アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2022年02月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
ヨリちゃんさんの画像
ヨリちゃん
プロフィール

広告

posted by fanblog

2021年04月29日

さらば森田「エゲツ無い心労」個人事務所の苦労語る





 さらば森田「エゲツ無い心労」個人事務所の苦労語る

  Yahoo!ニュース 4/29(木) 10:04配信

 「さらば青春の光」は大阪の松竹芸能タレント養成所で出会った先輩・森田哲矢(39)と後輩・東ブクロ(35)が2008年に結成したお笑いコンビ。2012年に「キングオブコント」で準優勝し脚光を浴びた。しかし待遇への不満を口にして居た処、その翌年、実質クビに近い形で松竹芸能を退社する事に。
 行き場を失い東京へ引っ越すものの、鳴かず飛ばずの“どん底”暮らし。そこで一念発起して立ち上げたのが、僅か3人だけの個人事務所。芸能界では大事とされる後ろ盾が無いにも関わらず、目下ブレイク中だ。しかし、順風かと思いきや「東ブクロの女性トラブル」が新たに発覚し彼等の“小舟”は座礁寸前。更に、芸人が続々と独立する昨今、その“鏑矢”と為った彼等は、現状をどう捉えているのか。「株式会社ザ・森東」代表取締役の森田さんに聞いた。

 中村竜太郎 Yahoo!ニュース  Voice編集部

 相方・東ブクロの女性問題について


  4-29-20.jpg

       個人事務所「ザ・森東」で取材を受ける森田さん 4-29-20


 ・・・最近、東ブクロさんが女性とのトラブルを報じられました。

 本当にすみません。当事者は独身同士で飽く迄もプライベートな問題なんですが、先様の立場を考えると、正式に発表したコメント以上の発言は控えて居ます。事態を知って直ぐ3人で集まり、事情を聞いた上で、何てバカな事をしたんだと相方を滅茶苦茶怒りました。
 しかし、アイツをどんなに詰ってもそれで解決する訳では無い。今後どうしたら好いか話し合ったのですが、僕等は個人で遣って居るので、そうしたリスクマネージメントも自分達の責任。

 今回のトラブルはエゲツ無い心労ですが、何とかせなアカン。芸人だからどうこうと云う話では無くて、一旦冷静に為って、僕自身も社長として会社を守る立場で行動しなくては為りません。
 要約ドン底から少しずつ仕事を増やして来ても、ひとつの不祥事で全てがパーに為る事もある。正直、強がってばかりは居られ無い。当然、少なからず仕事に影響はあると思います。ですから、当事者が納得出来る様、出来る限りのことはしたいと考えて居ます。世間様をお騒がせして本当に申し訳ありません。

 個人事務所社長の苦労


4-29-21.jpg

      さらば青春の光 経歴(画像制作:Yahoo! JAPAN) 4-29-21

 ・・・最近、芸能人の独立が続いて居ます。

 僕等、芸人仲間に「独立したら儲かるでしょう」と目茶目茶聞かれます。ヤッパリ儲かって居ると思われる。それに大きな事務所だと、自分達の遣りたい仕事が出来無いとか、テレビでは表現の制約も多い。
 一方で、僕等は伸び伸びと自由に遣って居る様に見えるんでしょうね。けれど所詮、他人の芝は青く見えると云う事で、実際やってみたらどんなに大変か身に染みて判ると思います。

 税金でコンナに持って行かれるんやとか、経費がコンナに掛かるんやとか知ら無かった事ばかり。けれどビジネスの世界では、見栄を張ら無ければ為ら無い事もある。遣り甲斐はあるけれど同じ位苦労があるんです。
僕、今偉そうに言って居ますけど、それも全部、独立して苦労したから知った知恵です。だから芸人仲間が相談に来ても「独立イコール絶対お勧め」とは為りません。只、将来が漠然と不安に為る人気商売ですから、そんな気持ちに為るのは痛いほど判ります。
  YouTubeやSNSなど、色んな選択肢が在るのも迷う一因です。何れにせよ、独立を考えている人に言いたいのは、想像するのと経験するのは全く違うと云う事です。

 ・・・では、何故さらば青春の光は独立する事に為ったのですか?

