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2019年12月07日

ヤクザ映画TOP20調査 その変遷と証人達が語る逸話




  




 ヤクザ映画TOP20調査 その変遷と証人達が語る逸話

            〜NEWS ポストセブン 12/7(土) 7:00配信〜


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       日本のヤクザ映画1位は?(写真は菅原文太 時事通信フォト)


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 『孤狼の血』を始め、日本のヤクザ映画が近年盛り返しを見せて居る。そこで本誌・週刊ポストは「好きなヤクザ映画」のアンケートを実施。読者1000人が選んだ傑作の1位に輝いたのは『仁義なき戦い』(1973年)だった(別掲のランキング表参照)

 【BEST20】ヤクザ映画ランキング


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 「こんなに血みどろのヤクザ映画は見た事が無かった」(63歳自営業)
 「主人公・広能(菅原文太)の最後の言葉『山守さん、弾は未だ残っとるがヨウ』は、映画史に残る名セリフ」(68歳無職)


 戦後、実際に在った「広島抗争」の当事者の一人、美能組初代組長・美能幸三(広能のモデル)の手記が原作。同作でプロデューサーを務めた日下部五朗氏が語る。

 「正義ナンざ糞食らえ。綺麗事じゃ無い、裏切り裏切られの濃密な人間関係が画面に噴出して居ました。それ迄のヤクザ映画と云えば、任侠世界の様式美を描いて来ましたが、次第に飽きられて来ましてね。実録路線に舵を切った最初の作品が『仁義なき戦い』だったんです。
 ヒットの要因は、笠原和夫さんの脚本に尽きます。速射砲の様な広島弁の応酬に、何処か気高さがあった。千葉真一演じる大友勝利の『アレ等はオメコの汁で飯食うとるんで!』(シリーズ第2作『広島死闘篇』)と云う台詞ナンか、文字にすると卑しいですが、声で聞くと美しくサヱ感じる」



 




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 ヤクザの様式美を描いた「仁義以前」の作品も根強い人気を誇る。高倉健主演のヤクザ映画がその代表だ。『網走番外地』(1965年・2位)を始め『昭和残侠伝』(1965年・5位)『日本侠客伝』(1964年・6位)と3作がベスト10入りして居る。後に高倉の主演作『三代目襲名』で脚本を務めた高田宏治氏が、高倉出演作品の魅力を語る。

 「戦後間も無い1950〜1960年代前半のヤクザ映画は、鶴田浩二さんの作品に代表される様に、情念に突き動かされる主人公達の物語でした。しかし、高倉作品ではソコに理性が加わった。殺した後の虚しさや後悔が描かれた訳です。その哀愁を高倉さんは全身で表現した。様式美の高倉作品も又、それ以前のヤクザ映画と比べて画期的だった」


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 引き合いに出た鶴田主演の作品も『人生劇場 飛車角』(1963年)が10位に入った。


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 「題名だけ頂きます」

 女性目線でヤクザの世界を描いた作品もランクインした。『鬼龍院花子の生涯』(1982年・8位)『極道の妻たち』(1986年・4位)だ。『鬼龍院花子の生涯』と云えば夏目雅子の代表作。「決めセリフ『舐めたらイカンぜよ』には痺れた」(60歳会社員)    

 映画史・時代劇研究家の春日太一氏が解説する。

 「それ迄のヤクザ映画とは大きな違いが2つあった。一つは添え物的な扱いをされて居た、女性達の存在がクローズアップされた事。主人公の鬼政(仲代達矢)は正妻と妾を同居させて居て、彼女達の『女の戦い』がヤクザの抗争以上にドラマチックに描かれて居る。
 もう一つは、家族や父子の情に物語の主軸がある事。鬼政の養女・松恵(夏目)の目を通して話が描かれて、彼女と鬼政の相克と和解が観る者の感動を呼ぶ。五社英雄監督が、それ迄得意として来たバイオレンス演出を封印し、情感を掘り下げた事も加わり、アウトローものが苦手の人も含めて幅広く支持される、普遍的な人間ドラマに為りました」



