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2019年02月27日

2度目の米朝首脳会談 金正恩委員長は何を狙うか?



 本日のYAHOOニュースのトップに挙げられたのは、ベトナム・ハノイで行われる2度目の米朝首脳会談である。先ずはCNNの記事を参照しよう・・・



 2度目の米朝首脳会談 金正恩委員長は何を狙うか?


  CNN.co.jp 2/27(水) 17:15配信



 ベトナム・ハノイ(CNN) 2度目となる米朝首脳会談が27日と28日の両日、ベトナム・ハノイで開催される。米国のトランプ大統領の成功は、北朝鮮の核開発抑止に進展がみられるかどうかに懸(かか)っている。一方で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に取っての成功については漠然としている。金委員長が成功と考えるのはどの様なものか、以下に3つのシナリオを探ってみた。


     2-27-11.jpg



 1 朝鮮戦争終結の政治的宣言を確かなものにする

 金委員長はトランプ大統領と同様に約70年にわたって敵対関係にあった両国首脳が並んで立ち朝鮮戦争の政治的終結を宣言すると云う劇的で歴史的な瞬間を切望している。正確に言えば、そうした宣言は、正式に戦争を終結する平和条約の役割を果たす訳では無い。しかし、金委員長が帰国して国内の人々に勝利を宣伝するには十分だ。
 朝鮮戦争の終結は、父親の金正日(キムジョンイル)総書記や祖父の金日成(キムイルソン)主席も実現出来なかった目標だ。これを達成すれば「優れた指導者・軍事戦略家」としての国内での立場を確固たるものとするだろう。

 終結宣言が行われれば、金委員長は国の活動の焦点を軍事から経済へと移すことが出来る様に為るだろう。又、中国や国連、米国との公式な平和条約締結に向けた長期にわたる交渉が始まる筈だ。より重要なのは、金委員長が、国交回復や核開発プログラムの要素の放棄と引き換えに経済的な譲歩を求めて居ることだ。国連による経済制裁の解除は金委員長に取っての優先事項だ。



 2 姿を見せることで穏当な勝利を

 金委員長がハノイで成功を収めるには幾つかの手段があり、トランプ大統領もそれを実現させる気で居る様だ。
 金委員長は、会談に出席してシンガポールでのパフォーマンスを再現するだけで穏当な勝利を手にすることが出来る。シンガポールでは、核保有国として米国に関与すると云う姿勢を見せ、外交や貿易の為の新しい機会を獲得し、中国や韓国から経済制裁解除の可能性を引き出した。

 金委員長がハノイに滞在している間も、遠心分離機は回り続けミサイル工場の建設も進んでいる。曖昧(あいまい)な言質や象徴的な振る舞いは金委員長に取って全く負担に為ら無い。一方で、金委員長は、もしトランプ大統領が顧問等を無視して衝動的に見返り無しで譲歩を与えれば、大きな成功を手に出来るかも知れない。昨年の首脳会談ではトランプ大統領は軍事演習の停止を発表している。トランプ大統領に取って成功への道は只一つ、金委員長に難しい選択をさせることだ。
 正しい答えを引き出すには、安易な勝利を宣言しようとする誘惑に抵抗して、より現実的な目標を採用し、検証についての詳細な交渉を開始し、関係の転換に向けた持続的で実務的な取り組みを行うことが必要と為るだろう。



  




 3 核開発の凍結と引き換えに経済制裁の解除

 国際社会は、米朝首脳会談とその後の金委員長が目指す戦略的な目標についてハッキリと理解する必要がある。金委員長には2つの戦略的な目標がありそうだ。ひとつは、安全保障を守る為に独立した核抑止力を維持することだ。


  




