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2019年03月19日

労働力人口減少と経済成長は無関係、高齢化は技術革新の元




 





 労働力人口減少と経済成長は無関係、高齢化は技術革新の元


 『NEWSポストセブン』 SAPIO 2016年12月号  から引用


 人口減少・高齢化による日本経済の衰退を不安視する向きは多い。だが、立正大学教授の吉川洋氏は「労働力人口の減少と経済成長は無関係」と、社会に蔓延する悲観論を一蹴する。

 現在約1億2700万人の日本の人口は、或る試算では2110年に4286万人まで減少する。今後、社会保障、国家財政、地方過疎など様々なリスクが増大することに為る。
 しかし「日本はこの先、人口が減るから経済は右肩下がりに為る」と云う悲観は間違いだ。先進国において、労働力人口の増減と1国で1年間に作られるモノやサービスの付加価値の総計を表すGDP(国内総生産)は無関係なのである。

 実際、日本経済は高度成長期(1955〜1970年)に年約10%成長したが、この間の労働力人口の伸びは僅か年1%程だった。それでは何が差し引き9%の成長を支えたのか?
 その答えは「労働生産性の上昇」である。即ち、1人あたりの労働者が作り出す付加価値が増えれば経済は成長するのだ。労働生産性の上昇をもたらすものこそ、広い意味での「イノベーション」(技術革新)に他なら無い。

 労働力人口と経済成長を結び着ける者は、ツルハシやシャベルを持った労働者が額に汗して働くイメージを持つ。確かにこの工事現場では労働者の数が工事の進捗に直結するだろう。
 しかし、先進国では、ツルハシとシャベルの現場にブルドーザーやクレーンと云うイノベーションが起き、100人で行っていた仕事が10人で出来る様に為った。新しい機械の発明・それへの設備投資・更に労働者の技術力向上が相まって、生産性が上昇して経済は成長するのである。

 
  




 人口減と共に進行する超高齢化も実は日本にとって大チャンスと為る。2015年の日本の高齢化率は26.7%で国民の約4人に1人が65歳以上の高齢者だ。現役世代と高齢者の人口比は、現在の約3対1から今世紀中頃に1.3対1まで低下する。
 高齢者が増えると、社会には様々な「困ったこと」が生じるが「必要は発明の母」との言葉通り、「困ったこと」は新たなニーズを生み出してイノベーションの元と為る。

 例えば、電気洗濯機のアイデアを出したのは、洗濯物に苦労していたシカゴの主婦と言われている。主婦のヒントによって企業が潜在的なニーズを発見しアイデアを製品化したのだ。
 日本でも既に高齢化に対応している産業がある。その典型である自動車産業では、安心・安全な「スマートカー」が出ている。運転に不安の生じる高齢者にとって「ドライブ・ア・カー」(車を運転する)から「ドリブン・バイ・カー」(車に動かして貰う)への転換が行われている。


  




 イノベーションはスマートカー等ハードの技術だけでは無い。「コンセプト」の刷新など、ソフト面での技術進歩も立派なイノベーションと為る。好例が、赤ちゃん用紙おむつ市場に登場した高齢者用紙おむつだ。生産技術に革新的な進化があったのでは無く「高齢者が使う紙おむつ」と云う新しいコンセプトを思い着いただけで、子供用紙おむつの出荷量を凌ぐ大ヒット商品と為った。

【PROFILE】よしかわ・ひろし●1951年生まれ。東京都出身。東京大学経済学部卒業後、イェール大学大学院博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授、大阪大学社会経済研究所助教授、東京大学助教授、東京大学大学院教授を歴任。現、立正大学教授、東京大学名誉教授。専攻はマクロ経済学。近著に『人口と日本経済』(中公新書)がある。


 




 
 人口減がイノベーションを起こす??



 f:id:ksakae1216:20161105001136j:plain みなさん、コウタロウです!! より引用


 人口減は好機?ちょっと前の記事ですが news.yahoo.co.jp「人口減」はイノベーションで好機に変えろとの記事・・・この記事によると人口減=経済収縮では無いとか、

