてドコが危なく無いのか、全く区別が着か無い。ウイルスは目に見え無いですから、完全な『区分け』をする事で初めて自分の身を守れるのですが、ドコの手すり、ドコのじゅうたん、何処にウイルスが居るのか分から無い状態で、色んな人がアドホックにPPE・個人防護用具を着けて見たり、手袋を嵌めて見たり、マスクを着けて見たり着け無かったりする訳です。   
 クルーの方もN95・高密度の医療用マスクを着けたり着け無かったり、或は熱の有る方が、自分の部屋から出て歩いて医務室に行ったりすると云うのが、通常に行われて居ます」

 
 こうした体制の為「検疫所の方と一緒に歩いて居て、ヒュッと患者さんとスレ違ったりする訳です。『患者さんとスレ違っちゃう」と笑顔で検疫所の職員が言って居るんです」と云った事も在ったと云う。

        2-20-15.jpg

 「プロの感染対策の専門家が1人も居ない」
 
 2点目は人員の面。岩田氏は専門家の不在を指摘する。

 「ソモソモ常駐してるプロの感染対策の専門家が1人も居ない。時々いらっしゃる方が居ますが、彼等もヤバいなと思ってるけど何も進言出来無いし、進言しても聞いて貰え無い。遣ってるのは厚労省の官僚達」
 「専門家が責任を取ってリーダーシップを取って、感染対策に付いてのルールを決めて遣ってるんだろうと思ったんですけど、全くそんな事は無い訳です」
 「要は院内の感染がドンドン起きててもそれに全く気付か無い訳で、対応すら出来ない、専門家も居ないと。グチャグチャな状態に為ったママで居る訳です」
 

 過去、エボラ出血熱が流行するアフリカや、SARS・重症急性呼吸器症候群が流行する中国でも感染症対応に当たって来た岩田氏。この様なDP船内の体制に付いて、動画の途中で「アフリカや中国ナンかに比べても全然酷い感染対策をして居る。シエラレオネなんかの方がヨッポドマシでした」とも述べて居た。

 「医師免許を持つ人が100人居たら99人は頷くでしょう」

 元外務省医務官として中国を含む複数の国でも医療に携わって来た勝田吉彰氏は19日夜、J-CASTニュースの取材に対し、岩田氏の動画の内容に付いて次の様に見解を述べる。

 「動画の内容は全て見ましたが、岩田氏が言って居る事は妥当です。医学的に物凄く高度な事を言って居るのでは無く、誰でも頷ける普通に正しい内容でした。医師免許を持つ人が100人居たら99人は頷くでしょう。
 非常に気に為ったのは、そうした状況下に在ってどう云う流れで下船(編注:検査で陰性が確認された乗客約500人が19日に下船)する事に為ったのか。ソコがとても不思議だと云うのがコメントです」
 

 上記1点目に挙げた、レッドゾーンとグリーンゾーンに区分けする事は「集団感染が疑われる状況で有れば普通遣る事です」と指摘する。

 「病院だろうが何だろうが、必ず遣ら無ければ為りません。感染して居る人とそうで無い人が同じ場所に居たら、健康な人に感染症が遷ってしまう可能性がある。だから感染して居る可能性が有る人はココまで、そうでは無い人はココまでと、2つに区域をキッチリ分けます。
 そして多くの場合、両者の間に別の部屋を作り、ソコで完全に全身を防護する服に着替えた上で隣の区域に行く体制にします。そう遣って区別し無いといけません。例えば車両の中だとしても、前の方と後ろの方とに分け、その間をカーテンで仕切る様にします。   
 それが出来て居らず、感染して居る人が、して居ない人と同じ通路等を歩いて居る事が問題なんです。もし両者がスレ違う様な場合、感染者さんの方にはウイルスを撒か無い様、チャンと防護措置を取ら無いといけません」


 「プロ不在」の重大さ

 2点目の「プロの感染対策の専門家の不在」に付いて、勝田氏はその重大性をこう説明する。


 「此処で岩田氏が言って居る『プロ』と云うのは、只医師免許を持って居れば好い訳ではありません。資格は2階3階建てに為って居ます。医師免許は一番ベーシックな『1階』部分。それを持って居る人が、一定の研修をし一定の年限の経験を積んで、初めて『2階』の事が出来る。
 その『2階』部分の事を岩田氏はプロと言って居る。実際、感染症のエキスパートの資格として 『ICD』(編注 インフェクション・コントロール・ドクター ICD制度協議会が認定、事務局は日本感染症学会)と云う制度があります。   
 例えば、私は医師免許を持って居るから、法的には心臓手術をしても好いんです。でも、実際に出来るかと言ったら専門外なので出来無い。私がメスを持って心臓手術をする様な状況に為って居た事が、今回の動画で語られたので、驚かれたのです」


          J-CASTニュース編集部 青木正典    以上









  「声を上げられ無いスタッフを代弁して呉れた」
 
 岩田健太郎氏の動画に 船内医療チームのスタッフが沈黙破る


        〜ハフポスト日本版 中村かさね 2/20(木) 19:18配信〜

 新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染対策を批判した神戸大の岩田健太郎教授の動画を巡り、海外は日本への批判を強め、政府は反論に追われて居る。そんな中「声を発する事が出来無いスタッフの声を代弁して呉れた」と岩田教授に感謝する声も上がって居る。
 クルーズ船内に派遣されて居た医療機関のスタッフが2月20日「岩田先生の証言は正しいと確信して居る事を伝えたい」と、ハフポスト日本版の取材に電話で応じて呉れた。

      2-20-20.jpg

     橋本岳副大臣が削除したツイート(岩田健太郎さんが投稿したキャプチャ画像より)

 「ゾーニング出来て居ないのは明白」

 このスタッフは今月、クルーズ船内の救護活動に従事。現在は既に下船して居る。「岩田氏の動画で共感したのは、大きく2点有ります」と、真っ先にゾーニングの不備を指摘した。

 ・・・岩田教授は「ドコが危なくてドコが危なく無いのか全く区別が着か無い」と船内の状況を指摘して居ますが、同じ意見ですか?

 そうですね。区域管理出来て居ないのは明白だと思います。例えば、メディカルセンターや対策本部の在る5階ダイニングルームでは、本来なら何重かの隔離スペースを作って感染防具を着脱して出入りする様な場所ですが、サージカルマスクを着けたダケの人間が職種関係無く出入りが出来る状態でした。
 クルーズ船のメディカルセンターに従事して居る医療関係者は疲弊し切って居て、自分達も感染して居るだろうと云う諦めの境地に有る様に見えました。可成り緩い防護で業務に当たって居ました。

 ・・・ 加藤勝信・厚生労働大臣は2月19日の専門家会議後の記者会見で、ゾーニングに付いて「感染防具を脱ぐゾーンを設け、その他の業務区域と分離するゾーニングを行なって居た」と反論して居ます。20日には、橋本岳・厚労副相も「清潔ルート」「不潔ルート」と張り紙で区分けされた写真をTwitterに投稿して居ます。(現在は削除)

 客室と医療対策本部が置かれた5階に、橋本さんが投稿されて居た写真の様な防護服を着脱する区域が在ります。ソコで汚染されたマスクや手袋もゴミ箱に捨てる様に為って居ます。でも、空間が仕切られて居る訳では無く、エレベーターを降りてその場所に辿り着く迄に色々な方とスレ違うのです。余り意味があるとは思えませんでした。

 「衛生管理の知識が共有されて居なかった」

 ・・・岩田教授は船内の状況に付いて「物凄い悲惨な状態で、心の底から怖いと思いました」と話して居ました。同じ感想をお持ちですか?

 今振り返ると、確かにその通りだなと感じて居ます。でも、当時はソコ迄怖いとは思って居ませんでした。

 ・・・それは何故ですか?

 乗船前、全てのスタッフは、船内の避難経路や非常時の汽笛の合図等に付いてのブリーフィングを受ける様義務付けられて居ますが、危険区域と安全区域に付いての説明等、感染管理に特化したブリーフィングは有りませんでした。
 でも、当時は、乗船業務に当たる上で必要な知識は事前に共有されて居るものだと思って居たので、色々疑問に思う事は有っても、自分は専門家では無いので、恐いと思っては居ませんでした。

 ・・・厚労省は乗務員や医療従事者に対しては、感染防止の為の指導を行なって居ると主張して居ますが、そうでは無かったと云う事でしょうか?

 衛生管理の知識は、クルーには特に共有されて居ないと感じました。例えば、夕食は船長のご好意でダイニングホールで食事が提供されたのですが、開放された空間でマスクを外して談笑しながら食事をします。ソコにはクルーの方達も入って来ます。
 彼等に「マスクを交換して居る?」と聞いた事がありました。「勿論、1日1回交換して居るよ」と言うんです。汚染されたマスクを一日中着けて居るのでは、全く意味が無いと感じました。クルーは手袋も着けて居ますが、手袋を着けたままゴミ箱を交換したり、アチコチ触って居るのも見て居ました。

 「日本政府の後手な対応、改めて欲しい」

 ・・・岩田教授の動画に対しては、船内で対応して居る感染症の専門医師から「不安と疑念が交錯する時だからコソ、一致団結して行か無ければ」と宥める声も上がって居ます。同じく船内で業務に当たった立場として、どの様にお考えですか?

 当然講じるべき感染管理の対策が講じられて居ない、そして、政府がソレを認め様ともして居ない状況で、専門家の立場から問題点を指摘した岩田先生に対して「一致団結すべき」と云う感情論で反論するのは適切だとは思えません。
 立場上、声をあげる事が出来ず苦しい、悔しい気持ちを抱えて居るスタッフも居ます。そう云うスタッフに取っては、劣悪な環境を指摘して呉れた岩田先生の動画は心強かったです。私自身も、立場上、匿名ではありますが、日本政府の後手後手な対応を改めて欲しいと願って取材に応じました。


             2-20-18.jpg

             中村 かさね Kasane Nakamura









 【管理人のひとこと】

 このコロナ新型肺炎ウィルス感染対策に関する政府の処置が、悉くゴテゴテを踏み続けマルで日本の無能力さを世界に広めて居るかの有様だ。確かに、今までの感染症とは規模も原因も異なる特異な事例なのだろうが、とうとう感染を原因とする死者が・・・クルーズ船から下船し入院して居た二人を含む複数の犠牲者も出てしまった。犠牲者は何れも80歳を超える高齢者とは言え・・・心からのお悔やみを申し上げたい。
 政府の連日の苦労も実らず誠に残念な結果に為ってしまったのだが、更に連日の様に感染が全国規模で広がって居り、政府の無策で極身近な恐怖へと迫って居る。国内や海外を含めた色々な催事が中止に為ったり延期に為ったりする・・・実際の経済情勢は、観光業を含めアラユル企業に影響を与え、新型コロナショックと云うべき経済的危機を招いて居る。

 こう云う時コソ強力な政府の指導・行政力が試されるのだが・・・安倍長期政権は如何に機能するかと思いきやこの様な体たらくを晒して居る。頭の腐った鯛は既に尻尾まで腐って居た・・・優秀とされた官僚迄が機能しない迄に堕落し体裁を繕う事にのみ終始する・・・我が国特有の官僚機構の欠点がアカラサマに為ってしまった。
 恐らくこの失態には誰も責任を取ろうとし無いだろうが、真っ先に所管大臣の責任を問わ無ければ為ら無い。厚労省は、この案件の全責任を持つ所管のトップの官庁だ。が、国会答弁では失態の何等の反省も改善・対策の回答も得られて居ない。
 この様な腐った頭でも、最後の・・・有終の美は「新型コロナ肺炎ウィルス感染の終結」で迎えて欲しい。無論、2020TOKYOオリンピックを無事開催出来る様に・・・果たしてこの政権で無事にそれを迎えられるとは期待出来ないのだが。







北海道旅行ならJALで行く格安旅行のJ-TRIP(ジェイトリップ)


 新型コロナ肺炎ウィルス感染問題で 人間の移動が困難に為って居ます・・・お陰で旅行・観光業界は大打撃を受けて居ます。無論その他の業界でも商売が縮小気味ですが、この様な時に敢えて果敢に旅行する人には、大きなサービスを受けられるかも・・・まずはクリック!

















