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2020年02月03日

「ポツンと一軒家」視聴率は18・8% 裏番組の大河ドラマ「麒麟がくる」上回る




  「ポツンと一軒家」視聴率は18・8% 

  
裏番組の大河ドラマ「麒麟がくる」上回る


             〜スポーツ報知 2/3(月) 10:28配信〜

 2日放送のテレビ朝日系「ポツンと一軒家」(日曜・後7時58分)の平均視聴率が関東地区で18・8%だったことが3日、分かった。

 前回の1月19日放送は俳優・長谷川博己(42)主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(日曜・後8時)初回が19・1%を記録した裏で、16・1%をマーク。今回は2・7ポイント大幅アップし「麒麟がくる」第3話の16・1%を上回った。
 又、関西地区は前回の18・6%から2・2ポイントアップし、20・8%と大台を突破した。なお、関西では昨年8月18日に番組最高の23・4%を記録している。

 タレントの所ジョージ(64)が司会、予備校講師でタレントの林修(54)がパネリストを務め、日本各地の人里離れた場所にポツンと存在する一軒家を紹介する番組。日テレ系「世界の果て迄イッテQ!」等人気番組が揃う日曜夜の激戦区に2018年10月から参戦した。
 (数字はビデオリサーチ調べ)

              報知新聞社    以上









 長谷川博己主演のNHK大河「麒麟がくる」第3話視聴率は16・1% 

 前回から1・8ポイント減


            〜スポーツ報知 2/3(月) 10:10配信〜


         2-4-7.jpg

                 長谷川博己氏

 2日に放送された俳優・長谷川博己(42)主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(日曜・後8時)第3話の平均視聴率が16・1%だった事が3日、分かった。初回は19・1%と為り、2016年「真田丸」の19・9%以来と為る初回19%台。第2話は17・9%。今回は前回から1・8ポイントダウンも高視聴率を維持した。

 今作は本能寺の変を起こした明智光秀(長谷川)を通して描かれる戦国絵巻。史料が殆ど残って居ない20代の青年期も描き、斎藤道三や織田信長に仕え、最後は本能寺の変で謀反を果たす光秀の前半生に光を当て、足利義昭、今川義元、細川藤孝、松永久秀等癖者達の激動の群像劇が描かれる。
 斎藤道三の娘・帰蝶(後の濃姫)役で出演予定だった沢尻エリカ被告(33)が昨年11月に麻薬取締法違反で逮捕され降板。代役に川口春奈(24)が起用され、当初の予定から2週間遅れの放送開始と為った。

 第3話のあらすじは「美濃の国」。夫を亡くした帰蝶(川口春奈)は明智荘を訪ね、光秀(長谷川)や駒(門脇麦)等と束の間の気の置け無い一時を過ごし笑顔を取り戻す。一方、道三(本木雅弘)は、より操り易い土岐頼芸(尾美としのり)を美濃の新しい守護として擁立しようとする。内心、道三の事を嫌う頼芸は、道三の長男・高政(伊藤英明)に自分が実の父親であるかの様に仄めかす。
(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 

             報知新聞社    以上









  「麒麟がくる」第3話は16・1% 好調維持も“日8戦争”激化?
 
 「ポツンと一軒家」が逆襲


              〜スポニチアネックス 2/3(月) 9:17配信〜


            2-4-8.jpg

         NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務める長谷川博己氏

 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第3話が2日に放送され、平均視聴率は16・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日、分かった。第2話(1月26日)の17・9%から1・8ポイント減と為ったが好調をキープ。大河ドラマ初回から3週連続の16%超えは2016年「真田丸」(19・9%、20・1%、18・3%)以来4年振りと為った。
 ライバルの裏番組、テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)は数字をアップし、逆襲。“日8戦争”が激化しそうだ。

 この日の「ポツンと一軒家」は18・8%。「麒麟がくる」初回(1月19日、19・1%)の16・1%から2・7ポイント増(1月26日は放送なし)。「麒麟がくる」との“初戦”に敗れた借りを返した。
 2日の日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)も16・2%と好調。昨年は「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」が大河ドラマ歴代ワーストを更新したが、今年は大河を含めた“日8バトル”が展開されるか注目される。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、夫々の誕生を丹念に描く。

 第3話は「美濃の国」夫を亡くした帰蝶(川口春奈)は明智荘を訪ね、光秀(長谷川)や駒(門脇麦)らと束の間の気の置け無い一時を過ごし笑顔を取り戻す。一方、道三(本木雅弘)は、より操り易い土岐頼芸(尾美としのり)を美濃の新しい守護として擁立しようとする。内心、道三の事を嫌う頼芸は、道三の長男・高政(伊藤英明)に自分が実の父親であるかの様に仄めかす…と云う展開だった。
 表情一つ変えずに「操り人形に毒は盛りませぬ」と言い放ち、視聴者を恐怖に陥れた俳優・本木雅弘(54)の2週連続の“怪演”がインターネット上で話題を呼んだ。


                 以上








  「ポツンと一軒家」が圧倒的な支持を集める理由

 視聴率20%突破!「イッテQ」や大河を凌駕


  〜木村 隆志 コラムニスト 人間関係コンサルタント テレビ解説者 2019/06/12 16:00〜


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 テレビ朝日系のバラエティー番組「ポツンと一軒家」に出演する林修さん(左)と所ジョージさん=2018年10月3日(写真 日刊スポーツ新聞社)

 6月9日に放送された「ポツンと一軒家」(朝日放送・テレビ朝日系)の視聴率が20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。録画視聴やネット視聴が増えて「視聴率が取れない」と言われる中、20%を超えたことに驚きの声が上がって居ます。

 これまで日曜夜のテレビ番組をリードして来た「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)は15.0%、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(NHK)は6.7%。更に9日は、久保建英選手の日本代表デビューが待望された「サッカー・キリンチャレンジカップ2019」(TBS系)が13.8%を記録した上での20%超えと云う事実が、その価値を高めて居ます。

 20%超の高視聴率は「やらせ疑惑や出演者の大ケガで失速気味の『イッテQ!』や、同日に大河ドラマ最低視聴率を記録した『いだてん』の視聴者が流れて居るだけでは無いか?」と云う声がありますが、決してそれだけでは無く時代にフィットする魅力を兼ね備えて居るのです。

 孤独と高齢層の生き方は世間の関心事

 番組のテーマは「日本全国の人里離れた場所にポツンと存在する一軒家」ですが、実際の見処と為って居るのは、そこに住む人の人生ドラマ。「どう云う人が、ドンな理由で、ドンな暮らしをして来たのか?」が視聴者の関心を集めて居ます。