 吉川洋(以下、吉川)の話です。いや、誤解無きように言っておくと、人口減少自体は間違いなく問題です。同時に高齢化も進行する為、現役世代の社会保障(年金、社会保険)の負担が大きくなる。過つては現役世代が多く高齢者が少なかったので、年金や医療費は、現役世代4人ほどの支出が1人の高齢者を支えていました。
 それが、2013年には現役世代と高齢者の比率が2.5対1となり、約3人で1人を支える騎馬戦状態になっています。そして、将来は現役世代1人が高齢者1人分を支出しなくてはいけない肩車状態になる。財政問題でもありますし、自治体の運営など人員不足で大変な問題もあります。

 人口減で且つ高齢化は社会保障の負担が大きくなる

 高齢化の問題はただ単に高齢者が増えることが問題では無い、その高齢者を介護する為働き盛りの中年が介護離職するのも問題なのだ。この記事でも書いたが毎年8〜10万人が介護離職している。ただでさえ人口が減り、労働者も減るのにそれに追い打ちを書けるように介護離職者も増えていくだろう。
 人が減ると、残った人で今までと同じ仕事量をこなさなければいけないので長時間労働で足りない分を補う為体を壊したり、精神を壊したりで日本の生産性はドンドン落ちて行くのではないかと心配になる。ここまで来ると問題だらけで日本の未来は暗いんじゃないかと思うんですが・・・

 ここからは明るい話

 日本人は宝の持ち腐れ

 村上:この成人力調査では「成人が持っている能力を日頃の仕事や生活で使っているか」も調べており、日本は「使っていない」人の割合が高いという結果が出ています。要は、宝の持ち腐れです。
 そうしたデータを見ると「宝」をうまく使えば、日本の経済は化ける可能性を秘めている。国際的に見て、これほど教育レベルが高くて、しかも職業訓練も行われているのに、その人材がここまで有効に使われていない国は珍しい。その意味で日本は特殊です。
 つまり、日本人は、OEDE加盟国24カ国の中で読解力、数的思考力は1位なのにITを活用した問題解決能力は平均まで下がるとのことです。

 ITを活用した問題解決能力がどう云う事かわかんないけど、他の2つの能力が1位なのにIT活用能力が平均までさがるのは働き方が悪いのかな?
 マア、長時間残業だったり、あきらかに無駄な仕事を振られたり、仕事しないベテラン社員がいたりで、正直、効率的からはほど遠い気がする・・・

 イノベーション

 ・・・絶対数はそうでも、人口構成で高齢者が4割近くに増えることに懸念はありませんか。

 吉川:そうじゃ無いんです。そこにこそ市場があり、イノベーションがあるんです。高齢者が増えることで、ビジネスのモデルは大きく変わります。例えば、いま物流の世界は宅配が生活の中に大きく占めるようになりました。そうした変化が高齢者対策でドンドン起こる。
 大きなものでは介護ロボットなどから、食事や小売、日用品などの身近な商品・サービスまで、高齢者向けに今とは全く違うものに変わるでしょう。

「 人口は減る、高齢者は増える」でも考え方を変えるとそこには市場がある


 高齢者向けのビジネスが今後ますます盛んになるからそこでイノベーション(技術革新)を起こして成功するチャンスをつかめる!!
 人口が減っても、現在の欧州主要国ほどで恐れることも無い。むしろ他国に無い高い教育レベルの人材を上手く活かせば、日本の経済にはマダマダ伸びしろがある。そこで重要なのはイノベーション。そのイノベーションはむしろシルバー市場に眠っている筈だ──。 人口が減っても、ヨーロッパと同じレベルだから悲観的になるな。教育レベルの高さを生かし、宝の持ち腐れで終らせずシルバー市場でイノベーションを起こす。

 少子高齢化は日本だけでは無く、他の先進国でも起きているからシルバー市場でイノベーションを起こせれば日本だけで無く世界の高齢化を迎える国(シルバー市場)にもチャンスが埋もれている。人口減でヘコむだけで無く、見方を変えれば大きなチャンスになりえるね!!

 コウタロウ (id:ksakae1216)  以上


 


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