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 この『鬼龍院花子の生涯』と『極道の妻たち』双方の脚本を手掛けたのが、前出の高田氏である。

 「女性が、窮地に陥った惚れた男の為に立ち上がり、戦う映画が作りたかったんです。極妻は家田荘子さんの同名ルポが原作ですが、亭主が浮気するとか家に金を入れ無いと云った女が苦労する話。家田さんには申し訳無いけど『題名だけ頂きます』と云う気持ちだった(笑い)。
 脚本をプロデューサーの日下部さんに見せたら『自分が考えて居たのとは違うけど、面白いからこれで行こう!』と乗って来た」(高田氏)



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 岩下志麻主演の1作目は空前の大ヒット。以降、シリーズは10作を数えた。現代のヤクザ映画を代表するのは北野武作品だろう。『アウトレイジ』シリーズ3作品が全てベスト20入りして居る。.

 「何よりも役者達の顔面バトルが凄い。個性派俳優達がドアップで怒りを爆発させる様は圧巻だった」(51歳会社員)

 映画評論家の秋本鉄次氏が語る。


 「北野作品には、主人公が何処でケジメを着けるかを模索しながら、死に場所を求めて彷徨って居る。それが観る者の心を揺り動かすんです」

        ※週刊ポスト2019年12月13日号    以上


 #永久保存として記録ください・・・管理人


 【管理人のひとこと】

 この様に数ある映画の中で「ヤクザもの」と限定されるだけ、日本では映画の中で愛されたものの一つだったのは、普通の市民では無い或る意味想像上の架空の生き物として「ヤクザ」を特異な人間として描いたからだろう。無法者・アウトローとして、独特な価値観で縛られ生きて行かざるを得ない人間を「夢」の中に描いた。
 例えば、時代劇映画に出て来る「股旅物」も、兇状持ちの流れ者として流離う男が旅先で出会う、悪者退治や結ばれぬロマンス・・・しかし、最後には何処かへと去って行かざるを得ない・・・男の寂しいロマンなのだろう。これは、西部劇で言えば「シェーン」にも共通する。

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 子供の頃の随分昔に観たのだが、牧場を営む母と子が悪いヤクザ者達から色々な苛めを受ける処に、流れ者のシェーンが訪れ、彼女達を助け悪者達を追い払う。彼は凄腕の拳銃使いだったのだ。目出度しメデタシで、その後彼等は幸せに暮らすのかと思いきや、シェーンは黙って母と息子の前から去って行く。「シェーン!カムバック・・・・!」と大声で叫ぶ少年の声が広い西部の草原に悲しく響き渡る・・・
 どうして一緒に為って幸せに暮らさないのか・・・子供心に理解出来無かった思いが残って居る。ヤクザ者は幸せに為っては為ら無いのだ・・・それが世間の掟なのだからと。

 娯楽の代表的なものが「映画」だった頃、多くの人が「映画」の影響を受けて育って来た。毎週新しい映画が封切された。大手映画会社に続き「新東宝」や「第二東映?」とかの新たな制作会社も生れ、新たな映画館も作られた時代でもある。しかし、そんな繁栄は長くは続か無い。年々観客が減少し古い映画館が次々と閉館する時代を迎える。
 日活は、安い費用で映画を作ろうと「日活ロマンポルノ」と銘打ち次代に育つ若手映画監督を起用し続けたり、色々な企画を練っては観客に挑み続ける。その中の一つに高倉健や菅原文太の新たなヤクザ映画も存在した。今や巨大資本の必要な映画製作は「事業」として資本集めから始まる業同事業と為る。フイルムからデジタルの時代へと変遷して居る。



 



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「桜を見る会」騒動から見える安倍晋三という首相の人物像と本質