 9日の放送では、宮崎県の一軒家が2軒紹介されました。1つ目のエピソードは飛鳥時代から1400年の歴史を持つ神社に嫁いだ中武五月さん(74歳)と、息子で71代目の中武祝亮さん(50歳)の親子2人暮らし。22歳で嫁入りしてから、17年前に道路が出来るまでは1時間を掛けて獣道を上り下りしながら子育てをして居た母と、山奥の立地が原因で2度も離婚してしまった息子。
 旅館の板場で働いて居たが、山奥の神社を継いで呉れた上に、自分の世話をして呉れる息子への感謝で涙を流す母と、仕事に精進しつつ後継者問題に悩む息子の姿が感動を誘いました。

 2つ目のエピソードは、骨折で3カ月入院した事を切っ掛けに、脳梗塞の後遺症が残る夫を介護施設に入れて一人暮らしを始めた中武ヒデ子さん(81歳)。スタッフの取材依頼に「恥ずかしい」と言いながらも満面の笑みを浮かべ、5分で部屋を片付けて服を着替え「犬のおもちゃが話し相手」と語りました。
 更に番組は2日後、1年振りに一時帰宅する夫と過ごすシーンを後追い取材。「どうっちゅうこと無い」と言いながら幸せそうに笑い合う姿にホッコリとした気持ちにさせられました。

 ドチラのエピソードも、自らの人生観を絡めて考えさせられる上に、夫婦や親子で話し合えるもの。東洋経済オンラインでも「孤独死」「老後や介護」等がテーマの記事がアクセスランキングの上位に入る様に、孤独や高齢層の生き方は、当事者のみならず幅広い層に取っての関心事です。
 「老後資金に2000万円」と云う金融庁の試算が物議を醸し、16日(日)にNHKが「どう分かち合う 夫婦の老後」と云うドキュメンタリー特番を放送する事からも、長く為る一方の老後に対する注目が高まって居るのは明らか。詰まり「ポツンと一軒家」は、ソンな現在の視聴者感情を汲み取った番組だから支持されて居るのでしょう。

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 「幸せとは何か?」に対する答え

 見逃せ無いのは、現代の視聴者を癒やす様な番組の世界観。9日の放送でも、山奥での暮らし、結婚と跡継ぎ、老老介護等の難しさでシビアなムードを漂わせつつも、住人の「それでも幸せ」と言う笑顔や、取材スタッフに対する優しさに癒やされる視聴者が多かった様です。
 取材スタッフから挨拶された中武五月さんは「よう来なさったですね……」と感極まった表情で言葉を返し、家の中へ招いて呉れました。さらに、息子の中武祝亮さんは「ご飯、食べて行ってください。何も無いけど。カメラマンさんも食べてください」と食事を勧めて呉れたのです。

 一方の中武ヒデ子さんは、1年前からの一人暮らしにも「寂しく無いです。我が家ですから」嫁いで52年が過ぎた今思うのは「ここへ来て好かった。何の不自由も無いですから」と明るく話して居ました。夫が病に倒れて棚田が荒れ果て、飼って居た牛を手放し、自身も電動車椅子が欠かせ無い生活に為っても「前向きに。これで好いんだって。『天才バカボン』のお父さんと一緒で」と笑って居たのです。

 その他のシーンでも、スタッフが目的地のポツンと一軒家を探す道中、快く道を教えて呉れる人が多く、中には「私達でも迷う位だから」と言って車で先導して呉れる人も居ました。
 一部の人々から見たら不安と不満だらけの不便な暮らしも、そこに生きる人々の穏やかな表情が「幸せとは何か?」と云う問いに対する何よりの答えに見えます。その意味では「田舎暮らしだからコソ育まれる人間の優しさや温かさを視聴者が分けて貰う」と云う番組なのかも知れません。
 日々、テレビやネットで殺伐とした事件・事故のニュースに触れる事の多い現代人は、ポツンと一軒家に住む人を見て「自分達が当たり前と思って居る事の素晴らしさ」を感じて居るのではないでしょうか。特に元気で明るく、苦労を苦労として感じさせ無いお年寄り達は、私達が忘れ掛けている古き好き日本人の姿に見えるのです。

 スタッフの謙虚な取材スタンスに好感

 前述した視聴者を癒やす様な世界観を支えて居るのが、現場の取材スタッフ達。同番組の取材は、地図や道路さえ無い家を目指す上に、折角一軒家に辿り着いても、空き家だったり取材を断られたり等「成果ゼロ」に終わるリスクが高く困難を極めます。
 そんな過酷極まり無い仕事であるにも関わらず、スタッフ達は謙虚な取材スタンスを徹底。田舎暮らしの人々が話し易く、視聴者も見易いムードを作って居るのです。

 現在の視聴者は、タレントの一寸した上から目線にも気付いてしまう程目が肥えて居るもの。「出たとこ勝負のドキュメンタリーである為、タレントをロケに出し難い」と云う事情こそありますが、スタッフが取材する事で庶民同士の触れ合いと為り、温かいムードが生まれて居るのです。
 もしタレントが「ポツンと一軒家」のロケをしたら・・・と想像してみましょう。中には「こんな処に家なんて無いよ」「エッ? こんな道を行くの?」「危ないから辞め様!」等の演出がかったグチを零す人も居るのではないでしょうか。又、芸人の場合、笑いを欲しがる余り、住民に対して多少の失礼なコメントが口を突いて出るかも知れません。

 その点、「ポツンと一軒家」のスタッフは、地域で生きる人々へのリスペクトがベースにあり「お邪魔させて頂けませんか?」と云う姿勢が画面から滲み出て居ます。多くの人々がテレビに抱いて居るであろう、傲慢さを感じ無い処も人気の理由と為って居るのでしょう。
 上から目線が少しでも表れるとアウト。持ち上げ過ぎても小バカにして居る様でアウト。程好いサジ加減が必要な番組であり、スタッフのバランス感覚が鍵を握って居るのです。

 常に視聴者目線のカメラワーク

 「ポツンと一軒家」が人気を集めて居る理由として、もう1つ挙げて置きたいのが、エンタメ性の高いドキュメントであること。実際、家を探す道中、住人へのインタビュー、屋内の様子等のカメラワークは全て視聴者目線であり「僕(私)が山奥の一軒家を訪れて居る」と感じる演出を施して居ます。

 9日の放送では、最初にスタッフが辿り着いた中武五月さんの家は、目指して居る一軒家ではありませんでした。しかし「ここも十分、ポツンと一軒家だから」と急きょ取材を依頼。中武五月さんの取材を終えると、本来の目的地だった中武ヒデ子さんの家を探し出して取材し、2軒分の放送をしたのです。
 元々同番組は「本当に家が有るのか?」と云う辺境地を冒険する様なエンタメ性が魅力の1つでした。「麓での聞き込みから、獣道や断崖絶壁の道を進み、ヤッと辿り着いた」と云う厳しい過程を経ることで「そこに住んで居るのはドンな人ナンだろう?」と云う興味を高めて行く構成の番組なのです。