2020年02月19日

「大坪氏とちゃんと付き合え」和泉洋人首相補佐官 「圧力音声」に内閣法違反の疑い




 「大坪氏とちゃんと付き合え」和泉洋人首相補佐官
 
 「圧力音声」に内閣法違反の疑い


              〜文春オンライン 2/19(水) 16:00配信〜


            2-20-10.jpg

                和泉氏 コピーライトマーク共同通信社


  和泉洋人首相補佐官(66)と、大坪寛子・厚生労働省大臣官房審議官(52)が、海外出張の際、公費でコネクティングルームに宿泊して居た問題が国会で追及される中「週刊文春」は、和泉氏の公私混同疑惑を深める音声を入手した。
 音声によれば、和泉氏は、大坪氏と関係が悪化して居た独立行政法人の幹部を呼び出し、人事や予算に付いて言及した上で、大坪氏と「チャンと付き合って貰わ無ければ困る」と強く要求して居た。

 昨年7月5日、和泉氏は、首相官邸の補佐官室にAMED・日本医療研究開発機構・独立行政法人の一形態の国立研究開発法人の幹部3人を呼び出した。当時、大坪氏は、内閣官房の健康・医療戦略室次長として、AMEDを担当して居たが、高圧的な言動や調整能力不足も有って、コミュニケーション不全に陥って居た。音声によれば、和泉氏は、次の様に語って居る。

 「大坪次長もさ、激しくて皆さんと上手く行って居ないかも知れないけど、彼女は健康・医療戦略室次長に残すし、AMED担当室長に為るから。そう云う積りでチャンと付き合って貰わ無いと困る」

 大坪氏は昇進させるとする一方で、AMEDに対しては「組織を見直す」と人事権をチラつかせたり「財務省が全面的に協力する」「貴方方がどう云う積りか知ら無いけど、そんな生易しい話じゃ無い」等と予算にも介入する事を示唆して居た。
 和泉氏は、首相補佐官の強大な権力を背景に、大坪氏の意向に従う様圧力を掛けて居た事に為る。公務員制度やガバナンスに詳しい、元財務官僚で明治大学公共政策大学院教授の田中秀明氏が指摘する。

 「独立行政法人の人事権は大臣に有るので、そこに介入する事は問題。内閣法上、補佐官は総理の命を受けて内閣の重要政策の企画に付いて総理を補佐するのが役割であり、行政機関に対する指揮命令権は無い為、補佐官の分を越えて居る。
 仮に、その独法の役員が適切に仕事をして居ないのであれば、補佐官が総理に実情を報告し、総理が直接指示するべき。総理の指示を、補佐官が伝言・代弁する事は有っても、首相の指示も無く『総理に代わって』指揮するのであれば、内閣法に違反します」

 
 和泉氏を直撃すると、当初「そんな事はありません」と答えたが、重ねて聞くと「全部ノーコメント」と回答した。大坪氏と公費を使った不倫出張を繰り返して来た和泉補佐官が、新たに大坪氏の為に行政を歪目て居た疑惑が浮上した事で、更に説明を求める声が高まりそうだ。

 2月20日(木)発売の「週刊文春」では和泉氏の音声の全容や、新型肺炎の対応に当たって居る大坪氏の近況、過去に神奈川県知事の黒岩祐治氏を大坪氏が激怒させて居た事件、更には、和泉氏が直撃に初めて語った「大坪氏とのコネクティングルームを求めた理由」に付いても詳報して居る。


  「週刊文春」編集部 週刊文春 2020年2月27日号     以上










 八代弁護士 海外出張で計4回コネクティングルーム利用の和泉氏&大坪氏に

「何故和泉補佐官は大変・・・体調を崩す度に出張に行こうと思うのか?その答弁自体がお笑い」


               〜スポーツ報知 2/21(金) 11:28配信〜


       2-21-28.jpg

 21日放送のTBS系「ひるおび!」(月〜金曜・前10時25分)では、政府が和泉洋人首相補佐官に同行した海外出張が不適切と問題視されて居る厚生労働省の大坪寛子官房審議官に関する「旅行(出張)命令簿」を衆院予算委員会理事会に提出した事を報じた。

 大坪氏は2018年に計4回、和泉氏の海外出張に同行し、計約185万円が支払われて居た。両氏は出張の際、外廊下を通らずに互いの部屋を行き来できるコネクティングルームを4回とも利用した事が判明して居る。和泉氏は内閣官房健康・医療戦略室長で、大坪氏は同室次長を兼務して居る。
 命令簿によると、大坪氏は18年7月にミャンマー、9月にインドと中国、11月にフィリピンへ夫々2〜3日間の日程で出張した。

 番組では、今月7日の衆院予算委員会で医師免許を持つ大坪氏がコネクティングルームを使用した理由を「和泉氏が大変体調を崩されてまして、秘書官からの連絡を受けられる場所と云う事で、和泉補佐官のお部屋と私とで挟む形で万全の態勢を取ると」との答弁を紹介した。
 これにコメンテーターの八代英輝弁護士は「何故和泉補佐官は大変、体調を崩す度に出張に行こうと思うんですかね」等と疑問を投げ掛け「その答弁自体がお笑いだって云う事に気付かずに真面目に遣って居る」と指摘した。

 その上で大坪氏に付いて「医者の資格を持って居るだけで医者のプラクティスを日常して居る訳じゃ無い。官僚ナンでソモソモ。補佐官がそれだけ体調崩して居るなら医師を同行すれば好いだけ」と指摘して居た。


           報知新聞社    以上







      ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
            格安で旅行に行くならJ-TRIP(ジェイトリップ)
      ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

    沖縄・北海道・九州・東京・関西・屋久島・奄美大島・東北・中四国などの
  ホテル・レンタカー・アクティビティーを厳選し、スマートに旅を創る事が出来ます。

  行き先ごとの特化サイトでは、最安級の「超得パック」やホテルと航空券のセットなど、お得なプランを紹介中。

  https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZEWPE+B43BAQ+40T2+5YZ77











新型ウイルスパニック 世界各地のチャイナタウンが閑古鳥




 新型ウイルスパニック 世界各地のチャイナタウンが閑古鳥

              〜AFP時事 2/19(水) 16:04配信〜


      2-20-2.jpg

 新型コロナウイルスへの懸念から閑散とするチャイナタウン 米カリフォルニア州ロサンゼルスにて 2020年2月13日撮影 

 【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】中国で2000人超の死者が出て居る新型コロナウイルス「COVID-19」への恐怖が世界中に広がる中、豪メルボルンから米サンフランシスコ迄、普段は大勢で賑わう世界各地のチャイナタウンに閑古鳥が鳴き、各店舗は必死で生き残りを図って居る。

 オーストラリアでは、新型ウイルス流行の中心地から飛行機でも10時間以上掛かる程離れ、国内では僅かな感染者しか確認されて居ないにも関わらず、新型ウイルスの悪評が広がって居る。街はハッキリ分かる程閑散とし、マスク姿も有り触れたものに為った。春節(旧正月Lunar New Year)の龍舞でも、例年の様な集客は出来なかった。
 中には収益が半分以下に激減し、従業員の労働時間を大きく減らさざるを得無く為った店もある。世界中のチャイナタウンが同じ様な状況に置かれて居る。

 カナダ・バンクーバーVancouverのリッチモンドRichmond地区の人気店、エンパイア・シーフード・レストランEmpire Seafood Restaurantも、今なら簡単に席を取る事が出来る。同店のイバン・ヤンIvan Yeung副総支配人は「普段は5〜10卓待ちだが、今日なら待たずには入れる」と語った。
 米サンフランシスコの人気広東料理店、R&GラウンジR&G Loungeのトニー・シウTony Siu支配人は、「例年為らばこの時期には中国人観光客が来店するが、今はゼロ同然だ」と語った。

 オーストラリアでは、中国全土からの入国禁止措置により、中国人学生約10万人がオーストラリアに渡れず、新年度開始に間に合わ無い事態と為って居る。メルボルンに在る中国人学生が多数在籍する学校の階下でパンケーキ店を営むスー・インSu Yinさんは「主な顧客は中国出身の人」なので「トテモ苦しい」と語った。多くの人は、外国人嫌悪が状況を悪化させて居ると考えて居る。
 英ロンドン在住のデービッド・タンDavid Tangさんは、ここ数週間、周りの人々に避けられて居るとハッキリと気付いたが、怖がる気持ちは理解出来るので、冷静に受け止め様と努めて居ると述べた。タンさんは、「毎朝電車に乗って居るが、先週の或る日、私の隣の席が空いて居るのに皆立って居た。笑えたよ」と語った。


         【翻訳編集】 AFPBB News    以上









 新型コロナウイルス 中国本土の死者2000人超に

           〜2020年2月19日 16:23 発信地 北京 中国〜

 【2月19日 AFP】 中国国家衛生健康委員会・NHCは19日、新型コロナウイルスによる中国本土の死者が136人増え、2000人を超えたと発表した。一方で新規感染者数は2日連続で減少して居ると云う。中国本土で感染が確認された人は計7万4185人と為った。
 死者は計2004人と為り、その多くは昨年12月に初めて新型コロナウイルスが確認された中部・湖北Hubei省で確認されて居る。NHCは新規の感染者数を1749人と発表したが、これは1日当たりの新規感染者数としては今月最低。湖北省外での新規感染者数は僅か56人で、15日連続で減少して居る。


             (c)AFP    以上









 新型肺炎 日本の危機管理に「足り無いもの」を専門家等が指摘

             〜現代ビジネス 2/19(水) 7:01配信〜


 新型コロナウイルス肺炎で、国内でも13日、遂に死者が出た。その後も都内や名古屋市で感染例が相次いで居るが、何れも感染経路が不明な状態だ。16日に政府が行った第一回新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では「国内発生早期」の段階では在るが「国内感染の状況が進行する可能性」が示されて居る。
 そんな中、政府の対応に関して懐疑的な人も多く「初期対応が拙かったのでは」と云う声も上がって居る。日本の対応は実際に拙いのか、海外の事例に詳しい専門家2人に話を聞いた。

 武漢からの帰国者への対応はどうだったのか

              2-20-3.jpg 奥田七峰子氏

 パリ在住でフランスの医療政策に詳しい、日本医師会総合政策研究機構フランス駐在研究員の奥田七峰子氏「日本政府が迅速にチャーター便を出して自国民を出国させ、フランス同様、病院近くのリゾートホテルに隔離したのは評価出来るのではないでしょうか」と言う。
 ヨーロッパで初めてコロナウイルス感染が確認されたフランスでは、報道の混乱が一部で見られたものの、医療機関のプレス対応も混乱する事無く極めて落ち着いて居たと云う。奥田氏は更に続ける。

