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2019年09月15日

増える人手不足倒産 「社員を軽視して居る会社」の断末魔




 増える人手不足倒産 「社員を軽視して居る会社」の断末魔



          〜幻冬舎ゴールドオンライン 9/15(日) 11:00配信 〜


             9-17-14.jpg


 〜中小企業の人手不足が深刻化して居ます。2018年上半期における「人手不足倒産」の件数は3年連続で前年同期を上回り、2013年1月の調査開始以降の半期ベースでも最多を記録しました。中小企業が生き残る為には、先ずは冷静に問題点を分析する事が求められます。
 そこで本記事では、菓子卸・流通業でナンバーワンの利益率、在庫回転率、返品率の低さを実現した株式会社吉寿屋の神吉武司氏が、中小企業の問題点に着いて解説します〜



 中小企業を困らせる「採用」「定着」「育成」の三重苦

 日本経済は2008年のリーマンショックで大打撃を受けましたが、2012年末を境に持ち直しの動きに転じて居ます(2017年度版「中小企業白書」)景気の回復傾向を受けて企業収益は過去最高水準を記録し、高齢者や女性の活躍推進と云った政府主導の雇用促進で就業者数も増加する等、数字の上では経済の好循環が見られる様に為りました。
 処が帝国データバンクの調査を見ると、そうも喜んでは居られません。景気回復で仕事量は増えて居るものの、肝心の働き手が足りずに仕事を請けられず、倒産を余儀無くされてしまう中小企業が増えて居るのです。

 2018年1月〜9月の人手不足倒産(社員の離職や採用難等で収益が悪化し、倒産に追い込まれること)は299件発生し、負債総額は417億円でした。件数は3年連続で前年同期を上回り、2013年1月の調査開始以降の半期ベースでも最多を記録。2013年以降のピークは件数が340件、負債総額は541億円で、その更新が視野に入って居ます。
 折角仕事が増えて売上の拡大が見込めるにも関わらず、倒産する企業が増加して居る背景には「採用」「定着」「育成」と云う人材の問題があります。


 




 問題1 採用しようにも優秀な人材が来無い

 景気回復によって増産体制を敷く場合、製造業者であれば設備を増強する事で生産の受け皿を広げることは可能です。自己資金で賄うのは難しくても、増産の事業計画を立てて銀行にプレゼンすれば融資を引き出すことは出来るでしょう。
 しかし「人」の場合はそう云う訳にはいきません。少子高齢化によって労働人口が減少して居る事に加え、空前の売り手市場が続く近年、即戦力と為る優秀な人材を獲得する事は困難です。

 厚生労働省の推計によると、働き手と為る生産年齢人口(15〜64歳)は2015年の7728万人から2065年に4529万人にまで落ち込むとされて居ます。1年刻みで見ると毎年64万人ずつ減って行く計算ですから、決して少ない数ではありません。
 一方、昨今の景気回復で有効求人倍率は1.6倍(厚生労働省2018年6月発表)を記録。企業が人手不足と感じる指数は大企業でマイナス23ポイント、中小企業でマイナス37ポイント(マイナス幅が大きい程人手不足と感じる企業が多いことを示す)と為り、特に大企業のマイナス幅は26年ブリの水準と為りました(日銀短観2018年10月発表)この四半世紀の間で、大企業の人手不足と感じる度合いが最も高く為って居ると云う事です。

 一方の求職者に取っては空前の売り手市場です。大手志向が根強く残る日本では、ブランド力があり、待遇も良い大企業への就職を希望する人が多く見られます。増して人手不足感を強める大企業が採用活動に力を入れる中では、ブランド力も資金力も無く、人材募集に十分な資金を投下出来無い中小企業では最早太刀打ち出来ません。
 結局、小さな企業程大手以上に人手不足感が増して行き、人材難を理由とした倒産が現実味を帯びてしまうのです。


 




 問題2 社員の仕事や会社への意識が低く定着しない

 次に二つ目の「定着させられ無い」問題です。人材の補強が進ま無い中で新規案件を請けた場合、既存社員に新たな仕事を割り振るしかありません。その際、増加した仕事量に見合った条件を社員に提示し、働く環境への配慮も行って居れば好いのですが、長時間労働を強いる一方で残業代の支払いを怠って居る会社も在ると聞きます。
 そう為ると社員は仕事に嫌気が差して来て、会社への忠誠心も次第に薄れて行くでしょう。その結果、只でさえ人員が不足して居るにも関わらず、更に離職まで相次いでしまうのです。

 中小企業庁の発表(2016年度)によると、大企業から中小企業に転職する人に比べて、中小企業から大企業に転職する人が大きく増加して居る事が分かりました。2015年の転職の動向としては、大企業から中小企業への転職者数が50万人であるのに対して、中小企業から大企業への転職者数はほぼ倍の98万人と為って居ます。中小企業は只でさえ採用が難しいだけで無く、貴重な人材を大企業に吸い上げられて居るのです。
 大手への転職理由を見て観ると、従業員規模が1〜29人の会社では「収入が少無い」(20.5%)30〜99人の会社では「労働条件が悪い」(17.7%)と為って居ました。大企業と中小企業の正社員賃金はここ20年間、格差が是正されて居ません。(中小企業の正社員賃金は27.5万〜29.8万円、大企業は33.8万〜38.4万円で推移)この賃金格差が、人材が大手に流れ込んで居る一つの要因に為って居ると考えられます。

 同時に労働条件の悪さが上位に挙がって居る事からも、過酷な労働環境が中小企業で働く人の負担を強めて居る状況が推測出来ます。更に調査結果では「収入が少ない」「会社の将来が不安」「会社の都合」「職場の人間関係」と云う項目に付いては、従業員規模が大きい会社程転職理由に為る割合が低下して居る事が分かりました。
 詰まり従業員規模が小さい会社を辞める人程、収入面や労働条件に加え、将来性や人間関係等も考慮して居ると云う事です。先行きが不透明なこの時代に会社が倒産してしまえば、従業員は路頭に迷う事に為ります。大手以上に外部環境の変化に翻弄され易い中小企業で働く人達が、自社の将来性を気にするのは当然です。

 人間関係に付いては企業規模を問わず共通の経営課題と言えますが、労働環境に不満を抱き易い組織程人の輪が乱れ勝ちに為るものです。その意味で、働く環境整備に迄手が回ら無い中小企業の方が、人間関係が悪化し易い土壌があると言えるでしょう。


 




 問題3 若手が辞める事でノウハウが途切れてしまう

 この様に人材が定着し無い会社は人手不足に加え、三つ目の「育てられ無い」問題も抱えて居ます。人が辞めてバカリでは技術やノウハウが社内に蓄積され無いばかりか、人を教育する人材も不足してしまうからです。
 現在、高度経済成長期に創業した多くの中小企業では世代交代の時期を迎えて居ます。創業者から二代目、二代目から三代目への事業承継や古参社員の退職が迫る中、創業から培われて来た理念や風土等をいかに伝えて行くかは大きな課題と言えるでしょう。