 そんな一連の流れは、視聴者に「足を使った地道な努力である上に、ウソが無さそう」と感じさせるもの。放送作家による創作や台本では無く、テレビ画面からドキュメントが持つ本物の力を感じて居るのでしょう。
 常にライバル番組として挙げられる「イッテQ!」もドキュメント要素が高い冒険バラエティーですが、こちらは芸人達のキャラクターや演出をベースにした構成。笑いの手数が多い反面、ヤラセ問題が発生した背景もあって「キャラ重視」「演出過多」と感じる人が居るのも事実です。

 只「ポツンと一軒家」はドキュメントを重視したバラエティーで「イッテQ!」はバラエティーを重視したドキュメントと云う違いがあるだけで「ドチラが優れて居る」と云う差はありません。多様性が必要なテレビ業界に取っては「タイプの異なる2つの番組が同じ時間帯に放送され、視聴者に選択肢を提供出来ている」と云う望ましい状況と言えるのです。

 視聴者に取っての太陽と言える番組

 この処、高齢者自身の事故や事件、或は高齢者施設での殺人事件等が相次いで報じられました。高齢者を巡る報道がダークなものに偏り勝ちな中「ポツンと一軒家」の存在は希望の光にも見えます。高齢者の社会参加や活躍が求められて居る背景もあるだけに、同番組での生き生きとした姿は1つのモデルに為るのではないでしょうか。

 振り返れば2010年代は、民放各局が「イッテQ!」と大河ドラマに対抗すべく、様々な新番組を仕掛けて来ましたが「全く歯が立たずに打ち切り」と云う顚末を繰り返して来ました。その点、世帯視聴率と云う1つの数値に過ぎませんが、両番組を上回ったのが「ポツンと一軒家」だった事が示唆に富んでいるのです。
 「思う存分笑わせる(イッテQ!)」や「壮大な物語(大河ドラマ)」に対する「考えさせて癒やす(ポツンと一軒家)」と云う図式は、正に北風と太陽。少なくとも現時点での視聴者は、太陽の様な番組を望んで居る人が多いのでしょう。

 一部で「ポツンと一軒家が尽きるまでの命」「焼畑農業の様なもので先は無い」と同番組を揶揄する声がありますが、毎週2人ずつ年間50週放送したとしても100人に過ぎず、今後数年間は心配無い様な気がします。
 取材の労力はさて置き「スタッフが行う国内ロケのみ」「スタジオのタレントも4人程度」のローコストと云う長所もあり、暫らくは日曜夜の看板番組として放送され続けるでしょう。


                  以上







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「桜」質疑をいち早く受け止めたのは ツイッターとデジタル記事だった しんぶん赤旗日曜版・山本豊彦編集長との対談を振り返って(第3回)




  「桜」質疑を一早く受け止めたのは ツイッターとデジタル記事だった 

  しんぶん赤旗日曜版・山本豊彦編集長との対談を振り返って(第3回)


           〜HARBOR BUSINESS Online 2/3(月) 8:33配信〜


            2-3-6.jpg
           
           法政大学キャリアデザイン学部教授 上西充子


 「しんぶん赤旗」日曜版・山本豊彦編集長との対談振り返り最終回!
 
 「桜を見る会」に付いての昨年10月13日の「しんぶん赤旗」日曜版スクープに関して、山本豊彦編集長と筆者が1月6日に行った国会パブリックビューイングの対談を振り返る連載。最終回の今回は、昨年11月8日の田村智子議員の質疑を切っ掛けとして、今日の様に「桜」問題が大きく取り上げられる様に為って行った、その当初の経緯を検証したい。

 山本編集長の受けとめとしては、田村智子議員の質疑に対して、直ぐに反応したのは大手紙の記者では無く、ツイッターでありソコから反響が広がって行ったと云う。実際に新聞社の動きを確認すると、紙面での本格展開は11月12日以降であったのに対し、毎日新聞デジタルは11月9日に詳しい記事を出して居た。そしてそれは、ツイッターの反応が促したものだった。

 赤旗日曜版のスクープを追い掛け無かった大手紙

 前回紹介した様に「しんぶん赤旗」日曜版・山本豊彦編集長に1月6日に伺ったお話では「桜を見る会」に付いての昨年10月13日の日曜版スクープは「渾身のスクープ」であったのにも関わらず、声を掛けても協力して追い掛けるメディアが無く、非常にガックリ来たと云う事だった。

 ●山本:実はソレはですね、ウチの新聞が出て直ぐは、アンマリ官邸だとか云うのは、危機感を持って無かったんですね。
 ●上西:10月13日の段階では。
 ●山本:そうです。ナンでかってと云うと、その後、色んな人に、「是非一緒に遣ろうよ」って私も言ったんですけれど、ナカナカ大手紙も乗って来なくて、何処も取り上げ無い。
 ●上西:他の新聞が。だから、そのヘンが不思議と云うか、或る社が取り上げたものを、他の社が後追いをするのってナンか、遣っちゃいけ無いって云うか。遣るもんじゃ無いって云う様な雰囲気がありますよね。
 ●山本:マアでも、そんな事も無くて、今は結構、非常に大事な問題だったら、私達もヤルし、他の新聞もヤルんですけれども、今回はね、私達はこう、苦労して、それ為りに渾身のスクープとして出したんですけれど、全く相手にされず、非常にガックリ来ましてですね。だから官邸なんかも、アンマリ各紙もヤンないからと、アンマリ危機感が無かったんですよね。

 実際にそうであったのか確認して置こう。第2回の記事で短く触れた様に、昨年5月9日に宮本徹議員が「桜を見る会」に付いて内閣府に資料請求を行い、5月13日と21日に国会質疑を行った切っ掛けは、同年4月16日の東京新聞「こちら特報部」の記事だった。

 4月16日のその東京新聞の記事の見出しは「『桜を見る会』何のためか…」「与党の推薦者多く◆経費は税金 近年増加」「ネトウヨのアイドル? いっぱい」と云うもの。各界で功績や功労があった人達を労うと云う本来の趣旨を離れて、安倍首相が「お友だち」を呼んで居る事、税金で賄うその費用が大幅に増加して居る事、招待者の氏名が公表されて居ないこと等に触れて居た。

