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2019年10月13日

スマホで辛酸を舐めたノキアは、何故復活出来たのか




 スマホで辛酸を舐めたノキアは、何故復活出来たのか

           〜ダイヤモンド・オンライン 10/12(土) 6:01配信〜

 



 〜視野を広げる切っ掛けと為る書籍をビジネスパーソン向けに厳選し、ダイジェストにして配信するSERENDIP(セレンディップ)
 この連載では、経営層・管理層の新たな発想の切っ掛けに為る書籍を、SERENDIP編集部のシニア・エディターである浅羽登志也氏がベンチャー起業やその後の経営者としての経験等からレビューします〜


            10-16-4.jpg

             リスト・シラスマ  現ノキア会長  

 世界の主要通信インフラベンダーとして 生まれ変わった「ノキア」

 今から10年以上前、私は初めてスマートフォンを買ったのだが、それはノキアのE61と云うモデルだった。ノキアはフィンランド発のグローバル企業で、当時携帯電話市場ではトップクラスのシェアを誇って居た。  ノキア独自のOSで動くE61は、胸ポケットにスッポリ納まるコンパクトなボディーが魅力で、パソコンの様な小さなQWERTYキーボードを、カラー液晶ディスプレーの下に搭載して居た。

 当時、既にiPhoneは登場して居り、日本国内でも販売を開始して居た。しかし私は、小型であることと、使い慣れたQWERTYキーボードに惹かれE61を選んだ。電車の中等でノートパソコン代わりに使えるかも知れないと考えたのだ。だが、そんな期待は購入後直ぐに打ち砕かれた。小さなキーボードはとても打ち辛く、そのキーボードがある所為で液晶画面が小さ過ぎて観辛かった。
 結局殆ど活用出来ず、メインの携帯は、以前から使って居たガラケーに戻し、E61は埃を被る事に為った。その後、ご存じの様にスマホ市場は、ホボiPhoneとAndroid搭載端末で独占されて行く。ノキアは、新機種は愚か名前さえも聞か無く為った。倒産したかと思った程だ。

 処が最近、ネットサーフィン中に久し振りにノキアの名を見掛けた。何でもノキアは今、米国、中南米、欧州、韓国、オーストラリア等で48件(2019年9月30日現在)の5G(第5世代移動通信方式)商用サービスを契約して居ると云う。ノキアは「通信インフラベンダー」として生き残って居たのだ。
 本書『NOKIA 復活の軌跡』は、過つて携帯電話メーカーとして隆盛を誇ったノキアが、衰退の時期を経て、通信インフラベンダーとしてV字回復を成し遂げる迄の軌跡を追って居る。

 著者のリスト・シラスマ氏は現ノキア会長。1988年にセキュリティーサービス会社F-Secure(エフセキュア)を創業。2008年にノキアの社外取締役に就任し、2012年から会長を務めて居る。2013年9月から2014年4月に掛けては暫定CEOを兼任し、本書に描かれた「ノキア復活」を捲引した。





 シラスマ会長の大改革は 「極度の心配性」に為る事から始まった

 シラスマ氏が実行したノキアの大改革は、大マカに以下の3段階で進められた。

 (1)マイクロソフトに、主力の携帯電話事業と地図サービス等各種ライセンスを売却。その後、オンライン地図サービス事業もドイツ自動車メーカー連合に売却。携帯電話とその関連事業から完全撤退する。
 (2)シーメンスとの合弁企業だった通信インフラベンダー「ノキアシーメンスネットワークス(NSN)」を完全子会社化。その後「ノキアネットワークス」に社名変更する。
 (3)通信インフラ機器ベンダー、アルカテル・ルーセントを買収しノキアネットワークスに統合。エリクソン・ファーウェイと共に3巨頭の一角を占める通信インフラベンダーとしてノキアを再生させる。

 これだけの大転換を、2012年に会長に就任してからの僅か5年間で実行したシラスマ氏の手腕は、目を見張るものだ。しかも(1)の携帯電話事業の売却と(2)の通信インフラ事業の完全子会社化は同時並行で進められたのである。
 (1)から(3)の3段階を恙(つつが)無く熟し、見事「復活」を果たせた理由に付いて、シラスマ氏は、自らの行動原則「パラノイア楽観主義」による処が大きいと分析する。パラノイア楽観主義の「パラノイア」とは、不安や恐怖心の所為で有り得無い妄想に囚われてしまう病名だ。ここでは「極度の心配性」位の意味で使われて居る。

 パラノイア楽観主義に基づく行動では、先ず自分が対峙して居る状況を把握した上で、パラノイア的に、悪い結果も含むアラユル将来シナリオを徹底的に想定する。所謂「シナリオプランニング」である。幾つかのシナリオを想定すると、その中にベストなケースと破滅に繋がるワーストなケースの両方が含まれる筈だ。
 それらが明らかに為れば話は単純に為る。ワーストを防ぎベストなシナリオに向かえる様、リーダーシップを発揮して行けば好い。様々なシナリオを想定して置けば、状況を柔軟に「楽観的」に見る事が出来る。