 大企業は教育制度が充実し、中長期目線で人材を育成して行きます。教育専門の部署や人材を配置する資金的な余裕もあるでしょう。反対に少数精鋭の中小企業では誰もがプレイングマネジャーに為らざるを得ず、人材育成処ではありません。
 結局、頻繁に人が辞める会社は人が育た無い会社でもあるのです。そうした不安定な会社で働こうと思う人は残念ながら多くはありませんから、中小企業は更に人材が足り無く為るという悪循環に陥ってしまいます。

 貴重な人材が辞めてしまうと新規案件の受注は見送らざるを得無く為り、仕事が減れば売上も減少し、借入返済や支払い等の原資が不足して資金繰りが悪化して行きます。受注を断った事で大口顧客との契約が打ち切りに為れば、売上の更なる低下は避けられません。
 それでも人材の問題が解決出来無い場合、最悪のケースでは業績回復の目途が立た無い事で返済や支払いが不能と為り、事実上、事業継続が難しく為ってしまうのです。景気回復で仕事は増えて居るにも関わらず、人手が足りずに事業撤退を余儀無くされる可能性は決してゼロではありません。







 「優秀な人に来て欲しい」では採用出来無い

 採用活動を行う時、出来れば「優秀な人に来て欲しい」と云うのが経営者の共通の思いでしょう。しかし厳しい事を言う様ですが、理想通りの人材は中小企業にはナカナカ来て呉れません。「優秀な人」の捉え方は様々で一概には言えませんが、帝国データバンクの「人材確保に関する企業の意識調査」の結果を見ると、求める人材像の輪郭が浮き上がって来ます。

 この調査結果を総括すれば、企業が求める人材像は「意欲的でコミュニケーション能力が高く、素直・真面目・誠実で明るい性格を持ち、且つ専門的なスキルを持って行動力がある人材」と云った様な定義に落ち着くでしょうか。
 大企業と中小企業の比較で注目すべき点としては、大企業はコミュニケーション能力の高い人材を求める傾向がある一方、中小企業や小規模企業は素直で且つ専門的なスキルを持って居る人材を求める割合が高い処です。

 大企業は組織の論理で考え行動する必要がある為、協調性が取り分け求められるのでしょう。対する中小企業は朝令暮改も当たり前のトップダウン経営が多く、更に少数精鋭部隊で仕事を回して居ますから、そうした独特の組織に素直に順応し、即戦力として活躍して欲しいと云う期待が表れて居ると感じます。
 加えて調査では学歴は除外されて居ますが、中小企業経営者の本音としては「学歴」にも拘りがあると思います。中でも将来の幹部候補には、出来れば高学歴の人材が欲しいと願う気持ちがある筈です。勿論難関大学を出たからと言って仕事が出来るとは限りません。ですが難易度の高い試験に合格する為の努力を続けて結果を出した人は、その後の人生でも努力を継続し、成果を残せる人が多い様に感じます。

 以上の様な資質を持ち、且つ高学歴の人材と云うのは貴重で希少ですから、企業規模の大小を問わず多くの会社も同様に必要として居る筈です。昨今の売り手市場で就職先を選べる求職者の立場に為れば、矢張りブランド力があり、収入も高く、労働環境も整備された大企業で働きたいと願うのが妥当でしょう。
 独自技術を武器に世界で活躍して居る様な中小オンリーワン企業は例外としても、一般的な中小企業が大手と肩を並べて勝負出来るだけのブランド力やネームバリュー、待遇、労働環境、福利厚生と云った「器」を用意出来るのかと云えばナカナカそう云う訳にも行きません。

 それでも中小企業が優秀人材を無理して採用すると、結局は定着率の低下に悩まされる様に為ります。例えば以前、大手家電メーカーで活躍して居た人をヘッドハンティングし、役員待遇で雇い入れた中小企業がありました。しかし結局、その人は中小ならではの未熟な管理体制に早々と見切りを着け、半年も経たずに又別の大企業に再就職したと言います。


 




 人件費の増加に悩まされる中小企業も

 加えてもう一点、加熱する人材争奪戦の煽りを受けて、人件費の増加に頭を抱える中小企業が少なくありません。特に昨今では運送会社や建設業界の人件費高騰は危機的なレベルに達して居ます。運送会社はインターネット通販の発達で小口配送が急増し、ドライバー不足を背景に人件費が高騰して居ます。
  建設業界に至っては民主党政権時の公共工事減少、リーマンショックによる建設不況等で施工業者の数が大きく落ち込んだ後、東日本大震災の復興需要や東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う建設工事が急増した為、近年は人材が全く足り無い事態に陥って居ます。

 幾ら給料を引き上げても人材が確保出来ず、外部の技術者に頼らざるを得無く為った結果、売上は増えたものの労務費も拡大し、赤字額が膨らむ悪循環に陥るケースが少なくありません。中には赤字工事の埋め合わせをする為に新たな赤字工事を受注せざるを得無く為り、損失が雪だるま式に拡大してしまうケースもある様です。
 東京商工リサーチの産業別倒産状況(2017年度)で建設業の倒産件数がサービス業他に継いで多い事からも、建設会社の苦境が伺えます。

 最も、人件費の高騰は働く側に取っては給料が増える事を意味する訳ですし、不当な低賃金が是正される効果もあります。経営者は使用者の視点で人件費が増えるデメリットにばかりフォーカスするのでは無く、労働者の視点も併せ持って「いかに社員の努力に報いるか」に付いて考えるのが円満な労使関係を築く為に大切です。


 




 「悪い会社」には良い人材は集まら無い

 中小企業が人材難に陥る理由を私なりに極論すれば「悪い会社には良い人材が集まら無い」と云う一言に尽きます。
 では悪い会社とはどの様な会社なのか。それは「社員を軽視して居る会社」です。例えばお菓子の卸会社の倉庫には、チョコレートを保管するクーラー室が完備されて居るのが一般的です。チョコレートは室温が高く為ると溶けてしまうので当然の対策ではあるものの、問題はクーラー室を含む倉庫全体の環境です。

 大抵のお菓子は常温保存が可能だからでしょうか、倉庫全体の空調管理は行って居ない卸会社が少無くないのです。一寸想像して貰えると分かりますが、夏場の倉庫は室温が可なり上昇します。クーラーが無い場合、倉庫管理の人達は扇風機を回しても熱風が吹き付ける様な劣悪な環境下で、汗をダラダラかき乍ら働いて居るのです。
 倉庫での仕事は商品の受け取りや仕分け、運搬作業等肉体労働的な面もありますから、暑さが余計に体に応えます。そんな環境で社員を働かせる事が私には信じられません。そうした会社の経営者は、人よりもチョコレートの方が大事だとでも思って居るのでしょうか。