 「内閣府によると、関係省庁が各界各層から推薦する以外に、与党の推薦者も居り、人数は与党絡みの方が多いと云う」と云う記述もあり、当時は内閣府も口を閉ざしては居なかった様だ。与党議員の推薦者が居る事にも触れられて居る。但し、この記事では、後援会関係者が招待されて居ると云う点には触れられて居ない。
 この昨年4月16日の東京新聞の記事から10月13日の日曜版スクープを経て11月8日の田村智子議員の質疑に至るまでに「桜を見る会」に付いて朝日新聞と毎日新聞で記事が出て居たかを調べてみると、毎日新聞は2本、朝日新聞は4本の記事がヒットした(朝日新聞に付いては「聞蔵U」毎日新聞に付いては「毎索」のデータベースを使用。本社の朝刊と夕刊を対象とした)

 毎日新聞の昨年7月3日の夕刊「特集ワイド」は「首相インスタに登場 TOKIO、吉本新喜劇…… 気に為る権力者と芸能人の距離」と云う3001文字の記事。若年層に向けたイメージ戦略が芸能人の大量招待の背景にあると云う趣旨の記事だ。与党議員の推薦枠や後援会関係者の招待には触れて居ない。
 毎日新聞の10月11日朝刊は「志位・共産委員長:桜を見る会『税金私物化の疑い』」と云う158文字の短い記事。日本共産党の志位和夫委員長が、10月10日の記者会見で「桜を見る会」に安倍晋三首相の地元後援会関係者が多数招待されて居ると指摘した事を伝えている。この記者会見は恐らく、10月13日の日曜版スクープと呼応したものだろう。
 しかし、毎日新聞はこの記者会見の様子を短く伝えたのみで、日曜版スクープの内容を後追いする事はしなかった。

 朝日新聞も見て置こう。昨年7月3日朝刊「若者狙う、首相のSNS術 芸能人と自撮り/人気のハッシュタグ」は、自民党の若者取り込み戦略を取り上げた記事で「桜を見る会」の写真が使われている。本文には「桜を見る会」への言及は無い。
 10月16日の朝刊「『桜を見る会、意義ある』答弁書閣議決定 予算要求3倍、5700万円に」は425文字の記事。2020年度予算の概算要求が例年の予算の3倍以上と為った事を受けた初鹿明博議員の質問主意書に対して、政府が答弁書を閣議決定したことを報じたものだ。

 第2回の記事で紹介した様に「しんぶん赤旗」日曜版の山本豊彦編集長は、この概算要求の額を見て「益々、これは可笑しい」と思い、本格的な取材をそこから始めたとの事だったが、朝日新聞は山本編集長と同様に問題意識を持ったのであろう初鹿議員の質問主意書に対する答弁書の閣議決定を報じるに留まった。
 10月24日朝刊には「桜を見る会、巨額の予算に驚き」との声欄の投書。10月24日の夕刊の短いコラム「素粒子」には「首相が催す『桜を見る会』への公金支出に批判続々」との記述があるが、その公金支出は若者の取り込み戦略と云う文脈を超えては報じられて居なかった。

 毎日新聞と朝日新聞の紙面を見る限りでは「今回はね、私達はこう、苦労して、それ為りに渾身のスクープとして出したんですけれど、全く相手にされず、非常にガックリ来まして」と云う山本編集長の落胆振りは、確かに実態に即して居た様だ。

 田村議員の質疑 新聞紙面では小さな扱い
 
 更に、昨年11月8日に参議院予算委員会で田村智子議員が同年10月13日の赤旗日曜版のスクープを元に、与党議員や安倍事務所による後援会関係者の「桜を見る会」への大量招待を取り上げた後でも、この質疑そのものの大手紙の紙面での扱いは小さなものだった。赤旗日曜版の山本編集長は、1月6日の筆者との対談の中で、

 「ソモソモ、元々ウチが10月13日に(スクープを)ヤッた時も、全然、何処も追っ掛けず、大手紙は追っ掛けて呉れず、田村議員が(11月8日の質疑を)遣って、これは可成り話題に為るかなと思うと、余りならず・・・」と振り返って居た。ココでも毎日新聞と朝日新聞の朝刊・夕刊記事を確認して置こう。

 毎日新聞は昨年11月9日の朝刊に「安倍首相:桜を見る会『後援会優遇』指摘 各界功労者を招待 首相『関与していない』」との542文字の記事を掲載して居る。大学入学共通テストに関する写真入りの記事の脇で、目立た無い扱いだ。
 「『後援会優遇』指摘」と田村智子議員の指摘の核心が見出しに為って居るが、同時に「各界功労者を招待 首相『関与していない』」も見出しと為って居り、野党の指摘を首相が否定したと読める扱いだ。
「首相は『内閣官房と内閣府が最終的に招待者の取りマトメをして居る。私は主催者として挨拶や接遇は行うが、取り纏めには関与していない』と強調」と、安倍首相の言い分がそのママ記されている。

 実際の質疑を見ていれば、安倍事務所が後援会関係者の参加を募っていたことが証言によって指摘され、それに対して安倍首相が真面に反論出来なかったことが分かると思うのだが、その点には触れられて居ない。
 安倍首相がこう答弁した、という報じ方は、政治部の記事としてはスタンダードなスタイルなのだろうが、この遣り方だと、政権側の「言ったもん勝ち」を許してしまう。「関与していない」「指示していない」「全く問題ない」等と安倍首相や菅官房長官らが言ったら、それをそのママ報じれば好いのか、と云う問題がここにある。毎日新聞紙面に「桜を見る会」が次に登場するのは、その三日後の11月12日に為ってからのことだ。

 朝日新聞の田村質疑への反応も同様に小さなものだった。昨年11月9日の朝刊の記事「『親睦に利用』、野党が批判 首相主催『桜を見る会』」は、454文字の記事。矢張り、民間英語試験問題が大きく取り上げられた下の小さな扱いだ。
 安倍首相の地元事務所から参加案内が届けられたとの田村議員の指摘に対して安倍首相が「個人に関する情報で回答を差し控える」と繰り返した事が報じられて居り、毎日新聞の記事とは受ける印象が違う。しかし、記事としては目立た無い。次に朝日新聞が「桜を見る会」を紙面記事に取り上げるのは、毎日新聞と同じく、三日後の11月12日だ。

 詰まり、田村智子議員の質疑は、それだけでは紙面で大きく取り上げるに値するニュースだとは、毎日新聞も朝日新聞も判断しなかったと云う事だ。田村智子議員の質疑が有ったのは、11月8日の金曜日。週明けの11月11日(月)の菅官房長官の記者会見では、午前も午後も「桜を見る会」に付いての質問が相次いだと云う。(毎日新聞「桜を見る会」取材班による新刊書『汚れた桜』による)