 「1月25日、パリで2名・ボルドーで1名・・・新型コロナ・ウィルス陽性の患者が入院しました。何れもSAMU・ 日本に於ける三次救急に特化した救急システムSOSメデゥサン・民間の往診ドクターサービスの迅速な連携で救急外来も通らず感染症病室・陰圧室に即入院しました。3人共症状が軽く、検疫・隔離の為の入院でした。
 フランス政府は<武漢に行った、又は行った人と接触して風邪症状の有る方は、病院には来無いで下さい、掛かり付け医に行か無いで下さい、SAMUに電話して指示に従って下さい>とアナウンスしました」


 フランスと日本の初期対応は好く似て居るが、チャーター便で帰国後の対応は一部異なって居る。

 「武漢からのチャーター便での帰国者は、チャーター機から降りると直接バスで隔離施設(南仏のバカンス村)に運ばれ、2週間隔離されました。その後、8人の陽性患者が発見され、合計11名に為って居ます。何れの患者も、中国と直接関係の有る人からの感染です。
 15日現在、80歳代の中国人旅行者の死亡が確認された以外は、全員軽症で退院したり、検疫期間が終わった人も居ます」

 
 日本ではチャーター機の第一便の帰国者の一部を検査が陰性だと云う事で自宅に帰し、後に発症が判ったケースもあり、詰めの甘さがあるのは否め無い。フランスは全ての帰国者を隔離施設に2週間隔離して居り、施設内での二次感染も報告されて居ない。

 国民のマスクに対する認識にも差

 又、奥田氏によると、日本とは異なり、パリではマスクをして居る人は少なく、マスクを着ける事は感染者では無いかと返って疑われる行為なのだと云う。マスク単独での予防効果のエビデンスは無く、寧ろマスクは、感染をして居る人が周囲への感染を抑える為にするものであるので、フランスの人々の認識の方が適切かも知れ無い。フランスでは、基本を押さえた組織的対応が、過剰に為らず、冷静に為されて居ると云える。
 只「流行の中心はアジアです。日本とフランスとでは、中国との地理的関係やチャーター便で帰国した感染者数にもソモソモの違いがあり、単純に比較をして『フランスの対応が日本よりも優れて居る』と言う事は出来ません。飽く迄、事実を正確に理解するのが大切です」と、奥田氏は付け加えた。

 感染症対策の専門機関が必要

 フランスと比べると対応にヤヤ甘さが見える日本。新型コロナウイルス肺炎では無いかと症状を訴える人に対する国や自治体の対応の方針も一貫性に欠ける部分があり、その都度会議が開かれるものの、専門家との連携も十分とは言えず「場当たり的」な対応に為ってしまって居る。これ迄、医師が「検査が必要」と判断した人に対し保健所が検査を断る・・・等の小さな混乱も生じて居る。
 又、クルーズ船の中で感染者数が増え続けて居る事に付いて、当初は検疫前に感染して居た人々と見做されて居たが、検疫官や事務職員の感染が明らかと為り、マスク着用や手指消毒のルールが遵守されて居なかった事から、検疫後も二次感染が続いて居た可能性が示唆されて居る。

        2-20-4.jpg 岩田健太郎教授

 専門家の間では、専門機関の不在が「場当たり的」対応の原因に為って居るのではないかと云う見方がある。「CDCが無いので、日本では感染症に対する系統的な対応が出来難く為って居ます」と語るのは、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授だ。
 CDC・Centers for Disease Control and Prevention・疾病管理予防センターとは、アメリカで1946年に設立された、国民の健康と安全の保護を主導する立場にある連邦機関だ。感染症においても、専門的に調査・対策を担って居る。アメリカでは、専門家集団が独立性を保ちつつ官民との緊密な連携を構築し、感染症対策に当たる事が可能に為って居る。

 ヨーロッパでも、EUの機関として2005年に設立されて居り(ヨーロッパのCDCは、感染症の調査や解析を行って居るが、対応は基本的に各国に任されて居る)、中国や韓国にもCDCは存在する。日本では、厚生労働省と国立感染症研究所がCDCに相当する業務を行って居るが、独立性が十分では無く、組織化されて居るとは言い難い。

 「自治体や省庁においても、専門家とは言え無い人々が対応する仕組みに為って居るので、バックグラウンドへの洞察が足りず、継続的な政策をするのは困難です。
 今後の対応としては、国内でも武漢の様な局所的大流行が起こった時に、都市を遮断するのかを決定する覚悟が必要でしょう。オリンピックをどうするか、学校やビジネスをどうするかも併せて考えて行く必要があります」(岩田教授)


 「クルーズ船はCOVID-19製造機」
 
 又、岩田教授は2月18日に二次感染が疑われるクルーズ船に実際に乗船して居り、その内部の惨状に付いてYouTubeで、最早「COVID-19・新型コロナウイルス製造機」であると指摘して居る。
 本来、ウイルスが或る危険なレッドゾーンとそうで無いグリーンゾーンに区分けして、レッドゾーン内でのみ防護服やマスクに身を包むべき処、それがグチャグチャに為って居り、ドコにウイルスが有るのか、ドコが危険でドコか安全なのかが全く判らず、何時誰が感染しても可笑しく無い状態に為って居たと云う。

 岩田先生は「コノ仕事を20年以上遣って来て、エボラ出血熱やSARS等色々な現場に立ち向かって来たが、自分が感染症に罹る恐怖を感じ事が無かった。でも、クルーズ船は悲惨な状態で、心の底から怖いと感じた」と動画内で語って居る。
 又、現場に常駐して居る感染症対策の専門家が一人も居らず、偶に訪れる専門家がアドバイスしようとしても、厚生労働省の官僚がそれを聞き入れ無い状況にあると云う。こうした対応の不備を見ても、日本において感染症の専門機関の設立や組織的対応の充実が急務である。

 クルーズ船の乗客は陰性だった人から2月19日から21日頃に賭けて順次下船し、陽性で症状の無い人は愛知県岡崎市にある藤田保健衛生大学の未開院の病院で経過観察が為される運びに為って居る。下船した乗客からの二次感染が起こら無い様、一刻も早く対策を講じる必要がある。

 最後に改めて、感染を防ぐ為に私達一人ひとりが出来る事に付いてお知らせしたい。大切なのは、事実を知り冷静にリスクを判断する事。マスクの買い占めや「症状が無くても検査をして欲しい」と保健所に電話をする様な行為は避けよう。
 そして、石鹸による頻回な手洗い、手指のアルコール消毒、十分な栄養と睡眠を捕る等の基本的生活習慣が何より重要だ。こうした基本に加え、以下の対応も推奨される。

 1. リモートワークをする
 2. 風邪症状の有る人は無理に出社しないで為るべく休む
 3. 不要な人混みへの外出は避ける
 4. 集会・会合は出来るだけ行わず、可能なら延期を
 5. 高齢者施設や病院には出来るだけ行か無い

 
 発熱等の風邪の症状が見られる時は、厚生労働省が2月17日発表した「新型コロナウイルスの相談・受診の目安」を参考にして欲しい。こちらにも記されて居るが、感染が疑われる場合は直ぐに病院に行かず、先ず「帰国者・接触者相談センター」に相談する様にしよう。


          2-20-5.jpg 松村 むつみさん

          松村 むつみ 放射線科医 医療ライター    以上









 新型コロナ 何を気を付けるべきか

 感染症対策の専門家・岩田健太郎・神戸大教授に聞く


              〜毎日新聞 2/14(金) 21:59配信〜

             2-20-11.jpg

   岩田健太郎教授 神戸市中央区の神戸大医学部で2020年2月13日午後1時37分 春増翔太撮影

 新型コロナウイルスを巡り、世の中が騒然として居る。店頭ではマスクが品薄に為り、観光地は客足離れが深刻に為って居る。日本国内の感染者は急速に増える状況には至って居ないが、疫学的に分から無い事も多く軽視も出来ない。新型コロナウイルスは、どの程度の脅威なのか。私達が気を付けるべき事は何か。感染症対策に詳しい神戸大医学部の岩田健太郎教授に聞いた。 【春増翔太】(取材は2月13日)


 ・・・先ず新型コロナウイルスとは。

 元々あるコロナウイルスの新型ですが、従来のコロナウイルスは風邪の要因に為る病原体です。新型に付いても「風邪の様なものだから放って置けば好い」と云う意見も散見されますが、乱暴な考え方です。肺炎の要因に為り易いと云う点だけ見ても風邪よりも脅威だと言えます。
 注視すべきは、中国の国外では今の処死者は数人だが、中国では1000人を超えて居ると云う事実です。感染者が増えると拙い事に為ると云う事。中国以外の国に取って防ぐべきは、2次的な流行が起きて感染拡大を止められ無い状況です。


 ・・・どの程度の感染力や致死率・重症化率なのでしょうか。

 感染力に付いては、WHO・世界保健機関による2程度と云う推測がありますが、一概に言えるものでは無く論じる意味がありません。「1人の感染者から何人に遷るか」と云う数字ですが、感染が広がる状況や環境は様々です。
 横浜港に停泊中のクルーズ船の船内と街中では1人の感染者から周囲への広がり方は当然違うし、日本と中国でも違います。マスクをして居たかや医療機関を受診したかと云う感染者の行動によっても、周囲への感染リスクは異なります。致死率も同様で、分母と為る数字が不確かなママでは無意味です。

 中国・武漢でアレ程拡大した理由は好く分かりませんが、死者1000人超と云う数字は軽視出来ません。1000万人都市である武漢で死者が1日に100人単位で増えて居ますが「東京で起きたら」と考えれば異常事態である事は分かりますね。
 だから、これ以上の感染拡大は阻止し無ければいけませんし、軽く考えては行けません。世界中が「第二の武漢」を生ま無い様取り組んで居て、感染が疑われる人を潜伏期間とされる2週間は隔離すると云う今の日本政府の方針は、一つの方策だとは思います。

 ・・・私達一般市民が気を付ける事はありますか。

 特に有りません。日本国内の状況は、市民が騒ぐ程のフェーズ・段階では有りません。普段通りに生活し外出すれば好いと思います。マスクの買い占めや、人の集まる観光地に行か無い事に意味は有りません。ソモソモ、マスクを着ける事自体に意味がありません。隙間(すきま)からウイルスは入りますし、感染者が溢れて居る状況でも無いからです。感染者がマスクをして周囲に拡散させ無い効果はありますが。
 「新型コロナウイルスにアルコールは効か無い」等と誤った情報も出回って居ますが、そうしたデマにも惑わされ無いで欲しいです。

 新型コロナウイルスを放置しては行けませんが、それバカリに気を使うのは不毛です。私に言わせれば、新型コロナウイルスより、毎年3000人が亡く為って居る子宮頸(けい)がんの方が深刻です。予防ワクチンと云う対策が医学的に確立されて居るのに十分に広がって居ない。
 事故を起こしたく無いのにタイヤばかりに気を使ってブレーキが壊れたママに為って居ては意味が無いでしょう。タイヤも大事そしてブレーキも大事なのです。同じ事です。メディアも含め、以前から周りに有るリスクに関心を持たず、新型コロナウイルスばかりを騒ぐのはどうかと思います。

 ・・・過剰な警戒心から中国人を排除する言動があります。

 「中国人お断り」と云った対応はリスクに対する過大評価で、取るべきで無い行為です。こうした差別的な対応は、状況が変われば自らが被る事に為ります。日本で感染が広がり、欧米で「日本人お断り」と云う目に遭わ無ければ分から無いのでしょうか。
 過去を見ても、感染症は差別思想を体現する道具として引用され勝ちです。ハンセン病は過つて「らい病」と呼ばれ、隔離する必要の無い患者を、それが分かった後も療養と云う名の下に施設に閉じ込めました。2019年にエイズウイルスの感染を理由に就職の内定を取り消された北海道の男性が起こした訴訟がありましたが(※)感染症を引用した差別と云う問題は同じです。新型コロナウイルスに付いても、こうした差別に乗っかってはいけません。


 エイズウイルス感染を告げ無かった事を理由に、病院の就職内定を取り消され精神的苦痛を受けたとして、30代男性が病院の運営法人に慰謝料の支払いを求めて訴え、札幌地裁が19年9月に法人側に165万円の支払いを命じた。

                   以上







     ━☆★☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         素材・製法・油にとことんこだわったツナ缶!