 勿論商品を粗末に扱っても好いと云う意味ではありませんが、経営者が一番に考えるべきは当然「人」であるべきです。社員が商品の出入荷の管理をキッチリ遣って呉れるからこそ、会社は利潤を追い求める事が出来るのです。経営者はこの当たり前の事実を忘れては為りません。
 倉庫現場の環境改善で言えば、働く人を最優先に考えて倉庫全体の空調管理を徹底するのが大前提です。その上で、人が居ない夜中も含めた24時間体制で空調管理を行えば、人に優しく商品にも優しい倉庫作りが可能です。

  経営は一事が万事と言われます。代表者が社員を軽視して居れば、その姿勢がアラユル場面で現れるものです。特に現場の距離が近い中小企業の場合、社員は経営者の一挙手一投足を本当に好く観察して居ます。小さな会社の命運は経営者に掛かって居るからこそ、経営者としての資質や能力が備わって居るかどうか、社員は見極めようとして居るのです。
  社員から「うちの社長は自分達を軽視して居る」と見られた場合、次第に経営者に対する社員の気持ちは離れて行きます。そうした社内の評判は外部にも聞こえて行くものですから、募集を出しても更に応募が集まら無い会社に為って行くでしょう。

 社員の姿は経営者の鏡とも言われる様に、社員の働く姿勢や能力は良い意味でも悪い意味でも経営者次第です。中小企業の場合、人材が定着しない根本原因は自らにある・・・この心掛けを持つ事が大切です。


         神吉 武司  以上














「俺は命を張ってでも反対する」カジノ誘致と闘う覚悟を示した〈横浜のドン〉




 「俺は命を張ってでも反対する」

  カジノ誘致と闘う覚悟を示した〈横浜のドン〉


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 2017年7月の横浜市長選で「カジノは白紙」と言って当選しながら、その後誘致表明をした林文子市長


         〜HARBOR BUSINESS Online 9/15(日) 8:31配信〜


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               横浜港運協会・藤木幸夫会長


 「俺は命を張ってでも反対する」
 
 
 〜林文子・横浜市長がカジノ誘致を表明した翌8月23日、〈横浜のドン〉の異名を持つ藤木幸夫・横浜港運協会会長が記者会見を行った。
 カジノ推進の急先鋒の菅義偉官房長官(神奈川2区=横浜市西区・南区・港南区)を「安倍首相の腰巾着」と一刀両断「俺は命を張ってでも反対する」「私はハードパワーと闘う積りで居るよ」と、誘致阻止に向けて徹底抗戦することを宣言したのだ〜
   

 89歳とは思え無い迫力ある藤木氏の会見映像がテレビで流れると、カジノ反対が大多数(各種世論調査による)の横浜市民からは「久し振りに本当に感動した」と云った声が相次いだ。
 8月31日の市内での講演「横浜港の未来に向けて」(主催・自由民権会議@神奈川)では、満員で会場に入れ無い人が続出。その講演の最後にも藤木氏は「(カジノ誘致阻止を)私は命懸けで、一人で遣ります。死ぬ時は一人で死にます」「何時死んでも好い覚悟。本当は嫌だけど、覚悟し無いと何も出来無い!」と啖呵を切り、大きな拍手が会場に響き渡った。


 




 安倍さんはトランプさんの腰巾着でしょう

 23日の記者会見で藤木氏は「顔に泥を塗られた。泥を塗ったのは林さんだけど、塗らせた人が居る」と切り出し、その背後に居る有利推進勢力を「ハードパワー」と称した。そこで、筆者は次の様に聞いてみた。

 ・・・(そのハードパワーは)地元選出で影の横浜市長とも呼ばれて居る、林市長にも大きな影響力を持って居る菅義偉官房長官とだと云う風に聞こえたのですが。

 藤木会長 それはアナタの自由。

 ・・・菅官房長官は秋田から出て来て、横浜が第二の故郷。若い時から好くご存知かと思います。横浜にお世話に為った菅官房長官が、横浜を米国カジノ業者に売り渡す様な行為を推進する側に回って居る。この事に付いてどう思われますか。

 藤木会長 今菅さんと云う名前をアナタが言うから申し上げるけど、とても親しいですよ。色々なこと、昔から知って居るし、彼もオレを大事にして呉れるし。只今、立場がね。(菅氏は)安倍さんの腰巾着でしょう。安倍さんはトランプさんの腰巾着でしょう。
 そこで、国家安全保障と云う大きな問題が有るでしょう。日本の国は徴兵制が無い。徴兵制が無い国は世界で一番舐められて居る、国家の中で。この違いが(外国と日本の)国の中核の人達の(違い)。今の安倍さんも菅さんも、トランプさんの鼻息を窺って・・・寂しいよ。寂しいけれども現実はそうでしょう。何れにしても個人的な名前は省いて、今ハードパワーが横行して居る。


 




 私は港湾人として、ハードパワーと闘う

 「菅氏=ハードパワー」と云う断定は避けたものの「菅官房長官は安倍首相の腰巾着。安倍首相はトランプ大統領の腰巾着」と指摘する事で、米国に「NO!」と言え無い安倍政権が横浜へのカジノ誘致を引き起こしたと云う事を匂わせたのだ。
 菅官房長官は、藤木氏の盟友(兄弟分)である小此木彦三郎・元建設大臣の秘書を10年以上務めた。その後、横浜市議を経て国会議員から官房長官に迄登り詰めた。藤木氏は菅氏の「後見人(育ての親)」に等しい存在で、両者は「師匠と弟子」の様な関係を続けて来たとも言える。

 しかし今や菅氏は、藤木氏が命懸けで阻止しようとするカジノ誘致を推進する側に回り、第二の故郷・横浜を米国カジノ業者に献上する役割を演じようとして居るのだ。「寂しいよ」と漏らす藤木氏に、米国の鼻息を窺ってバカリの安倍政権に付いての質問を続けて居た処、冒頭の「徹底抗戦宣言」が飛び出したのだ。

 ・・・名前は省いて、構造的な処だけ教えて頂きたいのですが。トランプ大統領は(米国カジノ業者の)「ラスベガス・サンズ」のアデルソン会長(※)から莫大な献金を貰って居る。そのラスベガス・サンズが「横浜に進出する」と表明した。そう云うアメリカの意向を受けて日本政府がナカナカ反論出来ず、これを「ハードパワー」として推し進めて居るのではないか。こう云う構図と理解して好いのでしょうか。

 藤木会長 「うん」と言ったら、オレが言った事に為ってしまうからね。オレは命を張ってでも反対するから。自分で出来るのはそれだけだ。後は、市民の皆さまがどうするかは又一人一人違う。私は港湾人として、ハードパワーと闘う積りで居るよ。

 (※)筆者の過去記事では、トランプ大統領とアデルソン会長の関係をレポートして居る。

 「横浜に巨大ギャンブル施設は作らせ無い」と云う思い

 藤木氏は、23日の講演でこう振り返った。

 「カジノの問題が出始めた頃、私は官房長官の菅さんに電話しました。『議員会館の自分の部屋に20分、時間を作って来て居て呉れ。俺が行くから』と言って2人切りで話して、カジノに対する私の態度表明をしました。
 私は『カジノ反対だよ、博打だから』と言った。私の友達が博打でオケラに為ったのが一杯居るから。だけれども最後に『(カジノを)遣るならオレがヤルよ』と言ったら、彼は『ハイ』と言いました。サラッとした会話で、意思の疎通を図って置いた」


