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2020年01月31日

34歳女性首相を生んだフィンランドに女性管理職が多い理由




  




 34歳女性首相を生んだフィンランドに女性管理職が多い理由

            〜webマガジン mi-mollet 1/30(木) 8:00配信〜


 昨年末に史上最年少の女性首相が誕生したフィンランド。女性が、それも34歳の若さで国のトップに為った事は、世界中で話題を浚いました。今回お話を伺ったのは、その国で5年間を過ごし、現在はフィンランド大使館の広報を担当される堀内都喜子さん
 著書『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』は、そのタイトル通り午後4時に終わり、一ヶ月の夏休みを過ごすフィンランドの暮らしや働き方に付いて書かれた本。女性だってモッと働きたいしモッと休みたい・・・日本人が憧れるワークライフバランス実現の裏には、どんな考え方があるのでしょうか?

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 堀内都喜子 長野県生まれ 大学卒業後 日本語教師等を経てフィンランド・ユヴァスキュラ大学大学院に留学 異文化コミュニケーションを学び修士号を取得。フィンランド大使館広報部に勤務しつつ、フリーライターとしても活動中

 フィンランドに行って自分の年齢や性別を意識し無く為った

 大学時代の交換留学で行った中国で、同じ寮に住むフィンランド人と友人に為った堀内さん。初めて訪れた北欧は美しい夏の季節。サウナに呼ばれ、湖に飛び込み森でブルーベリーを摘み「フィンランドでは、夏休みは一ヶ月」と云う驚きの事実を知ります。
 その後、当地の大学院に留学し過ごした5年間で、最も変わったのは「年齢や性別と云うものを、ドンドン気にし無く為って行った事」

 「私の実家は長野の田舎街で自営業をして居ました。フィンランドに行く以前は、学校を卒業したら就職し、30歳位迄にお婿さんを取って家業を継ぎ・・・と、小さい頃から親に言われて来たママの人生をイメージして居たんです。だから、留学した自分に少し罪悪感が有ったんですよね。友達の中には『20歳半ばを過ぎて未だ働いて居ないの?』と云う厳しい人も居たし(笑)」

 フィンランドでは、女性が家庭もキャリアも持つのは至って普通の事だし、他人の結婚や年齢に付いて物申して来る人も余り居ません。「年齢や性別に限らず、遣りたい事があるなら勉強すれば好い」と云う感覚も当たり前で、大学には20代から50代迄幅広い年齢層の生徒が居たそうです。

 「女性だから・何歳だからと云う考えは一気に吹っ飛びました。自分に対しても他人に対しても『決められたレールを外れて生きても好いんじゃない?』と思える様に為りましたね」

 東京に戻ったのは、フィンランド系企業の日本支社で「働かないか」と声を掛けられたから。処が、外資系とは云え日本人が99%の会社で、その文化の違いには衝撃を受けたと云います。

 「エンジニアリング系の会社で男性社員が多く、女性はアシスタントと云う感覚があって。私はマーケティングの職で入ったのですが、何か意見を言うと『え?アシスタントが?』みたいな空気に為るんですよ。アシスタント・アシスタントと言われ続けて居ると、その内にコチラもでしゃばっちゃいけ無いと云う気がして来るし。
 年配の男性社員と一緒に出張に行った翌朝『夜はどうだったの〜?』と言われたり、クライアントの担当者に『何歳?』『結婚してるの?』何て聞かれたりした事も。皆さん悪気は無いんですよ、でも最初は本当に悩みましたね」


 ちなみに、堀内さんは今の職場で、自身の家族構成等を尋ねられた事すら無いそうです。勿論そう云う話題に為って自分から触れる事はありますが、それ以上に踏み込まれる事はありません。 

 スルーされ無い社内レクリエーション

 著書に書かれて居るフィンランドの会社文化で面白いなと思ったのは、何だか「昭和の日本」に何処か似て居る事です。
 例えば勤務時間中に始まるエクササイズは、古式ゆかしいラジオ体操の時間の様だし、社員が仕切るボーリング大会等のレクリエーションやサウナでの裸の付き合いも、似た匂いがする様な・・・日本では平成の頃には「苦痛」に為ったこうした会社文化が、フィンランドでは何故機能して居るのでしょうか。

  「社内の様々な関係性が、オープンで対等で同時に個人の意思が尊重されて居るからでしょうか。フィンランドの会社の上司と部下の関係は、上下関係では無く基本的に対等なんです。普段から或る程度、言いたい事を言い合えるし、上が命令し下は従うのみと云う関係では無いから、一緒に過ごす事が苦痛じゃ無いんですよね。
 交流はプライベートを邪魔し無い様夜の飲み会で無く、ランチやコーヒーブレイク等の勤務時間内。レクリエーションも休日で無く、勤務日に遣ります。勿論、どれも参加したく無ければし無くても構わ無いし、それをトヤカク言われる事もありません。本当の意味で、本人の意思で決められるのが好いんでしょうね」