   結婚祝い、内祝い、出産祝い、法要法事など様々なギフトにご利用頂けます。

 モンマルシェの前身は1929年に日本で初めてツナ缶を製造した清水食品。ツナ缶作りには自信があります。

     https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZEWPE+B1459U+3UY8+5YZ77
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆★☆━

















田原総一朗 国民の神経を逆なでする北村迷走答弁に検察人事問題




 田原総一朗「国民の神経を逆なでする北村迷走答弁に検察人事問題」

            〜AERA dot.〈週刊朝日〉 2/19(水) 7:00配信〜


             2-20-1.jpg

 田原総一朗 1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数 (c)朝日新聞社

 ジャーナリストの田原総一朗氏は「桜を見る会」に於ける北村誠吾地方創生相の答弁や黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延期に付いて、安倍首相への忖度を指摘する。

 繰り返し記して居るが「桜を見る会」疑惑は有っては為ら無い、飛んでも無い出来事なのである。どう考えても税金の私物化である。処で、2月10日の衆院予算委員会は冒頭から荒れ模様に為った。その原因は北村誠吾地方創生相の答弁が迷走した為である。
 政府が2019年に国会に提出した約4千人分の「桜を見る会」の推薦者名簿の「内閣官房内閣総務官室」と云う部局名を内閣府が白く塗り潰した。

 6日の予算委でこの点を野党が厳しく追及したのに対して、北村地方創生相は「刑法上の改ざんでは無い」と答弁したが、根拠に付いて「私の思い」と述べる等して混乱した。
 新聞やテレビでは、北村地方創生相の不勉強を批判して居るが、内閣総務官室は「総理枠」を取り纏める部局であり、白塗りに首相の関与が無かったと言う為に、北村地方創生相は矛盾した言い方をせざるを得無かったのではないか。内閣府の官僚達も閣僚達も、安倍首相を守る為に忖度をして居ると云う事ではないのか。

 更に、法務省が黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年を半年延長して居た事が予算委で問題と為った。人事院は「検察官には国家公務員法の定年規定は適用され無い」と定めて居るのである。
 国民民主党の後藤祐一議員がこの点を追及すると、森雅子法相は「検察庁法が適用されるのは検察官の退職の年齢と退職時期のみである」と説明し「内閣法制局や人事院にも相談したが、異論は無いとの回答を得て居る」とも述べた。

 黒川氏は、63歳を迎える誕生日前日の2月7日に退官する事に為って居て、検察当局は黒川氏の後任に次期検事総長含みで、同期の林真琴・名古屋高検検事長を宛てる方針だったとされて居る。それが首相官邸の意向で、強引に方針がネジ曲げられたと云う事だ。
 立憲民主党の枝野幸男代表は、黒川氏の定年延長に付いて「首相を逮捕するかも知れない検察迄、安倍官邸が恣意的に動かす事は許され無い」と怒って居る。

 それにしても「桜を見る会」問題で国会が紛糾し、飛んでも無い出来事に国民の多くが安倍首相の責任は重大だと怒って居る最中に、何故ワザワザ国民の神経を逆ナでする様な事を遣って退けるのか。或は、黒川氏を検事総長にしないと安倍首相が大いに困る事、例えば安倍首相失脚ナンて事態が生じると恐れて居るのだろうか。現に、少なからぬメディアがその様な書き方をして居る。
 私は、実はその様な事態は生じ無いと捉えて居る。率直に言えば、現在の検察にそれ程の度胸は無いと私は見て居る。安倍首相自身、そうした恐れは抱いて居らず、自分がとても気に入って居る黒川氏を、何とかして検事総長にして遣りたいと思って居るのではないか。

 だが、安倍首相がそう云う気持ちを抱くと、自民党の幹部や官僚達が、その良し悪しは考えず、誰もがそれを実現させ様と忖度してしまう。それコソが自民党の大問題なのだ。だから、森友・加計問題が生じ「桜を見る会」がこれ程の事態に為ってしまったのである。安倍首相はその事が判って居るのだろうか。


        ※週刊朝日  2020年2月28日号   以上









 黒川・東京高検検事長の定年延長 官邸とお庭番に強まる反発

             〜週刊朝日 今西憲之 2020.2.12 08:00〜

 安倍政権が東京高検検事長の黒川弘務氏の定年延長を閣議決定し、永田町、霞が関がザワついて居る。黒川氏は2月8日の誕生日で63歳に為り定年退官する予定だったが、半年間、定年を延長すると突如、閣議決定したのだ。

 「2月5日に検察庁内で黒川氏の送別会を遣る事が決まって居た。こんな酷い人事はチョット有り得無いでしょう」(現職検事)

 自民党ベテラン議員が明かす。「半年後に現在の検事総長・稲田伸夫氏を定年前に退任させ、その後任に黒田氏を推す積りだろう。コンな大技は官邸にしか出来ないが、遣り過ぎではないか」

 これ迄検事総長の人事は形式上、内閣が任命するものの、検察の独立性を重んじ、上申されたものを追認すると云う不文律があった。その「禁」を官邸が破った目的は何か?

 「黒川氏は甘利明氏や小渕優子氏の政治と金問題等政権に大きな影響が出そうな検察事案を穏便に処理し、『官邸のお庭番』と揶揄(やゆ)されて居る。
 検察は今、自民党を離党した衆院議員の秋元司被告のIR事件、河井案里参院議員とその夫で前法相の克行衆院議員の公職選挙法違反事件を抱えて居る。国会で安倍首相の『桜を見る会』の追及が止ま無い中、河井夫妻の疑惑も立件と為れば、安倍政権の存続に関わるダメージと為る。息の掛かった黒川氏に辞められると困ると為ったんでしょう」(前出の議員)


 検察が政治と距離を保た無ければいけ無いのは、当たり前の事。検察では官邸の人事介入に反発が強まって居る。

 「河井夫妻の事件は、検察の威信を賭けて立件すべきとの強硬意見もある」(前出の検事)

 黒川氏定年延長のニュースが報じられた後、河井夫妻の公職選挙法違反事件で広島地検から取り調べを受けた河井案里事務所の元スタッフが明かす。

 「昨年12月に取り調べを受けた時、検事さんは遣る気満々だった。それが1月に高検検事長の定年延長がニュースで流れると、急に『供述調書?モッと事実関係を詰めてからにしましょう』とトーンダウンして居た」
 
 しかし、2月に入ってから異変が有ったと云う。

 「広島地検は東京へ家宅捜索にワザワザ行ったそうです。その後、再び、事情聴取で呼ばれた時、検事さんは『供述調書の完了迄あと少し』と言って居た。当時の秘書らだけで無く、河井夫妻の関与迄仄めかしています」

 官邸とそのお庭番は今後、どう動くのだろうか? 


         ※週刊朝日 今西憲之 2020年2月21日号   以上









 神戸大教授の告発で政府に非難殺到>「最悪な形で影響」

             〜女性自身 2/19(水) 19:58配信〜

      2-20-7.jpg

                 (写真:アフロ)

 神戸大学・岩田健太郎教授が2月18日、コロナウイルスの感染者が続出して居るダイヤモンド・プリンセス号内の様子を動画で語った。ネットで波紋を呼んで居る。

 YouTubeにアップした動画で岩田教授は船内の様子を明かした。本来分けるべき筈の、ウイルスの全く無いゾーンと居るかも知れ無いゾーンが判ら無く為って居るとコメント。「ソモソモ常駐してるプロの感染対策の専門家が一人も居ない」と明かし、進言しても厚労省の官僚達が聞く耳を持た無いと云う。
 又岩田教授は「岩田に対して凄いムカ突いた人が居る」との理由で「お前はもう船から出て行くしか無いんだ」と告げられたとも明かして居る。

 岩田教授は「日本はダイヤモンド・プリンセスの中で起きて居る事は全然情報を出して居ない」「データを全然取って無い」とも指摘。「矢張りコレ、日本の失敗な訳ですけど、それを隠すとモッと失敗な訳です」「この大きな問題意識を皆さんと共有したくてこの動画を上げさせて頂きました」と結んだ。

 SARS下の中国等と比較し、船内対策に付いて「酷いものでした」と表現した岩田教授。その行動にネットでは《貴重な情報を有難う御座います》《行動力と決断力、尊敬します》との声が。又厚労省、延いては政府に厳しい声がこう上がって居る。

  《指摘を受け入れ無いとか現政府の駄目な処が最悪な形で影響して居て、結局何も対策出来て居無いと云う事が怖い》
 《厚生労働省も防衛相も専門家も、当然に政府も、メンツに拘らずに対応すべき。直ぐに会議を開き、どの様な命令系統で遣るのかを整理精査すべき》


 18日、岩田教授はTwitterで「船内に感染対策のプロが居ないのは本当ですか?」と云う質問に《チョット短期的に居ますが意思決定が出来ない。厚労省の言う事を聞くイエスマンだけが中に居る事を許されます》とツイートして居る。
 その一方で加藤勝信厚労相(64)は19日、衆院予算委員会で「感染症防御チームの専門家の医師が船内を見て、指摘が有ればその日の内に対応して居る」と述べて居る。


                     以上







素材・製法・油にこだわった究極ツナ







日本の消費増税「大失敗」 三度目の正直ならず 米紙社説




 日本の消費増税「大失敗」 三度目の正直為らず 米紙社説

               〜時事通信 2/19(水) 7:06配信〜

 【ニューヨーク時事】18日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、「日本の消費税の大失敗」と題した社説を掲載した。

 昨年10月の消費税率引き上げを巡り、1997年と2014年の過去2回の増税時と同様に経済に打撃を与えたとして「三度目の正直とは為ら無かった」と皮肉った。社説は、日本の昨年10〜12月期の国内総生産・GDPが、増税前の駆け込み消費の反動等で急減したのは「当然だ」と指摘。新型コロナウイルスの感染拡大にも触れ「増税のタイミングとしては最悪」「回復力が最も必要な時に経済を締め付けてしまった」と非難した。

 その上で、安倍晋三首相が12年の第2次政権発足時に掲げた「経済活性化に向けた大規模な政策改革」を実行して居ないと主張。「日本が安倍氏の経済失政の代償を回避するのは手遅れだ」と扱き下ろした。


                  以上









 日本の消費増税「自傷行為」米紙社説

            〜JIJI COM 2019年04月06日07時22分〜

 【ニューヨーク時事】5日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で、日本で10月に実施される消費税増税が経済を更に悪化させる「自傷行為」に為るとの見方を示した。
 同紙は、日本の直近の経済指標が低調な上、米中貿易摩擦等で世界的に成長が鈍化し、逆風に為って居るとすると共に、8年目に突入するアベノミクスは「完全には実現して居らず、投資や生産性への重しに為って居る」と指摘した。


                    以上







     ━☆★☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         素材・製法・油にとことんこだわったツナ缶!

