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2019年03月27日

世界の大企業に見る  成功した5つの新規事業




 【管理人】それでは、大企業なのに世界をリードしたイノベーションの成功例を取り上げ、実践の学習へと移りましょう!



 イノベーション  世界の大企業に見る  成功した5つの新規事業


 世界の大企業に見る 企業理念を体現した5つの新規事業


 Yoshiki Chijiwa ByYoshiki Chijiwa  Mar 30, 2018 • 128 Shares  より引用しています


 大企業では、イノベーションを起こすのは難しいと言われるが、大企業の持つ潤沢なリソースがあってこそ成せるイノベーションと云うものもある。
 freshtraxではこれ迄にも大企業でのイノベーションについて取り上げて来たが、本稿では特にイノベーティブなアイデアだけで無く、大企業がこれ迄積み上げて来たものを上手くレバレッジして新しいものを生み出したり、或は外部のイノベーションのタネを上手くスケールしたりした例を5つ紹介したい。

 これ等は、企業が持つビジョン若しくはミッションステートメントとも関連しており、昨今の大企業によるスタートアップとの協業の流れを活かすヒントになるかも知れない。








 1. フォード シェアバイク


 〔自動車とモビリティのリーダーシップを通じて、人々の生活をより好くする為に、リーン、グローバル企業として一丸と為って働く人〕


 中国でも一大ブームと為ったシェア・バイクビジネスだが、今ベイエリアでもシェアバイクが熱を帯びている。その火付け役とも言えるのが、アメリカ車産業のビッグ3の一角を担うフォードである。同社は昨年の2017年にGoBikeと名付けたシェアバイク事業をスタートさせた。

 ベイエリア大気管理局とサンフランシスコ・ベイエリアの都市交通委員会と協力関係にあるMotivateと云う専門の会社が運営を担当し、フォードがスポンサー役を務める形だ。ベイエリア大気管理局の広報担当によると、これはカリフォルニア州で初めての公共シェアバイク・プログラムであり、アメリカ初の地域的な取り組みであると云う。


 ford gobike 

  3-27-25.jpg 
     
              Ford GoBikes have had a rough
 

 利用法方法 このフォードバイクは、街中に設置された専用の駐輪場に停められている。利用する際はそこから自転車を借りてまた何処かの駐輪場に返却すると云う仕組みだ。
 料金は1回乗り・1Dayパス・年間会員の3プランが用意されていて、年間会員は1回45分・それ以外は1回30分利用出来る。支払いは、アプリ又は地域のパスモやスイカの様なICカードを使って行われる。駅から会社までの移動や、観光客が街を見て回るのには丁度好いかも知れない。

 フォードは今後、モーター付きの電動自転車を含め今年中にベイエリアだけで計7000台の自転車を投入する。更に、都市部の交通を意識して2016年に買収したスタートアップのシャトルバスのサービスも併せて拡大させる等、自転車だけで無く、モビリティ事業全般の投資の手を緩め無い。都市部の人口増加による交通渋滞の問題や、環境意識の高まり等から、需要は未だ広がるだろう。
 これ等は決して社会貢献事業などでは無く、営業利益率20%を見込んでおり成熟企業の成長に寄与することを期待されている。そして今回のこのシェアバイクビジネスは、フォードと云う会社を「クルマ」の会社では無く「モビリティ」の会社に変革したいと云う会社全体としての強い意志の現れとも言えるだろう。

 サンフランシスコを含むベイエリアやシリコンバレー地域では、シェアバイクの競争は加速しており、Uber(ウーバー)やLimeBike(ライムバイク)と云った会社等もこの動きに追随している。
 特徴的なのは、UberとLimeBikeの場合、駐輪場所を選ば無い「乗り捨て可能」タイプの自電車であり、スマートフォンがあれば、好きな場所から乗って好きな場所に置いて行けることだ。因みに、フォードバイクが鮮やかなスカイブルーに対して、ウーバーはエッジの効いたレッド、ライムバイクは穏やかなグリーンカラーとなっている。


 





 2. ディズニー シードアクセラレーター


  〔世界でトップのプロデューサーとエンターテイメントと情報のプロバイダーの一員であること。ブランドポートフォリオにより、コンテンツ・サービス・コンシューマープロダクトを差別化することで、我々は世界で最も創造的・革新的、そして有益なエンターテイメント・エクスペリエンスと関連商品の開発を追求します〕 