 詰まり大手紙の政治部の記者達は、田村議員の質疑そのものをニュースとして大きく取り上げるのでは無く、その質疑で取り上げられた論点を菅官房長官の記者会見で問う事にしたのだろう。それは慎重で堅実な手法だったのかも知れないが、菅官房長官は、何も問題が無いかの様な受け答えを続けて居た。
 この11月11日に日本共産党を含む野党が「桜を見る会」追及チームを結成。(後に「追及本部」に格上げ)翌11月12日より、追及チームによる野党合同ヒアリングが始まる。その翌日の11月13日には菅官房長官が突然、2020年の「桜を見る会」の中止を発表。この頃から、紙面記事は増えて行った。
 しかし後述する様に、毎日新聞のデジタル記事配信に特化した組織である統合デジタル取材センターは、紙面の対応よりも早く、11月9日(土)の夜には田村議員の質疑を詳しく紹介したデジタル記事を配信して居た。

 大手紙の「反省の弁」

 何故大手紙は「桜を見る会」を後援会行事として利用して来た安倍首相の行ないに問題意識を持て無かったのだろうか。赤旗日曜版が昨年10月13日にスクープを打っても反応せず、田村智子議員の質疑に付いても、そのものとしては大きく取り上げ無かったのは何故だろうか。

 「桜を見る会」に付いて、論点を追及して行けば行く程問題が広がって行った後で、東京新聞、毎日新聞、朝日新聞には夫々「反省の弁」が掲載された。何が書かれて居たか見て置こう。

 東京新聞は上述の通り、昨年4月16日の段階で「こちら特報部」で「桜を見る会」の支出と参加者の増加を問題視し、内閣府に取材も行って与党の推薦者が多い事まで掴んで居た。しかし、それを続報で深める事が無かった。その点に付いて、昨年12月19日の朝刊の「桜を見る会 疑惑 忘れてはならぬ」と云うコラム(「特別報道部 編集局 南端日誌」・特報部長・田原牧)には、この様な率直な言葉が記されて居る。

 この話は4月16日に特報部が取り上げ、それを読んで居た宮本徹議員(共産)等が追及を始めた。処が、私を初め特報部員達は臨時国会で騒動に為るまで、その記事に付いて忘れ掛けて居たのである。
 お恥ずかしい限りだが、少人数でアラユル問題を追い掛けて居ると云う楽屋事情をお察し願いたい。只4月のその日、担当デスクが数あるニュースの中からこのテーマを選んだ事には理由がある。それはその催しに現政権の腐臭の源を感じたからだ。


 東京新聞「こちら特報部」には、赤旗日曜版の山本編集長と同様の問題意識があった。しかし、追及を深める体制が無かった。或は、その様な体制を整え無かった。赤旗日曜版は若手記者も含めて本格的に追及する体制を整えて10月13日のスクープに至った。
 毎日新聞はどうか。昨年12月14日に行われた「開かれた新聞委員会」の様子を伝える1月4日朝刊記事(その1・その2)では、高塚保政治部長がこう発言して居る。

 参院選後の臨時国会を迎えるに当たり内閣改造が行われましたが、2閣僚の辞任、文部科学相の『身の丈発言』に伴う大学入試での英語の民間試験導入延期等長期政権に緩みが出て居る中で『桜を見る会』の問題が噴出しました。
 11月8日の参院予算委員会での共産党議員の質問で火が点いたのですが、この質疑に付いては翌日の朝刊記事でその面白さを伝え切れませんでした。


 朝日新聞も見て置こう。1月8日の「(取材考記)共産・田村議員の『桜を見る会』追及 違和感見逃すな、取材の基礎 小林豪」では、政治部の小林豪氏が田村智子議員へのインタビューを振り返りながら、こう記して居る。

 インタビューは質問から約10日後。田村氏は「会そのものの私物化を判り易く描く事に集中した」と述べた。印象的だったのが「調べてみたら『後援会祭り』に為って居た事が一番の驚きだった」との言葉だ。
「桜を見る会」は、それ迄も予算や出席者の増加が報道で度々話題に為って居た。招待された芸能人の画像がSNS上にアップされる会の有り様に私も違和感を抱いて居たが、公的行事の「私物化」と云う処迄思いが至ら無かった。田村氏は「マスコミ関係者でも『予算委を見て異常だったと気付かされた。感覚が麻痺して居た』と云う人も居た」と述べた。私も、そんな記者の一人だった。


 「感覚が麻痺して居た」政治部の小林氏は自分もそんな記者の一人だったと語っている。毎日新聞の高塚保政治部長の言葉は短いので詳しい事は判らないが、政治部の記者とデスクの感覚が鋭敏であれば、田村智子議員の質疑を伝える段階で大きく扱う事は出来た筈だ。
 「少人数でアラユル問題を追い掛けている」と云う東京新聞「こちら特報部」とは異なり、毎日新聞や朝日新聞の政治部は、正に政治の問題を日々追い掛けている部署だから、問題意識を持てば深く掘り下げる事は出来た筈だ。しかし、問題意識の面でも追及の面でも、赤旗日曜版に大きく出遅れる事と為り、赤旗日曜版の記事にも反応し無かった。
 赤旗日曜版の山本編集長は、第2回の記事にも紹介した様に、大手紙の政治部の記者に付いてこう語っていた。

 前、田中角栄元首相の金脈問題が出た時に、この問題も結構、私達の先輩の赤旗記者とか、あと週刊誌なんかが発掘して問題に為ったんですけど、その時に、特に政治部の記者なんですけど、大手紙の「マア、こんな事はもう知ってるよ」と。「角栄さんが、カネに汚い事は」って言ったんですけど、ヤッパリそう云う感覚って云うのは、未だ残ってるのかなと。
 多分、安倍さんナンかに付いても「安倍さんがそれって私物化して居るのはマァ知っているよ」と、マアそりゃ、皆さん前夜祭だとか或は「桜を見る会」自身も行って居るので、只ヤッパリそこで、その私物化って云うのが、安倍政権の手法のひとつの本質、森友・加計、これだけじゃ無くて、例えば憲法なんかを見ても、歴代自民党政権でさえ集団的自衛権は行使出来ないと言って居たのを、閣議決定だけでそれが出来る様にすると。
 マァ、これは或る意味で言うと、憲法の私物化ですから、ヤッパリ私物化って云うのが、安倍政権のひとつの本質だって云う処を、キチンと見抜くかどうかってのは、非常に大きいんじゃないかと云う風に思います。


