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2020年05月11日

【ベストセラー散歩】第二次世界大戦に従軍した女性達が、確かに存在して居る 『戦争は女の顔をしていない』




 【ベストセラー散歩】

  第二次世界大戦に従軍した女性達が確かに存在して居る 

 『戦争は女の顔をしていない』


               〜婦人公論.jp 5/10(日) 7:00配信〜


            051024.jpg

 『戦争は女の顔をしていない(1)』作画・小梅けいと 原作・スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ

 原作に加わった伸びやかな描写

 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの著作のコミカライズ作品。Web連載が始まった時は本当に驚いた。2015年にノーベル文学賞を受賞したアレクシエーヴィチは、1948年ウクライナ生まれのジャーナリストであり『戦争は女の顔をしていない』は彼女が30代の時の第1作だ。
 第二次世界大戦時ソ連では、数多くの女性が従軍し兵士として前線で戦った。だが、それ故戦後は差別的な目で見られる事に為り、戦争体験を隠して生き無ければ為ら無く為った・・・そう云う女性達500人以上を訪ね、一人一人の思いや記憶に寄り添い、語られる言葉に耳を傾け続けた結実としての著作なのだ。

 そんな言葉を、マンガでどう遣って表現するのか・・・しかし読み始めると直ぐ危惧は消えた。言葉から立ち上がるイメージは、伸びやかで誠実な描写に依って奥行きの有る絵と為り、目の前に広がる情景がエピソードの中で動き出す。
 ソコには、洗濯部隊に配属されたワレンチーナや狙撃兵のマリヤや、戦闘機の飛行士だったアントニーナ達が確かに存在して居て、生々しい情感に引き込まれて行く。監修の速水螺旋人に依れば、原作のインタビューでは判ら無い軍隊の制服や階級章等も調べた上で正確に描かれて居るとか。

 強く美しい女達、等と云う陳腐な讃美は要ら無い。愚かさも残酷さも持った彼女達はその時代の戦場を只必死に生きた。私達が出来るのはそれを無かった事にし無い、黙ったママで終わらせ無い事だと思う。Web連載で反響を呼んだ後、単行本として1月に出版されて10万部(紙+電子)を突破。岩波現代文庫の原作も重版された。


 『戦争は女の顔をしていない』 作画◎小梅けいと 原作◎スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 監修◎速水螺旋人 KADOKAWA 1000円  文 川口晴美     以上


 【関連記事】

 第二次世界大戦中に活躍した

 ロシアのスナイパー女性兵士達 の写真をカラー化


          〜カラパイア 2017年4月28日 22:30 〜


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 第二次世界大戦(1939〜1945)が世界規模の戦いに拡大し始めた1941年、ドイツ軍がソ連に侵攻した。ソ連では国民は全て奴隷化されると云う噂が流れた。これに対し、母国の危機を救う為2,000人を超えるロシア人女性が狙撃兵として軍に入隊。
 その中でも類まれな才能を発揮し、前線で優秀なスナイパーとして名を馳せドイツ兵を恐怖に陥れた兵達が居た。中には、309人ものナチスを射殺してレディ・デスと呼ばれて恐れられた女性も居る。そんな彼女達の姿が、ロシアのデジタルアーティスト、オルガ・シルニナに依ってカラー写真として蘇った。

 【ナチス兵も恐れた伝説の女性スナイパー】

 女性狙撃兵達は残忍で過酷な前線に立ち、ドイツ兵を恐怖に陥れた。中でも彼等が最も恐れて居たのはリュドミラ・パヴリチェンコだった。

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 彼女はドイツ兵の間で レディ・デス・Lady Deathと云う名で恐れられた。史上最も腕の建つ女性スナイパーと言われ、309人のナチスの狙撃に成功したと云う。又、ソ連の独裁者ヨシフ・スターリンの額縁写真の下で、軍服で決めた彼女の別の写真もある。パプチリシェンコは1942年に前線の砲撃で顔を負傷、その後は前線を離れ、狙撃手を養成する教官に為った。

 ローザ・シャーニナ 彼女は16歳の頃に59人のドイツ兵を射殺し、東プロイセンの見えない恐怖と呼ばれた。1945年、20歳の頃に東プロイセンの戦場で砲弾の直撃に遭い亡く為った。当時彼女が綴って居た日記は後に書籍として出版された。

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  Yevgenia Makeeva Makeeva(左)は68人のドイツ兵を射殺したと伝えられて居る。写真右はリュドミラ・パヴリチェンコ。

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  Ziba Ganiyeva ウズベキスタン出身のアゼルバイジャン人で、18歳でロシア軍に入隊し、前線を16回も越えた。

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 ナデジダ・コレスニコフ(左)とリューバ・マカロワ(右) 彼女達はソ連の大祖国戦争(1941〜1945)の頃に東部戦線で戦った。

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 当時、母国の為に立ち上がった女性達の数は2,000人を超えた。

【ロシア史を鮮やかに甦らせるデジタルアーティスト】

 モノクロだったこれ等の写真をカラー化したオルガ・シルニナはこう語る。
 

 ・・・赤軍の兵士を撮った写真は殆ど有りません。だから、その不足を補おうと考えました。元々ロシアの歴史に興味が有りましたから、これは国と世界の両方の歴史に取って、インパクトを与える劇的な出来事だと思う。多くの言葉で語るよりも、写真は沢山の事を教えて呉れる事が有ります。私がカラー化したこれ等の写真に依って、人々がモッとロシアやロシア人に付いて知って呉れたら嬉しい。特にこの国に居た勇敢な女性達に付いて知って貰えたらと思います。
 これは一つの現象だったと言って好いでしょう。こんなに沢山の女性の兵士、スナイパー、パイロット、医師が居た国は他にはないと思う・・・


 彼女はウラジーミル・レーニンやヨシフ・スターリン、ニコライ2世等の偉人の姿もカラー化し、ロシア史の魅力をより鮮やかに伝えている。彼女の作品の一部はFacebookでも公開中だ。

 via:dailymail、facebook・translated D/ konohazuku / edited by parumo 記事全文はこちら:第二次世界大戦中に活躍したロシアのスナイパー女性兵士たちの写真をカラー化 http://karapaia.com/archives/52238013.html

                 以上



 【管理人のひとこと】

 第二次世界大戦で女性兵士が登場したのは、このソ連の例が初めてだった様だ。日本を含め他の国々では女性は看護師や医師の様に直接戦場には投入された場合を除くと、殆どが一線から退いた比較的安全な環境下での支援業務の様だ。日本の場合は、従軍看護婦の様に部隊と共に行動した場合が殆どだっただろう。
 何故、この様にソ連では直接戦場へ赴く、上記の様なスナイパーで在ったり戦闘機に乗るパイロットで在ったり戦車に乗る等の第一線に就いたのか・・・共産主義ならではの何か精神的なものでも有ったのか。共産主義と云えど男女平等がそれ程進んで無かったにも関わらずにである。
 しかし、ドイツに占領された各国の地下組織には多くの女性兵士が居た事は知られて居る。云わば国内の抵抗運動に参加する女性達だ。彼女達は男性と共に戦地を駆け巡っただろう。愛国精神で銃を持ち共に戦う女性が居たとしても可笑しくは無い訳だ。ソ連映画で戦闘機乗りの女性パイロット部隊を描いたものを観た事がある。男性に負けず過酷な訓練を受け、女性特有の感性で戦い続ける・・・その姿は、男性よりも純粋で一途なものとして描かれて居た。

















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