 




 「桜を見る会」騒動から見える 安倍晋三と云う首相の人物像と本質

            〜ニュースソクラ 12/6(金) 11:42配信〜


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                小塚かおる氏

 【小塚かおるの政治メモ】その場凌ぎの言い訳だらけ

 税金を使った公的行事を私物化したのではないかと云う疑惑が持ち上がって居る首相主催の「桜を見る会」野党は終盤国会の追及テーマをこの問題に絞り、政府は菅義偉官房長官や内閣府等が連日弁明に当たって居るが、説明すればする程矛盾と破綻が露呈、墓穴を掘って居る様に思える。

 例えば、安倍晋三首相の後援会主催で行われたホテル・ニューオータニでの前夜祭。会費制で行われ、安倍事務所や後援会に収支が無い為、政治資金収支報告書に記載する必要は無かったと安倍首相は話した。
 これに付いて、政治資金に詳しい学者や弁護士が「収支が無いと云う事は、安倍首相夫妻は会費を払わ無かったのか。だとすると、ホテル側の違法献金に為る可能性がある」と指摘すると、菅長官は「首相夫妻は飲食をして居ないから会費は支払って居ない。ゲストの様なもの」と説明。
 会費制なら、飲食しようがしマイが会費を払うのが当たり前だ。それに安倍首相自身が「会費は会場受付で事務所職員が集金した」と言って居るのに、安倍夫妻がゲストと云うのは苦しい言い訳である。

 マルチ商法で行政指導を受けて居た「ジャパンライフ」の元会長が桜を見る会に招かれて居た件では、招待状(受付票)に記されて居た「60」と云う区分番号が「首相推薦枠」での招待だったのではないかと疑われて居る。
 招待状の区分番号は、内閣府が野党議員に提出した資料に記されて居り、内閣府自身がこの区分番号を分類に使用して居る事は間違い無い。処が、内閣府職員は「どうヤッテ割り振ったのか今と為っては好く判ら無い」「名簿を廃棄して居るので、どう云った区分か確かめる術が無い」と言い張るのである。

 誰が聞いても納得出来無い無理な説明を続けるのはどうしてなのか。それは、安倍首相が桜を見る会の招待者選定に関して「事務所から相談を受ければ、推薦者に付いて意見を言う事もあった」とはしながらも「最終的な取りマトメには一切関与して居ない」と無関係を強調して居るからだろう。
 安倍首相の答弁を維持する為には、名簿は出せ無い。だからシュレッダーで廃棄し、電子データも無い事にしたいと云う事なのだろう。







 「私は関与して無い」の断定口調は、森友学園問題でもそうだった。「私や妻が関係して居たら総理大臣も国会議員も辞める」安倍首相が国会でこう答弁して以降、安倍昭恵夫人の名前が入った書類の存否の確認が始まり、最終的に文書改竄に至ったと財務省の調査報告書にも記されて居る。
 安倍首相の言葉コソが、官僚を追い込み、説明の破綻や有っては為ら無い公文書の廃棄・改ざんに至らしめて居るのだ。決して誤りを認め無い・修正すら認め無い・強弁し続ける・・・どうヤラ安倍首相の元来の性格に起因するのもではないかと考えずには居られ無い。

 安倍首相の父・晋太郎元外相の番記者を務め、安倍首相の人物像に迫る複数の著書を出版して居る共同通信政治部出身のジャーナリスト・野上忠興氏の取材エピソードがソレを物語る。

 「安倍晋三研究で本人や家族、関係者等50人近い人に会って感じたのは、多感な時期に両親が選挙等の為不在勝ちで愛情に飢えて居た。それが安倍首相の人間形成に影響したのではないかと云う事です。
 印象に残って居るのは、養育係だった久保ウメさんの話。『晋ちゃんは頑固で意地っ張り。自己中心的で、コウと思い込んだら何が何でも遣る』『夏休み最終日に宿題が終わって無いと、兄の寛信は涙顔に為る。しかし晋三は平気で、宿題を遣ったよと言う。ノートを見ると真っ白なのに、平気で嘘を言って始業式には元気好く家を出て云った』と云うのです」