 政治部の記者が、情報を取る為に権力者に近付き、その中で感覚を麻痺させて行く。その危険性が、此処で語られて居る様に思える。

 ツイッターの反応がデジタル記事を生み出した

 大手紙が紙面では田村議員の質疑を小さな扱いでしか取り上げ無かったのに比べ、質疑の当日から大きな反応を示したのはツイッターだった。
 そしてそのツイッターの動きを、毎日新聞のデジタル記事配信部門である統合デジタル取材センターが捕らえ、詳しいデジタル記事を一早く11月9日の段階で配信した。そしてその記事が又ツイッターで取り上げられて行く、と云う経過を辿った。
 前述の毎日新聞「開かれた新聞委員会」(昨年12月14日開催)で、統合デジタル取材センターの齊藤信宏センター長はこう語って居る。

 問題の質疑に付いてはツイッターで11月8日当日の夜から騒ぎに為って居ました。ネット上でコレだけ話題に為って居るのでデジタル毎日で取り上げた方が好いと判断し、アップされた動画を見る等して、9日の土曜日夜に記事(「税金の私物化では」と批判あふれる「桜を見る会」 何が問題か 国会質疑で分かったこと)をアップしました。
 それが反響を呼んで週明け以降に問題がドンドン大きく為って行きました。特徴的なのはツイッターから始まった事、そして我々も背中を押される様に取材を進めて行きました。


 その様子は、統合デジタル取材センターの記者達がマトメた書籍『汚れた桜』(毎日新聞出版・2月1日発売)に詳しく記されて居る。

 11月9日(土)の朝に統合デジタル取材センター(以下「統デジ」と略記)の齊藤信宏センター長が何時もの習慣でツイッターを覗くと、タイムラインには田村議員の質疑の動画と共に怒りのツイートが溢れて居り、「これは直ぐに反応した方が好い話だ」と直感したのだと云う。
 その朝の内に統デジの部員間で齊藤センター長の問題意識が共有され、日下部聡デスクが江畑佳明記者に田村議員の質疑を振り返る記事を提案。同日の夜7時28分に江畑記者のデジタル記事「『税金の私物化では』と批判あふれる『桜を見る会』 何が問題か 国会質疑で分かったこと」が配信された。

 この統デジの記事は、前述の政治部の記者による紙面記事に比べて格段に詳しく田村議員の質疑の内容を紹介して居る。紙面のスペースに制約され無いデジタル記事ならではの強みが生かされて居る。
 遣り取りの論点が詳しく書いてある為、実際の質疑を見て居なくても、田村智子議員の根拠を示しながらの指摘に安倍首相が根拠を以て反論出来て居ないことが好くわかる内容だ。又、添えられた写真も「桜を見る会」の私物化を象徴する様な印象的なものだった。

 このデジタル記事が、更にツイッターで反響を呼び、ツイッター上で「桜を見る会」への関心が急速に広がって行った。統デジの齊藤センター長は、筆者のツイートへの引用リプライの形で、1月4日にこうツイートしている。

 「#桜を見る会 をめぐる #ツイッター と #デジタル毎日 のコラボは、私達メディアで仕事をする人間から見ても驚きの連続でした。新しいメディアの有り方を考えるヒントに為るのでは、と感じています」

 上述の『汚れた桜』によれば、11月11日(月)の午前中の統デジの部会で、江畑佳明・大場伸也・吉井理記の3名の記者からなる毎日新聞「桜を見る会」取材班が発足したと云う。大手紙の政治部の記者達が菅官房長官に「桜を見る会」への質疑を始めた、その段階で、統デジは既に詳しい記事を配信し終えて居り、追及を深める為の取材班を結成して居た。
 なお『汚れた桜』によれば、11月9日夜のデジタル記事を書いた江畑記者は「桜を見る会」そのものに付いても、テレビか新聞で遣って居た様な気がする、と意った程度のオボロ気な記憶しか無かったと云う。その江畑記者が同日の朝に記事の執筆を任されてからどう行動したかが興味深い。

 江畑記者は先ず、首相官邸のホームページから昨年4月13日の「桜を見る会」の動画を確認して居る。上機嫌な様子で挨拶し、桜に因んだ句を披露する安倍首相の様子を見て、江畑記者は、平安時代に摂関政治を展開し栄華を極めた藤原道長のこの歌を思い出したと云う。

 ♪”この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の かけたることも なしと思へば”

 その上で江畑記者は、11月8日の田村智子議員の質疑を動画で確認して居る。田村議員の質疑の前に、先ずは「桜を見る会」そのものの様子を確認して居た処が記者らしい。そして田村議員の質疑を見て「これは大変な話だ……」と一人唸ったと云う。

  「桜を見る会」についてオボロ気な記憶しか無かった江畑記者が実態を知って驚いたこと、それは赤旗日曜版の山本編集長が自民党議員の元に昨年9月末に取材に行って「えっ、そんな事遣ってんですか」と驚いたと云う話(第2回記事参照)を思い起こさせる。江畑記者も山本編集長も、知ら無かったからコソ実態を驚きをもって受け止めて、大きく取り上げるべき問題だと気付いたのだろう。

 記者を動かしたツイッターの反応

 ツイッターの反響が記者を動かした、この様な展開は、赤旗日曜版の山本編集長も新しい動きだと対談の中で語って居た。

 ●山本:ドチラかと云うとツイッターと云う市民の声が後押しをして(毎日新聞の)デジタルが書いて、それで、今、表に在る様に、ヤッパリツイッターが話題に為ったと云う事で、ワードショーが遣り、その間には野党が共同でヤルと云う下支えがあって、その上で、ヤッと大手紙が動くと。今迄の報道の遣り方と、可成り違う展開をして行った。

 ではツイッター上では、どう云う動きがあったのだろうか。私は11月8日の田村智子議員の質疑をリアルタイムでインターネット中継で見て居た訳では無く、その時間帯にツイッターも見て居なかった為、リアルタイムの動きは判らないが、当日の夕方から私のタイムラインにも続々と田村議員の質疑の様子が伝わって来た。最初にに私が質疑を捕らえたのは、同日午後6時31分の小池晃議員のこのツイートだ。

 ツイッターには2分10秒までの映像を乗せる事が出来る。国会質疑を好く紹介して呉れて居る水さん(@xzjps)は、田村議員の質疑の最後の場面を切り出して、その内容を紹介するツイートを午後5時31分に行って居た。それを小池議員が引用リツイートで紹介したものだ。それより前の午後5時9分には、元朝日新聞記者の冨永格氏が質疑の内容を要約して紹介して居た。
 午後6時27分からは、田村智子議員の公式ツイッターが、国会答弁で言及した萩生田文部科学大臣のブログ等の出典にリンクを貼りながら、その日の質疑の内容を4つのツイートで紹介(1,2,3,4)自らの質疑全体のYouTube映像へのリンクも貼って居た。

