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2020年04月12日

他人には寛容に 政府には怯まず コロナ禍を乗り切る態度




 他人には寛容に 政府には怯まず コロナ禍を乗り切る態度

           〜NEWS ポストセブン 4/11(土) 7:05配信〜


        041207.jpg

                  糸井重里氏

 〜行動自粛が求められる中で、国民のストレスは過つて無い程に高まって行くだろう。些細な事を切っ掛けに炎上・諍いの類も頻発する筈だ。我々はどう云う心持ちで居るべきなのか。コラムニストのオバタカズユキ氏が考察した〜

 株式会社ホボ日代表取締役社長でコピーライターの糸井重里氏が、4月9日 炎上した。ツイッターに以下の書き込みをした結果である。《判った事が有る。新型コロナウイルスの事ばかり聞いて居るのが辛いのでは無かった。ズッと、誰ががが誰かを責め立てて居る。これを感じるのが辛いのだ》
 誰が誰をズッと責め立てて居るのか明示はして居ない。が、このツイートを見た人の少無からずは、国民が政府を責め立てて居る・・・と読んだ。そして、例えば以下の様なリプライで糸井ツイートを批判した。

 《責任有る立場の人がその責を果たして居なければ、問い正されるのは当たり前。そう云う時に「責め立てる」のは当然。現に責任を果たされず苦しんで居る人が居るのに「誰かが誰かを責め立てるのを感自るのがつらい」と一般化して言うのは、苦しんで居る側の苦しみは感じ無いと宣言する様なもの》
 《庶民がフト漏らす不満に対して「為政者の遣る事には一切口を出すな」と云うパターナリズム満載の思考を「ヤンワリとした口調」で押し付け様として来る人達が次から次へと登場して来るこの現実がトテモ辛いわ。糸井氏は、責められて居るって感じる側なんだね》
 《そリャあマスク2枚に466億円何て掛けられてるのを黙ってれば、更なる愚策に走りそうな安倍政権ですからね。モッとモッと声を上げ無いと、又お肉券だ旅行券だに税金が変わっちまいますからね》


 映画評論家の町山智浩氏は、更に手厳しくコンなツイートを投げ突けた。

         041208.jpg

 《糸井重里さん、もうレトリックは好いですよ。言いたい事をハッキリ「庶民はお上に逆らうな」「政府に補償を求めるな」「マスク二枚で満足しろ」「お前らは犬だ」「奴隷だ」と言えば好いじゃないですか》

 糸井氏が政府擁護・国民批判の意図でツイートしたかどうかは判らない。しかし、ストレスの溜って居る国民の多くが、政府のもたつくコロナ対策に苛立ちを覚えて居る事は確かで、消費者の空気を読むプロ中のプロで在る筈のコピーライター糸井氏が、ソンな当然の国民感情も汲み取れ無く為って居るとは驚きだ。老化だろうか。
 日本国民の多くは、既に相当苛立って居る。「何時ニューヨークやイタリア・スペインの様に為るか判らないぞ」と脅されながら、突然の学校休校から始まってマスクや除菌アルコールの入手困難・要約五輪延期が決まったと思ったら矢継ぎ早に要請される自粛・自粛・自粛の嵐・・・ナノに、未だ曖昧で頼り無い補償の話・・・ソリャア、ネット上で文句の一つも言いたく為るものだ。

 それで少しでも気持ちが楽に為ればこれ幸いである。皆で団結してジッと我慢する事が必要なのだろうが、溜まって居るものを吐き出すのも精神衛生上大事なことだ。フザケルナと思えば、そのママ書き着ければ好い。我々にはその自由が有ると私は思って居る。更に、このコロナ対策で、政府が可笑しな事をして居ると感じたのなら、積極的にその感じを言語化するべきでもある。
 政府としても、初めての体験の連続なのだ。他意無くピントのズレた政策を進めようとしてしまう事も有るだろう。そう云う時に、何がどう可笑しいのか、国民の側から指摘・批判する事はトテモ重要ではないか。それが証拠にと云うか、4月7日に厚労省がコロナ支援金制度を見直した件は、国民が声を挙げたからコソの成果に他なら無かった。

 小学校等が休校に為った子供の世話で仕事を休んだ保護者に支援金が支給されると決まったが、そのフリーランスへの支援金支給要領で「性風俗業」「接待を伴う飲食業」の関係者が対象から外されて居たのである。それに気付いたセックスワーカー団体のSWASHが厚労省に抗議文を提出した事を切っ掛けにメディアの報道が相次ぎ、寺田学衆議院議員等が加藤厚労大臣等に質問・・・遂には菅官房長官の不支給要件見直し発言を引き出したのだった。

 メディアの報道でこのズレた政策の事を知った一般の人達も、ネット上で可成り大きな声を挙げた。この件は、当事者団体の素早く的確な行動が功を奏したものだと云えるが、それプラス、国民の声と云うものも大きな役割を果たしたに違い無い。
 そう云う事も有るのだから、可笑しいと思ったら「オカシイ!」と声を挙げるべきなのだ。政治家や官僚と云うものは、我々が想像して居る以上にマスコミや世論で自分達がどう思われて居るかを気にして居る。下から挙がって来た声が大きければ、見向きもしないでスルーと云うのは意外に出来無いのだ。

 布マスクを2枚ずつ郵送すると云う愚策は、残念ながらもう撤回して貰う事が出来無く為ってしまったが、コレから本格的に具体化が進められる補償に付いて等は、オカシイと思ったら、当事者を筆頭に例え外野であってもドンドン文句を言うと好い。その際に、糸井氏が辛く感じた様な汚い言葉も混じって来るだろうが、それはソンなもんだと流して行けば好いのだ。皆で行儀好く振る舞うだけが能では無い。
 他人には寛容に、国や政府に対しては怯まず・・・時には批判の声も挙げる。コロナ禍を乗り切るには、そう云う態度も求められるのだと私は思う。


            041209.jpg

        文 コラムニストのオバタカズユキ氏   以上
















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