 若手芸人の大阪時代は兎に角食え無かった。今思えば自分達が生意気だったナアと反省して居るんですけど、賞レースの決勝に行き単独ライブが成功、劇場で出待ちのファンが居る位人気が出ても本業のお笑いで稼げるのは月5万円、コンビで折半すると2万5,000円・・・バイトで必死に食い繋ぐしか無い。
 僕は31歳と云う年齢的な焦りもあるし、経済的に追い詰められて居たのが主な理由です。そして、尖って居たと云うか当時勘違いして居た僕は、吉本興業の芸人がネタにするみたいに「ギャラが少ない」と会社の悪口を言い捲(まく)って居ました。マア自業自得ですよね、会社とギクシャクして退社する事に。まさに若気の至りでした。

 ・・・他の事務所へ移籍することは考えたのでしょうか?

 ハイ、ホンとは僕、ウッチャンナンチャンさんや出川哲朗さんバカリズムさんが居るマセキ芸能社に移籍したかったんです。アプローチしましたが、業界全体が「さらばと付き合うのは辞めろ」と問題視して居ましたし二進も三進(にっちもさっち)も行か無い。
 お笑いは大好きで、それを職業に出来るのは最高なんですけど、かと云ってテレビや舞台には立て無いしお先真っ暗、不安しか無かった。増してや東京は誰も知ら無い。これからどうして好いのか途方に暮れ、借金して生活を遣り繰りする毎日でしたが、以前「キングオブコント」で一緒だったしずる(吉本興業)さんが、インディーズライブに何度かゲストで呼んで呉れたんです。崖っぷちの僕等に手を差しのべて呉れた恩人ですね。

 ・・・その時は未だフリーですよね。個人事務所を設立した経緯は?

 完全に世の中に取り残される中、救って呉れたのはMXテレビ。四苦八苦して居る僕等を面白がって呉れる奇特なプロデューサーが居て、番組の企画で個人事務所を作れと為った。その時は僕等、ナーンにも考えて居ませんでした。
 それで僕の父親に名前を考えて呉れと頼み、命名されたのが『森東』で、兎に角会社を興してみたんです。収入は、マネージャーと僕等で三等分すると云うシンプルなもの。マネージャーが頑張って営業して呉れる事で仕事が増えると期待して、給料制じゃモチベーションが上がら無いし 、第一、小さな事務所で始めた事が大きく為ったら夢があるじゃないですか。何処迄出来るか判らないけど、会社を作って、先ず遣ってみようと思ったんです。

 ・・・会社を興すのも経営するのもお金が要ります。そこはどうしました?

 そこが問題です。事務所家賃や事務的な手数料、又活動すると経費がドンドン出て行く。先ず有難かったのが、先のMXテレビさんが番組終了間際のタイミングで、会社の権利をそのママ譲って下さった。ラッキーと思いましたね。
 けれどそれだけでは運転資金は全く足り無いので、政策金融公庫を訪ねました。満額の300万円の融資を申請して面接を受けるんです。いきなり飛び込んだので、お前らバカかと思われたかも知れません。

 面接担当者は如何(いか)にも実直そうな女性の方でした。後日改めて伺うと、その方が「YouTubeでネタを拝見しました」と。僕等のぼったくりバーのネタを「凄く面白かったです」と真面目に仰(おっしゃ)る。ホンマですかと内心はどう為るのかヒヤヒヤ。
 普段のネタ作りやコント内容を聞かれ、緊張しつつ一所懸命答えて居たら「融資は大丈夫だと思います」と満額回答を頂きました。思わずバンザイしましたね。そこからお付き合いが始まって現在迄7年です。何処の馬の骨か判ら無い様な僕等に真正面から向き合って呉れて、大事なお金を貸して呉れるなんて、ホンと感謝しかありません。

 ・・・孤軍奮闘する森田さんを応援しようと。世の中、捨てたもんじゃ無いですね。

 ハイ。キチンと利子を払って居ますし、大きなお返しが出来る様頑張ろうと思いました。けれど苦しい時は追加融資をお願いしたり実際は頼ってばかりです。ツクヅク、会社は資金繰りがホンマに大変なんやと実感して居ます。
 で、会社を作った時に、ドッチが社長を遣る?と云う話に為りまして。実はそれもMXの番組の中で、相撲で決着つけ様と云う事に為りました。相方は空手の黒帯で同志社大学卒のエリート、一方僕は高校を留年する程の落ち零れ。
 高卒で借金塗れのダメ人間が、社長に為るチャンスは現実社会では皆無です。それに相方は直感的にアカン、僕が社長に為るべきやと考えて居ましたから本気で勝ちに行きました。結果、その後起こした不祥事を考えると好かったかも知れません。