 スター・ウォーズを製作するルーカスフィルムや21世紀フォックスのテレビ・映画部門の買収、自社ストリーミングサービスの発表等、アグレッシブなニュースが絶え無いウォルト・ディズニー・カンパニー。
 ディズニーの通称で親しまれる同社は、映画やテーマパークだけで無く、メディアや音楽、製作技術等エンターテイメント全体に強い力を持っている。

 そのディズニーが2014年から始めているのがディズニー・アクセラレーターだ。所謂、シードアクセラレーターなのだが、ディズニーにしか出来ないことが存分に活かされている。
 このプログラムの選考を勝ち上がったスタートアップは、3ヶ月間ディズニーからメンタリングを受けられるだけで無く、ディズニーグループが保有する膨大なリソースとネットワークへ自由にアクセス出来る様に為る。具体的には、ロサンゼルスのディズニー社員も使うコワーキングスペースを仕事場として使えたり、投資家や各分野の専門家への紹介を受けたりすることが出来る。

 プログラムを通して得られた知的財産権は、飽くまでスタートアップ側に帰属するので会社が縛りを受ける心配は無い。大企業ならではの太っ腹である。とは言え、このアクセラレーター発の製品・サービスとのコラボレーションもディズニーから多く発表されている。投資以外の面で確りとディズニー側にリターンが還元されている点は、矢張りサスガである。これまでにアクセラレーターから生まれたコラボレーション例を幾つか紹介したい。

 •Sphero (2015)  ディズニー買収後のスターウォーズ作品でかなり目立った存在だったオレンジ色の丸いドロイドBB-8のおもちゃ。2015年のディズニーのベストセラーに為った。

  

 •Atom Tickets (2016)  

  

 映画チケットの為のスマートフォンアプリ。購入やチケットの表示だけで無く、予告の再生やどの映画を観るか友人と決めることも出来る。 

 •VOID (2017)  

   

 VRのヘッドセット装着し、実際の施設内をコンテンツに合わせて進んで行く進化型のアトラクション。本当のバーチャルとリアリティの融合。


 





 3. テスラ ソーラールーフ


 〔持続可能なエネルギーへ、世界の移行を加速する〕



 テスラはクールなデザインの電気自動車メーカーとして一躍有名に為ったが、今やテスラが提供するのはクルマだけに止まら無い。彼等は太陽光により発電した電気を家のバッテリーに一旦蓄電し、必要に応じて家庭内消費電力及び自動車の充電まで全て賄うトータルソリューションを提案しようとしている。
 2016年にテスラは、ソーラーパネルの製造から設置までを行っていたアメリカのソーラーシティを20億円以上で買収した。これによって、テスラが元々電気自動車開発で培って来たリチウムイオンバッテリーの技術と、太陽光発電の技術が組み合わさり、2社の強みを1つのパッケージとして新たな価値を創造することに成功したのだ。

 ソーラールーフとは、一般的なソーラーパネルとは異なり、見た目は普通の屋根に見える。テスラの情報によれば、ソーラールーフは一般的な屋根より強度があり30年間発電出来ると云う。驚くべきことに、Bloombergによれば、ソーラールーフの単価は従来のソーラーパネルに比べて安いと云う。但し、同じ発電量を撒かう為により多くのタイルを必要とする為、トータルコストは高く為るかも知れないと云う事だ。

 tesla solar roof  画像転載元:Tesla公式サイト
 


 





 4. アマゾン 2時間で届く新鮮なオーガニック食品


 〔お客様がオンラインで買いたいものが何でも見付かり、最安値で提供する努力をする、地球上で最もお客様を大切にする会社であること〕


 アマゾンは今年の2月からアメリカの一部の街において、ホールフーズの商品をプライム会員に向けて2時間以内に配送するサービスを開始した。しかも、35ドル以上の買い物は配送は無料である。有料オプションなら1時間で届けて呉れるが、地元の店舗から商品が運ばれる為、利用時間と地域には制限がある。今後は、順次その地域を広めて行く考えである。