 仕事の「効率」に関する考え方も随分違う様です。

 「日本では『長時間労働=仕事を遣って居る』と云う見方も有る様ですが『効率的に働くには心身の健康が最重要』と考えるフィンランドでは『長時間労働=非効率的』上司が唯一部下を管理して居るとすれば、それは彼等の心身の健康に気を配る事。
 そうで無いとサステナブルに働く事なんて出来ないし、環境が悪ければフィンランド人はサッサと辞めてしまうので、好い人材を確保出来ません」


 こうしたワークライフバランスの考え方は、アラユル業種・職種に徹底されて居ます。そうは云ってもお医者さんは、そうは云っても学校の先生は、と云う例外はありません。

 「勿論不便な事もありますよ。でもスーパーが日曜休業と分かって居たら、それ以外の日に買えば好いし、医療従事者も夏休みを取るのだから、緊急以外の検診等はそれ以外の季節に予約すれば好い。日本の様に『何時でも、何処でも、何でも』と云う生活は便利ですが、そこ迄便利じゃ無くても生きて行けますから。自分だってユックリお休みを取りたいのだから、そこはお互い様と思わないと」

 レジ打ちの女の子が教育を受けて首相に為れる国

 昨年末は、史上最年少34歳の女性サンナ・マリンさんが首相に為った事も話題のフィンランドですが、実は女性の首相は既に3人目。現在は国会議員の46%が女性で、連立政権に参加する党の党首は、首相の党以外は全てが女性で内3人が30代前半です。

 「彼女が首相に為った事に、性別は何の影響もして居ないと思います。ソモソモ彼女は、ココ数年党のナンバー2だったので、自然の成り行きと云う感じ。寧ろフィンランド人は、世界から注目が集まった事を驚いて居ます。
 普段は『この国ってEUだったっけ?』と云う扱いのフランスが、今や『フィンランドの女性首相の話題で持ち切り!』だと聞き喜んでましたね(笑)。只フィンランドが推し進めて来た【男女平等】を、世界に実証出来た、それを誇らしく思っては居ますね。勿論彼女には、国内に山積みの問題を解決し、頑張って呉れる事の方が大事ですが」


 若くて優秀な女性達が国のトップに並ぶ事に、恐怖を感じて居る男性が居る事も否定は出来無い、と堀内さん。でもそれを人前で口にすれば、周囲は「何と云う時代錯誤」と眉を顰める。そうした社会的なコンセンサスが出来て居ると云います。

  「エストニアの内相が『レジ係が首相に為った』と発言して居ましたよね。それに対し、首相自身はツイッターで『フィンランドの事を凄く誇りに思う、何故ならレジ打ちの女の子が教育を受けて首相に迄為れるのだから』と応じて居ました。
 フィンランド人が大事に思って居るのは正にココ。彼女は、同性カップルを両親に持ち、貧困と云うマイナス環境にも打ち勝って此処迄来た訳で、それは福祉や教育が公正に為されて居ると云う事なんです。日本メディアの中には<美人><若い>と云う点ばかり言及する処もありますが、フィンランド人からすると『は?』と云う感じだと思いますよ」


 「与えられたチャンスを必ずモノにする」フィンランドの女性達

 労働人口が減り続け「女性がモッと活用されるべき」と言われて久しい日本。フィンランドの有り方に学ぶ処はとても大きい様に思います。

 「『社会の平等と公正を守ら無ければいけ無い』と云う意識が高いのは、人口が少ないから。一人ひとりの力を底上げし集結し無ければ、国の繁栄は有りえません。人口が少ないからフットワークが軽い、変え易いと云う部分もありますよね。
 でも同時に、行動に移す力、チャレンジする意思は凄く有るし、上手く行か無ければ又別の遣り方を試せば好いと云う、失敗に対する社会の寛容さもあります。元々貧しい国だったから、メンツの様な変な拘りも無く、まとまる事が出来るのかも知れません」


 勿論そうした変化には、社会だけで無く個人の意識も大きく影響して居ます。両国の女性の有り方を見て来た堀内さんが日本人女性に感じるのは「女性だから」「妻だから」「母親だから」と云う役割に強く縛られ、そこから自由に為れ無いメンタリティだと云います。

 「私は仕事の時でも、普通にノーメイクな事もあるんですが、日本の友達に『信じられ無い、それって失礼だよ』と言われる事も、誰に対して失礼なの?と思うんですが(笑)
 勿論、楽しみとしての化粧はフィンランド人もするんですよ。でも、それも自分のしたい様にすれば好いんじゃ無い?って。女性だからキレイに、妻だから仕事も家事もチャンと、母親だから子供の為にアレモコレも・・・日本人女性には遣らナキャと思うものが余りに多過ぎるし、同時にそれを他者にも強いる様な視線があるんですよね。『なんでアノ人アアなの?』何て言って、モッと楽に為れば好いのになと思います」

