個人投資家による稼げるニュース解説

いよいよ投票日、最後の金曜日になりました。
各地では週末すごい舌戦が繰り広げられるでしょう。
それこそ当選ぎりぎりラインの議員は寝る間も惜しんで走りまわるでしょうね。

さて本題ですが、民進党議員はなぜ全員希望の党、或いは無所属で選挙に出ることになったのでしょうか？

�@当選しやすいから

まずはこれにつきます。
今の民進党のネームバリューはマイナスの作用しかせず、
極端な話、「受かる候補も受からない」状態なのです。
前原新代表は議席の大幅減の可能性を見越して、希望の党から公認してもらうことで、生き延びる議員を増やそうとしたのです。

じゃあ民進党を解散して、好きにすればいいじゃん？

その通り。建前では政策の方向性が同じだからという理由で希望の党から立候補しているのですが、実際は民進党と希望の党では全く、180度政策は違います。
憲法改正・安保法制・経済政策・・・民進党時代に全く違う主張をしていたメンバーが、
あたかも同じだ！みたいな顔をして並んでいます。
つくづく当選のためなら何でもする、というよりはなから思想などないのではないかと疑いたくなります。



ずばり、金と人です。
民進党には実は旧民主党時代から築いてきた金と人があるのです。
金はわかりやすいと思うのですが、実は大事なことは人なのです。
民進党には党本部のスタッフを大勢抱えています。
この人たちはいわゆる選挙のプロで、後援者へのフォローや、議員のマネジメント、マスコミ対策等
スキルと経験のある人たちなんです。

こういったプロのスタッフをたくさん抱えているのは、
自民党、公明党、共産党、民進党くらいでしょう。

解党してしまうと、この貯めこんでいる金と人という大きなリソースを手放すことになるのです。
これは一朝一夕でできることではないので、必ず死守したいと党幹部は考えました。

その結論が政党は残して、議員は放出する。です。





しかし議員は考えます。

甘い汁は吸いたい。

そこで、法律で許されている、党変更をするのです。
現在、倫理的にどうかと思いますが、小選挙区、比例代表問わず、
当選した議員の転党は法律では認められているのです。

したがって、希望の党で公認され、当選した議員は、
できたばかりの金もスキルもない党からはおさらばして、
元の民進党に戻ります。
何事もなかったかのように。おそらく何かにつけて小池さんのやり方についていけない、
党の考え方がおかしいと主張するでしょう。

そしてまた集まった生き残ったメンバーで政党を運営します。
しかも邪魔者だけを排除できる形になるので、前原氏は政党運営により求心力を増すでしょう。




戻らないメンバーも現れます。
主に民進党を離れ無所属からでる人たちで、比較的ベテラン議員が多いです。
希望の党に入らなくても当選できる自信のある人たちですね。

で、彼らはベテランなので、こう考えます。

「もっとも待遇のいい党はどこか？」

そうです、無所属で当選すればあとはなんとでも理由をつけて、
勝ち馬に乗ることができるのです。

最も考えられるケースは、年内に政党、会派を作り、来年の1月1日を迎え、
政党助成金をもらう権利を得るということでしょう。

すると居心地は良い、金はもらえる、しかも野党なので責められることはない、
サラリーマンからしたら夢のような暮らしが待っているのです。

もっとタチが悪くなると、政党助成金をもらってしばらく活動したのち、
離党をして、大きな政党に合流し、権力まで手に入れるというパターンです。

政治家というのはこうして居場所を探しているんですね。

今日10月20日の記事ですが、必ず記憶しておいてくださいね。
来年の春頃、上記の現象が起こっているでしょう。


今日は政治の話ばかりでつまらないですね。。

日経平均は昨日13日連続上昇という投資家にとっては素晴らしい状況です。
だって、日経平均連動型だけ買っておけば勝手に資産が増えるんですよ。

まだまだ波はありますが、2019年までは右肩あがりが予測されます。
あと２年、全力で投資の勉強をして、一生分を２年で稼いでしまいましょう！！
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投資は勉強時間に比例して成功します。

これだけは忘れずに☆