 上記(1)を例に見てみよう。先ずは携帯電話事業売却に至った経緯から・・・元々ノキアの携帯電話には「シンビアン」と云う独自OSが使われて居た。だが、シンビアンは拡張性に問題を抱えて居た。その為、新機能を搭載した携帯電話の新商品を提供するのが、iPhoneやAndroid搭載機よりも遅れてしまい勝ちだった。
 そこでノキアはシンビアンの開発を中止し、自社製品に搭載する代わりのOSを探す事にした。検討する中で、マイクロソフトが自社開発したモバイル用OS「ウィンドウズフォン」を採用するハードウエアメーカーを探して居る事を知る。
 両社の利益が一致し、ノキアはマイクロソフトと戦略的提携契約を締結。ウィンドウズフォンをノキア携帯が独占的に採用する事で巻き返しを図ろうとした。





 マイクロソフトの戦略転換で考えた 3つのシナリオとは?
 
 しかしその後、マイクロソフトは自社製品としてタブレット「サーフェス」を、ノキアへの通告が無いママ発表したのだ。
 もし、マイクロソフトの戦略として、サーフェスの延長線上にスマートフォンを開発すると為れば、忽ちノキアは窮地に陥る。何故なら、マイクロソフト製のウィンドウズフォン機と云う、強力なライバルと戦わ無ければ為ら無いからだ。ここでシラスマ氏は、パラノイア、即ち極度の心配性に為り、次の3つのシナリオを想定、吟味する。

  マイクロソフトがノキアを買収する
  マイクロソフトが他の携帯会社を買収する
  マイクロソフトは自力でモバイル製造業者に為る

 
 本書に紹介されて居るシラスマが描いたシナリオでは、上のABCには、夫々を前提とした、幾つかのサブシナリオが設けられて居る。
 の前提は、当然ながら経営陣の猛反発は避けられ無い。だが、交渉次第で買収額に良い値が着けば、それを元手に再出発が出来るだろう。
 はノキアに執って最悪だ。もしマイクロソフトが、ハードウエアを安く提供する台湾のHTC等を買収したとしたら、目も当てられ無い。ノキアは価格面で全く対抗出来無く為る。
 は、非現実的だ。マイクロソフトにはノウハウが無く、対応に時間が掛かると予想されるからだ。


 更に細かくシナリオを洗い出した結果、シラスマ氏は、最悪のを阻止しつつを出来るだけノキアに有利な条件で進める方針を固めた。後は楽観主義の基、経営陣が一丸と為って進める様社内調整をし交渉を進めていけば好い。
 実際は、ノキアが通信インフラベンダーとして復活する処までは、シラスマ氏は想定して居なかったそうだ。パラノイア楽観主義で、前向きに必要な事を熟して行った結果、良い方向に物事が進んで行ったのだ。

 個人の人生プランニングにも使える パラノイア楽観主義

 シラスマ氏の「パラノイア楽観主義」や、それに基づくシナリオプランニングは、この変化の激しい時代に極めて有効と考えられる。経営者は勿論一個人としても、不確実な未来に向かう勇気が貰えるからだ。先ずは、大きな問題が直近で起きて居なくても、自ら(或は自社)の置かれた状況をパラノイア的に分析してみよう。

 企業で言えば、例えば自社の主力事業が現在のシェアを失うケースを想定してみる。「有力なパートナー企業が競合他社に寝返る事は無いだろうか」「収益に貢献して居る優秀な社員達が突然ゴソッと辞めてしまう事は無いだろうか」等、敢えて極度の心配性に為って、色々と考えを巡らせるのだ。
 個人の場合も、勤めている会社が急に倒産したり、リストラされたり、重い病気に罹ったりと、幾らでも不幸なケースは思い着く。只、それだけでは、気分が落ち込むだけだろう。大事なのは、その対策として自分が出来得る事をシナリオプランニングによって洗い出す事だ。
 そうすれば、少なくとも或る程度までは「安心」出来、楽観的に仕事を進めると共に、前向きに人生を歩んで行けるのではないだろうか。備えあれば憂い無しである。

 本書で、ノキア大改革の手に汗握るドキュメンタリーを楽しみつつ、激動の時代を逞しく生き抜くヒントを得て欲しい。



         10-16-5.jpg

           文 情報工場シニアエディター 浅羽登志也

 情報工場 2005年創業。厳選した書籍のハイライトを3000字にマトメて配信する書籍ダイジェストサービス「SERENDIP(セレンディップ)」を提供。国内の書籍だけではなく、まだ日本で出版されていない、欧米・アジアなどの海外で話題の書籍もいち早く日本語のダイジェストにして配信。上場企業の経営層・管理職を中心に約8万人のビジネスパーソンが利用中。 https://www.serendip.site

              情報工場   以上


 





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まさかの「ウォーレン大統領」誕生? リアルな勝算を分析する