 米朝間に本当の信頼が無ければ、米政府は北朝鮮政府に取って信頼出来て不可逆的だと思える安全保障を確約する為に出来ることは殆ど無いだろう。この為、国際社会は、北朝鮮がしばらくの間は、既存の核抑止力を維持する為の能力を弱体化させる様な譲歩をするとは考え無い方が好いだろう。
 もし、トランプ大統領が、既存の能力の中核的な要素を排除するのでは無く、核・ミサイル開発を凍結してこれ以上の前進を阻止することに重点を置いた取引を受け入れる用意があるなら、金委員長に取っての最大の目標の達成に繋がる可能性がある。とは云え、酷い結果と云う訳では無いかも知れ無い。北朝鮮との大規模な戦争は回避したい為に、国際社会からの高圧的な働きかけの効果は非常に限定的だ。
 こうした条件の下では、強制的な軍備縮小を求めることは出来ず、北朝鮮による核・ミサイル開発プログラムの具体的な段階を踏んだ凍結や規模の縮小が、核のリスクの低減に大きく貢献すると言えそうだ。


 以上



 もう一つ朝日新聞の記事を参照したい・・・


 
 トランプ氏「非核化急が無い」 対北朝鮮、見返り模索か?


 朝日新聞デジタル 2/21(木) 8:00配信



 北朝鮮の非核化を巡る米朝の主張


 ベトナムのハノイで27・28日に開かれる2回目の米朝首脳会談を前に、米国が北朝鮮に対する態度を軟化させている。トランプ米大統領は19日「(非核化は)急いでいない」と話し、非核化が完了する前でも、相手の行動に応じて見返りを与える路線を模索して居る様だ。只、交渉が北朝鮮ペースで進めば、非核化が進ま無い事態も懸念される。(ワシントン=園田耕司)

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、北朝鮮の非核化は「急いでいない」と5回繰り返し「(非核化に)差し迫ったスケジュールがある訳では無い」とも語った。これまでの米朝実務者協議で、非核化を巡る両者の溝は埋まっていない。トランプ氏は首脳会談で北朝鮮に早期の非核化実現を迫ら無いことを示唆すると共に、合意の期待値を下げる狙いもあるとみられる。

 そもそも、米側は非核化を巡る協議への態度を軟化させている。それを印象付けたのが、米朝実務者協議の米側の責任者、国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表が1月末、スタンフォード大で行った演説だった。ビーガン氏は「シンガポールで行われた首脳会談の共同声明で交わされた全ての約束を、米国は『同時並行』で追求する用意がある」と指摘した。

  



 「全ての約束」とは(1)新しい米朝関係の構築(2)朝鮮半島の平和体制の構築(3)朝鮮半島の完全な非核化(4)行方不明兵の遺骨回収のこと。
 米側は昨年6月の首脳会談以来(3)を最優先で実現する様北朝鮮に要求して来た。北朝鮮は「強盗的な要求だ」と激しく反発し、その結果、米朝協議は停滞していた。

 米歴代政権は、北朝鮮が非核化措置を一つ行えば米国が見返りを与えると云う「行動対行動」で臨んだ。一方でトランプ政権は、北朝鮮が全ての核を廃棄してから見返りを与えるとの原則を取った。ビーガン氏が「同時並行」を打ち出したのは、トランプ政権の姿勢の変化を表している。


 朝日新聞社

 以上


  





 前項をYHOOニュースから参照したので、続報もYAHOOから参照します・・・



 
 続報・・・決裂!<第2回米朝首脳会談>ポンペオ氏「正恩氏、準備出来ていなかった!」

  
 中央日報日本語版  2/28(木) 16:36配信


 米国のドナルド・トランプ大統領は28日午後2時15分(以下、現地時間)、ベトナム・ハノイのJWマリオットホテルで開かれた記者会見で「金正恩(キム・ジョンウン)委員長との対話は生産的だった」と述べた。続いて、マイク・ポンペオ国務長官はしかし「金正恩は準備出来ていなかった」とし「米国が望む結果を引き出せ無かった」と述べた。この日の合意が決裂した理由を説明したのだ。

 当初、トランプ大統領と金委員長はこの日午前中に会談場であるソフィテル・レジェンド・メトロポールホテルで拡大首脳会談を終えた後、午前11時55分から業務昼食会を持って午後2時5分に合意文に署名する予定だった。しかし、拡大首脳会談の途中でその後の日程を全面的に中止して各自宿泊先のホテルに戻った。これにより、当初午後4時に予定された記者会見は2時間程前倒しで開かれることになった。

 ホワイトハウスは28日、予定より早く終了した2回目の米朝首脳会談に関連して「現時点ではいかなる合意にも到達出来なかった」と明らかにした。


 以上


  