 昨年全米に衝撃を与えたアマゾンによるホールフーズの買収。ホールフーズと云えば、テイラー・スウィフト等のセレブも御用達の高級オーガニック・スーパーマーケットである。買収後は一部の商品の値引きが行われた他は特に大きな変化は無かった。それが今年に入って、遂にこの2大タッグの好いとこ取りが解禁されたと言えるだろう。

 しかし、食品の配送自体は何ら新しいことでは無い。アマゾンはアマゾン・フレッシュとして食料品の配送をしていたし、それ以前にも2012年にサンフランシスコで設立されたInstacart (インスタカート)は提携するスーパーやペットショップの商品を運んで呉れるサービスを展開していた。インスタカートの提携先にはホールフーズも含まれている。
 NBCのテレビ番組TODAYでは、両者を比較する為に、同じ商品を同時に購入し同じ場所に届けると云う検証を行った。そこで分かったのは、インスタカートの料金には10%程サービス料が上乗せされるが、アマゾンには別途料金は掛から無かった。

 「本ならオンラインで頼んでも、欲しいものと違う商品が届くことは無いだろう」 

 と云う事から始まったアマゾン。アマゾン・ベイシックで家電領域を押さえ、ストリーミングでエンターテインメントにも参入し、今では最も取り扱いが難しい生鮮食品を高いレベルで提供出来るまでに成長した。アマゾンの持つ圧倒的なディストリビューション能力とホールフーズによって担保された品質。これにより、安全で健康的な食品がより、手頃な価格で買えるように為ると云う事である。

 whole foods with amazon  画像転載元:Amazon公式サイト
  


 





 5. マリオット・インターナショナル 若い世代がターゲットのホテル


 〔世界で最も愛されるトラベル・カンパニーであること〕
 


 マリオット・ホテル&リゾーツやリッツ・カールトンを含む、数々のホテルブランドを世界中で運営するマリオット・インターナショナル。
 彼等が新たなブランドMoxy(モクシー)を立ち上げるに当たって、コンセプトと為ったのがミレニアル世代と呼ばれる20〜30代の若い層である。価格帯や立地等により連想されるイメージから、見込み客のセグメントが見えて来る事はあるかも知れないし、若者向けのマーケティング施策をすることもあるだろう。しかし、ここまでの規模で世代そのものがコンセプトに為って居ることは、これまで無かったのではないか。

 モクシーの雰囲気は、お洒落なオフィスとクールなナイトクラブを足した様な感じである。現在世界に30軒程展開されていて、東京と大阪にも進出している。又、新ブランドを確立させて行く為に、館内でマリオットの赤いロゴを見ることはほぼ無いと云う。若者向けにデザインされたものとして、次の様なものがある。

 •1つ1つの部屋は大きく無く、自然と大きな共有スペースに宿泊客が集まりコミュニケーションをとるデザインに為って居る。
 •チェックイン・チェックアウトだけで無く、部屋の入退室もスマートフォンで行う。
 •テレビはネットフリックスやユーチューブ等と繋がっていて、無料のハイスピードWi-Fiが楽しめる。
 •24時間セルフサービスで無料食べ物とドリンクが提供されている。
 •インスタグラムに、#atthemoxyのハッシュタグを着けて写真をアップすると、ホームページも表示される。


 3-27-26.jpg moxy hotel


 こう云った動きは、シェアリング・エコノミーの波に乗って急成長しているAirbnb(エアービーアンドビー)に対する危機感から来るものもあるだろう。出来て10年のエアービーアンドビーは、既に90年以上の歴史を持つ世界的なホテルカンパニーの10分の1以上の売上を出している。しかも、彼等は、宿泊施設を保有して居ない。
 旅行に関するトレンドとして、宿泊費や移動費には余りお金を掛けない分、旅先での経験にお金を使いたいと思っている人達が増えている。特にこの傾向は若い世代には顕著である。加えて、若い世代はデジタル・ネイティブであり新しいいテクノロジーにも寛容でSNSや口コミ評価も重要な要素に為って居る。これ等の特徴は、エアビーアンドビーがターゲットにしているセグメントにも共通している。

 マリオット・インターナショナルのグローバルブランドリーダーでバイスプレジデントのトニー・ストークルは、若い世代の顧客体験の創造には、パーソナライズされたアプローチを取る様にしているそうだ。
 「インスタグラムに写真を挙げ無いなら、そこに居なかったのと同じ」
 と云う時代に為ったことを踏まえて、これからのホテルに求められることは「綺麗なシャワーや寝心地の良いベッドだけで無く、特有のライフスタイルに対して体験にまつわる心の繋がりを築くことに真剣に注力し無ければならない」と語った。