 筆者は田村智子議員の上記のツイートを読んだ後で、イメルダ夫人の靴のコレクションに関する記事をツイートして居る。安倍首相による「桜を見る会」の私物化が、フィリピンのイメルダ・マルコス元大統領夫人の振る舞いを思い起こさせた為だ。
 この他にも、筆者のツイッターのタイムラインでも、この田村議員の質疑への言及が続いた。その様なツイッターの反応が、前述の通り、毎日新聞統合デジタル取材センターの齊藤センター長の目に留まり、江畑記者による11月9日のデジタル記事の配信へと繋がって行った。「しんぶん赤旗」日曜版の山本編集長は1月6日にこうも語っている。

 ●山本:田村さんの質問がある時に、ツイッターで非常に話題に為った。そこは或る意味じゃ、本当に国民って云うのは健全って云うか、ヤッパリそれが逆に今、こうマスコミを動かして居ると云う事は、非常にこう、希望がある事じゃあないかなと云う風に思ってます。

 マスコミが取り上げるのを待たずに、国会審議を見て居た人達がツイッターで発信する。或は国会議員が自らツイッターで発信する。それを見て、重要な質疑が行われた事を知った人達が、自らのコメントを加えながらツイッターでそれを拡散する。
 その動きがマスコミを動かした。国民の健全な問題意識が、何が重要なニュースであるかをマスコミに示したと言える。

 私達国会パブリックビューイングも又、ツイッターの反応を見て、この田村智子議員の質疑を字幕付きで公開する事を11月9日の朝に決めて居る。統デジの齊藤センター長らがデジタル記事の執筆を決めたのと同じ頃だ。そして、統デジの記事が出た翌日の11月10日の朝に、国会パブリックビューイングは字幕付きで田村智子議員の質疑の全体をYouTube映像で紹介した。

 デジタルの記事に 更にツイッターが反応

 11月9日の毎日新聞デジタルの記事は、同日朝刊の政治面の記事と比べてタップリと字数を費やして、田村議員の質疑を流れに沿って論点整理したものだった。
 デジタルだからコソ十分な字数を使って深掘りした記事が書ける、その様なデジタル記事の強みを生かすべく、毎日新聞が2017年4月に新設した部署が統合デジタル取材センターだ。この統デジの齊藤信宏センター長に、筆者は2019年の夏に取材を行っている。〈参照:【HBO!】メディア不信と新聞離れの時代に、鋭い記事目立つ毎日新聞の「挑戦」 〉
 
 この11月9日の統デジによる記事がネット上で広がる過程で「桜を見る会」の問題は更に広く認知されて行く事に為る。ここで注目すべきは、このデジタル記事を受け取り拡散する過程においても、ツイッターの利用者は単なる情報の受け手では無かったと云う点だ。
 例えば、歌人の岸原さやさんの、このツイートを目にした方は居られるだろうか。江畑記者が「桜を見る会」の映像を見て藤原道長の和歌を思い起こしながら記事を書いた様に、その記事を読んだ岸原さんも又道長の和歌を思い起こし、それを本歌取りした和歌を披露したのだ。

 ♪”この世をばわが世とぞ思ふ満開の桜の会を私物化すれば”

 「我が世の春」を謳歌して居るかの様な安倍首相の写真の印象が、この記事を引用リツイートする際に添えられた和歌によって強化される。そう遣って新たな意味付けが加えられて、更に記事が広がる。ツイッターの反応とデジタル記事が相互に作用しながら話題を増幅させて行く・・・その過程の一端をココに見る事が出来る。

 年が明けても国民は「桜を見る会」の問題を忘れず、メディアの追及も続き、予算委員会では「桜を見る会」を巡る質疑で安倍首相が無理な弁明を重ねる姿がNHKの中継で流れるに至っている。そしてその様子が、更に映像を伴って、コメントを伴ってツイッターで拡散されて行く。
 この過程は、予算委員会を通して更に展開して行くだろうか。筆者ら国会パブリックビューイングは、1月30日の参議院予算委員会における山添拓議員(日本共産党)の質疑を中心に「桜を見る会」の名簿問題に焦点を当てた街頭上映を2月3日に新宿で行う。山添議員もゲストに迎え、自らの質疑を解説頂く予定だ。/span>

 ◆国会パブリックビューイング

 「桜を見る会」名簿は公開対象だった  ―山添拓議員と振り返る「桜」名簿問題―

 2020年2月3日(月)19時より、新宿西口地下広場  解説:上西充子

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              ゲスト解説:山添拓参議院議員

 ツイッター、デジタル記事、そして国会パブリックビューイング。既存のメディアが深掘りするのを待たずに、新しいメディアが、新しい切り口で、問題を深掘りして見せる。今はその過程にある。

 取材・文 上西充子 図版 国会パブリックビューイング

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【上西充子】うえにしみつこTwitter ID:@mu0283 法政大学キャリアデザイン学部教授。共著に『就職活動から一人前の組織人まで』(同友館)、『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』(旬報社)など。働き方改革関連法案について活発な発言を行い、「国会パブリックビューイング」代表として、国会審議を可視化する活動を行っている。『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説 「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』の解説、脚注を執筆。『呪いの言葉の解きかた』(晶文社)は好評発売中。最新刊『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』(集英社クリエイティブ)は現在全国書店などにて予約受付中

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「ゴジラ」と「自衛隊」は親密な関係? やられ続けた60年 そこには戦略と成長も


 

  「ゴジラ」と「自衛隊」は親密な関係?

  やられ続けた60年 そこには戦略と成長も


                〜マグミクス 2/3(月) 7:10配信〜


             2-3-1.jpg

           1954年公開 初代『ゴジラ』(東宝DVD名作セレクション)


 1954年「保安隊」として初協力 ゴジラとの関係始まる

 「ゴジラ」シリーズは、言わずと知れた怪獣映画の大名作で、1954年に第1作が公開されてから、東宝版、アニメ版、ハリウッド版を併せて36作が上映されて居ます。これ等の作品は同じ「ゴジラ」をテーマにして居るものの、幾つかの作品を除き、ストーリーや世界観に連続性が無い事が特徴です。

 ゴジラは或る時は「悪の権化」であり、又或る時は「人間の味方」であり、登場人物や世界設定も作品毎に大きく異なります。そんな中、或る意味レギュラーの様に毎回登場し「やられ役」を演じて居るのが「自衛隊」です。
 東宝版の多くの作品において、自衛隊は全面的或は一部で協力し、数多くの「装備品」を破壊されて居るのです。或る意味、マイナスイメージにも為り兼ねない出演の数々ですが、自衛隊は何故映画に協力して居るのでしょうか。

 それは自衛隊が「先ずは広く知って貰う」事を広報の基本として居るからです。『ゴジラ』第1作の公開は1954(昭和29)年11月3日。自衛隊の発足は同年の7月1日です。
 詰まり、製作側から協力依頼を受けた時、自衛隊は発足の前後でバタバタした時期に有った筈です。しかしそれでも、アメリカ軍から供与されたばかりの戦車やトラックの走る姿を映し、自衛隊の存在をアピールしました。作品クレジットには「自衛隊」の名称が間に合わ無かったのか「協力 保安隊」と記されて居ます。

 『ゴジラ』第1作は、観客動員数900万人を超える大ヒットを記録。ネットは愚かテレビの普及もマダマダの時代、これだけの人に一瞬とは云え、自衛隊の車両を見せる事が出来た広告効果は大きかったのではないでしょうか。以後、自衛隊は、大なり小なりゴジラと手を組んで行く事に為ります。

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 2016年公開 劇中での「自衛隊」の活躍も注目集めた『シン・ゴジラ』 (C)2016 TOHO CO. LTD.