 自己愛が強く、自己防衛が全てに優先される。その場を凌げれば好い。そんな安倍少年がそのママ大人に為り首相に為ったと云う事なのだろう。父・晋太郎元外相は野上氏に「晋三は政治家に必要な情と云うものが無い」と漏らして居たとも云う。
 安倍首相の人物像を表す興味深いエピソードをもう1人。政治評論の重鎮である森田実氏が安倍首相と会食した際の事だ。御年87歳の森田氏は、佐藤栄作や田中角栄から小泉純一郎、福田康夫等歴代数々の首相と直接会って居る。

 2012年12月末に発足した第2次政権の安倍首相とは、2014年10月と2017年7月に2度、二階俊博自民党幹事長も同席して昼食を共にした。最初の2014年時、森田氏は安倍首相に「一番遣りたい事は何ですか?」と聞いた。

 すると・・・

 「安倍さんは開口一番『長く遣りたい』と言いました。理由は外交に取り組みたいとの事で『1年位では海外で名前を覚えて貰え無い。だから長く遣ら無いとダメだ』とも語って居ました。これ迄の首相とは随分違うなと驚いたものです。
 細川護煕首相は『地方自治』小渕恵三首相は『景気回復』小泉純一郎首相は『改革』福田康夫首相は『平和』等、過去の首相は裃を付け少し気取って、具体的な政策をキチンと答えたのですが『長く遣りたい』と答えられた経験は初めてでした。
 安倍首相は、随分率直と云うか、正直と云うか軽いと云うか。2017年の2度目の会食では『人気の低下が心配だ』と話して居ましたね」


 安倍首相は11月20日に、通算在職日数で憲政史上最長の2887日を記録した。確かに地球儀俯瞰外交で数多くの国々を回り、名前も覚えて貰えた事だろう。しかし、注力して来た拉致問題は動かず・北方領土問題は後退し・ウィンウィンとされた日米貿易交渉でも実際は日本側が不利な不平等協定である事が徐々に明等かに為って来て居る。目に見える外交成果があったとは言い難い。
 もう十分長く遣った。国民が納得出来無い不誠実な態度を、これ以上、政府が取り続けるのであれば「美しい国」とは言え無いのではないか。


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 小塚かおる(日刊現代第一編集局長) 1968年名古屋市生まれ 東京外国語大学スペイン語学科卒業 関西テレビ放送・東京MXテレビを経て2002年から「日刊ゲンダイ」記者 その間24年に渡って一貫して政治を担当 著書に『小沢一郎の権力論』 共著に『小沢選挙に学ぶ 人を動かす力』等がある






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高校の政治経済の教科書を参考に、桜を見る会問題の説明から逃げ回る安倍首相に上手な幕の引き方を提案してみた




 




 高校の政治経済の教科書を参考に

 桜を見る会問題の説明から逃げ回る安倍首相に

 上手な幕の引き方を提案してみた


            〜HARBOR BUSINESS Online 12/6(金) 8:33配信〜


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               田中信一郎 千葉商科大学准教授


 説明から逃げ回る安倍首相によって議院内閣制が危機に

 11月8日の参議院予算委員会における田村智子議員(日本共産党)の質疑から始まった安倍首相の「桜を見る会」問題に付いて、11月13日付「桜を見る会問題が示す、自民党の本質。そして、有権者に突き着けられる選択肢」(HBOL)で、公職選挙法違反の疑いが濃いと指摘しました。
 それから1か月近く経ち、新たな疑惑や問題が続々と出て来て居ます。それ等に付いては、毎日新聞の特集ページが詳報して居ます。

