アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2022年02月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
ヨリちゃんさんの画像
ヨリちゃん
プロフィール

広告

posted by fanblog

2020年05月06日

「大量に建造された潜水艦」3選  WW2期から現代迄3選  WW2期から現代迄



    「大量に建造された潜水艦」3選WW2期から現代迄
 
 最多建造はやっぱりドイツ製


            〜乗りものニュース 5/6(水) 18:23配信〜


      050620.jpg

 1941年にイギリス海軍が拿捕した「Uボート」VII C型潜水艦のU-570(画像 帝国戦争博物館 IWM)

 史上最多の量産数を誇る潜水艦 

 21世紀の現代、安全保障に置いて潜水艦は無視出来無い存在に為って居ます。日本も海上自衛隊の潜水艦戦力を拡充しようとして居る最中で、2020年4月現在、練習潜水艦を除くと20隻を運用して居ます。
 過去には、単一の艦型で3ケタの建造数を誇る潜水艦が各国に有りました。世界に目を向けた際、どれだけ潜水艦が建造されて居たのか「史上最多」「第2次世界大戦後最多」「原子力潜水艦最多」の3項目で見て行きます。

 史上最も多く建造された潜水艦は、第2次世界大戦中のドイツ海軍に在ります。ドイツの潜水艦は「Uボート」の名称で比較的有名ですが、その中でも中心を担ったのがVII C型潜水艦でした。VII C型は、改良型のVII C41型と合わせて1940(昭和15)年から1945(昭和20)年迄の5年間で665隻が建造されました。この数は潜水艦として最多だけで無く、戦艦や空母等の水上艦を含めた軍艦全体で見ても史上最多です。
 VII C型は、潜水艦としては小振りで、浮上時の水上排水量は761トン・潜航時の水中排水量でも865トンです。同時期の日本やアメリカ等の潜水艦が水上排水量で1,000トン以上、水中排水量だと2,000トンを越えて居たのと比べると差は大きく、艦形が小さい分乗員数も約40名と、日本やアメリカの潜水艦乗員数と比べて3分の2から半分程度でした。

 ドイツは大量建造を可能にする為、工場で予め組み立てて置いて、造船所ではそれを繋ぎ合わせる形で工期を短縮するブロック構造を大々的に取り入れ、部品の共通化も進めました。この様な建造方法に依り短期間で数を揃え、北大西洋にてイギリスやアメリカの艦船に対し猛威を振るったのです。損失も多く、建造された665隻の内510隻が戦没し、終戦時には戦勝国への引き渡しを拒否して60隻弱が自沈して居ます。

       050621.jpg
 
  1964年アメリカ海軍の哨戒ヘリの監視の下航行する旧ソ連の613型潜水艦(画像 アメリカ海軍)

 中国も生産した第2次世界大戦後の最多潜水艦

 第2次世界大戦中は各国共潜水艦を大量に建造しました。では大戦後から21世紀の現代に限定した場合はと云うと、最も多く作られたのは旧ソ連の613型潜水艦です。所謂NATOコードは「ウィスキー級」で、日本では此方の方が通りは好いかも知れません。
 1951(昭和26)年から1958(昭和33)年迄の7年間で215隻就役した他、中国が旧ソ連から技術移転と部品供給を受けて21隻を国内建造して居り、合わせて236隻が建造されました。

 613型は、ディーゼルエンジンと電気バッテリーで航行する通常動力型の潜水艦で、長期航海を余り想定し無い沿岸警備用の潜水艦です。設計に際して、ドイツが第2次世界大戦後期に建造したXXI型潜水艦の技術を基に、独自の改良を施して居ます。大きさは浮上時の水上排水量で約1,100トン、潜航時の水中排水量で約1,350トンと、同時期のアメリカやイギリスの潜水艦よりも小振りです。
 建造技術の未熟さから水中での雑音が多かったそうで、後継艦が次々と建造されて行く中、ソ連本国では1980年代後半には全て退役して居ます。大量建造された為、冷戦中には前述の中国以外にも、旧ソ連の友好国で有ったアルバニアやエジプト、インドネシア、ポーランド、北朝鮮等に輸出されましたが、それ等の国々でも旧式化した為、2020年4月現在、殆ど退役して居ます。

 20年間建造が続いた 世界最多の原子力潜水艦

 第2次世界大戦後、潜水艦の性能向上に大きな影響を与えた要因の一つが原子力潜水艦の登場です。原子力潜水艦の保有は、その国の海軍力を計る一つの指標にも為って居ます。そうした原子力潜水艦の中で、2020年4月時点に置いて、世界で最も多く建造されたのがアメリカのロサンゼルス級です。

       050622.jpg

 ロサンゼルス級原子力潜水艦は、1976(昭和51)年から1996(平成8)年迄の20年間で62隻就役して居り、2020年4月現在も半数の約30隻が現役運用されて居ます。
 20年もの間建造が続いた為、同級の初期型と後期型では性能だけで無く舵の位置等も異なります。全長は約110m、搭載する原子炉は殆ど変わって居ませんが、排水量は初期型が水上排水量約6,080トン、水中排水量約6,930トンなのに対し、後期型は水上排水量約6,330トン、水中排水量約7,180トンと、250トン程度増えて居ます。

 この排水量の増加は船体全体の4%程度に当たる為、その文浮上速度や水中での機動性等に影響が出て居ると考えられます。
 尚、ロサンゼルス級原子力潜水艦は、敵の潜水艦や水上戦闘艦等を攻撃するのを主目的にした、所謂攻撃型原子力潜水艦です。依って、敵国の政治経済の中枢を直接弾道ミサイルで攻撃する為の・・・所謂戦略ミサイル原子力潜水艦・弾道ミサイル原子力潜水艦では無い為、弾道ミサイルは搭載して居ません。
 21世紀に入ってから、後継と為るバージニア級原子力潜水艦の建造が進められて居ます。バージニア級は66隻の建造が計画されて居ますが、2020年4月現在で就役数は19隻に留まって居る為、未だ暫くの間、ロサンゼルス級は現役で使われ続ける見込みです。


        050623.jpg バージニア級潜水艦
 
          柘植優介 乗りものライター    以上



 お子様やお孫様の在宅学習のお手伝い













この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9829889
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。