 60年以上ゴジラと歩み続け「やられ役」から脱却へ

 しかし、現在「昭和シリーズ」等と呼ばれて居る第15作頃までは、自衛隊の協力も少し薄目です。これは、ゴジラ第1作が「反戦・反核」を強く訴える大人向けの作品だったのに対し、ドンドンと子供向けの怪獣映画にシフトして行った事も要因の一つでしょう。
 子供に取ってゴジラはヒーローです。その引き立て役として自衛隊が使われる事も多く為り「やられ役」のイメージが付き纏う様に為りました。それでも自衛隊は協力を続けて居ます。
 当時は高度成長期で、自衛隊入隊希望者は非常に少なかったと云います。「悪さばっかりしてると自衛隊に入れちまうぞ!」等と云う暴言も有った時代です。公に広告は出し難かった自衛隊の責めてもの宣伝だったのかも知れません。

 その様相に変化が訪れたのは、ゴジラ映画が低迷し10年のブランクを抜けた後の「平成シリーズ」2000年以降の「ミレニアムシリーズ」と呼ばれる頃の事です。この頃に為ると、映画自体も子供向けの要素は少なく為り、自衛隊は作品によってはストーリーに大きく組み込まれて行く様に為ります。

 大きな転機と為ったのは2002年に公開された第26作目『ゴジラ×メカゴジラ』でしょう。この作品では自衛隊が全面協力して居り、実機・実車を多用した迫力ある映像が特徴の作品と為って居ます。
 また主人公は、自衛隊の装備であるメカゴジラ(3式機龍)のオペレーターと云う設定であり、此処に「ゴジラVS自衛隊」と云う構図がメインと為ります。「やられ役」だった自衛隊が、ゴジラと対等の扱いに為った瞬間です。

 そして、自衛隊のゴジラへの協力は2016年の第29作目『シン・ゴジラ』で結実します。公開当初、自衛隊関係者や軍事評論家等は何度も同じ質問をされたと云います。「ネエ、アノ自衛隊の対ゴジラ運用は正しいの?」そして、その答えは「Yes」

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  『シン・ゴジラ』劇中にも登場した、陸上自衛隊の装備のひとつ 10式戦車(画像 陸上自衛隊)
 
 キャッチコピーと為った「現実対虚構」「現実」の部分を「自衛隊」は見事に演じ切ったのです。実際演じたのは役者さんですが・・・。
 品川でゴジラと対峙したヘリコプターのOH-1AH-1Sが民間人を発見し攻撃を中止するシーン。多摩川の河川敷に全ての火力を集中させた「タバ作戦」そして、劇終盤の一大決戦と為る「ヤシオリ作戦」に臨む隊員達の顔と指揮官の訓示・・・。

 もし日本に何か有ったら、自衛隊員達はこの様に動くんだろうな・・・と、全てがリアルに迫って来ました。公開当時は「実際にゴジラが来たらどう対処するか」「その対策は出来て居るのか」等の質問に元防衛大臣が大真面目に答えると云う記事等も出て「先ずは知って貰う」と云う自衛隊の広告効果はバッチリです。
 ゴジラの「やられ役」として登場して60年余り。自衛隊の視点からゴジラ映画を見てみると、今迄とは違う楽しみ方が出来るかも知れませんね。


              凪破真名   以上








 【管理人のひとこと】

 映画「ゴジラ」は、管理人が小学生か中学生の頃に封切られた映画で、当時は物凄く話題に為り全国の東宝封切館で一斉に公開されたのでは無かっただろうか。恐らく学校でも町でも大きな話題と為り、私も汽車(当時は電車で無く)に乗り旭川の映画館前の雪の広場で入場を待つ行列に並んだ記憶が、今でも鮮明に残って居る。
 だから冬に封切られたのは間違い無く、子供としての当時の印象は、画面が全体に暗く「何が何だか判らなかった・・・」そんな印象だった。太平洋での原爆・水爆実験が続き、何世紀も以前から海底に埋もれて居たゴジラが核物質に影響されて目覚め巨大化し・・・との様だった。

 当時は映画が娯楽の王様で、ハリウッドの西部劇「大いなる西部」とか「十戒」「ベンハー」等の映画が「70ミリ超大作」として封切られる少し前?の事では無かっただろうか。その後のゴジラ映画を何本かは観たが、普通の娯楽映画と変わらず印象にはそれ程残らなかった。
 その様な娯楽映画の中で、今でも記憶にあるのが「宇宙人東京に現れる・・・」?だったか、大きなヒトデの形をした宇宙人が出て来たもので、或る惑星が地球に接近し、地上が日毎に熱く為り・・・「アツそう・・・」とのシーンが何故か強く印象に残って居る。

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 映画の中身はサッパリ覚えてないが、東京湾の海水が段々熱く為り・・・ヒトデ型の宇宙人・・・子供心に大きな「耐えられ無い暑さの」恐怖心を味わったものだった。



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 INTRODUCTION 城北天文台の磯部助手は、或る夜雲の切れ間に不思議な形をした謎の発光体を発見。そして、世界各地でUFOが目撃され、ヒトデ型の宇宙人が東京を襲った!恐怖におののく住民たち!パイラ人と名乗る宇宙人は、何の目的でやってきたのか?
 折も折、死の惑星“R”が地球に接近。人類最大のピンチを救うカギは松田博士の発見した方程式にあったが・・・。
 

 CAST 川崎敬三 苅田とよみ 八木沢敏 山形勲 南部彰三 見明凡太郎・・・
 STAFF 監督: 島耕二 脚本: 小国英雄 音楽: 大森盛太郎 製作: 永田雅一 原案: 中島源太郎・・・特殊技術: 的場徹 撮影: 渡辺公夫 色彩技術: 渡辺徹 録音: 西井憲一

 製作年:1956年 製作国 日本 製作 大映東京撮影所 原作・配給:大映 カラー1時間27分 13巻 2867m スタンダード モノラル









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