    結婚祝い、内祝い、出産祝い、法要法事など様々なギフトにご利用頂けます。
 
 モンマルシェの前身は1929年に日本で初めてツナ缶を製造した清水食品。ツナ缶作りには自信があります。

     https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZEWPE+B1459U+3UY8+5YZ77
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆★☆━










 

霞が関崩壊の危機は止められるのか?









 霞が関崩壊の危機は止められるのか?

               〜Wedge 2/19(水) 12:33配信〜



      2-19-21.jpg

              kanzilyou gettyimages

 国の政策を決める中央省庁が集まる「霞が関」が今「ブラック」職場と化し、エリート職場と見られて居た国家公務員キャリア職の離職が相次いで居る。「霞が関」の職場環境の実態に付いて、昨年の9月末に厚生労働省を退職した前医療政策企画官の千正康裕氏(44歳)にインタビューし、外から職場を変え様とする本音を聞いた。

 業務プロセスの見直し

 千正氏は2月4日、AbemaTVにも生出演し、霞が関の職場環境を変える必要性を強く訴える等東奔西走の毎日だ。「コレは単に官僚の労働問題では無く『霞が関』が疲弊すれば、国の政策の立案・執行の機能が壊れて、国民に迷惑が掛かると云う深刻な問題だ。官僚の仕事は一般の人には内容が見え難いが、例えば厚労省の場合でも、年金、介護、医療、保育、働き方等国民の生活に密着した大事な事を遣って居る」との思いから、改革を叫んで居ると云う。

 職員が健康や家庭を壊したり、若手の離職が増えて居る状況を変える為には働き方を変える必要があるが、「業務プロセスを見直し、国民生活と直接関係の無い作業を徹底的に減らし、必要な作業であっても、役人で無くても出来るものは外注化を進める必要がある」と云う。
 こうした観点から、実際に厚労大臣への説明や国会答弁作成等の内部手続きのペーパーレス化等の取り組みを進めて居る。しかし「役所だけで根本的に解決出来ない国会との関係で減らせ無い業務の負担が極めて大きい。『永田町』(政治)と『霞が関』(行政)との関係は、重要な取引先と下請けとの関係に通じるものがあり『永田町』の理解を得ながら仕事の遣り方を変え無ければ為ら無い」と主張する。

 重荷に為る国会業務

 中でも「深夜に緊急的な仕事の入る国会関連業務を減らす事が最重要だ」と云う。

 「国会の質問通告の日時を公表す事により、各議員の通告は与野党の申し合わせでは委員会の2日前の正午迄に行う事が原則とされて居るが、実際には全く守られて居ない。
 前日の夕方から夜に掛けて行われるのが通常であり、内閣人事局の調査では、或る委員会において全ての議員の質問に通告が完了する時刻は平均21時頃である。その時間から翌日朝の委員会に向けて答弁を準備して居たら深夜残業は避けられ無いので、委員会の質問通告の早期化が不可欠である。
 只、それを実現する為には、ソモソモ委員会日程を計画的に決め無ければ為ら無い。現状では、委員会日程そのものが政治的な取引の対象に為って居るので、与野党間でギリギリ迄調整した結果、前日に為って翌日の委員会日程が決まる事もある。コレでは、質問者の議員が頑張っても早く通告する事は難しい」
と話す。

 「例えば、通常国会は1月に召集され、6月迄150日間の会期があるが、冒頭から会期中にドノ法案が提出予定なのかは見えて居る。この法案に付いては何時どの位の時間審議をして、何時採決する、と云った具合に、本来予め日程を決めて置く事が出来る筈だ。
 そうすれば、国会議員も役所も計画的かつ効率的に準備が出来る。質問する議員の側も急に日程が決まるので、質問案を徹夜して作る事もある。この様な議員の働き方は、子育て中等の女性議員が増え無い問題にも繋がって来る。
 しかし、これを実現するには政治的なハードルがある。予め採決等の日程が決まってしまうと、法案を通したく無い野党としては攻め手が無く為ってしまうので、ナカナカ応じられ無い。野党に応じて貰う為には、与党側も日程を最初に決めてしまう代わりに、内容面で野党の少数意見を必要に応じて取り入れる様な工夫が必要に為るかも知れない。
 今の遣り方は、長年の国会運営の中での与野党の均衡点であり、変える事は与野党双方に取って難しい面があり、話し合いには時間が掛かるだろう」
と云う。

 先ずはルール作りから

 「だから先ずは委員会開催が決まった日時と、個々の議員の質問通告日時公表だけでも先に遣って頂いて、実態を把握すると共に課題を洗い出して頂けたらと思う。こうした国会のルールは議員の先生にしか変えられ無い。ドンなに好い議論をして政策を決めても、実際に手を動かす『霞が関』が機能不全に陥っては、結局国民に迷惑が掛かるのだから、危機感を共有して頂いて、各党の先生方にルール作りを議論するテーブルに着いて頂く事が重要だ」

 と訴える。国会ではタブレットやスマートフォンの持ち込みは禁止されて居る。だがデジタルの時代の今、タブレットの持ち込みが認められれば、現在、大臣等が答弁に対応する為に準備して居るメモや資料の前日深夜の大量コピーと云う無駄な仕事が無く為る。紙資源の節約やコピー経費の無駄も省ける。
 委員会前の早朝に行われる大臣との答弁に向けた勉強会で修正指示が出ても、修正したメモを慌ててコピーする必要も無く為る。

 民間企業では当たり前に為って居る事が『永田町』では「資料は紙で持参するか、FAXで送信して呉れないと困る」等と云った時代錯誤的な反発があるのが不思議である。
 「FAXで送られると、誰かがそのデータを入力する手間が掛かる。データ化して置けば最新情報を瞬時に送信する事も出来る。国会議員の多くは、有権者への情報提供に選挙期間中はSNS等を利用して居るにも関わらず、日常の業務では、依然として紙に頼る等遅れて居る」と話す。

 この問題は10年以上前から度々話題に上るが、こうした課題は数年前から与野党に要望して来て居るにも関わらず、ナカナカ前に進んで居ないのが現状だ。与野党は政治的な駆け引きは抜きにして無駄な事務作業を無くす様真摯に話し合うべきではないか。

 多忙な上司
 
 「10数年前は、職場で雑談する位の余裕は在ったし、課長や課長補佐クラスの上司が食事に誘って呉れたりして、仕事の意味を教えて呉れたり悩み事を聞いて呉れるだけの時間が在った。上司や先輩が話を聞いて呉れれば、自分を見て呉れて居る人が居ると思い、辛い仕事も或る程度我慢して出来たが、今は上司も国会議員や関係者への説明や打ち合わせで席に居ない時間が多く、部下とコミュニケーションする時間的余裕が無く為った」と打ち明ける。

 「今の霞ヶ関は若い人がドンドン辞めて行くので、人手が足りず自転車操業だ。私が居た部署でも、50代の局長が自宅での作業を含めて1日20時間位働いて居る事もザラだった。このママでは最低限遣ら無ければ為ら無い仕事すら回ら無く為る」

 と話す。上司が仕事に追われて居ると、部下もそれ以上に忙しく働かざるを得無く為る。コレに災害等に緊急対応や不祥事が重為ったりすると、只でさえ組織に余裕が無い中で、一気に業務量が跳ね上がり体を壊す職員が後を絶た無いと云う。
 厚労省の場合、この数年振り返って見ると、年金不正問題、障害者雇用人数水増し放置、毎月勤労統計の数字ミス、今回の新型肺炎ナドナド不祥事や緊急対応が頻発して居る。しかも国民生活に直接関係する分野が多く、一つ間違えるとマスコミに叩かれる等して、精神的にもタフで無いと厳しい状態に為り勝ちだ。









 ノンキャリの重要性

 これ迄はキャリア職の仕事振りが厳しい事を指摘したが、千正氏は「キャリア(総合職)が仕事を回して行く為に欠かせ無いのが、ノンキャリ(一般職)と呼ばれる事務職員の力だ。キャリアの役割は政策を変える事がメインだが、霞が関には一般職の優秀な職員が沢山居て、彼等が言われ無くても着実に業務を遂行する事から行政が回って居る。
 過酷な労働環境を背景に、総合職以上に一般職は公務員志望の学生から敬遠されて居る。採用予定人数を採用出来ないケースも在る。余り知られて居ないが、自前の職員だけでは業務が回ら無いので、民間企業や地方自治体から霞が関に出向して居る多くの職員が業務を支えて居る状況が在る。外部からは見え難いが、一般職の人材確保の観点からも、霞が関の働き方改革は待った無しだ」
と訴える。

 講演会の執筆代行
 
 更に官僚の仕事を多忙にさせて居るのが、議員が行う講演会や地元のイベントでのスピーチ原稿等を役所に依頼して来るケースだ。外務省の20歳代女性キャリアは「こうしたスピーチ原稿は議員自身で書かれる事を原則とさせて欲しい」と主張、個人的な事迄押し付けられて居る実態がある。
 詰まる処「政治家は役人よりも偉いのだ。政治家は役人をどの様に使っても構わ無い」とでも思って居るのかも知れない。であれば、考え方を改めて貰わ無ければ為ら無い。役人は国民が少しでも幸せに為る為に働いて居るのであって、政治家の為に働いて居る訳では無い事を。

 「『霞が関』の負のスパイラル」

 千正氏が「霞が関」の職場環境の悪化が常態化する事で最も恐れているのが「負のスパイラル」による悪循環だ。詰まり、長時間労働でキャリア・ノンキャリを問わず職員の休職や辞職が増えると、役所全体が疲弊し人材が不足して、ミスや不祥事が起き勝ちに為る。
 ミスや不祥事が起きると炎上した部署に他の部署から職員が応援に入るので、応援を出した部署が手薄に為るので職員の疲弊を招く。その結果「霞が関」全体の政策能力が低下し業務が円滑に進ま無く為ると云う「負のスパイラル」が起こり始めて居る。

 「官僚の仕事と云うのは、世の中から見え難いかも知れないが、生活に密着した大切な制度を作る等、今でも非常に遣り甲斐のあるものだし、成長の機会も沢山ある。離職した何人もの若い後輩達から『役所の仕事は今でも大好きだし、職場の人も好きだった。働き方の問題で辞めざるを得無かったけど、残って居る人にはそう云う思いをして欲しくない』と云う声を聞く。官僚だけが大事な面白い仕事と云う訳では無いし、他に遣りたい事が見付かって前向きに転職するなら好いと思うが、矢張り働き方を変え無いといけ無い」
 
 と云う。日本と云う国の政策の中枢を担う「霞が関」が「負のスパイラル」で質が下がれば、少子高齢化で国力低下が心配される日本の国力を更に下げる事に為り兼ね無い。


【プロフィール】千正康裕(せんしょう・やすひろ) 慶應義塾大学卒業。2001年に厚生労働省にキャリア職として入省、08年雇用均等・児童家庭局総務課虐待防止対策室室長補佐、11年厚生労働大臣政務官秘書官、13年在インド大使館一等書記官、16年雇用均等・児童家庭局総務課課長補佐、17年社会保障担当参事官室室長補佐、18年医政局総務課医療政策企画官、19年に退職、20年株式会社千正組設立、「霞が関」の外から中央官庁の働き方改革に取り組んでいる。44歳。千葉県出身。