 当初は菅氏と同じカジノ誘致賛成派であったと云う。その理由に付いても語った。

 「我々の足元に、依存症で苦しんで居る人が一杯居る。子供が苦しんで居る。私自身が社会福祉法人を経営して居る。だから、そう云う人達の生々しい話、お母さんがパチンコ屋に入り浸りで、お父さんは酒を飲んで何か在ったら機嫌が悪くて引ッパタカれる。家に居られ無いから逃げて施設で暮らして居る。そう云う家庭の方が足元に在る事を知ら無かった」(藤木氏)

 依存症学会の会長を呼んで勉強会を開いた藤木氏は「旦那が(ギャンブル)依存症でダメに為り、自分自身も依存症に為って惨めに為る。こんな酷いものは無いのだ」と云った生々しい話を聞いて行く内に「エライものが横浜に来てしまうぞ」と思って、カジノ反対へと考えを変えたと云う。
 藤木氏は「気が変わるのは得意だけれども、これ(カジノ)だけは二度とやると言いませんから」と断言した。そして藤木氏は「カジノは『秒殺』『秒で殺す』楽しんで居る暇は無い祖うです。何億円と云うお金を懸けても、一瞬・一秒でオケラに為ってしまう」とカジノの恐ろしさを伝える側に回った。

 集会の最後に藤木氏は、世界中の情報が集まって居る事を参加者に明かした。「世界の反応をチャンと取って居ます。この横浜の反対運動に、各国の関係者が拍手して居ます。私は毎日毎日、張り合いが有る。皆さん、宜しくお願いします」


 




 藤木氏の覚悟が、地元政治家や横浜市民を動かし始めて居る

 藤木氏の講演を聞いて居た地元選出(神奈川8区)の江田憲次衆院議員は、直後の挨拶でこう切り出した。

 「『死んでも阻止する』とテレビで報道されて、感動を呼んで居ます。主婦の皆さんが見て『久し振りに本当に感動した』と云う声が多く寄せられて居る。我々政治家も、それだけの覚悟を持って遣ら無いと行け無いと思いました」

 続いて江田氏は、カジノ阻止に向けた横浜市民との連携も呼び掛けた。

 「これは普天間飛行場の辺野古移設と同じです。安倍政権は何を言っても強行して来ます。『これをどう遣って止めて行くのか』と云う意味で今日『アラユル手段を駆使して阻止しよう』と云う緊急アピールを出しました。
 そのアラユル手段は皆さんがお決めに為る。我々が出しゃバッテ決める事ではありません。まさに横浜市民が決めて頂く。幸い、アチラコチラで今日みたいな会議があり、声が上がって居ます。口先や空理空論では無い、本当に地に足を着いて反対をされて居る藤木会長。集会参加の皆様もそうだと思います。兎に角我々の横浜の将来、我々の子や孫の将来を真剣に考えれば『横浜カジノ誘致』と云う選択は絶対に有り得無いと思います。皆さんと共に頑張りたいと思います」(江田氏)


 藤木氏の訴えが、国会議員を触発しながら横浜市民の間に広がり、カジノ反対の気運が急速に盛り上がって居る。林市長のカジノ誘致表明で「このママでは横浜にカジノが出来てしまう」と危機感を持った人々と、「ハードパワー」として推進しようとする安倍政権とのバトルが熱を帯びて来て居る。



 【横田一】ジャーナリスト。小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)に編集協力。その他『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数

         ハーバービジネスオンライン  以上



 





 【関連報道】 「カジノの要ら無い街に」 IR横浜誘致撤回求めシンポ


           〜カナロコ by 神奈川新聞 9/15(日) 5:00配信〜


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     出席した女性議員等がカジノ反対を訴えたシンポジウム かながわ県民センター


 横浜市が表明した、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致撤回を求めるシンポジウムが14日夜、かながわ県民センター(同市神奈川区)で開かれた。衆参の女性国会議員が党派を超えて呼び掛け、趣旨に賛同した市民等が実行委員会を組織してシンポを企画。会場は市民ら約260人で満席に為った。

 シンポでは先ず、前参院議員の糸数慶子氏が基調講演。IR整備を成長戦略の柱と位置付ける政府に対し、「アベノミクスが上手く行か無く為り、カジノで経済振興を図ると云うのが政府の動きだが、カジノで経済が活性化するのか」と疑問を呈した。
 その上で、沖縄への誘致に反対して来た自身の経験に触れ「『これから運動しても無駄』と思って居る人が居るかも知れないが動けば物事は変わる」と強調。「カジノは横浜市民の問題。闘って、カジノの要ら無い街にして欲しい」と呼び掛けた。

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 その後、誘致に反対する市民団体が「反対の署名が7500筆を超えた」等と活動を報告。又「中学校給食が無い中、市はもっと遣る事がある」「市民が是非を決めるべき。それが出来無い為らば、市長はリコールされるべきだ」等の意見が出された。呼び掛け人を代表し、社民党の福島瑞穂副党首(参院比例)が誘致反対に全力を尽くすと訴えた。


           神奈川新聞社   以上


 




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【芸能特集】『ブラタモリ』を学者たちが「奇跡の番組」と絶賛する理由



 
 【芸能特集】 『ブラタモリ』を学者達が「奇跡の番組」と絶賛する理由


      〜凄いのはタモリだけじゃ無い・・・ 尾方 隆幸 地球科学者〜

         9-15-11.jpg

   ブラタモリセッションには会場の定員450名を超える参加者があった 日本地球惑星科学連合提供


 〜千葉県・幕張メッセで毎年開催される「日本地球惑星科学連合大会」は、国内外の地球科学者が勢揃いする一大イベントである。
 2019年5月26〜30日に行われた今年の大会は、参加者数8390名に及んだ。その大会で、私はコンビーナ(会議を企画・運営する人)としてパブリックセッション「ブラタモリの探究」(本記事ではブラタモリセッションと呼ぶ)を開催した〜



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 研究者達にもファンが多い

 私達が『ブラタモリ』(NHK)を取り上げた理由は幾つか有る。先ず、地球科学の裾野を広げたいと云う使命感だ。大会の初日はパブリックデーとされ、学会の非会員も参加可能なパブリックセッションを開催出来る。地球科学に関心を持って頂く人達を増やすには絶好の機会なのだ。
 併せて、地球科学の全ての分野の研究者が集まる場で、私達の専門知識を一般の方々に解説する方法論を議論したい事も理由のひとつだった。『ブラタモリ』は、そのヒントを与えて呉れると思ったのである。

