2021年04月14日
佐川急便が宅配特化の軽・7,200台を EVに順次置き換えへ 中国産で排出CO2を1割減
佐川急便が宅配特化の軽・7,200台を EVに順次置き換えへ 中国産で排出CO2を1割減
読売新聞オンライン 4/13(火) 14:14配信
佐川急便が発表した 宅配に特化した電気自動車(13日午後・神奈川県綾瀬市で)4-14-1
佐川急便は13日、宅配事業で使っている全ての軽自動車7,200台を電気自動車EVに切り替えると発表した。脱炭素に向けた取り組みで、来年9月から導入を始め、2030年度までに配備を終える計画だ。佐川が導入するのは宅配向けに特化したEVで、新興のEV設計会社と共同開発し中国の自動車メーカーが生産する。佐川が13日、神奈川県綾瀬市内で試作車を報道陣に公開した。
軽自動車タイプの2人乗りで屋根に太陽光パネルを搭載。走行距離は1回の充電で200キロ以上を確保した。タオルの収納ボックスや1リットルの紙パック飲料が置ける収納スペースを設ける等、配送員の使い易さにも配慮されて居る。
EVに切り替える軽自動車は、佐川グループの全車両(2万7,000台)の3割近くを占める。EV化により、全車両が1年間に排出する二酸化炭素の1割に相当する2万8,000トンを削減出来る見込みと云う。
以上
間も無く登場が噂される「軽自動車EV」!
電気自動車オーナーが語る「喜んでばかりは居られない」事情
4/10(土) 18:02配信
充電スポットが空いていない と云う状況に為り兼ね無い
移動のアシを求めているユーザーにも軽EVは響く可能性が高い 4-14-2
2030年代半ばには販売される新型車が全て電動化されると云う報道もあり、急速に加速している脱ガソリン車に対する取り組み。しかし、純然たる電気自動車は大容量バッテリーを搭載する為、同クラスのガソリン車と比べて価格が高く為ってしまうと云う根本的な問題を抱えている。
しかし、日産と三菱が2022年にも軽自動車のEVを実質負担額200万円以下でリリースすると云う一部報道があったのだ。これは2019年の東京モーターショー・日産ブースに展示された「IMkコンセプト」の市販版と目されているが、200万円以下の軽自動車EVが登場することで、電動化施策の第一歩を踏み出す事が出来るのだろうか?
ソモソモ軽自動車とは、ボディサイズや排気量の規格を制限することで、税負担等を軽くして多くのユーザーが自動車の便利さを享受出来る様に生まれたもの。しかし近年では装備も充実し、一部のコンパクトカーを凌ぐものも登場して来た
その分価格も高騰し、上級グレードでは200万円に迫る(一部では超える)車種も珍しく無く為って来て居る。その為、装備が余程劣っていない限りは、実質負担額が200万円以下の軽EVは近所への移動のアシを求めているユーザーには大いに響く可能性は高い。
コストを抑える為に満充電での航続距離は200km程度と言われているが、送迎や買い物など日常使いで乗る分には十分な距離とも言え、ボディサイズの小さな軽自動車であることもその点ではメリットと為るだろう。
唯、ここで問題に為るのが矢張り充電の問題だ。満充電で短距離しか走れ無いEVと云う事は、当然ながら充電の頻度は高く為る。そう為ると、外部充電に頼らざるを得無いユーザーに取っては充電設備の拡充が無いと運用は難しく為るのではないだろうか。
既に多くが路上を走行して居る他のEVの台数も考えると、頻繁に充電が必要な軽EVが登場することで、より充電待ちが発生することは避けられ無いだろう。そう云った点を考えると、最早電気自動車の普及に最も重要なのは、価格でも航続距離でも無く充電設備の拡充だと筆者は考えてしまうのだ。
小鮒康一 以上
電気代は高い?急速充電でも速度が違う? オーナーが語るEV「充電」のリアル
投稿日 2021年3月4日 TEXT 小鮒康一 PHOTO ポルシェWEB CARTOP
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充電方法は大きく分けて2種類存在する
近い将来、電動車が中心と為る事がアナウンスされている自動車業界。だからと云って直ぐに全ての自動車が電気自動車に為ると云う訳では無いものの、中には電気自動車が気に為っている人も居るのではないだろうか?
