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2020年02月28日

官邸の圧力か 報道ステーション大量追放を招いた「ある出来事」





 官邸の圧力か 報道ステーション大量追放を招いた「ある出来事」

        〜まぐまぐニュース! 新 恭 2/28(金) 5:00配信〜


            2-28-1.jpg

 テレビ朝日の看板番組「報道ステーション」による、10名ものディレクターの切り捨てが衝撃を呼んで居ます。テレ朝は誰に忖度し何を恐れて居るのでしょうか。元全国紙社会部記者の新 恭さんは今回、自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で「スタッフ大量追放」との関連を疑わざるを得ない昨年末の或る出来事を取り上げると共に、現在テレビ朝日の放送番組審議会委員長を務める意外な人物の実名を記して居ます。

 報ステの制作スタッフ一斉追放は官邸の思惑通りか

 テレビ朝日の「報道ステーション」が、飛んでも無い事に為った。番組を支えて来たディレクター達10人が3月末で契約を打ち切られ、ゴソッと抜けるのだとか。新聞労連、民放労連、出版労連等の「日本マスコミ文化情報労組会議・MIC」が2月13日に開いた集会「報ステを問う」の録画を見て、これは単なる労働問題では無いと思った。

         2-28-4.jpg

 夜10時、寛いで一日の出来事を振り返るのに、報ステは打って付けの番組だ。度重なる官邸や自民党本部の圧力に崩れ掛かりながらも、辛うじてニュースステーション以来のエンタテインメント性と批判精神を保ち続けて来た。その原動力は、長年に渉って番組制作に携わって来た外部の契約スタッフ達である。
 「派遣」と云う不安定な立場ながら、これ迄契約が続いて来たのは、番組に欠かせぬ人材であったからだろう。殆どのテレビ番組は、下請けのテレビ制作会社やフリーランスのディレクター等外部スタッフが造って居る。プロデューサーだけがテレビ局の社員と云う事も珍しく無い。勿論、報ステも同じだ。
 自他共に認める手練れのディレクター等を、何故急に「3月末で契約打ち切り」としたのか。テレビ朝日の内部で今何が起きて居るのか。

         2-28-3.jpg テレ朝 早河会長

 この方針が告げられたのは昨年12月だ。会社側が言うには「体制刷新」「人心一新」との事だが、決まり切ったスローガンの様で、全く説得力が無い。と為ると、どうしても昨年12月のアノ出来事との関連を疑わざるを得無く為る。
 12月10日放送の報ステ。「桜を見る会」の疑惑を取り上げる中で「与党内には早くも年越しムードが」のナレーションと共に、自民党の世耕弘成・参議院幹事長ら参院幹部3人が映し出された。世耕氏が「説明出来る範囲は確り説明をしたと」と言う場面の後に、繋げられたのが次のシーンだ。

 「年内の会見は何時迄遣るんですか?」と記者が質問。ドリンク缶を開けながら世耕氏が「もう『好いお年を』と云うか・・・」と笑顔で返す。コレを見た世耕氏が激怒し、12月10日にこうツイートした。

 ・・・今夜の報道ステーションの切り取りは酷い。私は定例記者会見が終わった後、今日の会見が今年最後に為るかも知れ無いと云う意味で「良いお年を」と言っただけなのに、それを桜を見る会をと絡めて、問題を年越しさせ様として居るかの様に編集して居る。印象操作とはこの事だ。

 世耕氏の気持ちは判るが、普通、この位の事でテレビ局がビク着く事は先ず無い。処が、テレビ朝日は過敏に反応した。ナンと、翌日早速報道局長が参院幹事長室を訪れ世耕氏に謝罪したのだ。世耕氏は早速勝ち誇ったようなツイート。

 ・・・先程テレビ朝日報道局長が幹事長室に来訪し謝罪が有りました・・・今夜の番組内で何等かの対応をするとの事です。放送内容を見て、謝罪を受け入れるか判断します。

 現場のスタッフはドンな思いで、安倍政権に対するテレビ朝日幹部の弱腰な姿勢を受け止めたのだろうか。編集の仕方が拙かったかも知れないが「桜を見る会」問題に、参院自民党が真摯に向き合って居るとは思え無い。派遣スタッフ10人への契約打ち切りが告げられたのは、それから間も無くだったと思われる。