 




 まとめ


 今回紹介した大企業による新規事業の例は、自転車・エンターテイメント・太陽光発電・Eコマース・ホテルと内容は様々だ。只、共通して居る事として、大企業だからこそ出来る資本力・規模・信頼性がこれ等の新規事業の成長を助けているのは言うまでも無い。
 オープンなマインドセットは勿論必要だが、大企業ではイノベーティブなアイデアが出たからと言って、それが直ぐに事業化されるのは現状では難しいだろう。

 スタートアップやアクセラレーターの、外部の刺激を取り入れながらも、自社のエッセンスを活かした事業にすることで、イノベーションのタネを増やす事が出来る。上手く行きそうなものは、自社のネットワークや資金を使ってスケールすることも出来る。
 会社のビジョンやミッションから新規事業を模索して行く事で、目先の利益を追うのでは無く、長期的な視点でイノベーションを起こし続けられる組織に近づくのではないだろうか。

 参照
 •Bike share service rolls into the Bay Area today
 •Tesla’s Solar Roof Is Cheaper Than Expected
 •Watch the Disney Accelerator Demo Day here
 •Disney Accelerator Showcases 11 Startups at 2017 Demo Day
 •How Amazon’s food delivery service stacks up against Instacart
 •Interview: Inside Marriott’s Hotel Innovation Strategy 



 以上




 【管理人のひとこと】


 何度もイノベーションに関する記事を取り上げ、少し鼻に着いた嫌いが有りそうです。私はこの20年前後の日本の経済力の衰退を身をもって経験した人間として、悲しいやら悔しいやらの複雑な感情を抑えられません。
 私達(現在満73歳)は、東京オリンピック(1964年)が終わり大阪万博の時代に社会に出た、第一次戦後ベビーブームの前後の人間として、丁度経済成長著しい時代と共に生きて来た。確かに景気は悪くは無く、時には年に2〜3万円給料が上がったのを記憶しています。が、元々3〜5万程度のものが6万〜9万円に上がった時には大いに感激したものです。しかし、大企業では無かったのでボーナスは1〜3か月分以内でした。

 それでも、当時の家賃相場は、2LDK(6×2+台所+バストイレ・非水洗)で4.000〜6.000円程度でしたのでそれ程キックは無かった覚えがあります。当時としては、ラッシュアワーの地下鉄や電車の殺人的混雑で駅の入り口規制もありましたし、金は無くとも殆ど毎日飲みに行っていたのも覚えています。
 何よりも、工場では次々と新しい設備が導入されオフィスには計算機やコピー機も入りテレビも大型化しました。若い人は、先ずは車を購入し彼女を作り同棲します。そして、TV・洗濯機と揃え、やがて郊外の団地やに2LDKのアパートを求め結婚したものです。一つ一つは安価で安上がりな生活でしたが、もう少し頑張れば?との夢の在った時代でした。

 営業でしたので、車は社用車(カローラ)が個人的に貸与されて居たのですが、個人の家庭用として一番初めに買ったのがホンダN360 でした。軽自動車ですが好く走ったものです。が、直ぐに飽きが来て普通車の中古(コロナ)に乗り換え・・・次々とメーカーを替えたりしては色々乗り換えたものです。ヨーロッパを抜きアメリカに次ぐ、GDP世界第2位へと躍進したのもこの様な時代でした。
 繊維はダンダンと下火になりましたが、鉄鋼・造船は世界一でしたでしょう。造船メーカーは何年もの受注残を抱え、農協の団体が欧米やハワイへと団体旅行して騒ぎ捲(まく)ったり、韓国へ妓生(きーせん)旅行して大金を払い、今の中国人旅行者の様に大いに軽蔑(軽蔑)されたりしたものです。日本人も過去には同じことをして来たのですから、彼等をそれ程責めないでください。

 この様な無駄な豊かさは必要ありませんが、例え前年比0.5%でも成長し無ければ、日本経済、私達国民の生活の低落は止まら無いでしょう。こう云う時こそ、自分も含め、世界に負け無いイノベーションを打って出る勇気が必要なのですね・・・






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