現在、物凄いスピードで進化を続けている電気自動車だけに、中には数年前のイメージのママ電気自動車にネガティブなイメージを持ったママの人も居るかも知れない。そこで今回は電気自動車オーナーだから分かる、電気自動車の充電に纏(まつ)わるリアルな情報をお届けしたい。
1)充電の方法は2種類だが、実は細分化されて居る
電気自動車の充電の方法は大きく分けて2種類。自宅等の充電で用いられる「普通充電」と、高速道路のサービスエリアや各ディーラー・ショッピングモール等に備わって居る「急速充電」だ。
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しかし、一口に普通充電や急速充電と云っても充電量に違いがあるのだ。家庭用の普通充電用コンセントは100Vと200Vの2種類があり、当然ながら200Vの方が早く充電する事が出来る。
そして急速充電器に関しても、最大で100kWもの大容量を充電出来る超急速充電器と呼ばれるものから、最大で20kW程しか充電出来ない“中速充電器”と呼ばれるもの迄幅広く為って居る。
又、タイカンをリリースしたポルシェやEVベンチャーの雄であるテスラ等は独自の充電ネットワークを構築して居り、これ以上の速度で充電する事も可能と為って居るのである。
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充電速度は環境によっても左右される!
2)充電の速度は気温やバッテリー残量に影響される
普通充電においてはユックリと充電が進んで行く為、充電時間が環境に左右されることは少ないが、一度に多くの電気を送り込む急速充電では、様々な環境によって充電量が変化してしまう。例えば、高速道路のサービスエリアなどに設置されている急速充電器の出力が40kWだとすると、30分間の充電で20kWの充電が可能と為る。しかし、実際はそれ以下の数値に留まることが多いのだ。
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実は電気自動車のバッテリーは、熱過ぎたり逆に冷え過ぎて居たりすると充電効率が落ちてしまう。又、満充電に近く為れば為る程充電スピードが落ちると云う特性がある。その為、状況によっては予想以上に充電されて居なかった……と云う事も珍しく無いのである。
3)自宅での充電は割高?
日産が大々的にアピールした定額で充電し放題と云うプランがあった為に(現在は廃止)自宅での充電は損と云うイメージがあるかも知れないが、深夜帯に電気代が割引なるプラン等を利用すれば1kWh当たり10円チョットで充電する事が出来る。
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詰り、40kWhのバッテリーを搭載しているリーフであれば、完全に空の状態からでも400円で満タンにする事が出来ると云う計算だ。これでWLTCモード電費の322kmは厳しくても250km以上は走れるだろうから、コストパフォーマンスはハイブリッドカーの比では無い。
以上
航続距離の短さナンてネガじゃ無い! ガソリン車じゃ在り得ない電気自動車のメリット4つ
投稿日 2019年5月19日 TEXT 小鮒康一 PHOTO WEB CARTOP
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矢張り高い静粛性は エンジン車には無い大きなメリット
エンジンを搭載しない事で排出ガスがゼロと云う点でエコな面が注目を集め勝ちな電気自動車。その一方で充電時間の問題や航続距離・バッテリーの劣化等ネガティブな点もクローズアップされ勝ちであるが、今回はそんな電気自動車の好い処をご紹介しよう。
1)レイアウトの自由度が高い
内燃機関であるエンジンを搭載する車両に比べて、部品点数が少ないと云う利点がある。その為、実は可成り自由度の高いクルマ作りが可能と為っている。例えば日産が発表したリーフNISMO RCの先代モデルは、リーフのコンポートをキャビン後方にホボそのまま搭載したMRレイアウトだったし、現行のリーフNISMO RCもリーフ用のモーターをそのママ前後に搭載したモデルなのだ。
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又、その自由度の高さから、クラシックカーをベースにコンバートEV化する動きも観られる様に為って来て居り、エンジン不動のクラシックカーに新たな命を吹き込む活動として注目を集めている。
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2)静粛性が高い
当然と云えば当然だが、騒音を発する源と為るエンジンが無いので静粛性が極めて高い。その為、通常では余り気に為ら無かった風切り音やタイヤのロードノイズが途轍も無く大きく感じてしまう程だ。又、エンジンが無い事で振動が伝わって来ないと云う点もメリットと言えるだろう。
ドライブトレインから発生した振動はステアリングやシフトノブを伝って来てしまうが、そもそもエンジンが無い電気自動車ではその心配も無い。更に殆どの電気自動車は1速固定の為、変速ショックも皆無と為っている。
エンジン車以上のパフォーマンスを見せることも!