 ・・・「さらば」のコントは評判です。しかし仕事が在るかどうかは営業次第。個人事務所で仕事はどう遣って取って來るのですか。

 先ずマネージャーは業界の飲み会に積極的に参加して、ロビー活動の様にそこで売り込んで呉れます。下戸の僕も誘われれば絶対に断りませんし、ウーロン茶で朝迄付き合います。結果的に、それが仕事に繋がって居ます。
 草の根的と云うか、嫌、雑草的な営業ですね。そして何より嬉しいのが芸人仲間の助けです。吉本興業の方が会社の垣根を飛び越えて声を掛けて呉れますし、東京芸人代表格ナイツさんはイベントに呼んで呉れます。

 事務所を借りたら、サンドウィッチマンさんが不要に為ったデスクをプレゼントして呉れました。同業者がライバルと云うより、同じ苦労を知る同志として扱って呉れる事が有難いなあと思います。  
 しかし個人事務所だと、被害妄想かも知れませんが、舐められる事は多々あります。自虐ネタにもして居ますが、大手事務所だと楽屋と弁当があるのに、僕等は着替える場所さえ無い事もある。収録が深夜に為っても交通費無しとか。致命的なのは、今も直面して居るギャラの未払い。

 スポンサーが倒産してお金が支払え無いと云う連絡が来たのに、色々調べると大手事務所所属の共演者には支払われて居るケースもあります。結局、弱小の所は後回しなのかなと思うと、眠れない位腹立たしく為りますね。
 うちに未払いのママのプロデューサーが、そのママ業界で仕事を続けて居てもお咎めは無い。狭い社会ですし、これまで僕等も色々ありましたから、我慢し無ければ為ら無い事がヤッパリ多いですね。

 ・・・そんな苦労を抱える個人事務所ですが、今後はどうしたいと云う考えはありますか。

 色んな事があって思うのは、ファンの大切さです。ファンは、実は僕等を支えて呉れる株主の様なものなんです。限定ライブを「株主総会」と称して、毎年度の「芸能事務所 ザ・森東」の収入を公開して居ますし、ファンは業績のアップダウンをドキュメンタリー感覚で見て呉れて居る。
 最初は年間収入200万円だったのが、今数千万円迄稼げる様に為ったのもホントにファンのお陰です。けれど負(お)んぶに抱(だ)っこと云う訳にはいか無いので、コロナで営業が激減したのを補填する為、YouTubeやグッズ販売を行う等無い知恵を絞って営業努力は続けて居ます。

 テレビ出演はプロモーションの意味合いもあり、そこは戦略と云えるかも知れません。そうやって自分達が考えた事を試行錯誤(しこうさくご)出来るのも、小さな個人経営だからコソ。皆驚かれるんですけど、僕等は収支にしろ全てをガラス張りにして居ます。何がエエンヤ、何がアカンのかもハッキリ出来ますし、そして、遣れば遣っただけ返って來る。これは遣り甲斐に為りますね。

 ・・・最後に今後の抱負をお願いします。

 会社経営とか難しい事を考えて居た訳じゃ無く、成り行きでこう為って今が在る訳ですよね。風が吹けばフッと飛ばされるホコリの様な存在です。じゃあ何が言えますかと云うと、兎に角、必死と云う事。頭が好い訳でも無いんだから、形振り構わず必死で遣って行くしか無い。
 ネタを書いて、コントや漫才を遣ってお笑いを追求するのが本職ですが、手作りで始めた会社の中で、新たな可能性が見付かるかも知れません。色んなことを遣ってみようと。ですから、非力で小さいながらも、今後も頑張って行きたいと思います。

                 以上



 〜管理人のひとこと〜

 数あるお笑い芸人の中で「さらば青春の光」の森田さんのコントに於ける必死の仕草は、嘘が無く素直な笑いが自然に込み上げる・・・特異な魅力があります。決してその才能をヒケラスこともせず、口から泡を飛ばして必死に訴える姿・・・それが彼等のお笑いの原点なのです。
 相方の東ブクロ氏が何度かヘマを起こし森田氏を悩ませて居ますが・・・恐らく東氏の性癖は幾ら時間を掛けても治ら無いものでしょう。これは、一生の腐れ縁なのです。森田氏は、常に彼を引き摺りながら生涯を歩いて行くことに為るでしょう。その不安定さが森田氏の活力に為り何時の間にかコンビのお笑いの本質と為って居るのです。東氏の悪気の無い「狡さ・悪さ」は、危険な爆弾の様な危うさを孕んですますが、それを上手く使い熟せるのは森田氏以外には存在しないのです。

                 以上












この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10691574
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。