 ブラタモリセッションの参加者は、私達のホボ予想通りで、約6割が学会員の地球科学者、約4割が非会員のパブリックであった。ブラタモリセッションでは、番組内で案内人を経験した研究者達から『ブラタモリ』の人気の秘訣が評価された。
 私と一緒にコンビーナを務めた萬年一剛さん(神奈川県温泉地学研究所主任研究員。「#71箱根」等に出演)は、『ブラタモリ』が地球科学のコミュニティから注目される様に為った経緯を整理し、地球科学者が頻繁に出演・協力して居る他、沢山の地球科学者が番組を視聴して居る事を報告した。

 地球科学以外の研究者にも登壇頂いた。井上素子さん(埼玉県立自然の博物館主任学芸員。「#79秩父」などに出演)は、『ブラタモリ』の難易度が視聴者の科学リテラシーに合致して居るからコソ人気番組に成り得て居ると考察。
 松田法子さん(京都府立大学准教授。「#27熱海」などに出演)は、時空間スケールを操り乍らシームレスに事象を切り取るのが『ブラタモリ』のセンスで、文系と理系を行ったり来たりするストーリーが魅力的であると評価した。

 『ブラタモリ』の人気の秘訣は、判り易さと学術的な正確さを両立させて居る事、シームレスなストーリーを構築して居る事に集約されると私も思う。「シームレス」とは「繫ぎ目の無い」「境界の無い(若しくは曖昧な)」と云う様な意味である。

 科学を扱うテレビ番組は沢山あるが、その殆どは、特定の学問分野を背景に特定のテーマやトピックを扱ったものと言える。処が『ブラタモリ』は、特定の学問分野にターゲットを絞り込む様な事はし無い。学問分野の境界を意識せず、しかしキチンと学問的内容に触れつつ、アラユル学問分野を柔軟に出入りし乍ら番組が構成されて居る。


 




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 制作班とのブツカリ合いは当たり前

 『ブラタモリ』が、学術的な正確さを保ち乍ら判り易い内容に為って居る事は、判り易さの専門家である番組の制作班と、学術的な正確さの専門家である案内人との徹底した協働作業の賜物と言える。専門を異にする両者がお互い妥協せず、時にはブツカリ合い乍ら落とし処を見付けて行く作業によって、判り易さと正確さの両立が達成されて居る。
 しかし、その協働作業は決して対等なものでは無い。当然乍ら編集の責任と権限は制作班にある為、案内人は制作班の意向に屈し易い。案内人が幾ら学術的な正確さを要望しようと、制作班に「それじゃ伝わら無い」と一蹴されたら、それ迄である。

 『ブラタモリ』に限らず、テレビ番組を制作する側は、放送内容に直接関わら無い情報を「ノイズ」と見做す。このノイズの選定と除去は、視聴者の混乱を避ける為には欠かせ無い作業である。しかしその作業によって、学術的内容は極限迄削られ、簡略化される傾向がある。
 ブラタモリセッションで講演した小山真人さん(静岡大学教授。「#19富士山」などに出演)は、これを「単純化圧力」と呼び、その圧力に対して無理に妥協し無い事が番組の学術的な正確さを左右すると指摘した。
 詰まり、案内人の側がいかに意地を張れるかの勝負である。そのブツカリ合いが緊張関係を生む事もあるが、そこを乗り越える事が出来た時、判り易さと正確さがハイレベルで両立する。

 その様な徹底した遣り取りを可能にする為には、余裕の有る番組作りが必須に為る。制作班のスタッフは、兎に角現場を徹底的に歩いて居る。スタッフ達の靴を見ると、私達地球科学者顔負けの、まさに晴耕雨読を地で行く様な取材が為されて居る事が好く判る。
 私が制作班のスタッフに初めて会ったのは2015年の秋。偶々計画されて居た首里・那覇の野外巡検(大学の授業)の話をすると、彼等は同行を希望して来たのである。その時私は『ブラタモリ』の本気を知る事に為り、協力するなら手を抜け無いと腹を括る事に為った。

 ブラタモリセッションの講演中でも、林信太郎さん(秋田大学教授「#81十和田湖・奥入瀬」に出演)初め、登壇者の誰もがスタッフのリサーチ能力を高く評価して居た。制作班による学術的裏付けの作業は、私達案内人との遣り取りだけでは無い。
 スタッフ自身も専門書や論文を読む必要があり、大変な労力が掛かる。更に、科学性を追求する為には、研究者への取材も、セカンド・オピニオンは元より、サード・オピニオン位まで行うのが望ましい。「ブラタモリ」の学術的な正確さは、その様な地道な努力に支えられて居るのである。

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 テレビで科学を伝える難しさ

 私達研究者は、一般の方々にも夫々の専門知を伝える努力をし無ければ為ら無い。それは「アウトリーチ」と呼ばれる。私は国立大学に勤めて居るが、本務である大学での教育も一つのアウトリーチと見る事が出来る。大学の授業は、学生の反応をチェックし乍ら解説や会話を進められる為、アラユル軌道修正が可能である。
 処がテレビ番組には、基本的に視聴者の理解度をチェックする術が無い。番組への意見募集や視聴率から読み取れる部分もあるとは言え、教育現場等で行える様なリアルタイムでのチェック作業は本質的に不可能である。

 視聴者は、詰まら無ければチャンネルを切り替えるだけと云う、極めてシンプルな世界だ。特に『ブラタモリ』の様に、ターゲットとする視聴者を限定しない番組の場合、国民全体の平均的な科学リテラシーに適応させる様なレベル設定が要求される。
 テレビ番組が科学を伝える場合、その情報拡散力が圧倒的である為、諸刃の剣にも為る。もし誤解のある扱われ方をされると、非科学的な知識や情報が市民に広がってしまう。視聴率の高い人気番組程、その効果は覿面(てきめん)である。

 『ブラタモリ』の様に、十分な取材を行い、誤解の無い様番組を編集する努力をしたとしても、視聴者に誤解・曲解される可能性は決して消える事は無い。視聴者は、自らの知識や経験と云うフィルターを通して、放送内容を咀嚼する為だ。そこで、伝えたい事と伝わった事がズレルと云う事態が起こる。その齟齬を完全に防ぐ事は出来無い。


 『ブラタモリ』こそ奇跡の番組だ

 テレビ番組の制作に当たって為されて居る学術的内容の簡略化は、尺が限られ、又不特定多数の視聴者を相手にして居る以上止むを得無い。その一方で、科学の専門家は、事実(データ)と解釈、又断定表現と推定表現を厳密に切り分ける。これ等の切り分けは、学術論文では最重要ポイントのひとつと言える。
 処が、テレビ番組の場合、制作する側のフィルターにより、取材を受けた研究者のコメントが推定から断定にスリ替わってしまうケースも見受けられる。更に、編集の都合によって取材内容が切り貼りされ、特定の部分が強調されてしまう事で、誤解を生むケースも認められる。

 それではテレビ番組において、科学的内容が何処まで伝われば「成功」と見做せるだろうか。非科学的な情報を発信し無い事が前提である事は言うまでも無い。その上で、断定と推定の混乱には特に要注意で、それが疑われる事態は「成功」とは言え無い。しかし、その混乱が無かったとしても尚、誤解・曲解を完全に避ける事は出来無い。視聴者の科学リテラシーに依存する為である。