 この間、安倍首相と政府与党が説明から逃げ回って来た事から、この問題はより重大に為って来ました。安倍首相は、国会と記者への説明を基本的に菅官房長官に丸投げし、自らは説明への反論が為され難い場で、3回説明しただけでした。
 即ち、11月15日の番記者に対する2回のブラ下がり取材と、12月2日の参議院本会議です。国会の委員会や官邸の会見場での質疑応答には応じて居ません。その為、税金の私物化に対する「安倍首相の説明責任からの逃避」と云う問題に発展して来たのです。

 安倍首相は、予算執行に対する最高責任者であると云うだけで無く、自らが直接的に関与した予算執行の説明を求められて居るのです。これは、公職選挙法の違反よりも遥かに重大な問題です。何故ならば、内閣総理大臣としての務めを果たそうとし無い事だからです。職務放棄や敵前逃亡と批判されても仕方の無い状況です。
 それにも関わらず、与党の自民党・公明党議員達は、安倍首相を批判する処か、庇い立てして居ます。これは、議院内閣制における与党議員としての役割を放棄する事を意味し、議院内閣制の危機でもあります。

 議院内閣制の長所は、首相が大きな問題を起こした時、首相に国会で説明させたり、次の選挙を待たずに首相を辞めさせたり出来る事にあるからです。







 今コソ読み返して欲しい高校教科書

 安倍首相と自民党・公明党議員の皆様は、議院内閣制の原則に付いて、全くご存知無い様です。それでは、内閣を預かり与党を構成し、法律と予算を執行する事に大きな不安を抱かれていらっしゃる事でしょう。そこで、今からでも遅く無いので、コッソリ勉強出来る様に本欄でご説明申し上げましょう。
 使うのは、高校の政治・経済の教科書(実教出版の文部科学省検討済み教科書)です。残念ながら、必修科目で無い事から、安倍首相と自民党・公明党議員の皆様は、書かれて居る事をご存知無いのでしょう。

 中学校で確り行う日本史を高校でも必修化して居るから、政治・経済を学ぶ時間が無いんですよね。萩生田文部科学大臣には、高校の日本史を必修から外し、政治・経済を必修科目にして頂く様、この場を借りてお願い申し上げます。
 サテ、内閣総理大臣の役割に付いて、教科書は「内閣の首長として、他の国務大臣の上位にあり、内閣を統括し代表する」と書いて居ます。その「内閣は、国会に対して連帯して責任を負う」事に為って居ます。国会は「全国民を代表する選挙された議員」で構成されて居ます。

 詰まり、内閣総理大臣は、行政の事務に付いて、国民の代表である国会に対して説明する責任があるのです。一般的な行政の事務に付いてすら「統括し代表する」責任を負って居るのですから、安倍首相自らが関与した行政の事務に付いては、他の大臣や行政官に説明を代行させて為りません。
 国会審議に付いては「官僚が質疑・答弁のシナリオを作成する等、審議を形だけのものとする様な慣行が続いて来た。こうした事態は、官僚支配乃至官主導社会等と呼ばれ、政治・行政改革の根本的な課題とされて来た」と説明されて居ます。

 ですから、安倍首相には、国会委員会は勿論の事、可能であれば野党の追及本部ヒアリングにも出向き、疑念を払拭する事が求められます。少なくとも、自らへの疑念の説明に付いて、部下の官僚に全てを丸投げする姿勢は頂けません。教科書が指摘する「官僚支配」に繋がる事から、安倍首相が政治のリーダーシップを発揮すべきです。
 教科書は、与党議員の皆さまに対して「与野党の国会対策担当者の間で議事運営が予め取り決められる事も多い等、不透明な国会運営も見られる(所謂国対政治)」と指摘して居ます。

