2016年02月13日
幸福の王子
オスカー・ワイルド 原作 曽根綾子 訳 建石修志 画
「幸福の王子」
をご紹介します。
ある町に建てられた「幸福の王子」という名の銅像と、
一羽のツバメが織りなすせつない物語です。
どんな物語?
と思う人も、話を聞けば
「あー、その物語、聞いたことある!」
と、きっとお思いになる、有名なお話です。
読み聞かせの場合では、本を開いて
絵を子どもたちなど、お客様のほうに向けて
読み手は横を向いて読む、という形が多いのかナと思います。
絵本は、絵が見れないと作品の魅力は半分以下ですし、
特にきれいな挿絵の本は、できるだけ絵も見せたいと思いますよネ。
この作品は、厳密に言うと「絵本」ではないので
絵も小さいため、数人のお客様に、
近い距離で見ていただくほうが良いかナと思います。
読む上でのポイントとしては、
外国の景色について語られる場面がおおく、
その光景は、挿絵で描かれていないので、
読み手の力で、その景色を伝える必要があります。
ですので、
作品中に出て来るキーワード、
動物や、人などについて、
どういう見た目をして、どういう生態の動物なのかということや
人や建物、地名については、
どういう外観をしているのかなどを調べて、
自分が読んでいるときに、
その光景や形などを、ハッキリと思い描きながら
読み、伝えることが重要になります。
情景の全てが伝わらなくても、
そういう姿勢で臨んだならば、
大事なこと、肝心なことは、
聞いてくださっているお客様・・
それがたとえ子どもたちであっても
案外しっかりと伝わっているものなのです。
しっかり聞いてくれそうな年齢ということならば、
対象は小学校高学年以上かナ
と思いますが、小さい子たちも小さい子なりに
その子たちの感性で受けとめてくれそうな気もします。
読み手の力量が重要でしょうネ。
◇ わたしがこの絵本を読み語りするのにかかる時間は・・・・25分です
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