 『ブラタモリ』はどうか。週末のゴールデンタイムに放送され、視聴者を限定し無いと云う厳しい条件にあり乍ら、視聴者の科学リテラシーを汲み取り、判り易さと正確さを両立させる事に成功して居る。それはパブリックの目線では視聴率で、専門家の目線では番組ファンの研究者が沢山居る事で証明されて居ると言えよう。
 番組内では奇跡と云うワードが度々登場する。しかし、私から観れば、地球科学のマニアックな話題が飛び出す番組が視聴率二桁を維持して居る事コソ奇跡だ。余り馴染みの無い地球科学の話題を、専門家が舌を巻く様なシームレスなストーリーとして紡ぐ事に成功して居る『ブラタモリ』は、意図せずとも、地球科学のアウトリーチと科学コミュニケーションに貢献してしまって居るのである。



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           文 尾方 隆幸氏 地球科学者(左から二人目)

                  以上


 




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【芸能特集】「お笑いビッグ3」タモリだけが上手く生きて居る「これだけの理由」



 【芸能特集】

 「お笑いビッグ3」タモリだけが上手く生きて居る「これだけの理由」
 
 「今を肯定して生きれば好い」


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 〜何時も飄々として楽しそう。でも正直、何を考えて居るのか好く分から無い。全てを曝け出さ無い。何時の間にかお笑いと云う枠からも外れて独自の道を歩く。そんなタモリが羨ましい〜


 




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 好きな事だけヤル

 作家の吉行淳之介氏は、過つてタモリを評してこう言って居る。

 「アア云うタイプの人と云うのは、過去誰か居ましたか。居たでしょうかね。アア云うの。嫌、お笑いタレントと云うのでも無い。『芸人』と云う感じでも無いね。何だろうね、アレは」

 タモリ(71歳)は、掴み処の無い人である。でも何故か「アンナ風に生きられたら楽しそうだな」「幸せそうだな」と思わせる不思議な雰囲気を持って居る。長年『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の構成作家を務めて来た鶴間政行氏はこう語る。

 「『いいとも!』時代、タモリさんは好く『毎日、新宿のアルタに、午前10時に来て13時半過ぎに帰る。その繰り返し。だから俺は新宿に通うサラリーマン何だよ』と言って居ました。今、地方に行ってその土地を巡る『ブラタモリ』(NHK)が人気ですが、アレはタモリさんにピッタリな企画だと思います。
 これ迄は『いいとも!』と云う制約があって地方に行く事が出来無かった。その分、今は自分の好きな事だけを遣って居る。これは32年も休むこと無く『いいとも!』を続けて来た『ご褒美』なのかも知れません」

 元々タモリは内輪ウケの「密室芸」を得意とした「キワモノ素人」としてテレビに登場。『今夜は最高!』('81年、日本テレビ系)等所謂「夜の顔」だったのが『いいとも!』で昼の顔と為り、老若男女から親しまれる存在と為った。何故本来、大衆的で無いタモリに人は好意を抱くのか。何処に魅力を感じるのか。

 先ずはその知識の豊富さ、頭の良さだろう。タモリとの共演も多いミュージシャンでタレントのなぎら健壱氏が語る。

 「僕も好くゲストに呼んで貰う『タモリ倶楽部』(テレ朝系)では、タモリさんが台本を開いて居るのを見た事が無い。全部頭の中に入って居るんでしょう。そんなタモリさんが拘りを持って、遣りたい事を遣るから面白い。タモリさんは、普通の人が興味を持ちそうな事に本気で興味を持って遣って居る。タモリさん自身が、物事を楽しみたいと云う気持ちが強い。それが視聴者を惹き着けて居る」

 鉄道、ヨット、アマチュア無線、古地図……多趣味としても知られるタモリだが、趣味を仕事にまで「昇華」するのが彼の特技だと言える。

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 常識的だから常識を壊せる

 タモリと二人で結成した「日本坂道学会」で会長を務める山野勝氏もこう語る。

 「タモリさんと初めて会ったのは銀座のバーでした。僕が会社の人と坂道の話をして居ると、タモリさんが『加わらせて貰っても好いですか』とスッと入って来られてね。
 タモリさんは、決してウンチクを傾ける訳では無く、一寸違う視点で気付きを与えて呉れるので、聞いて居る方も心地好い感覚に為るんです。『ブラタモリ』での一緒に歩く女性アナウンサーとの軽妙な掛け合いも面白くて、フザケタ事を言っても嫌みに為ら無い。『こう云う大人に為りたいな』と思わせるものがありますね」


 博識のタモリだが、決してそれを自分からヒケラカシたりはし無い。タモリとの共演も多いタレントの勝俣州和氏が言う。

 「タモさんは好く『知識をヒケラカス料理人何てロクなもんじゃ無い。客に緊張させる店は二流だ』と言って居ました。その言葉通り、自分は決して威張ら無い。後輩で在ろうが垣根を作らず『人の輪』を大切にされる方ですね」

 このタモリの姿勢は何処で培われたのか。タモリがデビューする切っ掛けを作ったジャズピアニスト・山下洋輔氏が語る。

 「最初にタモリと会ったのは福岡のホテルでした。コンサートの打ち上げで盛り上がって居ると、突然、知ら無い男が中腰で踊り乍ら入って来た。サックスの中村誠一がデタラメな韓国語で怒ったら、何倍も上手い言葉で返して来た。
 コチラは喜んでモット遣れと囃(はや)し立てた。後でタモリに入って来た理由を聞いたら『面白そうだったから』その瞬間、コイツはデキると確信した。今考えるとタモリは根っからの『ジャズ体質』ナンですね。ジャムセッションと一緒で、楽器を持って急に入って来ても、上手ければ許せる事を知って居た。当然気が合って、皆に見せたいと上京を誘ったんです。
 タモリは矢張り頭が好い。滅茶苦茶な様で、言って良い事と悪い事の見極めはキチンとして居る。何が常識的かは子供の頃から見抜いて居た。過つて作家の星新一さんが『常識的な人間で無ければ非常識な面白さは判ら無い』と言って居ましたが、将(まさ)にタモリはそれですね」


 常識を理解しながら、それを壊して行く――こうしてタモリはビートたけし(70歳)明石家さんま(61歳)らと共に「ビッグ3」と呼ばれる芸能界の大御所と為った。その「ビッグ3」も今やサラリーマンであれば定年を迎え余生を過ごす年齢である。だが、3人の現在の生き方は夫々異なる。

 タモリと昨年亡く為った大橋巨泉氏との共通点を指摘する人も多い。二人ともジャズ畑出身。知識が豊富で、遊びの達人、名司会者でもある。だが巨泉氏が国政や社会に付いて警告を発し続けたのとは違い、タモリには何処か世間を達観して居る様な部分がある。
 それは、タモリが「他人に期待して居ない」からかも知れない。タモリはインタビューで「他人に期待等しなければ、詰まら無い事で感情的に為らずに済む。そうすれば人間関係に波風も立た無く為り、円満に誰とでも付き合える」と語って居る。『タモリ伝』の著者である片田直久氏はこう分析する。