         中西 享 経済ジャーナリスト    以上

















政府 広がる批判に焦り 「水際で失敗」支持率に影 新型肺炎




  政府 広がる批判に焦り 

 「水際で失敗」支持率に影 新型肺炎


               〜時事通信 2/19(水) 7:11配信〜

 新型コロナウイルスによる肺炎への政府対応に批判が広がって居る。安倍晋三首相が先頭に立って取り組んだ水際対策は奏功せず、国内で感染が拡大。
 横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に対する措置でも、乗客乗員を船内に留め置いた判断が「返って集団感染を悪化させた」と指摘された。「未知の感染症」への国民の不安は内閣支持率にも影を落とし、政府・与党は危機感を強めて居る。

 「事態を小さく見せようとし、水際で失敗した」野党共同会派が18日に開いた新型肺炎に関する合同対策本部の会合で、国民民主党の泉健太政調会長は政府の対応を厳しく批判した。
 政府は当初、発熱症状や中国・武漢市への渡航歴、武漢滞在者との接触がある人等をウイルス検査の対象にして居た。処が2月に入り、感染経路の分から無い感染例が続出。首相側近は「1月時点で中国人全ての入国を止めるしか無かったが、もう遅い」と頭を抱えた。

 政府関係者によると、習近平国家主席の国賓来日を控えて中国側から「大事にし無いで欲しい」と要請が有ったと云い、これも後手に回った要因だと見られる。
 ダイヤモンド・プリンセス号への対応に関し、政府高官は「最初から3700人を下船させたらパニックに為って居た」と批判に反論する。只、或る閣僚は「本当は早く下ろして隔離すべきだったが、全員を収容出来る施設が無かった」と内情を明かした。

 国会で「桜を見る会」を巡る問題が連日追及される中、各種世論調査で安倍内閣の支持率は軒並み下落。新型肺炎への対応を通じて危機管理能力をアピールする事で、局面転換を期待して居た政権幹部を落胆させた。
 自民党の鈴木俊一総務会長は18日の記者会見で「国民は必ずしもポジティブに政府の対応を評価して居ない」と指摘。菅義偉官房長官は会見で「良かった点、悪かった点を確り検証し、次に繋げて行きたい」と語った。


                  以上









 新型肺炎船内の対策を神戸大教授が批判「悲惨な状態」

             〜朝日新聞デジタル 2/19(水) 11:22配信〜


       2-19-15.jpg

 岩田健太郎・神戸大教授が公開した動画 大型クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号内に入った感想を語って居る ユーチューブから


 

 「物凄い悲惨な状態で、心の底から怖いと思った」「(船内は)カオス」感染症を専門とする岩田健太郎・神戸大教授が、大型クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号内の様子を語る動画が波紋を呼んで居る。
 新型コロナウイルスの感染対策が不十分だと指摘する内容で、再生回数は英語版と合わせ半日で50万回を超えた。乗客の下船直前に降って湧いた「告発」に、厚生労働省側から反論も出て居る。

 「今からお話しする内容は神戸大学乃至所属する機関と一切関係無く、私個人の見解」18日夜に公開されたユーチューブ上の約14分の動画はこの様に始まる。視聴者に「今日、2月18日にプリンセス・ダイヤモンドに入ったのですが、1日で追い出されてしまいました。何故そう云う事が起きたのか、簡単にお話ししようと思います」と語り掛ける。
 船内では、18日迄に542人の乗員乗客の感染が確認されて居る。感染者が増え続けた事に、海外からも対策の不備を指摘する声が上がって居た。

 岩田さんは、この様な状況を踏まえ、感染対策が上手く行って居ないのではと云う懸念を持って居たと云う。その中で、17日に「厚労省の人」から乗船の許可を得たと説明。最終的にはDMAT・災害派遣医療チームの仕事をする事として乗船したと云う。只、乗船後に「感染症の事をヤレ」と言われ、それに当たったと説明する。

 岩田さんは船内を歩いた感想を「それは酷いものでした」と表現。アフリカのエボラ出血熱や中国の重症急性呼吸器症候群・SARSが流行して居る際の現場の話と比較し「アフリカに居ても中国に居ても怖く無かったが、ダイヤモンド・プリンセスの中は物凄い悲惨な状態で、心の底から怖いと思いました」と話して居る。その上で、自身が感染しても「しょうが無いと本気で思いました」として居る。

 その理由に付いて動画では、ウイルスが居るかも知れ無いゾーンと、安全なゾーンを区別してウイルスから身を守るのが鉄則と云うが、船内はこの区別が付いて居なかったと説明。「何処にウイルスが居るか判らない状態だった」と話す。又、マスクを着けて居ない乗員が居たり、熱の出て居る人が自分の部屋から出て医務室に行く事も有ったと云う。その後、18日午後5時頃に突然電話が鳴り「出て行きなさい」と言われ、下船する事に為ったと云う。

 岩田さんは、船内の状況と共に医療関係者の環境も心配して居る。「彼等・DMATは、医療従事者ですから、船から帰ると自分達の病院で仕事する。今度はソコから又院内感染が広がってしまい兼ね無い」と指摘。
 「専門家が入って、リーダーシップを取って感染対策に付いてのルールを決めて遣ってるんだろうと思ったのですが、全くそんな事は無い訳」と話す。岩田さんは自身は、周囲から隔離された部屋に居り、その場で撮影して居ると云う。

 これに対し、船内での検疫を担当して居る厚労省側からは反論が出て居る。加藤勝信厚労相は19日午前の衆院予算委員会で「感染症防御チームの専門家の医師が船内を見て、指摘が有れば、その日の内に対応して居る」と述べた。
 橋本岳・副大臣は同日にツイートで「私の預かり知らぬ処で、或る医師が検疫中の船内に立ち入られると云う事案が有りました」とした上で、岩田さんの乗船に付いて「現場責任者としての私は承知して居りませんでした」と書き込んだ。

 その上で、岩田さんの指摘した内容に付いて「多くの専門家のお力を船舶内外から頂き、臨船検疫を行って居ます。只実際に職員の感染が判明してしまった状況の中で、完全なコントロールが出来て居ると申し上げる事は出来ません」等とし「引き続き全力を尽くします」と書き込んだ。
 厚労省幹部の一人は「専門家が居らず感染防御を素人集団が遣って居ると云う指摘は事実誤認だ」と指摘。船内には、感染症に詳しい医師や看護師が毎日現場で業務して居る他、感染症に関する学会の指導等を受けて居ると説明して居る。

 安全な区域と危険な区域が混在して居ると云う指摘には「病院の様に区別する様作られた建物と、船の中で区別するには構造的な限界がある」と反論。感染者の搬送時には、それ以外の人は廊下に出無い様にする等工夫をして居ると話して居る。

 動画はこのサイト(https://www.youtube.com/watch?v=W3X3RSmf7ds)で見られる。


 朝日新聞社      以上









 クルーズ船乗客500人下船開始 検査で陰性全員帰途に

             〜共同通信 2/19(水) 11:12配信〜


       2-19-20.jpg

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」付近に待機するバス(左上)19日午前10時40分横浜港(共同通信社ヘリから)

 新型コロナウイルスによる肺炎・COVID19の集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、高齢者を中心とした乗客らの下船が19日始まった。
 予定期間は21日迄の3日間。初日の対象者は約500人で、ウイルス検査で陰性が確認されて居る。乗客等は感染者が確認された5日から健康観察期間の14日間、客室で足止めされて居た。当初約3700人居た乗客乗員の内、感染確認されたのは計542人に上る。
 下船した乗客の男性(77)は取材に「下りられてホッとした。1カ月振りに帰宅出来るので確り休みたい」と話した。


                  以上









 クルーズ船「乗船」の神戸大教授が対応批判 

 菅氏は 「感染拡大防止を徹底」と反論

              〜毎日新聞 2/19(水) 12:23配信〜


          2-19-30.jpg

   記者会見で質問に答える菅義偉官房長官 首相官邸で2020年2月19日午前11時18分 川田雅浩撮影

 感染症対策に詳しい神戸大医学部の岩田健太郎教授が18日、政府の許可を得て横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した経験として、船内の2次感染リスクの管理が不十分だったと指摘する動画を公開した。

 菅義偉官房長官は19日の記者会見で「感染拡大防止に徹底して取り組んで来て居る」と反論したが、政府高官は「色々な指摘には謙虚に耳を傾けたい」と述べた。
 岩田氏の説明によると、厚生労働省の協力を得て、災害派遣医療チームDMATの一員として18日に乗船した。18日夕方に下船後、動画投稿サイトで「ウイルスが全く無い安全なグリーンゾーンと、ウイルスが居るかも知れない危ないレッドゾーンが、グチャグチャに為って居て、何処が危なくて、何処が危なく無いのか全く区別が着か無い。熱のある方が自分の部屋から出て、歩いて医務室に行って居る。感染症のプロだったら、アンナ環境に行ったら、物凄く怖くてしょうが無い」等と訴えた。

 菅氏は19日の会見で「レッドゾーンとグリーンゾーンがグチャグチャ」との指摘に対して「イエスかノーで答える事は出来ない」と回答。又感染対策の例として「乗員はマスクの着用、手洗い、アルコール消毒等の感染防御策を徹底すると共に、乗員の感染が確認された場合には同室の乗員も自室待機にする等感染拡大防止を徹底して居る」と述べた。
 しかし、岩田氏の指摘は、こうした「感染確認後の対応」では無く、それ以前の「検疫の初期段階に執るべき対応」に関するものだ。菅氏自身、18日の会見でクルーズ船への対応に付いて「良かった点も、悪かった点も有る」と認めて居る。クルーズ船は19日から下船が始まったが、政府は今後、一連の対応に付いて検証する方針を示して居り、岩田氏の指摘に付いても議論に為ると見られる。


             秋山信一    以上








 【14分6秒の告発動画全文】ダイヤモンド・プリンセス号は新型コロナ「製造機」 乗船した医師が混乱する船内を暴露 日本政府を批判

              〜AERA dot. 2/19(水) 13:40配信〜


      2-19-32.jpg

 クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が停泊する横浜港・大黒ふ頭を出る救急車 2020年2月18日(c)朝日新聞社

 新型コロナウイルスの感染者が相次いで居る、横浜港に停泊中の「ダイヤモンド・プリンセス号」で、臨時検疫官として1日乗船した感染症の専門家が、日本政府の間違った対策で船内が「グチャグチャな状態」で、ウイルス感染拡大の温床に為って居ると動画サイト「YouTube」で告発した。

 動画を投稿したのは、神戸大学医学部の岩田健太郎教授。最近のニュースでダイヤモンド・プリンセス号で感染が拡大して居た事に疑問を感じて居た岩田教授は「厚労省の人」を通じて18日にDMAT・災害派遣医療チームの一員として乗船。そこで見たものは、岩田教授が過去に経験したアフリカのエボラ出血熱や中国のSARS・重症急性呼吸器症候群・コロナウイルスの一種よりも酷い、日本の感染対策のお粗末な実情だった。

 動画では、具体例を示しながら船内が患者数増加の温床に為って居る事を指摘。又、感染症の専門家の知見が感染防止策に活かされて居ない為、船内では、アフリカや中国での感染症対策ですら経験した事の無い「心の底からの恐怖」を感じたと云う。
 又、日本政府の情報公開の遅さも批判して居る。船内の流行を判断するデータも取って居らず、公開性も低いと批判して居る。現在の国会では「桜を見る会」を巡って安倍政権の情報公開に対する後ろ向きな姿勢が批判されて居るが、国民民主党の玉木雄一郎代表は岩田氏の動画投稿を受けて「国会で取り上げたい」と、追及の構えを見せて居る。
 岩田教授は、14分6秒の動画で何を語り、日本のみ為らず世界の人に何を訴えたかったのか。その全文を掲載する。