 フィンランドを訪れた或る日本企業の女性幹部候補生が「男女平等を実現するにはどうしたら好いですか?」と尋ねると、当地の女性の答えは「与えられたチャンスを必ずモノにする事」だったらしい。
 最近話題のインポスター症候群(自分の評価や成功を内面的に肯定出来ず、自分はそれに対し無いと過小評価する傾向)は、只社会や環境に刷り込まれたものかも知れないと、堀内さんは考えて居る。


 「フィンランドでは、学校の成績は女性の方が男性より遥かに良いと云う統計も出て居て、女性が男性より劣ってるとはソモソモ思って居ません。私が通って居た大学の女性学長は、好く言われる女性は理系が苦手と云うのも、母親が繰り返す数学が苦手と云う言葉が刷り込まれてしまうのだと言って居ました。もし母親が『ITやエンジニアリング等の幅広い分野にも進める』と勇気付ければ、娘はスンナリとソチラに進んで行けると。
 実はフィンランド人は男女共に褒められる事が苦手で、持ち上げられると『……』と為ってしまうんです(笑)でも仕事上のポジションをオファーされて『嫌、私ごときが』何て事を言う人は居ません。チャンスはキャリアを認められた人にしか訪れ無いものだし、遣れるかどうかは遣ってみないと判らない。
 只自信を持って引き受ける為には、環境を整える事も大事ですよね。仕事に24時間捧げるべきと云う今の状況では、オファーされても『それはチョット…』と思ってしまうのは当たり前。そこを変えて行く事は、日本の社会全体の幸せの為にも好い事なんじゃないかなと思います」


 <書籍紹介>>『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』 堀内 都喜子 著 ポプラ社

 世界最年少34歳の女性首相誕生で注目のフィンランド! 有休消化100%、1人当たりのGDP日本の1.25倍、在宅勤務3割、夏休みは1カ月。2年連続で幸福度1位と為ったフィンランドは、仕事も休みも大切にする。ヘルシンキ市は、ヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれる一方で、2019年にワークライフバランスで世界1位と為った。
 効率好く働く為にも確り休むフィンランド人は、仕事も、家庭も、趣味も、勉強も、何にでも貪欲。でも、睡眠は7時間半以上。遣りたい事を遣りつつも「ゆとり」のあるフィンランド流の働き方&生き方の秘訣を紐解きます。


 取材・文 渥美志保  撮影・構成/川端里恵(編集部) 渥美 志保    以上









 【管理人のひとこと】

 色々な政治・経済の国際的指標で、フィンランドはトップか、又はそれに近い常に上位に位置して居る理想的な国家の一つに挙げられる。北欧の代表的先進的国家なのだろう。現在まで3代もの女性首相が現れる女性が活躍する国でもある。この文章では以前は貧しい国だった・・・と、あるが、どの様にして豊かな国に為ったのかが一番に興味が湧く。

 恐らく、人口が少ない小規模な国家だから、一人が数人分の仕事を熟すことが自然に求められた結果、男女を問わず働き、その為の社会制度を整えて行く・・・その熱意と努力が在りその結果、生産性の高いものが生き残って行く・・・それが、経済的効率・政治的効率の高い今のフィンランドに為ったのではなかろうかと推測する。
 半面我が国は、遂最近までは女性の殆どが専業主婦であったり、外に働きに出ても短時間のパートが主で、貰う所得も限られて居た。最近のデフレの状況に為って「共働き」が普通の状況に為ったが、結婚もせず働く女性は限られた存在だった訳だ。人口の多かった我が国には、外に出て働くのは、一家の主人であった男の専業で、それで国も廻って居たのだ。決してその当時は、豊かで贅沢な生活は出来なかったにしろ、現在よりは夢も希望もある生活だった様に記憶する。

 今では生産性で指摘されると先進国で最低のランクに位置する程貧しい国に為ったのだが、国・政治が昔のママの「世界の経済大国」との認識に囚われ、現状を真剣に見詰めて居ない・・・意識の変革が出来ない人達が政治をコントロールし続ける不幸が続いて居る。
 そこには、現実や国民の見詰める視線と、為政者の視線が交わらぬ不幸が存在する。そして、それを知ら無いのがその為政者を選択してしまう多くの国民の存在だ。「俺は何も知ら無いし努力も嫌いだ。けど、国民が選択したのだから・・・」と為政者はナンの学習もせず努力もしない。詰まら無い失策を繰り返すだけだが、多くの国民は「他に人も居ないから・・・」と薄ら笑いを浮かべて見逃し見過ごして済まそうとする。
 ジリジリと世界から取り残されて行く、この様な国に、世界中の神様が仮に出雲に集まっても、どの様なご利益を授けようと考えるだろうか。自業自得だと突き放されるだけだ。どうすべきかは、先ずは己から、自分から変わら無くては人から言われても変われ無い。現状を正確に分析し理解するには、このブログの様な色々なものから、他から刺激を貰わ無くては為ら無い。

 政治の失策を笑うのでは無く、政府のこの様な素晴らしい政策で我が国は心から豊かな国に為った・・・と心底政治を称える国にするのは、偏に私達国民の責務でもある。







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