 日本マスコミ文化情報労組会議は1月10日「報道ステーションスタッフ契約打ち切りによる『番組解体』を許さ無い」と題する声明を発表した。以下はその一部だ。

 ・・・今回、契約終了を一方的に通告されたスタッフは、ニュース担当のディレクターを務めて居ました。中東情勢や沖縄の基地問題、原発、災害、事件報道等に精通したメンバーです。番組の中核スタッフとして、時に政治権力等からの圧力を受けながらも、政治や社会の問題点に斬り込む日本有数の報道番組を支え、日本のジャーナリズムを体現して来ました。
 彼等を解雇すると云うのは、只でさえ過つての様な舌鋒が鈍って居る「報道ステーション」の言論を、更に政権寄りに変えようと云う事に他なら無い。


 2月13日の抗議集会に参加した元TBS記者で立憲民主党の杉尾秀哉・参院議員はこう言う。

 「テレビ報道で働く全ての人に取って旧ニュースステーション・報道ステーションは特別な番組です。記者は材料を集めて来る人。その材料を腕の好い料理人がコンテクストとして繋げて行く。長年そう云う経験をして来た手練れのディレクターが今回切られ様として居る10人の方々です」

 メディア対策に異常な関心を抱く安倍政権の下、報ステを取り巻く政治的圧力が如何に強く為ったかは好く知られて居る通りだ。記憶に新しい処では、2015年1月23日、報ステのオンエア中、官邸から掛かった抗議電話が基で、コメンテーターの元経産官僚・古賀茂明氏が番組を降ろされた一件がある。
 所謂古賀氏の「I am not Abe」発言に対する官邸からの攻撃に、早河洋会長等経営陣は勿論、報道幹部は早々に屈し、統括チーフプロデューサーも配置換えの憂き目に在ったのだ。

           2-28-2.jpg 幻冬舎社長の見城徹氏

 処で、テレビ朝日の放送番組審議会委員長は誰かご存じだろうか。幻冬舎社長の見城徹氏である。意外と思う方も多いだろう。見城氏と云えば、ベストセラーの仕掛け人であるが、本人を目の前にして照れもせず、安倍首相をヨイショし捲くるお座敷芸にも長けて居る。

 「信義に厚くウソが言え無い。外交も歴代の総理でコレだけの事を遣った人は居ないですよ」「安倍独裁と悪く言われるのは、余りにも実行力が有り過ぎるから」(2017年10月8日、AbemaTV)

 見城氏率いる幻冬舎は山口敬之氏の『総理』や小川榮太郎氏の『約束の日 安倍晋三試論』等、安倍首相を持ち上げる本の発行でも知られて居る。
 何故その見城氏がテレ朝の放送番組審議会委員長なのか・・・経緯は好く知らないが、早河会長との仲は頗(すこぶ)る良い様で、テレ朝が出資し早河氏が会長を務める「AbemaTV」に「徹の部屋」為る番組を昨年6月迄持って居た。そこに出演者として安倍首相を招いた際に繰り出したのが前掲の「絶賛コメント」の数々なのである。

 早河会長は安倍首相やその取り巻きと会食を重ねて居る内に、他の多くのマスコミ経営者と同じく、堕落の道を辿って行ったと筆者は勝手ながら推測する。1985年に久米宏氏の「ニュースステーション」を初代プロデューサーとして手掛け、その後、田原総一朗氏の「朝まで生テレビ!」を担当したジャーナリスト魂は何処かに消えてしまったようだ。
 官邸との繋がりが深まり、番組のお目付け役である見城氏への忖度が強まる程、早河会長等テレ朝上層部と「報道ステーション」現場スタッフとの意識のギャップは広がって行ったに違い無い。

 首相と頻繁に会食し、権力の甘い蜜のお裾分けに預かったマスコミ経営者は、官邸の手の内に取り込まれて行く。保身の虜に為り勝ちな編集・制作部門の幹部は、経営者の意向を嗅ぎ分ける能力を日々磨いて居る。そして、遂には政権への批判精神を脈々と受け継いで来た番組の中核メンバーが派遣切りで追放される。
 黒を白と嘘を着き通しても総理大臣の地位に留まる事が出来る歪んだ政治状況を許して居るのは、誰の所為なのか。今や定番と為った結論「野党のふがいなさ」を使うのも好いが、マスコミの堕落はそれ以上に深刻なのではないか。


 image by: Osugi / Shutterstock.com MAG2 NEWS 最終更新: 2/28(金) 5:00  以上







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