 
 <第2回米朝首脳会談>突然の会談決裂 「いかなる合意にも至れ無かった」 

 中央日報 日本語版2019年02月28日16時24分 comment25 share mixi


 米国と北朝鮮の28日(現地時間)の首脳会談はいかなる合意にも至ることが出来なかった。 米ホワイトハウスはこの日「両首脳が非核化と経済発展案を進展させる為に幅広く話し合った。現在ではいかなる合意にも至ることが出来なかった」としながら「だが、各自チームは未来に会うことを期待している」と発表した。
 この日の合意決裂は予定された昼食日程が遅れたことで感知され始めた。これに先立ち、米国のドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長はこの日午前、ベトナム・ハノイで会って2回目の首脳会談を行った。午前の単独会談に引き続き拡大首脳会談が行われた。続いて業務昼食会と午後の署名式が予定されていたが、ホワイトハウス側が「プログラム変更」があると明らかにしながら昼食会と署名式が行われるかどうかが不透明に為った。

 サラ・サンダース報道官はトランプ大統領が予定より約2時間早い午後2時に記者会見を行うと知らせた。 これに伴い、両者が実務交渉で北朝鮮の非核化水準とこれに対する米国の相応措置を巡り平行線をたどった点で、首脳会談でもこの部分に対する接点を見出すことが出来なかったのではないかとの見方も出ている。
 この日、メトロポールホテルの昼食会場には予定時間を超えても両首脳一行が姿を現さず、ガランとした場面が露出した。

 午前11時30分からJWマリオットホテルに移動して保安検査を受けていた現地取材陣は、午後12時50分ごろに会談プログラム変更の便りが伝えられると俄(にわか)かにざわつき始めた。直後にホワイトハウス側がトランプの記者会見が午後4時から2時に前倒しに為ったとの発表を受けて「決裂したのではないか?」「何かが違う」と緊迫した様子で慌ただしく動き始めた。
同じ時刻、会談場であるメトロポールホテルで取材中だったワシントン・ポスト(WP)のデービッド・ナカムラ記者は自身のツイッターに誰もいない昼食会場の写真を投稿して会談が正常に進んでいない状況を伝えた。
 続いて日本NHK放送の画面に金正恩委員長が黒の車両に乗って会談場を離れる様子が捕えられた。時事通信は「金正恩が専用車の中で難しい表情をしていた」と報じた。ハノイの日本記者は「金正恩氏の宿泊先であるメリアホテル周辺も保安の為に封鎖動き」と付け加えた。
 NHK放送は、外務省幹部が「記者団から『交渉が上手く行かなかったのか?』と質問されたのに対し、『北朝鮮が非核化をやらない為らば、米国も遣らないと云うことだ』と述べた」と報じた。


 以上


 





 【管理人のひとこと】


 北朝鮮の相次ぐ核実験に中・長距離ミサイルの度重なる発射実験、更に「我が国はアメリカの心臓部を何時でも攻撃できる!」と大陸間弾道弾の開発成功を謳い、言葉でも攻撃して居た以前の状態が、今や両国の首脳が笑顔で握手し話し合う状況へと変化したのは、一体何だったのだろうか?
 お隣に住む我が国向けには、数千発の近・中距離ミサイルを国内に配置し「何時でも攻撃できる!」と脅かし続けて居たのである。我が国は、発射して数分で到着するミサイルに怯え、橋の下や地下室に潜る模擬訓練をする報道まで流されたのだ。

 これは、一時の平和の象徴なのだろうか?それとも、真昼の夢なのだろうか?

 何れにしても対話が為されたのは、大歓迎であることには変わら無い。この両国の変化は、北朝鮮がアメリカを主とした国際的制裁にネを挙げた訳で無いのは大方の報道から推測される。国際的制裁は、主に中国からの輸出入の援助と韓国の協力があり北朝鮮は耐え忍んだ様だ。
 そして、アメリカが軟化したのは、偏(ひとえ)にトランプ大統領が軟化したのだ。何故だろう?何処にその根拠を見ることが出来るのか?