3)加速性能が高い
ゼロから瞬時に最大トルクを発生させる事が出来るモーターの特性上、下手な内燃機関搭載車両よりも鋭い加速性能を持っている。スポーツ走行とは無縁だったとしても、危険回避の為に已むを得ず急加速をする時などにも役に立つ筈だ。基本的に危険回避はブレーキ操作が原則ではあるが。
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3) 非常用電源に為る
自然災害の多い日本において、イザと云う時のインフラの確保は重要なポイントだ。その点、大容量のバッテリーを持つ電気自動車はイザと云う時のライフラインと為って呉れる筈。近隣の地区の電気が回復して居る様なシチュエーションであれば、そこ迄自走で向かい充電して戻って來ると云う方法も出来る。勿論、これは電気自動車が1台あれば完結する方法だ。
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他にも避難場所に指定される様な広い空間に電気自動車を何台か搬入し、ドアを解放して暖房をONにすれば、室内空間を温める事も出来る。これはエンジンを搭載しない電気自動車だから出来る方法と言えるだろう。
以上
実録!オーナーが本音で語るEVのデメリット4選
投稿日 2019年5月15日 TEXT 小鮒康一 PHOTO WEB CARTOP
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ナンだかんだ言っても 長距離移動時の航続距離は気に為る
排出ガスがゼロだったり走行コストが低かったり、モーターによる俊敏な加速が魅力だったり・・・とメリットも沢山存在する電気自動車。かく云う筆者も電気自動車オーナーの一人ではあるのだが、実際に所有してみるとメリットだけでは無く、矢張りどうしてもデメリットも気に為ってしまう処。そこで今回はそんな電気自動車の弱点をピックアップしてみたい。
1)ヤッパリ航続距離が不安
7〜8割程充電されて居れば200km前後は余裕で走れてしまう昨今の電気自動車だけに、日常生活で使用する上では全く不満は無いのだが、極稀に長距離移動をする時などはもう少し航続距離が長いと好いな、と思うことも。そう頻繁に遠出をする事も無いので、ストレスを感じる程では無いが不満であることに違いは無い。
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2)暖房の消費電力
エンジンの排熱を使って暖を取る内燃機関のクルマとは違い、一般家庭のエアコンの様なシステムを採用して居る電気自動車。それだけに寒い時期でもスイッチONで温風が出て來る迄の早さは非常に有難いのだが、その反面、消費電力が大きい為航続距離が1割程度悪化してしまうのが難点だ。
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急いで居る時の充電器の混雑は厳しい
3)充電待ちの時間
電気自動車が普及するに従って増えるのが充電待ちの時間だ。最近ではアプリ等で充電器の満空情報を見る事が出来る様に為ったので、埋まって居れば別のスポットへ向かうと云う事も出来る様に為ったが、充電器が少ない地域では結局待つ羽目に為ってしまう。時間に余裕があれば問題無いが、時間に追われて居る時は非常にヤキモキしてしまう。
4)バッテリーの劣化の不安
急速充電時のコントロールやバッテリー自体の進化によって、劣化し難く為って居ると言われては居るが、矢張り何時駆動用のバッテリーの劣化が始まるのかが気に為ってしまう。保証期間内に一定以上の劣化が認められた時は保証交換して貰えるとは云え、規定迄劣化する迄はやや劣化した状態のバッテリーで走行し無ければなら無いと云うのも気持ちの好いものでは無いと云うのも事実だ。
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と、ネガティブな部分をピックアップしてしまったが、トータルで言えば個人的には電気自動車を購入して十分満足して居る。現在、昔を知る人が「昔のキャブ車は味があった」と云う様に、何時か「昔の電気自動車は味があった」と言われる日が來るのかも知れない。
以上
〜管理人のひとこと〜
前に中国産の低価格の軽自動車の記事を載せたことがあります。確か50万前後の価格で発売しているとか・・・確かに安いですね、日本の中古車並みです。そして、これに電気自動車・EVが加われば、中国の特性である広い国土・世界一の人口・AIの発達・・・共産党の国策がそのママ現実の法律に為って具体化する国では、直ぐにでも可能な事に為りそうです。
しかし、何時までも安い人件費を宛にして中国を利用出来るものでは無く、人件費の高騰で中国から近辺のベトナムやタイに仕事は流れている様です。しかし、安く作れるのは大きな力なのです。価格が高くても好いのであれば、日本の電算機・富岳の様に世界一も獲得出来ますが、それを低価格で実現するのが「力」なのでしょう。
最近EVも含めハイブリッドの車が多く、音も無しに近付いて來る車に「ハッ!」とすること屡あります。本当に静かで振動も無く・・・水の上を滑る様に走る・・・と形容出来る感覚なのです。確かにエンジンの発する振動とエネルギー感は味わえませんが。今後ますます車は進化するのでしょう・・・
以上
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