        2-19-16.png

          神戸大学病院感染症内科教授 岩田健太郎氏
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 岩田健太郎です。神戸大学病院感染症内科教授をして居ますけれども、今からお話しする内容は、神戸大学等所属する機関とは一切関係無く、私個人の見解です。予め申し上げて置きます。

 今日2月18日にダイヤモンド・プリンセスに入ったんですけど、1日で追い出されてしまいました。何故、そう云う事が起きたのか、簡単にお話しようと思います。元々、ダイヤモンド・プリンセスは凄くCOVID−19・新型コロナウイルスの感染症がドンドン増えて居て、感染対策は上手く行って無いんじゃないかとの懸念がありました。
 環境感染学会が入り、FETP・Field Epidemiology Training Programme・実地疫学専門家養成コースが入ったんですけど、アッと云う間に出て行ってしまって、中がどう為って居るか好く判らないと云う状態でした。

 中の方から幾つかメッセージを頂いて「怖い」「感染が広がって行くんじゃないか」と云う事で私に助けを求めて来たので、色んな筋を通じて「何とか入れないか」と打診して居たんですね。そうしたら昨日2月17日に厚労省で働いて居る某氏から電話が来て「入っても好いよ」「遣り方を考えましょう」と云う事でした。

 最初、環境感染学会の人として入ると云う話だったんですけれども、環境感染学会は「もう中に人を入れ無い」と云う決まりを作ったので「岩田一人を例外に出来ない」と云う事でお断りをされて。結局、DMAT・Disaster Medical Assistance Team・災害派遣医療チーム災害対策の「DMATのメンバーとして入ってはどうか」と云うご提案を厚労省の方から頂いたので「わかりました」と。と云う事で、18日の朝に新神戸から新横浜に向かった訳です。

 そうしたら途中で電話が掛かって来て「誰とは言え無いけど、非常に反対して居る人が居る」「入って貰っては困る」と云う事で、DMATのメンバーで入る話は立ち消えに為りそう為りました。
 凄く困ったんですけど「何とか方法を考える」と云う事で、暫らく新横浜で待って居たら、もう1回電話が掛かって来て「DMATの職員の下で、感染対策の専門家では無くて、DMATの一員として、DMATの仕事を只遣るだけだったら入れて挙げる」と云う、非常に奇妙な電話を頂きました。

 何故、そう云う結論に出たのか判らないですけど 「兎に角言う事を聞いて、DMATの中で仕事をして行って、段々顔が割れて来たら感染の事も出来るかも知れないから、それで遣って貰えないか」と非常に奇妙な依頼を受けたんですけど、他に入る方法は無いものですから「分かりました」と言って、現場に行きました。そしてダイヤモンド・プリンセスに入った訳です。
 入ってご挨拶をして。最初は「この人の下に着け」と言われた方にズッと従って居るのかなと思ったら、DMATのチーフのドクターとお話をして、そうすると「お前にDMATの仕事は何も期待して居ない。どうせ専門じゃ無いし」と云う事で「お前は感染の仕事だろう。だったら感染の仕事遣るべきだ」と云う風に助言を頂きました。これDMATのトップの方です・・・現場のトップの方。

 「そうナンですか」と。私は兎に角「言う事を聞く」と云う風に約束して居ましたので「感染の事を遣れと言われた以上、遣りましょう」と云う事で、現場の案内をして頂きながら、色んな問題点を確認して行った訳です。
 それはもう、酷いものでした。この仕事を20年以上遣ってですね、アフリカのエボラとか、中国のSARSとか、色んな感染症と立ち向かって来ました。勿論、身の危険を感じる事は多々あったんですけど「自分が感染症に罹る恐怖」はそんなに感じた事は無いです。

 どうしてかと云うと、僕はプロなので自分がエボラに罹らない、SARSに罹らない方法は知って居る訳です。或るイは、他の人をエボラにしない、他の人をSARSにしない方法とか、施設の中でどう云う風にすれば感染が更に広がら無いかと云う事も熟知して居るからです。それが判って居るから、ど真ん中に居ても怖く無い。
 アフリカに居ても中国に居ても怖く無かった訳ですが、ダイアモンド・プリンセスの中は物凄い悲惨な状態で「心の底から怖い」と思いました。これはもう「COVID−19に感染してもしょうが無いんじゃないか」と本気で思いました。

 レッド・ゾーンとグリーン・ゾーンと云うんですけど、ウイルスが全く無い安全なゾーンと、ウイルスが居るかも知れない危ないゾーンと云うのをキチっと分けて、そしてレッド・ゾーンでは完全にPPE・個人用防護具と云う防護服を着け、グリーン・ゾーンでは何もしなくて好いと。こう云う風にキチっと区別する事によって、ウイルスから身を守ると云うのは、我々の世界の鉄則なんです。
 処が、ダイヤモンド・プリンセスの中は、グリーンもレッドもグチャグチャに為って居て、ドコが危なくて、ドコが危なく無いのか全く区別か着かない。

 何処にウイルスが、ウイルスって目に見え無いですから、完全な「区分け」をする事で初めて、自分の身を守るんですけど。もう、ドコの手摺と、ドコの絨毯、何処にウイルスが居るのかサッパリ分から無い状態で、色んな人がアドホック(その場その場)にPPEを着けてみたり手袋を嵌めて見たり、マスクを着けてみたり、着け無かったりする訳です。
 で、クルーの方も、N95・ウイルスの吸入を防ぐ医療用マスクを着けてみたり、着け無かったり、或は熱のある方が、自分の部屋から歩いて行って医務室に行ったりすると云うのが、通常で行われて居ると云う事です。

 私が聞いた限りでは、DMATの職員、それから厚労省の方、検疫官の方がPCR・感染の有無を調べる遺伝子検査の陽性に為ったと云う話は聞いて居たんですけど、それはもう「むべなるかな」と思いました。
 中の方に聞いたら「イヤア、自分達も感染するなと思ってますよ」と云う風に言われてビックリした訳です。どうしてかと云うと、我々がこう云う感染症のミッションに出る時は、必ず自分達、医療従事者の身を守ると云うのが大前提で、自分達の感染リスクをほったらかしにして、患者さんとかですね一般の方々に立ち向かうってのは御法度・ルール違反な訳です。

 環境感染学会やFETPが入って数日で出て行ったって云う話を聞いた時に「どうしてだろう」と思ったんですけど、中の方は「自分達に感染するのが怖かったんじゃない」と云う風に仰って居た人も居たんですが、それは気持ちは好く分かります。何故為らば、感染症のプロだったら、アンな環境に行ったら、物凄く怖くてしょうが無いからです。
 で、僕も怖かったです。これはもう感染・・・今これ・某チョット言え無い部屋に居ますけど、自分自身も隔離して診療も休んで、家族とも会わずに居ないとヤバいんじゃ無いかと、個人的には凄く思って居ます。

 今、私がCOVID−19ウイルスの感染を起こしても全く不思議では無い。どんなにPPEとかですね、手袋とかあってもですね「安全と安全じゃ無い所」って云うのをチャンと区別出来てないと、そんなものは何の役に立た無いんですね。レッド・ゾーンでだけPPEをキチッと着けて、それを安全に脱ぐって云う事を遵守して初めて自らの安全が守れる。自らの安全が保障出来ない時に、他の方の安全なんか守れ無い。

 今日は藤田医科大学(岡崎医療センター)に人を送ったり、搬送したりするって云うので皆さん凄く忙しくしてたんですけど、そうすると、検疫所の方と一緒に歩いて居て、ヒュッと患者さんとすれ違ったりする訳です。「あ! 今、患者さんとすれ違っちゃう!」と、笑顔で検疫所の職員が言って居る訳ですよね。
 我々的には超非常識な事平気で皆さん遣って居て、皆それに付いて何も思って居ないと。聞いたら、ソモソモ常駐してるプロの感染対策の専門家が一人も居ない。

 時々いらっしゃる方は居るんですけど、彼等も結局「ヤバいな」と思ってるんだけど、何も進言出来ないし、進言しても聞いて貰えない。遣って居るのは厚労省の官僚達で、私も厚労省のトップの人に相談しました。話しましたけど、物凄くイヤな顔されて聞く耳持つ気無いと。
 で「ナンでお前がコンなとこに居るんだ」「何でお前がそんな事言うんだ」みたいな感じで知らん顔すると云う事です。非常に冷たい態度を取られました。

 DMATの方にもその様な事で「夕方のカンファレンス(会議)で何か提言申し上げても宜しいですか」と聞いて「マア、好いですよ」と云う話をしてたんですけど、突如として夕方5時位に電話が罹って来て「お前は出て行きなさい」「検疫の許可は与え無い」マア、臨時の検疫官として入ってたんですけど「その許可を取り消す」と云う事で、資格を取られて検疫所の方に連れられて、当初電話を呉れた厚労省に居る人に会って「ナンでDMATの下でDMATの仕事をし無かったの」「『感染管理の仕事をするな』と言ったじゃないか」と言われました。

「DMATの方にソモソモ、『感染管理して呉れ』って言われたんですよ」と話したんですけど、兎に角 「岩田に対して凄いムカ突いた人が居る。誰とは言え無いけどムカ突いたと。だからもう、お前はもう出て行くしか無いんだ」 と話をしました。
 でも「僕が居なかったら、居なくなったら今度、感染対策するプロが一人も居なくなっちゃいますよ」と話をしたんですけど「それは構わないんですか」って聞いたんですけど。

 それからこのママだと、モッと何百人と云う感染者が起きてDMATの方も、DMATの方を責める気はサラサラ無くて、アノ方々は全く感染のプロでは無いですから。どうも環境感染学会の方が入った時に色々言われて、DMATの方は感染のプロ達に凄くイヤな思いをしてたらしいんですね。それはマア、申し訳無いなと思うんですけれども、別に彼等が悪いって全然思わ無い。専門領域が違いますから。
 しかしながら「彼らが実は恐ろしいリスクの状態に居る」訳です。「自分達が感染する」と云う。それを防ぐ事も出来る訳です。方法ちゃんとありますから。処が、その方法が知らされずに自分達をリスク下に置いて居ると。そして、そのチャンスを奪い取ってしまうと云う状態です。

 それで、彼等は医療従事者ですから、帰ると自分達の病院で仕事をする訳です。今度は又、そこから院内感染が広がってしまい兼ね無い。
 もうこれは……大変な事でアフリカや中国ナンかに比べても全然酷い感染対策をして居るし、シエラレオネの方がヨッポドマシでした。

 日本にCDC・疾病対策センターが無いとは言え、まさか「ここ迄酷い」とは思って無くて、もうチョット、チャンと専門家が入って、専門家が責任を取って、リーダーシップを取って、チャンと感染対策に付いてのルールを決めて、遣ってるんだろうと思ったんですけど、全くそんな事は無い訳です。もう飛んでも無い事な訳です。
 これ英語でも収録、つたない英語で収録させて頂きましたけど、兎に角多くの方にダイヤモンド・プリンセスで起きて居る事をチャンと知って頂きたいと思います。

 出来る為らば学術界とかですね、或は国際的な団体がですね、日本に変わる様に促して頂きたいと思います。彼等はマア、残念ながら……(携帯電話の着信で中断)編集が下手でチョット変な繋がりに為ったと思いますけれども、考えてみると、2003年のSARSの時に、僕も北京に居て凄い大変だったんですけど、特に大変だったのは、ヤッパリ「中国が情報公開を十分して呉れなかった」と云うのが凄く辛くて、何が起きてるのか好く判らないと。北京に居て本当に怖かったです。