 桜を見る会問題では、野党が透明な国会運営を申し入れて居るのに対し、与党が審議拒否を繰り返す等、不透明な国会運営に固執して居ます。参議院規則第38条に基づく、参議院での予算委員会開会要求も、委員長が応じ様としたにも関わらず、与党の国会対策委員会が突っぱねて居ます。
 更に、教科書は「官主導社会を転換し、行政の透明性を確保する事が、日本の重要な課題」であり、その観点から「1999年には中央省庁の全ての行政文書を対象とした情報公開法が成立した」と説明して居ます。

 桜を見る会問題では、国会議員の資料要求の直後に、公文書をシュレッダーに掛けてしまったと云う信じ難い事態が発生して居る事から、行政の透明性に関しても重大な問題に為って居ます。
 教科書は、議院内閣制に付いて「国民を代表する議会が常に政府をコントロール出来ると云う利点がある。しかし、政党政治の元では、多数党が立法権と行政権を共に掌握する事と為り、行政に対する民主的コントロールが有効に働か無い事に為ると云う問題点も抱えて居る」と解説して居ます。

 この様に高校の政治・経済の教科書に照らせば、安倍首相と与党の自民党・公明党は、議院内閣制の「問題点」ばかりを示して居る内閣と与党と為るのです。


  




 安倍首相と与党は何をすべきか

 先ず、野党からの40日間の会期延長に応じましょう。政府与党に取っての重要議案は、殆ど処理した筈。会期延長をして、桜を見る会問題だけで無く、全ての委員会で様々な政策課題を議論しましょう。官僚の皆さんは、予算編成の大詰めを迎えてお忙しい為らば、議員同士の自由討議をしても好いし、各地の現場を視察しても好いでしょう。国会の委員会として、各地の現場でヒアリングすれば、次年度の予算審議に役立つでしょう。

 次に、桜を見る会問題で集中審議をしましょう。与党の皆様が、予算委員会をその場にしたく無い為らば、国家基本政策委員会を活用すれば好いのです。そこで、党首討論だけで無く、各党の議員に質疑者と為って貰い、大臣・副大臣・政務官の政治家達が答弁すれば好いのです。国家基本政策委員会為らば、衆参合同での開催が当たり前ですから、衆参の重複も解消出来ます。

 安倍首相が外遊で国会を留守にして居る間は、専門家や関係者から参考人ヒアリングをしましょう。桜を見る会問題為らば、安倍昭恵夫人やご友人と言われるケータリング事業者、ホテル事業者、旅行代理事業者だけで無く、公職選挙法や行政法に通じた専門家も招き、与野党で共通認識を作ると好いでしょう。勿論、他の委員会でも、夫々の専門家等を招き、活発に参考人ヒアリングをすると好いでしょう。
 野党から要求されて居る資料は、憲法で規定された国政調査権を活用し、委員会として資料要求を決定しましょう。こう為ったら、政府や関係者に情報を洗いザラい出して貰いましょう。

 そして、出来れば早急に全ての疑念に対し、公文書等の証拠付きで徹底説明し、年内にこの問題の幕引きを図りましょう。証拠付きで徹底説明し一切の疑念が晴れれば、安倍首相も与党の皆様も、スッキリ気持ち好く新年を迎えられる筈。攻めの国会審議と情報公開で、野党やマスコミをギャフンと言わせましょう。
 安倍首相は何の問題も無いと言って居るのですから、政府与党は首相の言葉を信じて、徹底した説明とその証拠さえ出せば好いのです。そうすれば、安倍首相の全面勝利で支持率が急上昇し、悲願の憲法改正も夢ではありません。安倍首相の乾坤一擲のご英断、お待ち申し上げて居ります。


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 文 田中信一郎 千葉商科大学准教授 博士(政治学)著書に『国会質問制度の研究〜質問主意書1890-2007』(日本出版ネットワーク)また、『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説 「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』(扶桑社)では法政大の上西充子教授とともに解説を寄せて居る 国会・行政に関する解説を判り易い言葉でツイートして居る Twitter ID/@TanakaShinsyu