 まさかの「ウォーレン大統領」誕生? リアルな勝算を分析する


            〜現代ビジネス 10/12(土) 8:31配信〜

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 遂に首位に立った

 10月10日付朝刊の新聞各紙は、米政治専門サイトのリアル・クリア・ポリティクスが8日に発表した調査結果(主要世論調査の平均支持率を集計・分析)を引用して、野党・民主党大統領予備選で初めてエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が、本命視されて居たジョセフ・バイデン前副大統領(76)を抜いて首位に立ったと報じた。

 ナンシー・ペロシ下院議長(民主党)がドナルド・トランプ大統領の弾劾調査を発表した直後の前回調査(10月1日)ではバイデン氏26.1%、ウォーレン氏24.4%、バーニー・サンダース上院議員(78)16.7%だったが、ウォーレン氏の支持率が26.6%でバイデン氏の26.4%を僅かに上回ったのである。
 先立つ7日付の日本経済新聞(朝刊)はオピニオン欄に、畏友の滝田洋一編集委員のリポート「米大統領選『まさか』再び?・・・ウォーレン氏 若者ら支持」を掲載した。

 同リポートには「ウォーレン大統領」が誕生したら、

 (1) 空前絶後の好景気をもたらしたトランプ減税の見直しの法人増税
 (2) 企業優遇の税制の是正
 (3) 富裕層への課税強化 格差是正
 (4) エネルギー政策で温暖化防止
 (5) 保護主義的貿易政策

 
 などウォーレン女史の政策が詳述されて居る。そして彼女の政策はウォール街に歓迎されて居ないと指摘した上で《法人税が増税される分、企業の税引き後利益が圧迫され、株価下押し要因に為る面もあるだろう》との警鐘で結んで居る。
 要は《経済格差や社会の分断に敏感な若者や女性達が、ウォーレン氏を後押しして居る》と云うのである。滝田氏の現状分析は正鵠を射て居る。

 そこで筆者は、少し違った角度から仮にウォーレン氏が民主党大統領候補に指名されたら、来年11月の大統領選に向けてドナルド・トランプ大統領とどの様な戦いを進めるのか、そしてウォーレン氏に果たして勝算は有るのかに付いて言及してみたい。

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                歳川 隆雄氏 


 




 長丁場の選挙戦

 先ず言うべきは、共和、民主両党の大統領候補がこれから1年余に及ぶ長丁場の選挙戦を戦い抜くには想像を絶するカネ(選挙資金)が必要と云う事である。
 手元に民主党各候補の選対本部が公表した第3四半期(7〜9月期)献金収集額のリストがある。10月2日に動脈閉塞のステント手術を受けた事を発表したサンダース氏が首位で2530万ドル(約27億3000万円)2位はウォーレン氏で2460万ドル(約26億7000万円)3位がピート・ブティジェッジ・インディアナ州サウスベンド市長の1910万ドル(約20億6000万円)そして4位に1520万ドル(16億4000万円)のバイデン氏が辛うじて滑り込んで居る。

 改めて指摘する迄も無く、資金力が選挙戦運営の命綱であると同時に、各候補のその時点での勢いを示すものだ。バイデン氏は次男・ハンター氏の「ウクライナ疑惑」へのトランプ大統領の執拗な追及が奏功して、早くも献金収集力に陰りが見えて居るのだ。
 もう少し詳しく見てみる。献金総額と同様に重要なのは1人当たりの献金額である。支持基盤の裾野の広さを示すからだ。ウォーレン氏は1人当たり26ドルで94万人から集めた。他方、バイデン氏は44ドルの34.5万人であり、ウォーレン女史の3分の1である。多額献金者頼みの選挙態勢である事が浮き彫りと為ったのだ。先述の「若者や女性」からの支持とは程遠い事が分かる。

 9月24日に民主党執行部が、バイデン氏に不利と為る事を承知の上で大統領弾劾調査を決断したのは、既に同氏に勢いが無く為ったと見切ったからだ。換言すれば、大統領予備選から撤退する事に為るサンダース氏を含め党内左派の圧倒的な集金能力を直視したのである。

 桁違いの金額

 他方、現職大統領のトランプ氏の資金力はどうなのか。同時期に集めた献金額は1億2500万ドル(約135憶円)の桁違いの金額である。実は民主党の弾劾調査発表後の3日間で1日平均の献金額が4倍に跳ね上がって居るのだ。即ち、トランプ支持のコア層が危機感を抱き、普段より多くの献金を行ったと云う事だ。加えて、ラスベガスのカジノ王、シェルドン・アデルソン氏等超大口献金者が控えて居る。

 勿論、大統領選の勝敗は資金力で決まる訳では無い。だが「草の根」の人々による小口献金者に依存するウォーレン氏がウォール街を含め大企業から支持を得るトランプ氏に挑む構図と為る上に、危機感を強めた共和党の結束力を高める結果と為った。
 そしてホワイトハウスは8日、ペロシ下院議長に対し下院が進める弾劾調査に一切協力しないと通告した。トランプ大統領は強気一辺倒なのだ。因みに筆者が信を置くワシントンの選挙予測プロフェッショナルの見立ては、60%の確率でトランプ氏がウォーレン氏に勝利すると云うが、果たして滝田リポートの見出し「まさか」は有り得るのか。


               歳川 隆雄   以上


 



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