 「元々早稲田大学でジャズを遣って居たのも影響して居ると思う。本当は熱いんだけど、それを押し付けガマシク見せ無い。一種のダンディズムを感じます。決して力まず、ジャズらしい脱力感を大切にして居る」

 「ヤル気の有る者は去れ」――これはタモリが、ニッポン放送の新年行事でスタッフに向けて書いた有名な格言だ。
 
 「ガツガツしても好いんだけど、それを表面に出す事をタモリさんは余り好ま無い。誤解して欲しく無いのは、適当って云うのは、好い加減と云う意味では無く、無理に気張らずに適度に肩の力を抜いて遣ろうよと云う事。それがタモリさんの哲学なんです。タモリさん自身が好い意味で適当な人間ですから」(前出の片田氏)

 タモリ自身は好感度に付いて昔から全く意識して居ない。実際「人に好かれ様とする自分が嫌い」とも語って居る。そんなタモリの性格を表す様な発言がある。昨年『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、ビストロSMAPの最終回のゲストとして出演した際のこと。タモリは解散するSMAPのメンバーに対して「友達なんか要ら無いって。俺、アノ歌が大嫌いなんだよ、小学校に入ったら『友達100人出来るかな』って。そんな事で人生決めんじゃ無いよ。今ドンドン友達減らして行ってる」と語った。この発言に「タモリさんに救われた」と、共感の声が一気に広がった。

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 ネチネチもクヨクヨもし無い

 そもそもタモリは、お笑い芸人やスターに為りたいと思って、この世界に入って来た訳では無い。前出の山下氏が振り返る。

 「タモリは昔からギラギラして無くてヘラヘラして居ました。寧ろ『どうせ俺は……』みたいな感じで、目標とか野望が垣間見える事は無かった。でもそれが逆に好かった。タモリの今があるのも、生き方自体にそんなに拘りが無く、流されるママ面白そうな処に着いて行ったからだと思いますよ。
 タモリは何事にも拘ら無い処が良い。変にネチネチして居ない。キッと自由を愛して居るんです。さんまさんやたけしさんは、芸人であると云う事を確りと自覚されて居るけど、タモリは自分で芸人だとは思って無いでしょう」


 飽く迄「自然体」で生きる――クヨクヨし無い。それがタモリの生き方である。

 「タモリさんは未来にも過去にも拘ら無い人なんです。『現状維持』と云うのがタモリさんの座右の銘である様に、5年先の事何て誰も分から無いし、幾ら過去を悔やんでも取り戻せ無いんだから反省もし無い。それだったら今を肯定して生きれば好いと。
 だから年齢にも全く縛られて居ない。或る時から『いいとも!』でもタモリさんの誕生日を祝うのを辞めました。タモリさんに取っては何歳に為ったと云うのは重要じゃ無いんです」(前出の鶴間氏)


 タモリ曰く「自分も含めて皆、大した人間じゃ無い」「気負わずモッと自然体で生きれば好いんだよ」とタモリは教えて呉れて居る。 

 好い意味で適当

 タモリが自分の趣味ややりたい仕事だけを厳選し、人生を楽しんでいる一方、たけしやさんまは今も「お笑い」に拘り戦い続けて居る。だが最近は「一寸世間からズレて来た」と感じさせる事もある。
 昨年末、コカイン疑惑により俳優の成宮寛貴が芸能界を引退した事に付いて、たけしは「辞め無くたって好いんじゃないの。相手が『FRIDAY』ナンだから、俺みたいに図々しく行きゃあ好いんだよ。ジャンジャン嫌がらせの電話とか。俺が言えた柄じゃないけど」と自虐的にコメント。続けて「それだけ気に掛けられる事は、売れてるって事だと思わ無いと」と持論を述べたが、ネット上では「売れて居る事と薬物疑惑は関係無い」との意見も挙がった。

 もう一人の「ビッグ3」であるさんまは、好い意味でも悪い意味でも「お笑いモンスター」として突き進んで居る。今でも「自分が一番面白い存在である」事を示そうと、若手芸人に混じって番組でハシャギ廻って居る。こちらもネットでは「老害」「痛々しい」と云った声が挙がる事もある。二人とも少無からず好感度を落として居るのである。

 「たけしさん、さんまさんは常に前へ前へのタイプ。勿論二人とも凄いんだけど、濃過ぎるから毎日見て居ると疲れてしまう。でもタモリさんなら毎日見て居られる。決して自分の主張を強く出す事も無く、自分と違う意見の人を攻撃する事も無い。それでいて『ボソッ』と的を射た発言をする。タモリさんには何処か『品』があるんです」(前出の鶴間氏)


 「週刊現代」2017年3月11日号より  以上







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【芸能特集】時代に選ばれたサンドウィッチマン 「誰も傷つけ無い笑い」の尊さ


 

 【芸能特集】

 時代に選ばれたサンドウィッチマン 「誰も傷つけ無い笑い」の尊さ


            〜現代ビジネス 9/15(日) 11:01配信〜


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 ポジションはフォワード

 サンドウィッチマンと言えば、金髪にメガネの伊達みきお(45) と、垂れ目で武骨な富澤たけし(45)のお笑いコンビ。2人が仙台商業高等学校(現・仙台市立仙台商業高等学校)の同期生で、共にラグビー部に所属して居たのは知られて居る。
 ラグビー愛は今も変わらず、TBSラジオの『サンドウィッチマンのWe Love Rugby』(火〜金曜、午後5時50分)に登場して居る。9月20日に開幕するラグビーW杯を応援する番組だ。

 2人のラクビーの知識はハイレベル。各国代表チームの戦力分析等も遣って退ける。半面、一寸懐かしい臭いのする2人だけに、近代化された現在の練習法にはナカナカ付いて行け無い様だ。

 「選手にGPSを付けたり、ドローンで練習を上から見るのは辞めて欲しいよね」(伊逹)
 「逃げ場が無い。俺だったら、GPS外して、他の奴に付けちゃう」(富沢)


 富沢はラグビーのルールを3年間で覚え切れ無かったと云う都市伝説があるが、ヒョッとしたら本当なのかも知れ無い。因みにポジションは共にフォワードだった。TBSラジオスタッフはこう話す。

 「2人がラグビー好きだったからコソ、遣って呉れて居る番組だと思います」


 




 レギュラー番組は計6本に
 
 そう、彼等は超が付く位多忙なのだ。そして、10月には又レギュラー番組が増える。フジテレビが金曜日の午後9時台の新番組『ウワサのお客さま』の司会をサンドウィッチマンと麒麟の川島明(40)に任せるのだ。サンドウィッチマンの地上波在京キー局のレギュラー番組は計6本に。2人が登場して居る既存の番組群を改めて見てみよう。