         ハーバー・ビジネス・オンライン    以上






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世界が注目する歴史学者の「文明を見る眼」




 




 世界が注目する歴史学者の「文明を見る眼」


             〜東洋経済オンライン 12/6(金) 5:55配信〜


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                ニーアル・ファーガソン氏

 〜歴史とは何かと問われて、多くの人が思い浮かべるのが、皇帝や王・武将や政治家等、階層性の組織(垂直に立ち上がるタワー)の頂点で権力を握る人間が、強烈なリーダーシップを発揮しトップダウンで世界を変えて来たと云う物語だろう。
 しかし、本書『スクエア・アンド・タワー』(上・ ネットワークが創り変えた世界、下・権力と革命 500年の興亡史)で繰り返し紹介されるのは、横に広がる非公式な草の根のネットワーク(スクエア)が、既存の階層制に挑戦し革命や変革と云った形で世界の在り方を変えて来た様々なエピソードだ。
 「今、最も優れた知性」の1人とも目される歴史学者であり『マネーの進化史』『文明』『劣化国家』等の著書があるニーアル・ファーガソンは、本書において「人と人との繋がり=ネットワーク」コソが世界を動かす大きな原動力だと指摘する。今回、本書の概要に付いて、翻訳を担当した柴田裕之氏が解説する〜



 




 アイデアやイノベーションを広げるカギ
 
 アナタが勤める会社にも「アノ人に相談すれば、上手く根回しして呉れるよ」と、誰からも頼られる人物が居るのではないだろうか?部署の垣根を越えて様々な人物に繋がって居て、社内のみ為らず、社外でも顔が広くて、社内のゴシップから業界の最新情報まで、ヤタラと詳しい「キーパーソン」である。
 アイデアやイノベーションが広まる際には、こうしたキーパーソン(ノード)が重要な役割を果たし、ネットワークの内部にどれ程多くの、どの様なノードが存在するのかが情報伝達のカギと為る。又、仕事を探して居る人は、近しい間柄の親友よりも、それ程親しく無い知人に助けて貰える場合が多いと云う。

 この様な結び着き(弱い紐帯)は、それが無ければ全く結び付く事が無さそうな集団同士の架け橋と為り、アイデアを広める役割を果たす。では、人類の歴史において、どの様なノードが、どの様なネットワークを形成し、世界を動かして来たのだろうか? 
 言う迄も無く、人類は社会的な生き物だ。ヒトは無比の神経ネットワークを持ち、生まれながらにネットワークを形成する様に出来て居る。人類が他のアラユル動物と一線を画するのは、コミュニケーションを行い、集団で行動しネットワークを形成する能力にある。

 そして本書によれば、その能力によって文明を築いた古代の人々は、強力な階層制の基に暮らして居たと云う。辛い仕事に従事させられた古代の庶民は、一部の特権的なエリート層によって従属させられ、権力に楯突く事は禁じられ、横の繋がりを持つ事は不可能だった。
 この様な階層制が人類の歴史と同じ位古いのは、それによって権力の行使が効率的に為るからだった。イノベーションは稀だが強固な社会秩序が持続するこの様な世界に、人類は何世紀にも渉って生きて居た。

 ネットワークが世界を大きく変え始めた時代

 こう云った状況が大きく変化したのが、15世紀から18世紀に掛けてである。この間、ヨーロッパは大航海時代を迎え、新しい交易ルートのネットワークが生み出された。当時の探検家達は、造船や航海、地理、戦争の知識を分かち合い、1つの社会的ネットワークを形成して居たのである。
 彼等スペインやポルトガル出身の冒険者達は、優れたテクノロジー及び自分達が持ち込んだ病原菌によって新大陸の支配者を権力の座から引き摺り下ろし、アジアやアフリカの帝国や王国を弱体化させ、近代前期の世界を変容させる事と為る。