  




 アメリカ・トランプ大統領の軟化の原因

 幾代のアメリカ大統領が為しえ無かった北朝鮮との直接対話の成功で「一時」の平和を為し得た実績
 彼の約束(大統領選挙での公約)した政策は、完全では無いにしろ実行した・・・不法移民対策・壁の建設・減税・ETC
 ロシア疑惑だけは議会から追及されているが、ソコソコの支持率は稼いでいる
 ここで、前に成果を挙げた北朝鮮との会談で「何か一つ位の形に残る実績」を挙げたい・・・それには、(非核化が)不完全な形でも好いから・・・と譲歩する態度を示した。

 処が、本日(2/29ハノイ)の会談決裂に至った経緯は、北朝鮮側からは一切のコメントが無い為、アメリカ側のトランプ氏と側近、並びにホワイトハウスのコメントから推量するしか無いのだが「完全な制裁解除を求めたが、それに応じた北朝鮮の準備が整っていなかった・・・」とするトランプ氏のコメントが全てを語っている。
 トランプ氏は、或る一定の「核兵器・ミサイル等の廃棄・開発中止」の実績や、それが無ければ責めて「提案・プラン」の中身で金書記長の本気度を見た上で「完全廃棄は急が無い」と呼び水を打ったのに対し、北朝鮮側の回答が「ゼロに近い」ものだったのだろう。

 トランプ氏の会見での話では、北朝鮮が一部の核施設を非核化する見返りに制裁の全面解除を求めたことを明らかにし「受け入れられなかった」と説明した。金氏は黒鉛減速炉や再処理施設がある寧辺(ニョンビョン)の核施設などを廃棄する意思を伝えたが、その見返りとして制裁の全面解除を要求。
 ただ、米側はウラン濃縮施設や核弾頭などに非核化措置の対象を広げる様求め、寧辺の施設廃棄だけでは「不十分」としてこれを拒否した。


  




 「一部の核施設を廃止したい・・・」との北朝鮮の言葉だけでは、トランプ氏も動くに動けない。それ以上の具体的な検証をした上で次へのステップへと進めるのだから。又、次回の会談も決めて居ず「しばらく北朝鮮の態度を(期待して)待つしかない・・・」と、余り相手に対する非難の口調では無かった。
 これは【喧嘩別れ】した訳では無いと、内外に示す以上の成果が無かったことを示している。金氏もトランプ氏も、互いに国内向けには苦しい説明に為りそうだが、トランプ氏は責めて「懸念されていた安易な妥協はしなかった」とするだけで終わった。 

 金氏の場合だが、中国大陸を横断する鳴り物入りで今回の会談に臨み、国内では大きな期待を寄せた会談だったのは、国内の報道内容に表れて居たのだが、多くの国民は「何も成果を得られ無かった」と失望するだろう。が、トランプ氏が望む一切の妥協も示せ無かったのだから致し方無い。決してトランプ氏に降参した訳でも無い。これには、中国からの強い後押しの約束が無くては出来ないことだろう。
 北朝鮮の核兵器や核弾道ミサイルは、彼等が所有する足った一つのアメリカとの取引可能なものであり、これを簡単に破棄・廃棄・研究中止とは国内世論も許さ無いだろう。国を挙げて苦しい生活に耐え、必死に開発・研究し続けた唯一の武器なのだから。今後は、この北朝鮮の立場をどの程度アメリカが斟酌(しんしゃく)し長期にわたる会談を維持出来るかにかかっている。
 「金書記長は、(核ミサイルを含む)核実験を続けるとは言わなかった・・・」失意のトランプ氏は語るに落ちた。

 北朝鮮、韓国、中国とアメリカ・・・そして日本。日本は北朝鮮とは外交ルートを持たないので、今回の米朝会談では蚊帳の外にある。「金書記長に、拉致事件解決を望む日本の立場の説明を・・・」と、トランプ氏にお願いするだけのことだった。
 韓国ともギクシャクの止まらない現状では、北朝鮮には何らの影響力も発せない情けない立場にいる。しかし、同じ地域に住む我が国としては、好き嫌いを乗り越えた近隣外交を是が非でも成し遂げなくてはならない。官がダメなら民間レベルで、または国民同士の大いなる交流と文化・経済・学術での密接な繋がりを築き、未来の有効と親善を図らねばならないだろう・・・



  




 



  




  




 


 
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