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 『帰れマンデー・見っけ隊』(テレビ朝日、月曜午後7時)
 『10万円でできるかな』(同、月曜午後8時)
 『サンドのお風呂いただきます』(NHK総合、水曜午後8時15分)
 『THE突破ファイル』(日本テレビ、木曜午後7時)
 『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ、金曜午後7時)


 ゴールデンタイム(午後7時〜同10時)の番組ばかりだ。他にBS局や地方局にもレギュラー番組が3本ある。更に、月イチ放送・隔月放送等の番組が3本。ラジオのレギュラー番組も4本ある。2人は放送界に無くては為ら無い存在に為って居る。
 何故、これ程迄に放送界はサンドウィッチマンを求めるのか?理由は単純明快だ。2人は広く愛されて居て、それがデータでも証明されて居るからである。2018年『日経エンタテインメント!』誌による調査「好きな芸人 嫌いな芸人 」で、14年連続でトップだった明石家さんま(64)からその座を奪い取った。フロックでは無く、2019年もトップのV2を達成して居る。

 それ処か、2人の好感度は全ての男性タレントの中でも一番高いのだ。視聴率調査で知られるビデオリサーチは年2回「テレビタレントイメージ調査」も行って居るが、その最新データ(2019年2月度分)の「男性タレント人気度」においてもトップはサンドウィッチマンなのである。以下がそのベスト5だ。

 1位 サンドウィッチマン
 2位 阿部寛
 3位 明石家さんま
 4位 内村光良
 5位 大泉洋 (以下略、ビデオリサーチ調べ、調査対象は満10歳から69歳の男女)


 では、どうして、サンドウィッチマンが好かれるのかと云うと、各調査では「面白いから」と云う回答が多い様だ。イメージやルックス等漠然とした事が理由で好感を抱かれて居るのでは無く、本業で支持されて居る訳で、これは2人に取って強みだろう。







 誰かを傷着けるギャグは終わった

 実際、2人の実力には定評がある。ブレークの切っ掛けは2007年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日)での優勝だったが、その際、当時の大会委員長・島田紳助(63)が絶賛し100点満点で98点も与えた。稚拙な話芸は決して認め無い紳助だけに、この採点は語り草に為った。ビートたけし(72)も早い時期から「面白い」とお墨付きを与えて居た。2人の話芸は随分前から本物と認められて居たのである。

 『M-1』での優勝後、彼等の仕事量は急増した。「本物」なので人気は一過性で終わらず、順風満帆の日々が続いて居た。だが、ココ2〜3年は過熱と言える程に好感度が高まって居る。どうしてなのか。2人は変わって居ないのだ。と為ると、時代が2人をより強く求め始めたからではないか。
 『日本の喜劇人』等の名著がある作家の小林信彦氏等が指摘して居るが、笑いの質は時代と共に変わる。世間にウケる芸人のタイプや人が笑うツボは、世相や時代によって変化する。ここ2〜3年、元々「本物」だったサンドウィッチマンが、時代とガッチリと噛み合ったのではないだろうか。

 笑いの質が時代と共に変わる具体例を記そう。先ず今は誰かを傷着けるギャグがウケ無く為りつつある。それは2017年にフジが放送した『とんねるずのみなさんのおかげでした。』の30周年記念特別番組でも証明された。ご記憶の方も多いだろう。石橋貴明(57)が性的少数派の人達を揶揄する様なギャグを見せた処、世間から猛批判を浴びた。
 1990年代前半には多くの視聴者を笑わせたギャグが、今はウケ無い。それ処か糾弾の対象に為ってしまうのだ。ゲスト等に罵声を浴びせる毒舌タレント達のブームも陰りが見え始めて居る。或る毒舌タレントの場合、出演番組の視聴率が軒並み落ち、改編期の度に打ち切り説が流れる。又、ソフト路線に進路変更を図って居る様に映る毒舌タレントも居る。

 一方、サンドウィッチマンのネタは『M-1グランプリ』優勝時に見せた「ピザの出前」以来、一貫して誰も傷着け無い。バラエティー番組におけるトークもそうだ。彼等は他人を強く攻撃したり揶揄(やゆ)したりしない。そんな2人の芸風を、現代人が潜在意識で強く求めて居る為、好感度が上昇して居る気がする。

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 地に足の着いた生活

 サンドウィッチマンはネタを披露する場合、独自のパラレルワールドを作り上げる。舞台はカラオケ店で在ったり、ガソリンスタンドだったり。そう云ったシチュエーションでは伊逹が客を演じ、富沢がピントのズレた店員役に為る。
 伊逹は、常軌を逸した富沢の言葉に怒り罵声も浴びせる。それでも富沢は涼しい顔のママ脱線を続ける。時に「一寸何言ってるか分から無い」と、とボケながら。
 2人のパラレルワールドは外部の誰かを巻き込む訳では無いから、心を痛める人は居ないだろう。差別等に繋がる様なセリフも無い。だから、子供からお年寄り迄安心して見られる。それで居て生温い内容では無く、キレが好いのだから、紳助等が賞賛する筈だ。

 2人は近所に住む気の好いお兄ちゃんが、面白い事を言い合って居る様にも見える。売れて居るのに驕り高ぶらず、それ処か芸能人臭すら殆ど感じさせず親しみ易いからだ。これも好感度が高い理由だろう。
 又、彼等は共に風貌は厳(いか)ついが酒が全く飲め無い。伊逹の趣味は高校野球の予想とVシネマ鑑賞、地方の美味い者巡りで、ヌイグルみ集めとスイーツも好き。片や富澤はプロ野球やサッカー等のスポーツ観戦が趣味。そして人見知りなのだと云う。

 「好感度はもう好い」?

 何か地味なのだ。昔の芸人は好く「遊びは芸の肥やし」と豪語したが、彼等の生活は違う。見方を変えると、2人は地に足が確りと着いた暮らしをして居る訳で、これも高い好感度と関係して居るだろう。矢張り親近感が湧くからだ。
 又、地味な生活をして居るからコソ市井の人と感覚が近く、だからロケ番組で出会う人々と遣り取りをする時、直ぐ打ち解けるのだろう。因みに2人は「ロケの達人」の異名を持つ。

 芸能活動とは関係無いが、2人が東北の被災地の支援を続けて居る事も高い好感度の背景には当然ある筈だ。2人は故郷・仙台市が2011年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた後、チャリティー活動を始め、それを今も続けて居る。2人が設立した「東北魂義援金」は4億円以上に達した。これに感心し無い人は居ないのでは無いか。
 只、当の本人達は「好感度はもう好い」と言って居ると云う。実際、笑いを取ろうとする時「好い人」と云うイメージが邪魔に為る事も有るだろう。とは言え、恐らくサンドウィッチマンは時代に選ばれたのだ。世間にウケる芸人のタイプや人が笑うツボは、世相と時代によって変動するが、短期間で簡単に変わるものでは無い。

 彼等がそれを望もうと 望むまいと、マダマダ愛され続けるだろう。


         高堀 冬彦     以上


 




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