 又、印刷術と宗教改革も、ネットワークに大きな力を与えた。グーテンベルクが発明した印刷機によって、ルターのメッセージは瞬く間に広がり、ローマカトリック教会と云う権威に対する反抗の波が解き放たれたのである。
 印刷術によって勢いを得たネットワークは、ヤガテ科学革命と啓蒙運動を齎した。産業革命においても、新しい技術を広めるだけで無く、知力や資本をプールする上で、ネットワークは重要な役割を果たした。

 18世紀後期の大きな政治革命では、ネットワークがその推進力と為った。アメリカ独立革命で主要な役割を果たしたのは、フリーメイソンのネットワークだったし、フランス革命は王家の階層制に対するパリの群衆のネットワークによる勝利とも言え様。

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 但し、階層制無き世界は、無秩序に陥り勝ちで、フランス革命後の混乱した社会を安定させたのは、結局の処ナポレオンと云う徹底的な管理主義者だった。そして、世界は再び階層制、即ちオーストリア・イギリス・フランス・プロイセン・ロシアの「5強国による5大国体制」によって支配される事に為る。
 自らを刷新する事が出来無い階層制を、ネットワークが崩壊させるが、ネットワークだけでは社会は混乱と無秩序に陥り、再び階層制が台頭すると云うパターンが近代の歴史には見て取れるのだ。


 




 非公式なネットワークの力と危険性

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 20世紀後半は、再びネットワークが階層制を凌駕した時代と見る事が出来る。第2次世界大戦の様な総力戦では有効だった階層構造の制度は、複雑化する消費社会には全く不向きだった。ソヴィエト連邦で実施された階層制による計画経済は失敗し、反体制の革命ネットワークの勃興によって1991年にソ連は崩壊する。
 官僚制を痛烈に批判して居たキッシンジャーは、政府中枢の外へアラユル方向に水平に広がるネットワークを構築し、大きな影響力を発揮したし、階層制の国家同士が創設した機関では無い、非公式のネットワークである世界経済フォーラム・ダヴォス会議は、共産主義者のネットワークを、資本主義者の国際組織に統合する場と為った。

 インターネットを生み出したのは、決して単一の機関では無かったし、ワールド・ワイド・ウェブも又、非集中型のネットワークによるイノベーションの産物だった。近代の印刷術の発明や、科学革命、産業革命と同様に、20世紀におけるテクノロジーの発達が、ネットワークの成長を大きく促したのである。
 しかし、歴史が教える様に、ネットワークは楽園を約束するものでは無い。サイバースペースはその脆弱性故にマルウェアやウイルス等による様々な攻撃に晒され、ネットワークは好いアイデアだけで無く、悪いアイデアも生み出して広める事が出来るので、フェイクニュースを拡散し、ポピュリズムや移民排斥主義を広める事もある。

 又、ネットワークと市場が手を組むと、極一部のネットワーク支配者に収益の大半が流れて、不平等化が急速に進む。人類に取って、ネットワークと階層制のドチラが優れて居ると云う訳では無い。ネットワークだけに頼れば、世界は混乱と無秩序に陥るだろうし、階層制に依存すれば、イノベーションは訪れず、硬直した全体主義的な管理社会と為りかね無い。

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           イタリアはシエナのカンポ広場とマンジャの塔

 ファーガソンは本書の構想を、イタリアはシエナのカンポ広場とマンジャの塔から得たと云う。そして彼は、カリフォルニア州にあるフェイスブックやアップル、グーグルと云った企業の、広場の様な水平構造の社屋と、ニューヨークの5番街にある58階建ての垂直に聳え立つトランプタワーを対比させる事で本文を結んで居る。
 気候変動やテロ、サイバー攻撃と云った現代のグローバルな問題を解決出来るのは、ネットワークだろうか、それとも階層制だろうか?ハタマタ、両者の最適な組み合わせなのだろうか?
 

         柴田 裕之 翻訳家     以上







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