 でも、その時ですら、もうチョットキチっと情報は入って来たし、少なくとも対策の仕方は明確で、自分自身が感染するリスク、SARSは死亡率10%で怖かったですけれども、しかしながら今回のCOVID−19、少なくともダイヤモンド・プリンセスの中のそのカオスの状態よりは遥かに楽でした。
 で、思い出して頂きたいのは、COVID−19が中国・武漢で流行り出した時に、警鐘を鳴らしたドクターが、ソーシャル・ネットワークを使って「これはヤバイ」と云う事を勇気を持って言った訳です。昔の中国だったら、アアいうメッセージが外に出るのは絶対許さ無かった筈ですけど、中国は英BBCのニュースなんかを聞くと、ヤッパリopenness(公開性)とtransparency(透明性)を大事にして居るとアピールしてます。

 それがドコまで正しいのかどうか僕は知りませんけど、少なくとも透明性があること、情報公開をちゃんと遣る事が、国際的な信用を勝ち得る上で大事なんだって事は理解して居るらしい。中国は世界の大国に為ろうとしてますから、そこを確り遣ろうとして居る。処が日本は、ダイヤモンド・プリンセスの中で起きて居る事は全然情報を出して居ない。
 それから、院内感染が起きて居るかどうかは、発熱のオンセット(事象の起こる日時と温度)をチャンと記録して、それからカーブを作って行くと云う統計手法「epi−curve(エピカーブ)」と云うのがあるんですけど、そのデータは全然取って無いと云う事を、今日教えて貰いました。

 検査をした、PCR検査をした日をカウントしても、感染の状態は分から無い訳です。この事も実は厚労省の方に既に申し上げてたんですけど。何日も前に。全然されて居ないと云う事で、要は院内の感染がドンドン起きてても、それに全く気付か無ければ、気付いても居無い訳で、対応すら出来ない。で、専門家も居ないと。グチャグチャな状態に為ったママで居る訳です。
 この事を日本の皆さん、或は世界の皆さんがを知らぬママに為って居て。特に外国の皆さんはそう遣って、返って悪いマネジメントでズッとクルーズの中で感染のリスクに耐え無きゃいけ無かったと云う事ですね。

 矢張り、コレは日本の失敗な訳ですけど、それを隠すともっと失敗な訳です。確かに「マズイ対応であると云う事がバレる」と云うのはそれは恥ずかしい事かも知れないですけど、これを隠蔽すると、もっと恥ずかしい訳です。矢張り情報公開は大事なんですね。誰も情報公開しない以上は、ココで遣るしか無い訳です。
 是非この悲惨な現実を知って頂きたいと云う事と、ダイヤモンド・プリンセスの中の方々、それからDMATやDPAT(災害派遣精神医療チーム)や厚労省の方々がですね、或は検疫所の方がモッとチャンとプロフェッショナルなプロテクションを受けて、安全に仕事が出来る様に。彼等、本当にお気の毒でした。

 と云う事で「全く役に立て無くて非常に申し訳無い」と云う思いと、この大きな問題意識を皆さんと共有したくて、この動画を上げさせて頂きました。岩田健太郎でした。


          AERA dot.取材班       以上




















【対談】元部下・山縣弁護士が語る 無罪請負人・弘中惇一郎弁護士のポリシーとは?




 





 【対談】 元部下・山縣弁護士が語る 無罪請負人・弘中惇一郎弁護士のポリシーとは?

               〜GOETHE 2/18(火) 7:31配信〜


       2-19-11.jpg

    弁護士・弘中惇一郎と6年間事務所を共にした弁護士・山縣敦彦との師弟対談が実現

 無罪請負人と異名を持つ敏腕弁護士が居る。刑事裁判に為れば99%は「有罪」と為る日本で、ロス疑惑を初めとした数多くの著名事件を手掛け無罪の判決を勝ち取って来た弁護士・弘中惇一郎だ。
 そんな弘中氏と6年間事務所を共にした弁護士・山縣敦彦との師弟対談が実現。山縣氏が弘中氏から学んだ事とは・・・弘中氏が描いたお気に入りの油絵の前で行った。


 二人の出会い

 弘中 改まった形式での対談は初めてだね。今日はヨロシク! 司法試験に受かった後の司法修習で私が指導担当(※)に為ったのが山縣さんとの出会いだね。

 山縣 今から13年位前でしょうか。弘中先生は、ロス疑惑事件を初めとした数多くの著名事件を手掛け、無罪や勝訴の判決を勝ち取られて来た経歴から「カミソリ弘中」の異名を取る辣腕弁護士で有る事は知っていました。
 メディアで見るイメージは怖そう・・・僕の指導担当が弘中先生と聞いた時、兎にも角にも凄い先生に当たってしまった! と内心焦りました(笑)しかし、実際に修習が始まり、印象がガラっと変わりました。今でコソ、8人の弁護士が在籍して居ますが、当時は、弘中先生と、娘さんで弁護士である絵里先生と二人だけの事務所でしたネ。アットホームな雰囲気の中、楽しそうに仕事されて居て、お客様とも談笑されて居る先生を見てビックリした事を覚えて居ます。


 弘中 僕がメディアに出るのは事件に関する記者会見の場面が多いから、内容が内容だけに笑顔は余り出せ無いからね。だから怖そうに見えちゃうのかな? 実際会ったら好い人だったって良く言われるよ(笑)

 山縣 それは有りますね。弘中先生との出会いは、僕に取って人生の転機に為りました。アノ出会いが無ければ、今の自分は絶対に無いですね。弁護士も辞めて居たかも知れません。当時、企業の取引等を法務的にサポートする「企業法務」を扱う弁護士を目指して居た僕は、訴訟のプロフェッショナルである弘中先生の下で、企業法務とは異なる遣り甲斐・訴訟の奥深さ等多くの学びを得ました。弁護士としてコンな世界があったのか? と。
 先生の元で自分の能力を磨いて行きたいと思う様に為り、無理を言って弘中先生の事務所に入所させて頂きました。


 弘中 ソウソウ。今勤めて居る事務所を辞めて来たと。先生の事務所で働きたいと相談された時はビックリしたね。

 山縣弁護士が語る 無罪請負人・弘中惇一郎とは?

 山縣 弘中先生から学んだ事は、沢山有りますが、3つ挙げるとしたら・・・

 (1) 当たり前の事として前提の様に為って居る部分から疑って見る
 (2) 依頼者の話を出来るだけ遮ら無いで只管聞く
 (3) 依頼者が真に何を望んで居るのかを探る


 (1) の「前提と為って居る部分を疑う」は、他の弁護士がスルーして居ても、弘中先生が「ソモソモさ……」と疑問を呈する事が好く有り、そこを掘り下げて行くと、実は事件解決のキーだったって事が非常に多いですね。
 (2)(3) に関しても、依頼者の中には、案件に関係無い事を沢山お話しされる方も居られるのでツイツイ話を遮ってしまいたく為る事もあります。弘中先生は遮る事無く、兎に角依頼者のお話を聞いて居られますよね。一見関係無い様な話の中から、依頼者が本当に望んで居る事が見えて着たりと、思わぬ処で解決の糸口に繋がる事もあり、こう云った事が全て僕の弁護活動の基軸に為ってますね。


 弘中 何だかコソバユイなぁ(笑)
 山縣 この様な機会ですのでお聞きしたいのですが、刑事裁判に為れば99%は「有罪」と為る日本で、数々の無罪を勝ち取られた弘中先生が実践されて来た事・ポリシーを挙げて頂くとしたら何でしょうか?
 
 弘中 シックリ来ないと感じる事が有れば、そのママにし無い事ですかね。他人から言われた事に流されるのでは無く、何だかシックリ来ないな、と感じる事が有れば、自分の頭で考えて、実際の現場に行って自分の目で確かめたりと、自ら動いてそれを解決して行く事かな。
 何時も無い知恵を絞って一生懸命考えてるよ(笑)後は仕事を楽しむ事。これ迄弁護を務めた依頼者の中には、世間的には悪人と言われて居た方も居ましたが、皆さん直接お会いし人柄等を納得してから引き受けて居ます。依頼者の事を人として好きに為っちゃうんだよね。依頼者を助けたいと云う想いが、弁護活動への工夫やアイデアと為り、それが仕事の楽しさに繋がってますね。


 無罪請負人・弘中惇一郎が一目置く 山縣弁護士の強みとは?

 弘中 山縣さんは、兎に角勉強熱心だよね。弁護士の仕事に役に立つからと言って、知財戦略を学びに大学院に入り直したよね。弁護士に為ったら、普通はもう学校に入り直して迄勉強ナンかしないのに(笑)後、依頼者にトコトン寄り添う処。単に寄り添う話を聞くだけで無く、直ぐに動いたり、深い処で寄り添って居るイメージだな。誰にでも出来る事では無いね。

 山縣 お褒め頂き恐縮です。依頼者との付き合い方がウェット過ぎると自分でも思います(笑)勉強に関して云うと、弘中先生の事務所は、普通の事務所なら来無い様な特殊な案件も多く、そう云った難しい案件を担当して行くうちに、これからの弁護士は、単に法律の知識だけで無く、依頼者の様々な業界に即した専門性の高い知識を持つ事が必要だと痛感したからです。

 その為には貪欲に勉強を続け無ければと。弘中先生のご理解とサポートのお陰で夜間の大学院を修了する事が出来ましたが、仕事との両立は正直大変でした。様々な分野の知識を深めて行くうちに自分のキャリアを広げられる様な新しい分野の案件を仕事として受けてみたい、と云う欲も出て来ました。
 社会の変化のスピードが益々速く為り、依頼者のニーズも幅広く為って居る今、弘中イズムを継承しつつ、更に発展させた形として実を結ばせたいと思って居ます。こう云う事は先生の事務所でお世話に為ったからコソ考える様に為りましたし、結果、それが先生への恩返しに為ると信じて居ます。そんな訳で、これからもご指導の程ヨロシクお願いします!


 弘中 これからも!? 年齢が年齢だからソロソロ(笑)今日は有難う。楽しかった!
 
 ※司法修習生 指導担当とは?  司法試験合格後に法曹資格(裁判官・検察官・弁護士と為る資格)を得る為に必要な法曹教育制度。司法研修所に於ける2ヵ月の集合修習と、10ヵ月間の裁判所・検察庁・弁護士会での実務修習が有り、最後に通称「二回試験」と呼ばれる卒業試験がある。弁護修習では割り当てられた指導担当弁護士と共に行動し、事務所経営も含め弁護士業務を学ぶ。指導担当弁護士はボランティア。

 Junichiro Hironaka 弁護士法人法律事務所ヒロナカ 代表弁護士。1945年山口県生まれ。東京大学卒業後1970年に弁護士登録。数々の裁判で無罪判決を勝ち取って居る事から、通称無罪請負人と呼ばれて居る。郵便不正事件、陸山会事件等の弁護人を担当した他、最近では、カルロス・ゴーン氏の弁護人も務めた。

 Atsuhiko Yamagata マーベリック法律事務所 代表弁護士・税理士 。1979年東京都生まれ。早稲田大学卒、慶應義塾大学大学院、一橋大学大学院修了。日本IBM株式会社、法律事務所ヒロナカ勤務を経て現職。小沢一郎代議士が強制起訴された陸山会事件では、弘中弁護士と共に指定弁護士に立ち向かい無罪を勝ち取る。2017年より株式会社オールアバウト監査役を務める他、多数の顧問先企業や訴訟案件を抱える。
 
   Text 経沢希志子 Photograph 百井謙子   以上














×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。