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2016年02月18日

おばけやしきへようこそ!

160217_2129~01.jpg


キッキ・ストリード 作  エヴァ・エリクソン 絵  オスターグレン晴子 訳
全国学校図書館協議会選定・日本図書館協会選定
「おばけやしきへようこそ!」

をご紹介します。

お父さんお母さんと
はぐれてしまった主人公の女の子が
やってきたのが
魔女に、ゆうれいに、怪物たちが暮らす
おばけやしき。

こわい話が大好きな子どもたちが、
どきどきしながら身を乗り出して
聞いてくれそうナ、
ユーモアあふれる、楽しい物語です。

おばけやしきへようこそ! [ キッキ・ストリード ]


感想(14件)




前半は、
きみわるい魔女や、こわい怪物たちが出て来ますので、

そのセリフは、
ぶきみな感じや、こわ〜い感じで言うほうが盛り上がります。

それにたいして、
冷静な、というか
おちつきはらった女の子の応対が
すごくおもしろい物語なので、

そのキャラクターのちがいを
はっきりと演じ分けたほうが、
わかりやすくなって、
おもしろさもハッキリしてきます。


160217_2127~02.jpg


いかにも外国の絵本らしい、
独特のタッチの絵が
物語の世界をつたえてくれていますので、

意識して、
ゆっくり絵を見せてあげるようにしながら、
ページをめくっていくと良いかと思います。

先の記事で、
絵が見えないと、絵本の魅力は半分以下になる、
と書きましたが、

それは決して、
テキストの力を少なく見ているということではなく、

絵本は、
ものがたりと絵が合わさることによって、
それぞれを足したもの以上になっている、
という意味で申し上げています。

絵とものがたりが合わさり
相乗効果を発揮しあうことによって、
すごく大きな世界が広がっているのが、
絵本なのです。


160217_2127~01.jpg


この作品は、
ページいっぱいに描かれた絵と、
余白をたっぷりのこして描かれた絵が、
絶妙なバランスで組み合わされていて、

ハッピーエンドな物語の読後には、
ふんわりこころもあったかくなる。

すごく良くできているナと感心させられます。

◇ わたしがこの絵本を読み語りするのにかかる時間は・・・・11分です


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水上猛之
劇作家/映画監督/2009年より劇団ミロ主宰。泉鏡花作品の現代語訳とその「読み語り」をライフワークとし、定期公演「怪譚会」(かいだんかい)を主催する。「読み語り」では各分野のアーティストとのコラボ上演も多数。鏡花作品を通じて金沢の魅力を発信するユニット「鏡花スタイル」においてはストーリーテラーをつとめる。脚本・演出を手掛けた「絆〜もう一度あの場所で」が、第50回全国青年大会 演劇部門 最優秀賞受賞(最優秀舞台美術賞も同時受賞)。2012年、映画『珠洲のジイちゃん』製作・監督・脚本。現在もトークショーやワークショップと組み合わせた各種上映活動を好評展開中。また、映画文化を基軸としたふるさと振興を活動目的とする団体「銀幕会スズ」代表として「すず里山里海映画祭」を2013年より主催している。2016年より「えほんの読み語り」の活動を開始、保護者のためのおやすみ絵本ワークショップ、読み聞かせボランティアのためのワークショップ等も各地で開催中☆
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